
サンロックンロールは、東北優駿では強敵リケアカプチーノに7馬身差をつけられての2着だったが、唯一食い下がったというレースぶりはこの馬だけ。3着ユウユウコラソンには9馬身差がついていた。マイル以下を使われてきた馬も少なくないなかで、1800メートルの距離もサンロックンロールにとっては能力を発揮できる舞台。
リュウノナポレオンは南関東では勝ち星こそなかったものの2着2回、3着3回と好走は多数。転入後は6戦3勝、2着2回。重賞初挑戦だったウイナーカップでは4コーナー後方から直線大外一気に差し切った。1800メートルの距離は未知数だが、逃げ、差し、追い込みと脚質は自在なだけに距離延長にも対応できそう。
ユウユウコラソンは2歳時にもネクストスター盛岡3着、若駒賞2着など重賞で好走があり、冬期の南関東一時移籍でさらに力をつけたと。復帰初戦のネクストスター北日本(11着)は強力北海道勢が上位6着までを占めるレベルの高いもので度外視としてよさそう。その後、3連勝でイーハトーブマイルを勝利。続く東北優駿は前述のとおりサンロックンロールに差を付けられての3着だったが、リケアカプチーノに真っ向勝負を挑んでの結果。その着差ほどの能力差はなさそう。
タカマキファイブは2歳時は1勝を挙げたのみで、3月のシーズン再開後も着外が続いたものの、ここ5戦で2勝を含めすべて4着以内と上昇気配。
キングミニスターは2歳時に北海道所属として盛岡・ジュニアグランプリを勝利。大井を経由して転入後3戦連続3着だが、門別でのデビュー戦では1700メートル戦を勝っているだけに、距離延長がプラスになれば。
コックリサンは中央未勝利から転入してここまで4勝。一気の相手強化だが、連下争いなら。
◎7サンロックンロール
◯3リュウノナポレオン
▲12ユウユウコラソン
△10タカマキファイブ
△11キングミニスター
△4コックリサン
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