NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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兵庫に戻っても精彩を欠いていたラッキードリームだが、園田金盃では果敢にハナをとって直線を向いても先頭。オディロン、オケマルには交わされたものの3着に踏ん張った。オケマルは名古屋大賞典JpnIIIにエントリーしたが出走取り消し、オディロンは見事高知県知事賞を制した。今回、強敵不在となって状態上向きなら復活の勝利も期待できる。
このレース連覇を狙うのがインベルシオン。一昨年中央3勝クラスから転入して、ここまで7戦すべて3着以内。昨年は早め先頭からマルカイグアスを振り切っての完勝だった。10カ月ぶりの復帰戦となった前走師走特別はベラジオウマムスコにクビ差及ばなかったものの、そこを叩いての上昇があれば連覇も期待できる。
そのベラジオウマムスコは、2023年3歳時の園田オータムトロフィー(9着)以来の重賞挑戦となるが、堅実にクラスを上げ、ここに来てA級特別を連勝。力をつけている。
ナムラタタは、8月の摂津盃では9番人気という低評価ながら後方追走から直線大外を豪快に差し切った。続いて笠松に遠征したオータムカップでも2着。園田金盃は11着だが、冒頭のとおり、今回強敵不在なら再び上位争いもできそう。
その摂津盃で、3コーナーから直線先頭に立っていたのがエイシンレジューム。今回はそれ以来4カ月半ぶりの実戦で能力を発揮できるかどうか。
南関東オープンから転入3戦目のヘラルドバローズも上位争いなら。
◎4ラッキードリーム
◯6インベルシオン
▲12ベラジオウマムスコ
△5ナムラタタ
△2エイシンレジューム
△7ヘラルドバローズ
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ばんえいの古馬重賞全制覇がかかるメムロボブサップ。帯広記念は5年連続の出走で、過去4回は9、2、2、2着。重量はいずれの年も930kgだった。シーズン中に賞金を稼いでいたためで、今年はここを獲るためわずかに3戦したのみ。その中でばんえいグランプリで5連覇を達成した。別定10kg増のみの900kgなら負けられない一戦だ。
相手筆頭は、昨年の帯広記念で8歳にして重賞初制覇を果たしたコウテイ。今シーズン勝ち星がないものの、もともとそういうタイプで、しかしここに来て調子を上げてきた。昨年は900kg。今年は別定増量のない890kgなら好勝負も期待できる。
古馬重賞で堅実に結果を残すようになったクリスタルコルドも900kgなら馬券圏内。
キングフェスタは910kgで持ち前のスピードが生かせるかどうか。
北見記念を制したタカラキングダムだが、重量に恵まれた面はあり、910kgのここでは厳しい。
ただメムロボブサップの頭固定でいいかというと、そこはばんえい競馬。コウテイを軸にちょっとひねった馬券も買ってみたい。
◎2メムロボブサップ
◯1コウテイ
▲4クリスタルコルド
△5キングフェスタ
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昨年はヒロシクンが単独先頭で直線を向いたが、ゴール前ガラリ一変。うしろから来た3頭横一線のゴールとなって、勝ったのは6番人気のライアン。ヒロシクンは4着で、地方馬同士では初の敗戦となった。そのヒロシクンは、地方馬同士ならマイル戦では6戦全勝だが、2000メートルとなるとやや不安を残す。
となれば、本命はみちのく大賞典で3歳ながら、そのヒロシクンをハナ差で競り落としたリケアカプチーノだろう。長距離2戦は取りこぼしたが、2000メートルに戻ってあらためて岩手最強を示す。3歳年末でも、みちのく大賞典と同じく古馬より2キロ軽い55キロは有利だ。
相手には北上川大賞典連覇のサクラトップキッド。前年の同レース以来1年ぶりの勝ち星だったが、逃げてリケアカプチーノを寄せ付けず4馬身差の勝利で充実ぶりを見せた。今年印象的だったのはマーキュリーカップJpnIIIで、勝ったカズタンジャーには離されたものの、4コーナーではまだ離れた6番手という位置から直線伸びを見せ、地方馬最先着の4着に入った。今回はおそらくヒロシクンの単騎先行になるだろうが、2000メートルの距離でその末脚をどこまで生かせるか。
ヒロシクンは、マイペースの逃げで昨年の雪辱なるかどうか。
展開が紛れれば再びライアンの出番もありそう。B1級を連勝中のカナオールウェイズがこのメンバーを相手にどこまでやれるか。
◎4リケアカプチーノ
◯2サクラトップキッド
▲3ヒロシクン
△6ライアン
△8カナオールウェイズ
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今年から兵庫・佐賀との交流となったが、遠征してきたのは兵庫のオディロン1頭。2000万円の1着賞金は魅力だが、最近はどこも賞金がよくなって、年末年始は地元の大レースを狙う馬が多いのかもしれない。
しかしながら、近年は全国区で活躍するスターホースが多い高知にあって、地元の重賞勝ち馬は短距離のダノンジャスティスだけで、それも掲示板外が続いているという近況。であればオディロンが断然。中央オープンから移籍して5戦オール連対。そのうち重賞2勝。中央時代から通じて実績が1800メートル以上ということであれば初めての高知でも能力を発揮する。
地元馬は前述のとおり混戦といえるメンバーだが、中央オープンから転入して着実にクラスを上げてきているアルドーレに期待する。中央では東京2100メートルのブリリアントステーク勝ちという実績。赤岡騎手は、近4年で1・2・3着が各1回。21年は7番人気のグリードパルフェで勝利。22年はそのグリードパルフェで3番人気3着。昨年は4番人気ロッキーサンダーで2着と、人気がなくても確実に上位に来ている。
オディロン、ダノンジャスティス以外で重賞実績上位はエクセレントタイム。今年、二十四万石賞4着、珊瑚冠賞2着、黒潮マイルチャンピオンシップ2着。プリフロオールイン、ユメノホノオというトップホース相手でも差は1秒以内だった。中央では芝長距離での実績だっただけに距離もこなせる。
そのほか、黒潮マイルチャンピオンシップでエクセレントタイムに次ぐ3着だったウインヴェルデ、8月に園田遠征の1870メートル戦で圧勝したタマモマスラオ、中央3勝クラスから転入して6戦オール3着以内のビオグラフィアらも争覇圏。
◎5オディロン
◯12アルドーレ
▲4エクセレントタイム
△11ウインヴェルデ
△7タマモマスラオ
△1ビオグラフィア
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ゴッドフェンサーは、ネクストスター園田はやや離されての4着だったが、続く前走1700メートルの特別戦では、3コーナーから競り合いとなったサザンウォリアーをゴール前で突き放し、1700メートル戦で2戦2勝とした。その勝ちタイム1分54秒8はメンバー中最速の持ちタイム。一昨年の勝ち馬マルカイグアス、昨年のオケマルの勝ちタイムはともに良馬場で1分54秒0だった。3歳以降、チャンピオン級の活躍をしているこの2頭に続く活躍を見せることができるかどうか。ここまで5戦、ゴッドフェンサーの手綱をとってきた吉村智洋騎手が高知県知事賞遠征で不在となっての鞍上は、今年200をゆうに超える勝利で兵庫リーディングを確定的にしている小牧太騎手。最後の重賞を勝利で締めくくるかどうか。
リーガルタイムは、兵庫ジュベナイルカップ、ネクストスター園田で、のちに兵庫ジュニアグランプリJpnIIで4着に好走するエイシンイワハシルの2着。今回、初めての1700メートルに対応できれば、能力は上位。
サザンウォリアーはここまで5戦して2勝、2着2回。連対を外したのはネクストスター園田での5着だけで、前走初めての1700メートル戦でゴッドフェンサーに2馬身差の2着。ここでも上位を狙える。
シェナマックスは、デビュー戦こそ差のある4着だったが、その後の8戦はすべて3着以内で、しかも勝ち馬とは1秒以内の差。前走はゴッドフェンサー、サザンウォリアーに続く3着だが、ここ4戦連続で1700メートル戦に出走して2勝を挙げているという距離実績は見逃せない。
ポアゾンポレスター、アングレは、スローの逃げに持ち込めれば粘り込む場面はありそう。
◎1ゴッドフェンサー
◯10リーガルタイム
▲4サザンウォリアー
△2シェナマックス
△8ポアゾンポレスター
△9アングレ
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