
連勝中で高知では重賞初挑戦という新興勢力が3頭いるなかで、マイネルシトラスの前走A-1選抜(ターコイズ特別)は、内目の3番枠でも控えて3番手を追走すると、4コーナーで前をとらえるのも楽だったし、直線では軽く追われただけで後続を突き放して最後は抑える余裕があった。その時期続いていた乾いた良馬場で1分30秒5。それが余裕があってマークしたタイムだけに、重賞でも勝負になりそう。
プリフロオールインはいよいよ古馬初対戦。前走園田に遠征した楠賞で10着という、デビュー以来初めて惨敗の影響がどうか。高知1400メートルでは黒潮皐月賞を1分29秒4(稍重)という、その時期の3歳戦としては好タイムで走っている。今後、どんな距離を狙っていくのか、古馬の重賞戦線へ向けて試金石の一戦。
トゥルーバローズは南関東A2から転入して順調にクラスを上げ、ここにきてA-2戦、A-1特別と連勝。その前走は、直線軽く追われただけで後続を寄せ付けず楽に逃げ切った。ロードカナロア×ディープインパクトという良血が高知の重賞でどんな活躍を見せるか。
黒潮マイルチャンピオンシップで、向正面からまくって重賞初制覇が5馬身差圧勝というグラティアスグー、同じく内をうまく立ち回って3着だったバリチューロらは押し出される形で△まで。
B級の準重賞まで連勝のメイショウウズマサは中央ではダートオープン勝ちの実績だけに軽くは扱えない。
◎3マイネルシトラス
◯8プリフロオールイン
▲11トゥルーバローズ
△7グラティアスグー
△6バリチューロ
△12メイショウウズマサ
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デビューから3連勝と底を見せていないカワテンマックス。重賞初挑戦となった前走ゴールドウィング賞では、好位で構え3コーナー過ぎで先頭に立って押し切る堂々のレースぶり。重賞に出走している馬たちとはそのゴールドウィング賞で勝負付けが済んでおり、これといった新興勢力もいないメンバーでは4連勝濃厚といえそうだ。
ゴールドウィング賞でゴール前、唯一カワテンマックスに迫ったのがアップショウグン。3コーナーからまくって直線末脚勝負という脚質ゆえ展開次第という面もありそうだが、続く前走1番人気に支持された弥富記念では2着に4馬身差をつける完勝。ペースや展開次第で逆転があるとすればこの馬。
ページェントは前走ライデンリーダー記念ではスタートで後手を踏んで後方からとなったが、3コーナーから一気にまくって直線馬場の真ん中を突き抜けた。ゴールドウィング賞では前に馬を置いて前半行きたがるような面があり、そのぶん直線で伸びを欠いた。それらのレースぶりから適距離は1400/1500メートルあたりまでのようで、距離への対応がカギとなりそう。
ラブミーチャン記念を制したエバーシンスだが、その後、ゴールドウィング賞ではスタートでタイミングが合わず最後方からとなり、ライデンリーダー記念でも伸び上がるようなスタートで中団からとなって、道中でも折り合いに苦労するような面があって見せ場をつくれず。気性面が改善されれば上位の能力はありそう。
門別2勝から転入してゴールドウィング賞7着だったノリノリブリランテ、門別1勝から転入して特別戦2戦とも好走したアキヨシパワーらも上積みがあれば好走が期待できそう。
◎8カワテンマックス
◯12アップショウグン
▲9ページェント
△2エバーシンス
△1ノリノリブリランテ
△7アキヨシパワー
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南関東でも牝馬限定の準重賞で好走経験があるサンオークレア。その後、昨年門別では重賞のみ4戦して2勝。JpnIIIのブリーダーズゴールドカップでも4着に健闘した。距離適性面でも1600-2000メートルを中心に結果を残しており、今回は3カ月ぶりの実戦で園田初戦となるが、鞍上には北海道で主戦だった石川倭騎手を期間限定騎乗中の佐賀から呼んでという万全の態勢で臨む。
このレース連覇を賭けて臨むのがスマイルミーシャ。その後勝ち星から遠ざかっているとはいえ、大きな着順はダートグレードや牡馬一線級との対戦。秋の兵庫クイーンカップでは、歴史的な重賞25勝目となったハクサンアマゾネスに唯一食い下がっての2着で、そのときの走りができれば連覇の可能性はおおいにありそう。
格上挑戦で重賞初挑戦となるラヴィアンだが、ここまで13戦11勝、2着2回と底を見せていない。1400メートルを中心に使われ、中距離は1700メートルを一度使われただけで、今回は距離への挑戦ともなる。
メロディメーカーもB級からの格上挑戦。昨年3歳時の重賞では兵庫優駿4着が最高の成績だが、勝ち馬から差をつけられてのもので、古馬との対戦となるとタイム的にもやや見劣る。ただここ3戦で確実に力をつけており、距離に対応できれば上位争いも。
昨年のこのレースで2着だったクリノメガミエース、昨年9月に久々の勝利を挙げ4カ月ぶりの実戦となるアキュートガールらも能力を発揮できる状態であれば上位を狙える。
◎12サンオークレア
◯11スマイルミーシャ
▲2ラヴィアン
△4メロディメーカー
△6クリノメガミエース
△7アキュートガール
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高知のイモータルスモークが今度は佐賀を狙ってきた。南関東オープンから高知に移籍後、C3級を連勝のあとは遠征を続け、6戦1勝、2着3回。連対を外した2回は、習志野きらっとスプリントはさすがにメンバーのレベルが高く、それでも5着ならむしろ評価できる。ベイスプリント5着は、内の砂が重い名古屋コースの920メートル戦で3番枠では最後まで外に持ち出すことができず、直線を向いて一旦は先頭に立ったものの、ゴール前で外を伸びた馬たちに一気に交わされた。園田チャレンジカップで重賞初制覇となった大山龍太郎騎手がその後も鞍上を任され、笠松グランプリのクビ差2着も相手を考えれば大健闘といえる。大山騎手にとってはさらなる飛躍のチャンスだ。
ホウオウスクラムで田中守厩舎がワンツーを狙う。サマーチャンピオンJpnIIIの4着好走は52キロというハンデにも恵まれたが、それでも中央馬相手に勝ち馬からコンマ8秒差は能力の高さを示した。JBCスプリントJpnIは9着だったが、勝ち馬から1秒3差。今回はそのときより1キロ軽い定量56キロなら、10歳でも能力的にヒケをとらない。
地元の期待はウインターチャンピオンを4馬身差で圧勝したダイリンウルフ。北海道所属時の主戦で、期間限定騎乗中の石川倭騎手のレースぶりにも期待だ。
カジノフォンテンは3年半ほど勝ち星から遠ざかり、明けて9歳。昨年は5着が最高という成績だったが、前走浦和のゴールドカップは着順こそ7着だが、勝ち馬とコンマ6秒差なら、ここで勝負になる可能性はある。さらなる距離短縮がプラスとでるかどうか。
10月に佐賀オータムスプリントを制したロードミッドナイト、重賞で上位安定の兵庫スマイルサルファー、吉野ヶ里記念を制し、サマーチャンピオンJpnIIIで5着だったテイエムフェローなど、相手は絞りきれない。
◎10イモータルスモーク
◯3ホウオウスクラム
▲7ダイリンウルフ
△5カジノフォンテン
△1ロードミッドナイト
△6スマイルサルファー
△8テイエムフェロー
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ムーンオブザエースはネクストスター佐賀では8番人気ながら2着。2番手から1番人気のミトノドリームがまくってきても、直線入口まで食い下がった。そして前走では2歳-2組戦ではあるものの、2番手から直線抜け出しての勝利。2着馬には1馬身差まで迫られたが余裕はあった。その勝ちタイム1400メートル=1分30秒6は、重馬場とはいえメンバーの持ちタイムで最速。スタートでやや出遅れて最後方からとなった3走前以外は逃げるか2番手追走から安定して結果を残し、デビューから6戦オール連対。今回は距離延長でどんなレースを見せるか。
カペラ賞2着、ネクストスター佐賀3着と重賞で上位争いがアオイノユメ。今回と同じ1750メートルのベテルギウス特別では4頭立ての離れた最後方からまくって直線一気に伸び、ゴール前3頭接戦の2着に好走。遠征馬相手のフォーマルハウト賞でも崩れることなく4着。距離経験も生かしての好走が期待できそう。
ベテルギウス特別で3頭接戦を制したのがハクアイアシスト。フォーマルハウト賞でもアオイノユメに先着(3着)しており、ここ2走に限れば実績ではこちらが上位。
ロトファイターはデビューから2連勝だが、今回は距離延長に加え、メンバーのレベルも一気に上がって、それらに対応できるかどうか。
ここ2走は勝ちきれないながら好走を見せているゴーオールザウェイ、ここ2戦がさっぱりだがカペラ賞の勝ち馬ポリスヴィークルらも警戒したい。
◎5ムーンオブザエース
○1アオイノユメ
▲12ハクアイアシスト
△7ロトファイター
△10ゴーオールザウェイ
△4ポリスヴィークル
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