NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
佐賀記念JpnIIIは中央馬が圧倒的に強いレースで、昨年高知のシンメデージーが2着に入ったが、地方馬が馬券圏内に入ったのは2008年に兵庫のチャンストウライが勝って以来のことだった。佐賀のダートグレードで実績のあるアラジンバローズがいるとはいえ9歳。果たして今年は。
期待するのは5歳ではあるものの新興勢力といえるカゼノランナー。2走前のブラジルCは、先行勢総崩れという流れに巻き込まれたうえに、直線で前が壁になったり狭くなったりで完全に行き場をなくしてしまった。その不運な敗戦を度外視とすれば、2勝クラス、3勝クラス、そして前走オープンと順調に勝ち上がってきた。不得手と言われていた右回りも前走中山で克服。今回は地方の小回りの右回りで能力を発揮できるかどうか。
カズタンジャーは、重賞初挑戦だったマーキュリーカップJpnIIIは、前が競り合ってのハイペースで長く使える末脚を発揮したが、続く白山大賞典JpnIIIは大逃げのジャスパーロブストがそのまま逃げ切ったことで末脚不発。前走名古屋大賞典は不良馬場のレコード決着でアピーリングルックとの追い比べに屈したが、4キロの斤量差はさすがに大きかった。展開次第の面はあるが、能力が高いことは間違いない。地元とも言える鞍上・川田騎手のレース運びにも注目だ。
連覇を狙うメイショウフンジンは、1年近く大きな着差での敗戦が続いているが、特にここ2戦の中央のレースは、62キロ、58.5キロという斤量を背負って自分の形にも持ち込めていないだけに度外視としていいだろう。57キロなら過去にたびたび好走があり、今回は競りかけてくるような先行タイプもいないだけに、マイペースで逃げられれば粘り込む場面も十分ありそう。ただ脚質の違いからカズタンジャーとの両立はなさそう。
デルマソトガケは、前走名古屋大賞典では3〜4コーナーの勝負どころで前5頭集団の中にいたが、直線では2着カズタンジャーに離されて2馬身半差。そのときより1キロ軽い58キロだが、カズタンジャーも同じく1キロ減で相対的な斤量差は同じ。逆転まではどうだろう。
ユメノホノオは2度の韓国遠征を経験したが、国内での遠征は初めて。中央馬とは初対戦だけに連下の押さえまで。オケマルもまだ中央馬との厳しいレースを経験しておらず、勝ち負けまではどうだろう。
◎11カゼノランナー
◯6カズタンジャー
▲5メイショウフンジン
△8デルマソトガケ
△1ユメノホノオ
△12オケマル
佐賀記念の出走表はこちら
