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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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2020年の盛岡開催最終日 ラストはウインアライバルが締めくくる!

 11月23日に行われた今季の盛岡開催最後の重賞『絆カップ』は1番人気ヒガシウィルウィンが優勝。岩手転入後二つ目の重賞タイトルを獲得しました。

201123-640.jpg

 1番人気ヒガシウィルウィン、2番人気ランガディア、そして3番人気はパンプキンズ。そのパンプキンズが逃げるところまでは想定通りだったでしょうが、かなりのスローペースの逃げだったのは想定外だったかもしれません。
 思わぬスローペースに折り合いに苦心するヒガシウィルウィン。ランガディアも中団で馬群に包まれ思うように動けません。
 4コーナーで先頭に立ったヒガシウィルウィンをランガディアも懸命に追い上げますが、上がり勝負で同じ脚色では差は縮まらず、2馬身の差を付けたままヒガシウィルウィンが先着しました。
 同馬は南部杯こそ8着に終わりましたが準重賞・すずらん賞、重賞の青藍賞と絆カップと地元馬には負け無しの成績。次走となる予定の桐花賞まで一気に突き進むか?期待は一層大きくなりました。



 今日11月24日は今シーズンの盛岡競馬の最終日。通算11開催、7月以降の実質半年間続いた盛岡開催もラストとなります。季節は秋を過ぎすっかり冬の寒さが迫ってきていますが、今季最後の盛岡競馬を忘れずにお楽しみください。
 さて今日のメインレースは第12R、A級一組ダート1800mの『2020盛岡ファイナル特別』。本命は、(5)ウインアライバルを採りました。
 6月の転入後は初戦こそ大敗を喫したものの2戦目からは安定した走りを見せ始め、A級に上がってからも距離問わず堅実な戦いを続けています。A級では二走前が初白星になりましたが、勝ち馬との差は継続して詰めてきており、A級での相手関係にもすっかり慣れたと判断して良いでしょう。
 今回のカギは1800mの距離。四走前に敗戦しており、実際マイルくらいの距離が戦いやすそうな走りをするタイプだとも感じますが、JRA時代には中距離を主戦場にしており距離不得手と決めるにはまだ早いでしょう。またその四走前はスローペースにハマった面もありました。走りが安定している今なら1800mでも勝ち負けを争ってくれるとみます。

 対抗は(4)アドマイヤメテオ。マーキュリーカップ以外はそれほど崩れてはおらずむしろ常に好走しているのですが、昨年の今頃ほどの存在感は・・・というのが正直なところ。しかし、過去の戦績を見ると寒くなった頃から調子が上がっていくタイプに思えます。そんな時期ならばもう一段階上の走りが引き出されるかも。
 ▲は(7)ユイノムサシ。典型的な先行タイプということなのか逃げ切れるか捕まって大敗するかは展開次第。しかし中団あたりからの差しタイプが多いここなら自分の形に持ち込めるパターンに警戒が必要。

 (2)アドマイヤテンも勝ち負けの差が大きい近走ですがこの馬も展開次第なのでしょう。距離はこなしているだけに良い方の走りを見せるなら。もう一頭は(8)コスモロングソードを。9月の戦線復帰後の着順こそ後退していますが馬自身は良化してきていた印象。距離は長くとも実績馬の底力に注意。

●12Rの買い目
馬単(5)=(4)、(5)=(7)、(4)=(7)、(5)→(2)、(5)→(8)

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2020/11/24
レース展望
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23日メインは盛岡競馬フィナーレ重賞・絆カップはヒガシウィルウィンvsランガディア!

 23日メインは今シーズン盛岡のフィナーレを飾る重賞「第10回絆カップ」(盛岡ダート1600m)。

2011年、東日本大震災の影響で甚大な被害を受けた岩手競馬が復興を祈念して創設。実施日の10月10日同日、マイルチャンピオンシップ南部杯が1回限りで東京競馬場を舞台に実施。またターフビジョンに盛岡の絆カップが映し出され、画面越しに応援したことを思い出す。

今年の焦点はヒガシウィルウィン、ランガディアの初対決で、テーマは"復活"。

ヒガシウィルウィンの足跡は周知のとおりだろう。東京ダービー、JpnI・ジャパンダートダービーを連勝。続くJpnII・浦和記念でも2着を確保し、2017年度のNARグランプリ年度代表馬、最優秀3歳馬に選ばれた。

翌年にはサンタアニタトロフィーを優勝。健在ぶりを誇示したが、以降は勝ち星から遠ざかり2019年7月、門別1800m・A級戦の1勝のみ。自問自答の日々を送っていた。

とはいっても二けた着順に沈んだのは今年2月、フジノウェーブ記念の11着一度のみ。ヒガシウィルウィンはデビューから一貫して抜群の安定感が持ち味。かつての勢いは薄れたが、大崩れはまったくしていない。

それを証明したのが5ヵ月の戦列離脱から岩手入りした初戦の準重賞・すずらん賞。逃げたパンプキンズの2番手をキープし、いつでも交わせる態勢。直線でアッサリ突き抜けるかと思ったが、モタモタして一瞬ヒヤッとさせた。それでも最後はキッチリ捕らえて1着。不満の残る内容だったが、久々もこたえた印象。

しかし、ひと叩きされて一変した。続く青藍賞もパンプキンズの2番手につけたが、直線で鋭く反応して7馬身差。これで健在を誇示してくれた。

前走・南部杯は日本レコード決着。8着も仕方なしだったが、盛岡マイルを1分34秒6で駆け抜け、復活の手ごたえを十分つかんだ。

その後、JBCクラシック、浦和記念挑戦の構想もあったが、地元に専念。絆カップに照準を絞り、万全の態勢で臨む。

ランガディアは中央5勝オープンから鳴り物入りで転入。ダートは移籍直前の総武ステークス16頭立て16着の一度だけ。ダート対応が未知数だったが、周囲の不安を一蹴。赤松杯を9馬身差で圧勝し、地力の違いを見せつけた。

続くシアンモア記念は順調さを欠いたが、それでもエンパイアペガサスとの叩き合いを制して1着。岩手No1を確定させ、一條記念みちのく大賞典は0秒4差で完勝。

マーキュリーカップは初の盛岡、ダートグレードで敷居は高かったが、マスターフェンサーの3着に健闘。2001年、トーホウエンペラー3着以来、19年ぶりに同レースの馬券対象を果たした。

 その後は適鞍がなかったため金沢・イヌワシ賞へ遠征。1番人気に支持されたが、猛暑がこたえて3着。それが尾を引いてOROカップも見せ場なく6着に敗れた。以降は休養に専念し、絆カップに合わせて乗り込み十分。No1の座を奪回するため、満を持して登場する。

パンプキンズは準重賞・あすなろ賞で久々の美酒を味わい、メンバーが大幅に緩和された前走を逃げ切ってシーズン2勝目をマーク。青藍賞の着差は決定的だが、きゅう舎は正攻法で攻める一手が方針。逃げてどこまで粘れるか。

フェンドオフは南関東A2から転入して4、3、2着。着実に調子を上げている。パンプキンズが逃げ一辺倒だけに、早めに交わされれば3着台頭の可能性は十分。

スカイサーベルは青藍賞3着。堅実な差し脚を武器とする。ミズサンタイムはメンバーが一気に強化されたが、今季7勝2着6回。充実ぶりは見逃せない。

◎⑤ヒガシウィルウィン
〇②ランガディア
▲⑧パンプキンズ
△①フェンドオフ
△⑨スカイサーベル
△④ミズサンタイム


<お奨めの1頭>
2R パーセプトロン

転入初戦で余裕の逃げ切りを決めて完勝。C2下級ではモノが違い、2連勝はもらった


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2020/11/22
レース展望
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22日メインはスプリント特別。前走1400mレコード勝ちタイセイブラストを追いかける手

 今週は祝日に合わせて22日(日)から24日(火)の変則開催。そして今シーズンの盛岡競馬がすべて終了。次週から水沢競馬に替わり、岩手競馬はいよいよラストスパートに入る。

何度も記したが、開催替わりは人も馬も手探り状態。不確定要素が多い。なおさら今週3日間の盛岡競馬でがっつり行きたい。

 先週(14日~16日)は内が有利。必然的に逃げも有利だったが、中間に激しい雨が降り、高速決着になるのは確実。馬場傾向も変わる可能性が十分あるので、第1Rからしっかりチェックしたい。時計がどれだけ速いか。内有利か、外が届くか。

全体に言えることだが、本命にはあまり迷わなかった。前走タイムが抜けているのが1頭いるので、あとはヒモ捜しの予想となった。ただし10、11Rは若干迷った。果たして結果はどうなるか。

22日メインはオープン「スプリント特別」(盛岡ダート1200m)。距離対応が重要なファクターとなる。

タイセイブラストは中央1勝、南関東B1から転入。初戦の水沢1300m、一戦置いて同条件を快勝。幸先のいいスタートを切った。

間をはさんで盛岡ダート1000m重賞・早池峰スーパースプリントは6着。速い流れにとまどい、エンジンがかかったところがゴール―の印象だった。

しかし、その後は重賞・黒駒賞で2着を確保し、準重賞・すずらん賞3着後、3連勝の快進撃。特に前走・盛岡ダート1400m戦ではコースレコードを塗り替えて絶好調。

今回のダート1200m戦はデビュー2戦目・新潟2歳未勝利(6着)以来、生涯2度目。経験不足が若干不安だが、今の勢いに託す手。先に行きたい馬がそろって先行激化も必至なら距離も克服できると見た。

ツーエムマイスターは中央ダート3勝、芝2勝。重賞でも上位を確保した実績を誇ったが、南関東移籍後は大敗の連続。金沢でも1戦して5秒8差しんがり負け。

正直、岩手で通用するとは思えなかったが、芝からダート1000mに替わった一戦をレコードタイで逃げ切り、続いて芝1000m・ハーベストカップ、OROターフスプリントも逃げ切り勝ちを決めた。

なぜ岩手の水が合ったのか。飯田調教師「自分の競馬ができないとレースを投げてしまうので、短距離を専門に使ってくださいとオーナーに言われました。ワンターンの競馬も合ったんでしょうね」

なるほど、と思った。今回は1ハロン延長されて1200mが舞台。おそらく同型いても逃げの手は確実。マークはきつくなるだろうが、逃げてなんぼのタイプ。気分良く行ければアッサリ4連勝も十分。

スティンライクビーは笠松から再転入初戦の赤松杯で逃げ粘って2着。続くシアンモア記念10着後は積極的に交流へ参戦。北海道SCで7着、クラスターC8着、オーバルスプリント7着に善戦した。

近2走は相手が楽だったが、連続2着。最後の破壊力が欲しいところだが、安定度で上位評価は揺るがない。

ラブバレットは早池峰SS3着後はテンコートレセンでリフレッシュ。5ヵ月の休養から満を持して復帰したが、4着止まり。ひと叩きされて変わり身を見せて健在を誇示できるか。正念場を迎えた。

サマニーは前回快勝。スティンライクビーを並ぶ間もなく交わし、岩手2勝目を飾った。成績安定しないが、ワンターンなら必ずひと脚を使えるタイプ。展開がカギを握る。

ナリタスターワンはOROターフS2着で面目を保ったが、岩手未勝利。格最上位だが、現状は押さえまで。

◎①タイセイブラスト
〇⑨ツーエムマイスター
▲⑫スティンライクビー
△⑪ラブバレット
△⑥サマニー
△⑦ナリタスターワン


<お奨めの1頭>
1R スプリングウェイ

転入戦4着だったが、ここでは時計が抜けている。休み明けを叩かれて変わり身も確実


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2020/11/21
レース展望
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12R復興祈念 夢あふれる未来へ/交流戦でも僅差 好調アップバングに注目

 11月15日に行われた2歳馬の地方競馬全国交流重賞『南部駒賞』は北海道ギガキングが優勝。2017年・2019年に続いての北海道勢の勝利となりました。

201115-640.jpg

 マーサマイディア、チサット、サンエイウルフと遠征勢がハイペースで飛ばしていく展開を地元の1番人気リュウノシンゲンは4番手追走。勝敗を分けたのは勝負所。外に持ち出したリュウノシンゲンに対し、ギガキングが内ラチ沿いからスムーズに馬群を縫ってきて楽に先頭へ。リュウノシンゲンも最後まで食い下がり、そして直線ではシンタロウも猛追してきましたがギガキングが1馬身1/4の差を付けてゴール。同馬は重賞初制覇、鞍上の服部茂史騎手は2018年OROカップ以来の岩手での重賞制覇となりました。



 11月16日のメインレースは第12R、B1級一組ダート1800mの『復興祈念 夢あふれる未来へ』9頭立ての戦い。本命は、(5)アップバングを採りました。
 追い込みと言って良い差しタイプだけに先行馬有利の傾向が続く盛岡戦ではなかなか白星を増やせずにいますが、しかしそれでも盛岡に限れば昨年の10月から掲示板を外していません。二走前は大激戦のジョッキーズチャンピオンシップでタイム差無し2着、前走もJRA1勝クラスとの交流戦でやはり2着。自分の競馬の形を貫いてここまで健闘しているのですから力は確かだし、調子も良いという事なのでしょう。
 今回も展開向けばの面があるにせよ、今回のメンバーにはマイルあたりの先行馬が目立つ事を考えるとその展開が向いてくれる可能性も十分にあるでしょう。堅実さと勢いも当然武器になっていい局面。

 対抗は(9)レールガン。夏場に少し調子を崩していた印象がありましたがここに来て立ち直ってきたのか、今のところ勝ち馬との差は大きめなものの見せ場たっぷりの競馬を連続。◎同様差しタイプですが近走で見せる勢いの良さはこの馬に関しても注目点。
 三番手に(8)リンネルクロスを。こちらは先行タイプで、それゆえに◎や○の逆の意味で展開の影響を受けがちではありますが、この馬の場合長めの距離でも流れに乗れればしぶとさを発揮します。ただ馬場状態的には今週はこの馬にとっては少し重いかも。

 (7)ネイチャーモルサムも読みづらい馬ですが実力自体はB1級通用のものを持っています。昨年もそうでしたが涼しい時期の方が走るタイプかもしれず、その点で一応の警戒。(4)タイトルリーフは三走前に1800mで僅差2着があるとはいえ基本的にはもっと短い距離がベストでしょう。強気になりすぎるのは危険ですが、ここのところの調子の良さに乗ってみる手は有りでしょう。

●12Rの買い目
馬単(5)=(9)、(5)=(8)、(9)=(8)、(5)→(7)、(5)→(4)

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2020/11/17
レース展望
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15日メインは2歳交流・南部駒賞。遠征勢は強力でもリュウノシンゲンが迎撃する

 15日メインは岩手競馬の2歳最高峰レース「第47回南部駒賞」(盛岡ダート1600m)。今年は南関東から2頭、北海道から4頭。マックス6頭が参戦し、迎え撃つ岩手6頭の計12頭で覇を競う。

今回もデータを調べてみて興味深いことがいくつか見つかった。過去10年は岩手7勝、北海道3勝。ここ2年は北海道勢に凱歌が上がっているが、トータルでは岩手勢がリードしている。

ところが2、3着馬を調べてみると岩手が2着1回のみ。北海道勢が2着9回。3着も北海道7回に対し、岩手3回。勝率では岩手が7割の高勝率を誇っているが、2、3着は北海道勢が圧倒的優位に立っている。

しかも岩手の優勝は1番人気6回。ベンテンコゾウ、メジャーリーガー、ロールボヌール、ライズライン、アスペクト、ベストマイヒーロー。以上の歴代勝ち馬を見れば納得。2番人気の優勝は2009年のロックハンドスター。1番人気はモエレクリューガーに譲ったが、翌年ロックハンドスターはダービーグランプリも含み岩手三冠を獲得したほどの大物。

以上のことから南部駒賞が岩手レベルを測る格好の舞台。仮に優勝できれば将来の活躍も約束されたようなもの。それが南部駒賞の最大焦点となる。

本命はリュウノシンゲン。歴代の南部駒賞覇者にも引けを取らない能力を持っていると判断した。

デビュー戦、2戦目と余裕で連勝。3戦目に若鮎賞を選び、同僚マツリダスティールの3着。初芝にもとまどったし、相手が強かったため仕方なし。以降は主戦場のダートに戻ってビギナーズカップ、若駒賞と重賞を含んで3連勝。地元ダートでは無敵を誇っている。

不安点は他地区のような厳しい競馬を経験していないこと。包囲網は強力だろうが、幸い揉まれる心配のない外11番枠。自分の競馬ができれば遠征馬を迎撃できると見ていい。

ギガキングは門別1700m・スーパーフレッシュチャレンジを圧勝。2戦目は5着に敗れたが、以降2戦2着。重賞・サンライズカップでも2着を確保し、JBC2歳優駿へ挑戦。終始馬群に揉まれながらも直線で渋太く伸びて0秒5差6着。さすが北海道所属馬だと思わせた。

それを考えると今回はメンバー有利は明らか。JBC2歳優駿が北海道勢が1、2フィニッシュを決め、鎌倉記念を制したリーチも北海道所属馬。当然だが、アッサリ首位まで十分。

サンエイウルフは川崎新馬戦を勝ち、鎌倉記念4着。レースリプレイを観てほしい。1枠が仇となって次々と外から被せられて後方3番手まで下がる不利。それでも直線ではいい脚で伸びて4着なら上々。陣営も手ごたえをつかんだに違いない。鞍上にも優勝請負人・吉原寛人騎手を指名した。

ワールドリングは新馬戦快勝、2戦目2着、3戦目で首位を奪回し、平和賞へ挑戦。1着マカベウスに1秒2差だったが、4着に伸びてきた。3番枠なら先行競馬ができ、身上の粘りを発揮。

マーサマイディアは門別1000m重賞・フルールカップを快勝。エーデルワイス賞でも見せ場を作って3着を確保した。気になるのは1600m・フローラルカップ6着。距離に若干不安があるが、1番枠なら逃げの手必至。マイペースに持ち込めば1600mも克服できる。

チサットはデビュー戦こそ4着だったが、以降はすべて3着以上。どんな距離にも対応ができるのが強み。取消後でも軽視できない。

◎⑪リュウノシンゲン
〇⑩ギガキング
▲⑧サンエイウルフ
△③ワールドリング
△①マーサマイディア
△④チサット


<お奨めの1頭>
4R ケンシ

勝ち切れないレースが続くが、前走はタイム差なし2着。今度こそスッキリ勝つ




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2020/11/14
レース展望
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