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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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一條記念みちのく大賞典/ゴールデンヒーラー 昨年の雪辱を狙う

 6月20日のメインレースは12Rに行われる重賞『一條記念みちのく大賞典』です。ダート2000m、チャンピオンディスタンスで行われる古馬の頂点を競う戦い。来週からの盛岡開催は芝路線が中心になっていくので、ダートの中長距離のタイトルを目指す馬にとってはここが前半の総決算にもなります。
 今年も水沢競馬場で行われる一條記念みちのく大賞典は昨年に続いて12頭のフルゲート。いずれも好調でここに挑む模様で、各馬とも地力発揮の激戦を期待できそうです。

 本命は(10)ゴールデンヒーラーです。

230423-640.jpg

 昨年のこのレースでは2着でしたが、逃げて2周目の4コーナーを先頭で回ってきたのはこの馬。同型先行馬との競り合いを自力で押し切ったところを差し馬にしてやられた形の敗戦でした。最後は確かに止まり気味でしたし、キャリアから見ても2000mはやや長いだろうと感じるのも確かですが、坂越えを要求される盛岡はともかく平坦で流れが落ち着きやすい水沢の2000mなら守備範囲と見ていいでしょう。
 となると問題は前走時の敗戦の影響がどうなのか?なのですが、その後の調整過程の状況を聞く限りでは問題はなさそう。力を出し切って戦えるならここでも十分に勝負になると判断しました。

 対抗は(8)ノーブルサターンとしました。昨冬に転入して4戦しかしていませんが既に3勝、いずれも重賞なのですから高い地力を持っている事は明白。同じ距離の桐花賞を制している点も大きな魅力であり武器です。
 この馬の場合は恐らく距離云々よりも勝負所でごちゃつかず楽に動ける展開が欲しいタイプだと思います。なので集団がばらけがちな中長距離で強さを発揮しやすい。その意味で今回のような条件はベストですし、今の水沢の、外差しが極端に不利ではない馬場傾向も戦いやすいのでは。

 ▲の三番手は(2)ヴァケーションに。この馬も前走の敗戦が気にはなるところですが追いきりの動きは絶好だった模様。距離に関しても昨年のこのレース3着、桐花賞2着、いずれも僅差なのですから実績面でも最右翼と言える存在。復活の可能性は十分ある、勝ち負けまであっていい▲の評価。


 好調馬が多いだけにもっと印をまわしたいところですが我慢して、ヒモはまず(6)マイネルアストリア。昨年のこのレースは1番人気5着と敗退。ただその時は転入直前のJRA戦からかぞえて5戦目だった点は念頭に置いておくべきかもしれません。今年は休み明けの前走を叩いて二戦目。フレッシュな状態の方が走る可能性に注意。
 もう一頭は好調さをかって(1)フレイムウィングス。JRA時代は1800mや1900mあたりの距離を主戦場にしており距離は問題ないでしょう。中間の順調さも上々。ただ、この馬はどちらかといえば稍重・重といった軽い馬場での好走が多いタイプで前走のシアンモア記念も不良でした。好天の乾いた良馬場が想定される今回はちょっと割引と思っておいた方がいいかもしれません。

●12Rの買い目
馬単(10)=(8)、(10)=(2)、(8)=(2)、(10)→(6)、(10)→(1)

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2023/06/20
レース展望
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19日メインはオープン・スプリント特別。好走条件がそろったオンラインボスに勝機到来

 19日メインは「スプリント特別」(オープン 水沢1300m)。各馬が一長一短のメンバーに加え、1300m適性、水沢相性など不確定要素が多く、非常に悩んだ。おそらく人気も割れるに違いない。

オンラインボスは門別1勝、南関東2勝から昨年転入。3歳重賞・不来方賞3着、3歳芝準重賞・はまぎく賞でも3着など万能型をアピールした。古馬A級編入後も勝ち負けを演じ、冬休み明け初戦を快勝。好発進を決めた。

続いて重賞・栗駒賞へ挑戦5着。勝ったのがゴールデンヒーラーでは相手が強く仕方なしの結果。自己条件に戻って2戦連続で2着を確保した。ここでは順調度が何よりも強みとなり、今が力をつけていく4歳馬。3歳2月の一戦後、去勢手術が施され、その効果は年を重ねるほど出てくるのがセン馬の特徴。1300mは未経験だが、タイプ的に歓迎。首位を奪回するチャンスと見た。

サザンジンジャーは高知で12勝をマークしてA級まで出世。転入後も4戦2勝と上々の結果を出している。気になるのは先手を取れないと伸びを欠くこと。3走前4着、そして前走8着もそうだった。ただ前走は直線入り口で前が狭くなる不利があった点に酌量の余地。もう一つ強調材料がある。高知時代、1300m8戦5勝2着1回と抜群の連対率を誇った。今日のメンバーで先手を奪えるか微妙だが、1300mなら控えても我慢できるはず。距離適性を重視した。

 トミケンキルカスは今季3着2回が最高と年齢的な衰えが見え隠れしたが、前走・盛岡1200m戦でタイム差なし2着。これが盛岡初連対で健在を誇示した。水沢1300mは3戦2勝と最も得意とする条件。ここでも好勝負できる。

ハナレイは前回快勝。トミケンキルカスの追撃を封じ、見事な逃げ切りを決めた。メンバーが骨っぽくなっているのは事実だが、重賞・栗駒賞9着以外は上位争い。先行力と持ち味の粘りを発揮する。

カミノコの評価には特に迷った。強烈な決め手を武器にJpnIII・クラスターカップ5着、重賞・絆カップ4着。今回は休み明け3戦目と走り頃と判断できるが、小回り水沢対応がネック。昨年終盤に水沢1400mで2着に突っ込んだが、本質的には盛岡向き。展開の手助けが必要だろう。

サンエイウイングは春競馬を快勝したが、以降は入着一杯。足踏みが続き、1300mに活路を求めてきた。初距離だが、折り合いを気にしなくていいなら、むしろ望むところか。今日が真価を問われる一戦となった。

◎①オンラインボス
〇④サザンジンジャー
▲②トミケンキルカス
△⑥ハナレイ
△⑦カミノコ
△⑧サンエイウイング


<お奨めの1頭>
7R セルゲイ

転入戦は2着だったが、コース2度目で圧勝。早め先頭から余裕で押し切り、地力を誇示した。同じ水沢1400mならもう一丁いける


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2023/06/18
レース展望
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18日メインはC1・ウィルテイクチャージ特別。ディープ産駒サトノマッスルが好発進を決める

 18日メインは"がんばれ!新種牡馬競走"「ウィルテイクチャージ特別」(C1級 水沢1600m)。この名称は、スタリオンシリーズ(各競走の優勝馬主に対し種牡馬配合権利を付与するシリーズ競走)などで日頃からご協力いただいている馬産地・北海道のサラブレッド種馬場への謝意を表するとともに、本年度、各種馬場にスタッドインした新種牡馬の今後の活躍を祈念。各種馬場の主要な新種牡馬の名称を冠にした競走を実施するもの。

第1号はダーレー・ジャパンファームで繋養するウィルテイクチャージ特別。同馬は大種牡馬であるミスプロ系アンブライドルズソングの直仔でGI・トラヴァースステークス、クラークハンデなどを制し、同年のブリーダーズカップ・クラシックでも2着。エクリプス賞・最優秀3歳馬に選出された強豪。今年からダーレー・ジャパンファームでスタッドインした。

さて本題。当初、圧巻の2連勝中グレートキャンベラの登録もあったが、無理をせずスキップ。ディープインパクト産駒サトノマッスルが主力に浮上した。

中央7戦0勝だったが、ダート1700m~1800mで3着3回。その後、南関東へ移籍して1勝2着3回3着6回。大井1200mをメインにC1級でも勝ち負けを演じてきた。

今回は2ヵ月の休養を経て岩手入り。南関東C1→岩手C1編入は恵まれた格付けは誰の目に明らか。今後は芝も使ってみたいとのことだが、まずは実績あるダートで好発進を決めたいところだろう。

コスモピエドラは春競馬2戦目の水沢1400m戦を快勝したが、以降は7、11、10着。特に実績のない盛岡戦は二けた着順に沈んだが、敗因は自分の競馬に持ち込めなかったから。すんなり逃げ、もしくは好位外を追走できれば粘りを発揮し、前走2着がその典型。コース替わり、好枠からすんなり先手を奪い、バンフィエルドの2着に粘った。今度も同じ3番枠。その内2番枠に同タイプ・オーチンハラショウがいるが、外なら2番手に控えても問題なし。展開有利でレースを運ぶことができる。

ゴールデンギフトは好走と凡走の落差が激しいタイプ。シーズン2戦目を勝ったが、続く2戦は連続10着。しかし以降は2、3着にまとめて軌道修正できたかと思った矢先、前走8着に凡走。今のところ常識にかからないが、素質の高さは岩手2勝2着3回で証明済み。気分良くレースを運べるかどうか。好走のカギはそこにある。

ノボリターンはさきたま杯、プロキオンS、カペラS、かきつばた賞とダート重賞4勝ノボバカラの弟。中央0勝から南関東で6勝。B3級でも勝ち負けを演じた。金沢移籍後は2着2回が最高。今期は5着止まり。右回りに課題がありそうだが、それでも岩手C1は恵まれた。休み明けでもあっさりまで。

ティアーズインロゼは盛岡戦で2連勝を飾ったが、前走は後方のまま9着。最内1番枠が凶と出た。今度は大外9番枠を引き当て、巻き返しに転じるか。

アズマヘリテージは今季2勝。一瞬の脚が持ち味で展開はまれば一気突き抜ける。展開次第だが、先行激化で台頭がある。

◎⑤サトノマッスル
○③コスモピエドラ
▲④ゴールデンギフト
△⑥ノボリターン
△⑨ティアーズインロゼ
△⑧アズマヘリテージ


<お奨めの1頭>
1R キッズファイナル

転入戦2着は相手が強かった。むしろ連対を確保したことを評価するべき。メンバー甘くなって今度こそ初勝利を飾る


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2023/06/17
レース展望
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20日メイン・一條記念みちのく大賞典の壮大な歴史について

 6月20日(火)は今年で51回目を数える岩手競馬の最高峰「第51回一條記念みちのく大賞典」(水沢2000m)。何度もお伝えしたが、優勝馬の馬名は盛岡、水沢をメインに往復する馬運車に刻まれる。昨年の覇者ステイオンザトップ号は昨年から走り始めている。


ふと思い、いつからみちのく大賞典を見ているんかな―と調べてみたら第9回、イチコンコルドオウが優勝した時からだった。鞍上は現調教師・伊藤和元騎手。当時は中央の元スターが主役を演じてきた。スリーパレード、テルノエイト、ハシクランツ(アメリカ・ワシントンDCインターナショナルにも挑戦)、ボールドマックス、サクラハイデン。オールドファンなら覚えている馬も多いはず。元中央の大物が転入すると、ライバルも意地になって元中央馬を岩手入りさせた。

その流れを変えたのはトウケイニセイの叔父トウケイフリート(第16回=1988年)だが、岩手デビュー馬が一気に頭角を現したのはスイフトセイダイ、グレートホープだった。

スイフトセイダイは2歳時から"東北の怪物"と言われ、第4回ダービーグランプリで初優勝をもたらした。以降も積極的に遠征を試み、東京大賞典はあのロジータの2着。JRA・オールカマー(5着)にも挑戦した。

地元に戻れば当然、圧倒的な強さを誇ったが、スイフトセイダイに挑戦状を叩きつけたのがグレートホープだった。おばあさんは天皇賞馬クリヒデ。父がノーザンダンサー系ノーザリー。岩手の主要重賞でスイフトセイダイと何度も激突したが、いつも屈服。それでも"スイフト越え"の目標をあきらめず挑戦し続け、2度目のみちのく大賞典(第19回=1991年)でついに同着。スイフトセイダイに挑戦9度目で初めて肩を並べた。

しかし以降は完膚なまでに叩きのめされたが、3度目のみちのく大賞典(第20回=1992年)で悲願の"スイフト越え"を果たした。今でも鮮明に覚えている。2頭は徹底的にマークし合い、直線は馬体をぶつけながら一進一退。最後はスイフトセイダイが根負けして3着(2着はホワイトシロー)。グレートホープはスイフト挑戦12度目にして、ついにスイフトセイダイを破った。

このスイフトセイダイvsグレートホープの戦いが岩手競馬の一大転換期。馬券だけではなく、スポーツにまで昇華した。もちろん1着スイフトセイダイ、2着グレートホープは枠連(当時は馬連もなかった)は200円以内。それでも通常より約1・5倍のファンが競馬場を訪れ、ライバル対決を楽しみ、そして興奮した。自分もその一人。両馬とも盛岡競馬場所属だったので、攻め馬の状態を目の前で見た。


  以降、トウケイニセイ、モリユウプリンスのTM対決。またメイセイオペラは史上初の3連覇達成の偉業を達成した。なぜメイセイオペラはみちのく大賞典にこだわったのか。高額賞金もさることながら、故佐々木修一調教師は厩務員から調教師になった叩き上げ。みちのく大賞典の重みを誰よりも知っていた。

第45回、第46回を連覇したエンパイアペガサスは5年連続でみちのく大賞典へ挑戦。第47回、第48回は3着の屈辱を味わったが、第49回を見事優勝。メイセイオペラ以来のみちのく大賞典3度制覇の偉業を達成した。

駆け足でみちのく大賞典の歴史を紹介したが、地方交流、ダートグレードがスタートしても「一條記念みちのく大賞典」は今も昔も、今後も岩手競馬の最高峰。その一片をご理解いただけただろうか。

今週の岩手競馬
6月18日(日) 「ウィルテイクチャージ特別」(C1級 水沢1600m)
6月19日(月) 「スプリント特別」(オープン 水沢1300m)
6月20日(火) 「第51回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)





2023/06/16
その他
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ジューンカップ/距離経験活かして リリーアローが1900mを突破する

 6月11日に行われた岩手の3歳クラシック二冠目『東北優駿(岩手ダービー)』は2番人気のミニアチュールが激戦を制して優勝。牝馬にして3歳二冠を達成しました。

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 果敢に逃げたピラヴロスを巡る展開となったレースは2週目の3コーナー、脚色が鈍った同馬に向けて後続が一斉に襲いかかる形。一足先に先頭に躍り出たのは1番人気ロッソナブアでしたがしかし突き放すほどではなく、その外にはミニアチュールがもったままで並んでいる状況。
 そして直線、変わって先頭に立ったのはミニアチュール。鞍上のGOサインに応えて脚を伸ばすと一瞬でリードを拡げて最後は4馬身差、山本政聡騎手のガッツポーズと共にゴールを駆け抜けました。
 前走で手綱を取った山本聡哉騎手の負傷のため一週間前に依頼が回ってきた山本政聡騎手。「この2,3日はここで"どういうふうに乗ろうか"ばかり考えていました」とレース後に語るようなプレッシャーのかかる一週間でしたが、それを跳ね返し、見事な勝利で陣営の期待に応えてみせました。




 6月13日のメインレースは12RのB2級特別『ジューンカップ』。このレースは1900mというやや珍しい条件での戦いです。
 昨年の水沢ダート1900m戦は3レースのみでした。1800mも昨年は3レースのみでした。かつては多かったA級特別の中距離設定が減少したことでこの辺の距離のレースが大きく減ってしまいましたね。昔はA級の一組は基本的に1800m、毎週ひとつは1800m戦がありましたが・・・。
 なので今年の水沢の中距離戦でレース数が一番多いのは2000m(東北優駿・みちのく大賞典・ビューチフルドリーマーカップ・不来方賞・桐花賞。他にも条件特別が設定される可能性あり)。1900mは"レア"と言える条件になっています。
 と言う状況ゆえにこの距離で戦ったことがある馬は年々減っており、ジューンカップの出走馬でも水沢1900mでの出走経験を持つ馬は「0」。過去の距離経験をひもときながら探っていくしかない予想ともなりました。

 ということで本命は(2)リリーアローを採りました。
 岩手での勝ち星は昨年12月の水沢1400m。それだけを見ると1900mはどうか?になりますが、以前のJRA時代には中距離主体で戦ってきており中京ダート1900m2着の実績もあります。小回りはイマイチかもというキャリアでもありますが、ある程度力のいる馬場の方が良く先行しぶとい・・・というかつてのレースぶりは今回のような条件にぴったりでしょう。この距離で大きく変わってくると見ました。

 対抗は(10)ニューヴァージョンを。この馬も岩手では1600mまでの経験。JRA時代の中距離経験は芝でのもので一度は知った中京ダート1900mは大きく敗れています。ただここまでのレースぶりを見る限り距離があった方が持ち味を活かしやすい印象を受けます。水沢1900mは差しタイプにも戦いやすく外枠の不利も大きくはない。この馬にとって条件は決して悪くないのではないでしょうか。

 三番手は(8)キセキノカガヤキ。基本差し追い込みに不利な今季において勝ち切れないまでも上位に食い込んでくるこの馬はやはり力があると見ていいはず。距離は実際やや長いかもという気がしますがコーナーが多い形態が合う可能性も高いと考えます。


 ヒモはまず(3)ハイアキュレイト。距離はちょっと長いだろうとは思いますが近走の勢いの良さを評価して。もう一頭は(4)ザサンアップライト。こちらも距離云々よりは二走前で見せたようなしぶとさをかってみましょう。

●12Rの買い目
馬単(2)=(10)、(2)=(8)、(10)=(8)、(2)→(3)、(2)→(4)

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2023/06/13
レース展望
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