Odds Park 競馬

新規会員登録

テシオブログ

テシオブログ トップ
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

カテゴリ

  • その他 (170)
  • レース回顧 (197)
  • レース展望 (2359)

最新記事

  • 春の水沢競馬・ラストレース『桜花特別』はグランコージーが締めくくる
    (2025/04/28)
  • 27日メインは水沢1400m重賞・栗駒賞。大物転入ヘリオスの動向に注目!
    (2025/04/26)
  • 26日メインはC1特別・夏油賞。大型牝馬ローザが前走2着の雪辱を果たす
    (2025/04/25)
  • 先週のレース回顧、次走へのメモ。4月20日、「第25回留守杯日高賞」
    (2025/04/24)
  • 夢・希望 未来へ前進/レールガンが3連勝を狙う
    (2025/04/22)
  • 21日メインはB1級・桜並木賞。前回快勝で弾みついたタイセイアゲインでもう一丁いける
    (2025/04/20)
  • 20日メインは"GRANDAME-JAPAN"留守杯日高賞。フリーダムが重賞初制覇に王手
    (2025/04/19)
  • 次走へのメモ。4月15日、「第50回赤松杯」
    (2025/04/18)
  • 赤松杯/フジユージーンいよいよ始動!
    (2025/04/14)
  • 14日メインはA級二組・若草特別。ひと叩きされてゲンパチプライドが首位を奪取する。
    (2025/04/13)

過去の記事

月別

  • 2025年4月 (16)
  • 2025年3月 (15)
  • 2024年12月 (20)
  • 2024年11月 (17)
  • 2024年10月 (18)
  • 2024年9月 (17)
  • 2024年8月 (20)
  • 2024年7月 (19)
  • 2024年6月 (18)
  • 2024年5月 (17)
  • 2024年4月 (16)
  • 2024年3月 (14)

年別

  • 2025年 (31)
  • 2024年 (177)
  • 2023年 (173)
  • 2022年 (130)
  • 2021年 (131)
  • 2020年 (129)
  • 2019年 (113)
  • 2018年 (118)
  • 2017年 (128)
  • 2016年 (123)
  • 2015年 (129)
  • 2014年 (130)
  • 2013年 (126)
  • 2012年 (93)
  • 2011年 (110)
  • 2010年 (133)
  • 2009年 (177)
  • 2008年 (203)
  • 2007年 (206)
  • 2006年 (193)

おすすめコンテンツ

  • 岩手競馬ホームページ
  • 週刊テシオ情報局
  • オッズパーク【Odds Park】
  • オッズパーク競馬
  • オッズパークLOTO
  • みんなの地方競馬
  • 盛岡競馬場攻略法
  • 水沢競馬場攻略法
  • 重賞レース&ダートグレード競走特設サイト
  • 地方競馬予想情報

カレンダー

  • ▸ オッズパーク競馬とは?
  • ▸ オッズパーク競馬利用ガイド
  • ▸ 競馬を知ろう
新規会員登録 (無料)
▸ 地方競馬ならオッズパーク
岩手競馬のレース・イベント情報 テシオブログ(オッズパーク) RSS
<< ジューンカップ/距離経験活かして リリーアローが1900mを突破する | 18日メインはC1・ウィルテイクチャージ特別。ディープ産駒サトノマッスルが好発進を決める >>
20日メイン・一條記念みちのく大賞典の壮大な歴史について
ツイート

 6月20日(火)は今年で51回目を数える岩手競馬の最高峰「第51回一條記念みちのく大賞典」(水沢2000m)。何度もお伝えしたが、優勝馬の馬名は盛岡、水沢をメインに往復する馬運車に刻まれる。昨年の覇者ステイオンザトップ号は昨年から走り始めている。


ふと思い、いつからみちのく大賞典を見ているんかな―と調べてみたら第9回、イチコンコルドオウが優勝した時からだった。鞍上は現調教師・伊藤和元騎手。当時は中央の元スターが主役を演じてきた。スリーパレード、テルノエイト、ハシクランツ(アメリカ・ワシントンDCインターナショナルにも挑戦)、ボールドマックス、サクラハイデン。オールドファンなら覚えている馬も多いはず。元中央の大物が転入すると、ライバルも意地になって元中央馬を岩手入りさせた。

その流れを変えたのはトウケイニセイの叔父トウケイフリート(第16回=1988年)だが、岩手デビュー馬が一気に頭角を現したのはスイフトセイダイ、グレートホープだった。

スイフトセイダイは2歳時から"東北の怪物"と言われ、第4回ダービーグランプリで初優勝をもたらした。以降も積極的に遠征を試み、東京大賞典はあのロジータの2着。JRA・オールカマー(5着)にも挑戦した。

地元に戻れば当然、圧倒的な強さを誇ったが、スイフトセイダイに挑戦状を叩きつけたのがグレートホープだった。おばあさんは天皇賞馬クリヒデ。父がノーザンダンサー系ノーザリー。岩手の主要重賞でスイフトセイダイと何度も激突したが、いつも屈服。それでも"スイフト越え"の目標をあきらめず挑戦し続け、2度目のみちのく大賞典(第19回=1991年)でついに同着。スイフトセイダイに挑戦9度目で初めて肩を並べた。

しかし以降は完膚なまでに叩きのめされたが、3度目のみちのく大賞典(第20回=1992年)で悲願の"スイフト越え"を果たした。今でも鮮明に覚えている。2頭は徹底的にマークし合い、直線は馬体をぶつけながら一進一退。最後はスイフトセイダイが根負けして3着(2着はホワイトシロー)。グレートホープはスイフト挑戦12度目にして、ついにスイフトセイダイを破った。

このスイフトセイダイvsグレートホープの戦いが岩手競馬の一大転換期。馬券だけではなく、スポーツにまで昇華した。もちろん1着スイフトセイダイ、2着グレートホープは枠連(当時は馬連もなかった)は200円以内。それでも通常より約1・5倍のファンが競馬場を訪れ、ライバル対決を楽しみ、そして興奮した。自分もその一人。両馬とも盛岡競馬場所属だったので、攻め馬の状態を目の前で見た。


  以降、トウケイニセイ、モリユウプリンスのTM対決。またメイセイオペラは史上初の3連覇達成の偉業を達成した。なぜメイセイオペラはみちのく大賞典にこだわったのか。高額賞金もさることながら、故佐々木修一調教師は厩務員から調教師になった叩き上げ。みちのく大賞典の重みを誰よりも知っていた。

第45回、第46回を連覇したエンパイアペガサスは5年連続でみちのく大賞典へ挑戦。第47回、第48回は3着の屈辱を味わったが、第49回を見事優勝。メイセイオペラ以来のみちのく大賞典3度制覇の偉業を達成した。

駆け足でみちのく大賞典の歴史を紹介したが、地方交流、ダートグレードがスタートしても「一條記念みちのく大賞典」は今も昔も、今後も岩手競馬の最高峰。その一片をご理解いただけただろうか。

今週の岩手競馬
6月18日(日) 「ウィルテイクチャージ特別」(C1級 水沢1600m)
6月19日(月) 「スプリント特別」(オープン 水沢1300m)
6月20日(火) 「第51回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)





ツイート

2023/06/16
その他

トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://blog.oddspark.com/tb/mt-tb.cgi/69848
  • 会社案内
  • サイトポリシー
  • 個人情報保護方針
  • 情報セキュリティ方針
  • 免責事項
  • リンク

Copyright © Odds Park Corp. All Rights Reserved.