先週6日、水沢850mを舞台に行われた「第6回早池峰スーパースプリント」は転入2戦目キラットダイヤが2馬身差で完勝。中央ダート1000mで2勝2着2回3着3回のスピードを発揮し、初重賞を手にした。
鈴木祐騎手「スタートからガンガン押して前目で競馬がしたいと考えていましたが、トゥーナノクターンがハナを譲らないなら、控えても問題ないと思っていました。直線で先頭に立った時は後ろを気にしないで追い続けることに集中しました。今回、体が絞れたことも好走要因。素晴らしいスピードがありますから、今後も短距離で活躍してくれると思います」
キラットダイヤは父がサウスヴィグラス、母はハーツクライ産駒テツナゴオ。母は中央1勝をダート1200mでマークしたが、キラットダイヤは好走がダート1000mに集中。850m短縮は望むところだった。
今後について板垣吉則調教師は「習志野きらっとスプリントも視界に入れながら、オーナーと相談して決めます」とのこと。舞台は船橋1000mならキラットダイヤにはベスト条件。これからクラスターカップへの道が始まるが、今回のレースパフォーマンスなら船橋でも好勝負必至。結論を心待ちにしたい。
2着にはシャドウパーティーが突っ込んできた。今年12歳の高齢馬だが、前走も850mで2着を確保して本番でも好走。全く衰えがないことを証明した。小生も見習わなければならない。
3着はコンサートドーレ、4着はトゥーナノクターンが入ったが、優勝キラットダイヤと同じサウスヴィグラス産駒。産駒に非凡なスピードを伝え、本当に素晴らしい種牡馬だったと思う。
14日メインは「夢・希望・未来へ前進」。今回はB2級一組・水沢1600m条件で行われるが、中心不在で非常に難解な一戦となった。
ナイトメアは2018年9月、中央未勝利から岩手入り。2戦目から圧巻の5連勝を飾り、南関東へ移籍。4勝2着4回の成績を収めて岩手へ再転入。初戦は11月以来の実戦がこたえて8着に終わったが、ひと叩きされて動きが一変。3番手キープから4角先頭に立って0秒5差で完勝した。
その時はB2五組だったが、今回はB2一組。メンバーは骨っぽくなったが、前走のパフォーマンスを重視。大型馬が弾みついたら追いかける手。
ミオサヴァイブは北海道、南関東、名古屋を行き来して6勝マーク。岩手C1編入にも恵まれて1勝2着4回。前々走6着に凡走したが、自分の競馬ができなかったのが敗因。それでも0秒7差6着にまとめ、前回2着で軌道修正に成功した。前走タイムでも若干だがリード。
アントルラッセは中央芝1800mで2着1回3着1回。岩手入り後も勝ち星こそないが、2着2回3着3回。B2特別・メイカップでもアドマイヤホルンの2着に気を吐いた。加えて着外一度のみと安定度抜群なら上位扱いが必要。
フッカツノノロシは南関東C1から転入後、3勝2着3回。ここ2戦は4、5着と足踏みだが、前回は4着ながら1分43秒9のタイムはマズマズ。その時は逃げが圧倒的に有利だったことを考えれば評価ダウンは禁物。好位追走できれば巻き返しに転じて不思議はない。
カーヴィーレーザーは下級条件でももたついていたが、昨年末の勝利をきっかけにひと皮むけた印象。前走は昇級2戦目を快勝し、B2通用を証明。成長一途の4歳馬に賭ける手も十分。
ブライトンテソーロは今季初戦からあっさり2連勝。B1からC1降格で格上ぶりを発揮した。前走は3着止まりだが、タイム差0秒6。見限るのは早計だろう。
◎④ナイトメア
〇②ミオサヴァイブ
▲①アントルラッセ
△⑥フッカツノノロシ
△⑨カーヴィーレーザー
△⑫ブライトンテソーロ
<お奨めの1頭>
5R ノーブルバルカン
南関東C2から転入後、あっさり2連勝マーク。実力の違いを見せつけている。同じ1300mが舞台なら単不動
13日メインは"ダービーシリーズ2021"「第29回東北優駿(岩手ダービー)」(水沢2000m)。
2003年まで東北三県持ち回りで行われていた東北優駿(東北ダービー)は新潟、上山競馬廃止に伴って休止。東北交流の名物レースで定評があり、残念な限りだった。
東北優駿からタガワキング、ホクエツヒカリ(後にカネデントーショーへ改名)、カウンテスアップ、サンドリーズン、モリユウプリンス、カガリスキー、ラストヒット、メイセイオペラ、バンケーティングなど数々の優駿が歴史に名前を刻んできた。
その東北優駿のレース名は一昨年に復活。新たに東北優駿(岩手ダービー)として再開され、今年は1千万レースへ昇格。名実ともに"岩手のダービー"となった。
今回のテーマはもちろん、リュウノシンゲンが二冠達成するか否か。それに尽きる。
リュウノシンゲンは9戦7勝3着2回。昨年ビギナーズカップ、若駒賞、寒菊賞、金杯の4重賞を制し、ダートでは地元馬には負けなし。2歳最優秀馬に選ばれた。
しかし菅原勲調教師いわく「まだ成長途上。本格化するのは3歳になってから」とコメント。さらに深く話を聞いた。どのあたりが成長途上なのか―。「まだ体的に弱いところがあるので、無理をしていない」。その状態で9戦7勝に驚いた。
予言は現実のものとなった。冬期間は加藤ステーブルで鍛え直して水沢へ帰郷。スプリングカップから始動したが、馬体重がプラス19キロ。それでも太くはまったく映らなかった。一回りも二回りも大きくなって戻ってきたのは明らかだった。
結果、9馬身差で圧勝。まさかの逃げの手に出て直線を向いて後続をさらに突き放した。昨年、金杯でグランフォロミーにアタマ差まで詰め寄られたが、早め先頭に立ってソラを使ったから。気を抜くクセが課題だったが、心身ともにひと皮むけたことを逃げ切り圧勝で証明した。
続く一冠目・ダイヤモンドカップに牝馬No.1ゴールデンヒーラーが打倒リュウノシンゲンに名乗りをあげたが、直線で突き放しで3馬身差で完勝。重賞4連勝を飾り、無事に二冠目・東北優駿へ臨む。
あえて不安点を探せば父グランプリボスは朝日杯FS、NHKマイルカップを制したマイラーで、その父がサクラバクシンオー。2000mの距離克服がカギだが、同世代では抜けた存在。絶対能力でカバーできる。
ダイヤモンドカップ優勝インタビューで坂口裕一騎手は2000mに不安は?の質問にこう答えた。「未知の距離は全馬にも言えること。どんな競馬ができるのか楽しみの方が大きい」
ゴールデンヒーラーは昨年、北海道交流・知床賞、牝馬全国交流・プリンセスカップを制し、最優秀短距離馬に選出された実力牝馬。
今シーズンは牝馬重賞・あやめ賞から始動して貫禄の優勝を果たし、牝馬路線ではなく牡馬クラシックへ挑戦状。ダイヤモンドCは過去最高メンバーの激突となり、リュウノシンゲンを徹底マークの戦法に出たが、完敗2着。リュウノシンゲンの壁は厚かった。
しかし自身の状態は確実にアップ。加えて操作性の高さがゴールデンヒーラーの最大持ち味。2000m延長に逆転の可能性を求める。
サンエイマジックは岩手1勝から南関東へ移籍して2戦1勝から里帰り。スプリングCは5着に終わったが、ダイヤモンドカップで3着入線。リュウノシンゲンを上回る上がりをマークした。
続く3歳A級戦で3着止まりとじり脚を垣間見せたが、それならば2000m延長は大歓迎。2頭に割って入る可能性も十分ある。
ベニスビーチは北海道7戦1勝から笠松2勝2着2回。その後、南関東3戦を経て岩手入り。あやめ賞で2着を確保し、牝馬交流・留守杯日高賞で岩手最先着4着。決め手を武器として距離延長は望むところ。
グランフォロミーは昨年、寒菊賞、金杯でリュウノシンゲンの2着。今季初戦スプリングC3着からダイヤモンドCへ駒を進めたが、伸びを欠いて6着。案外の結果に終わったが、実績引け取らず。巻き返しに転じて不思議はない。
◎⑥リュウノシンゲン
〇⑨ゴールデンヒーラー
▲②サンエイマジック
△③ベニスビーチ
△⑤グランフォロミー
<お奨めの1頭>
4R マッシリア
休み明け2戦目を2秒3の大差で逃げ切り勝ち。相手強化感もなく、2連勝に待ったなし
6月6日に行われたダート850mのスプリント重賞『早池峰スーパースプリント』は2番人気のキラットダイヤが優勝。転入2戦目での重賞制覇となりました。
岩手競馬史上初めての水沢850mでの重賞。スタートダッシュが重要と見られていたとおり、ゲートが開いて飛び出していったのは3番人気トゥーナノクターンとキラットダイヤ。1番人気コンサートドーレは3馬身ほど離れたスタート直後の体勢。
しかし、行き脚がついたコンサートドーレが前の2頭に取り付くと、その頃にはキラットダイヤも外に持ち出してトゥーナノクターンに馬体を並べる勢い。直線はキラットダイヤがそのままゴールを駆け抜けて走破タイム50秒0で勝利を手にしました。
2着争いはコンサートドーレとシャドウパーティーの追い比べ。こちらは並んだまま飛び込んだゴールでしたがシャドウパーティーがクビ差先着。コンサートドーレは3着に終わりました。
6月8日のメインレースは12R・A級二組の『麦秋特別』です。ここでの本命は(4)レールガンとしました。
JRA未勝利から2歳時に岩手に転入、3歳時は強烈な末脚を武器にして、重賞優勝こそなかったものの3歳クラシック戦線を戦い抜きました。
その後南関に移籍して冬を越した同馬は前走が岩手復帰初戦。南関での前走時比較-13kgという馬体重が気になったのですが、レースになればこの馬らしい末脚を発揮して僅差2着に詰め寄りました。昨冬の岩手最終戦もA級三組のマイル戦で勝ち馬から約3馬身差の6着。A級でも下位の組なら十分通用すると判断していい前走結果だったと思います。
現状、水沢の馬場傾向は差し馬に有利とは言えない状況が続いているのですが今日の火曜はメインレースまでに軽い雨が降るという予報で、その傾向にも若干の変化がありそうです。そもそも前走時にしても決して差し届きやすい馬場傾向ではありませんでした。ここはこの馬の末脚に期待してみようという◎。
対抗は(10)モンサンフィエール。二走前の赤松杯では4着。その前後のA級特別では1着と2着。昨季B1級からA級に昇級して迎えた今季ですが力量に問題ない事は証明済みと言っていいでしょう。こちらにとっては先行有利な馬場傾向は心強い味方。自分のペースに持ち込めれば勝ち負けに。
▲には(6)ニシノゲンキマルを。昨季からA級の安定勢力として戦ってきており、今季も3戦目の前走で白星獲得と安定感・堅実さに変わりはありません。立ち回りのうまさでも計算しやすい存在です。
以下はまず(1)グランヴァニーユ。中長距離が良いタイプかと思っていましたが前走ではマイルでニシノゲンキマルを破っています。ほかにマイルがより良い馬がいたので印はここまでになりましたが注目していい一頭。(7)ペイシャリルは今季未勝利、ここ二戦は着順も後退しているのですが、その近二戦は相手も強力でしたしそんな中でも良い内容で走っています。今回のメンバーは近二戦に比べれば緩和感がありますから、成績にも変化があって良いのではないでしょうか。
●12Rの買い目
馬単(4)=(10)、(4)=(6)、(10)=(6)、(4)→(1)、(4)→(7)
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6月1日、第10R・B2級1600m戦で塚本涼人騎手がジョヴィネッツァで鮮やかな逃げ切りを決め、地方競馬通算100勝を達成した。2019年4月20日デビューで5月19日、デビュー40戦目で初勝利をマーク。今年3年目で100勝を達成した。
塚本涼人騎手は兄が甲賀弘隆(旧姓・塚本 金沢)、塚本雄大(高知)。弟が今年デビューした塚本征吾(名古屋)とすべて地方競馬ジョッキー(さらに弟一人)。4人の現役ジョッキーは記憶に間違いなければ日本初。しかも所属競馬場も違うというのも珍しい。
塚本涼人騎手「やっと100勝を達成しましたが、101勝から減量がなくなりますから、これからがスタートだという気持ちです。今週開催(5月30日~6月1日)が始まる時点で王手をかけていましたが、足踏みが長くて長く感じました。ジョヴィネッツァはスピードが持ち味ですから最初から逃げようと決めていました。最後、後ろから差を詰められましたが、馬が頑張ってくれました。これからみんなと同じ斤量になってもいいレースを心がけていきたいと思います」
昨年中盤から活躍が目立つようになったが、そのあたりを聞くと「自信が出てきたのが大きいと思います」。今回の100勝も大外から一気に先手を奪って、そのまま押し切った。塚本涼人騎手を今後も注目してほしい。
7日メインはA級一組「初夏特別」(水沢1900m)。実力比較に加え、距離対応が勝敗の分かれ目となる。
リリーモントルーは函館ダート1700mで未勝利を脱出し、その後は芝に戻って京都芝1800mで2勝目をマーク。2勝クラスに在籍し、2着2回3着5回。二けた着順は6度のみと大崩れしないのが最大のセールスポイント。
転入初戦は久々のダート戦に加え、プラス15キロと大幅増。6番人気と低評価だったが、アッサリ覆して完勝。出遅れながらも中団インをキープして直線で弾けた。
今回は一度叩かれてさらに上昇は確実。距離も転入前に芝だが2000m以上をメインに使われているなら問題なし。2連勝を飾り、次開催に予定している重賞・一條記念みちのく大賞典へ向かいたいところ。
ジェイケイブラックは中央未勝利から転入後、秘めた素質を開花させて11勝。昨年も6勝をマークしてオープンでも通用を証明した。
今季は未勝利ながら休み明けを3着にまとめて2戦目2着。重賞・あすなろ賞でも0秒7差5着にまとめた。本質的には盛岡向きだが、今季の安定感なら水沢でも好勝負必至。逆転首位まで。
フェンドオフは中央ダート1800m2勝から3歳暮に転入。白嶺賞8着に終わり、直後に南関東へ移籍。3勝をあげてA2級へ在籍し、昨年9月に再転入。大みそかに待望の勝利を飾った。
今季は2戦連続2着にまとめ、シアンモア記念10着。重賞では荷が重いが、特別戦なら計算できるタイプ。自己条件に戻って反撃に転じる。
スカイサーベルは昨年1勝のみにとどまり、勝ち味の遅さがネックだったが、今季3戦3勝。久々の白星を手にし、これで弾みついた。メンバーは強化されて真価が問われるが、勢いに乗っている。
ブラックカードは小倉芝2000mで初勝利をあげ、札幌ダート1700mで2勝目。2勝クラスでも2着1回の実績を誇り、転入戦2着。あすなろ賞は後方から差を詰めただけだったが、ジェイケイブラックに次ぐ6着。巻き返し必至。
レインハートは転入3連勝。まくり脚を身上とし、前が速くなれば通用の可能性がある。
◎④リリーモントルー
〇⑧ジェイケイブラック
▲⑥フェンドオフ
△①スカイサーベル
△⑨ブラックカード
△⑦レインハート
<お奨めの1頭>
2R ヘニービュット
前走3着は先行2頭の決着で仕方なしの結果。今回はメンバーが大幅に緩和され、待望の初勝利は目前に迫った
6日(日)メインは「第6回早池峰スーパースプリント」(水沢850m)。前身は1975年に創設された特別・早池峰賞。旧盛岡1100mを舞台に年に1回、オープン馬によるスプリント戦は電撃の5・5ハロン戦と言われ、好評を博した。
その発展形態が、OROパーク完成とともにスタートしたJpnIII・クラスターカップ。ダートグレード短距離路線の一環に組み込まれ、現在に至っている。
一方、早池峰賞は盛岡ダート1200m、水沢1400mで行われた時期があったが、2015年をもって終了。新たに早池峰スーパースプリントを創設。距離も盛岡ダート1000mへ短縮された。
今年は開催日程の変更などにより水沢850mが舞台。焦点は開催地が替わってもコンサートドーレが2連覇を達成するか。盛岡ダート1000mに続いて水沢850mレコードを更新するか―に尽きる。
コンサートドーレは北海道3戦1勝から2歳10月に岩手入り。2着1回3着2回が最高で南関東(一度JRA入り)へ移籍して素質が開花。サウスヴィグラス産駒によくあることだが、若い頃は体が固まっていないため遅咲きタイプも少なくない。7勝をあげてB1まで出世した。
岩手再転入は昨年4月。初戦の水沢850mを7馬身差で圧勝し、続いて早池峰SSへ駒を進め、2着ミラクルダマスクに0秒2差をつけて完勝。サインズストームが前年マークした58秒4を更新。58秒2のレコードを樹立した。その後、2戦2着から高知へトレード。再転入直前のB級・1300mを快勝し、水沢850m戦を連勝。現在、3連勝をマークしている。
今回、当面のライバルと目されていたスティンライクビー、サーティグランドが出走を見送り。コンサートドーレはほぼ死角なしの大本命となった。
シャドウパーティーは中央、南関東を経て9歳時に転入。中央5勝を芝1800m~芝2200mでマークし、狙いは中距離芝だったが、本領を発揮したのは芝1000m。準重賞・ハーベストカップで3着を確保し、芝交流・OROターフスプリントへ名乗り。7番人気に甘んじたが、メンバー最速の上がりでごぼう抜き。鮮やかな直線一気を決め、9歳にして初重賞を手にした。
翌年にはハーベストカップを快勝してOROターフスプリント連覇を狙ったが、脚部不安のため自重。昨年はいつになく順調に使われ、栗駒賞4着、岩鷲賞3着からクラスターカップへも挑戦したが、8月の一戦後にリタイアを余儀なくされた。
7ヵ月の休養後、今年3月に戦列復帰を果たし、休み明け3戦目の前走・水沢850mでコンサートドーレの2着。これで本来の動きを取り戻したと判断していい。武器は芝ダートを問わず駆使する強烈な末脚。おそらく今回もメンバー最速の上がりを使ってくれるに違いない。
トゥーナノクターンは南関東3勝、笠松で1勝。転入戦は休み明けに加え、スタートで出遅れ。先手を奪うのに脚を使ったため8着に終わったが、1400mも長かった印象。
前走はひと叩きされた変わり身と距離短縮を味方に逃げ切り完勝。南関東の2勝を900mであげたのがダテではなかったことを証明した。注目してほしいのは走破タイム。同日のコンサートドーレの50秒6を上回る50秒5で快勝し、単純な時計比較でリード。大外が痛かったが、スンナリ逃げれれば再現まで。
キラットダイヤは中央2勝2着2回3着3回。すべてダート1000mでマークした快速派。初戦は1400m戦で2番手キープから3着なら上々の滑り出し。850mは未経験だが、距離短縮は望むところ。
ヴィグラスムーヴは中央未勝利から転入時、圧巻の9連勝。また南関東でも7連勝をマークした逸材。ここ2年は順調さを欠いて休み休みの実戦。前走も7ヵ月ぶりの実戦だったが、5着確保。550キロを超す大型馬で叩かれて良化確実。
リンシャンカイホウは中央芝1200m2勝。転入後は2戦とも着外だったが、馬場が締まれば反撃の余地がありそう。
◎⑦コンサートドーレ
〇①シャドウパーティー
▲⑩トゥーナノクターン
△④キラットダイヤ
△⑥ヴィグラスムーヴ
△⑧リンシャンカイホウ
<お奨めの1頭>
5R サンマルティン
元A級の格を前面に前回圧勝。6ヵ月半ぶりの実戦をモノともしなかった。相手強化感もなく、迷わず追いかける手