先週10日、水沢開催を締めくくる根幹重賞「第45回シアンモア記念」、どんな感想を持っただろうか。
外枠からスティンライクビーがハナを主張。赤松杯と同じ手に出て、超縦長の展開。1番人気ランガディアは5番手を追走し、2馬身後ろの内にエンパイアペガサス。ヤマショウブラックは後方待機策を採った。
最初に動いたのはランガディア。向こう正面から徐々に前へ接近し、エンパイアペガサスも遅れず追走。3~4コーナーでランガディアが先頭に立ち、エンパイアペガサスも外から馬体を併せ直線は2頭のマッチレース。
内で粘るランガディア、外エンパイアペガサスも交わそうとするが、そのままゴールへもつれ込み、ハナ差でランガディアが1着でゴールに入った。
これでランガディアは赤松杯に続いて重賞2連勝。赤松杯は9馬身差で圧勝したのに対し、今回はわずかハナ差。パフォーマンス的には落ちた印象もあるが、抜かせなかった根性を評価したい。
さらにランガディアは赤松杯圧勝後、馬場入れを自重。シアンモア記念までの乗り込みが2週間しかなく、決して万全とは言い難かった。
次のターゲットは6月16日、「第47回一條記念みちのく大賞典」(水沢2000m)。5週間あればしっかり回復して臨めるはず。
また今回2着で復調宣言エンパイアペガサスはみちのく大賞典3度優勝がかかっているし、シアンモア記念3着ヤマショウブラックは本質的にステイヤーだから2000m延長は望むところ。3頭の主役争いは今後も続く。
18日メインはB1二組「ピンクダイヤモンド賞」(盛岡ダート1600m)。実力伯仲のメンバーがそろい、波乱の可能性も十分ある。
チェスターコートは中央未勝利から転入。連対を外したのは前々走・エイプリルカップ4着のみ。前走はその影響が心配されたが、好位につけて直線アッサリ突き抜けて完勝。4歳の若さで軌道修正した。
前走はB1・B2混合戦だったが、今度はB1級相手。格上馬がそろっても勢い重視。オープン入りも目前に迫った。
ニシノゲンキマルは南関東B2から転入した格上の存在。格付けC2スタートにも恵まれて岩手入り後はすべて3着以上。抜群の安定感を誇る。
気になるのは駒形賞で7着に敗れたこと。強豪ジェイケイブラックが相手だったが、それでも着外は物足りない。あえて敗因を探せば、終始外目を回されたこと。なし崩し的に脚を使って最後一杯となったとも解釈できる。
その意味で今回は正念場。このまま尻すぼみとなるのか、巻き返しなるか。コースが替わったことが刺激になれば逆転まで考えられる。
ワンダフルキングスは相手なりに駆ける堅実さが身上。着外は2ヵ月半休養明けの今季初戦8着のみ。叩かれながら調子をあげて前走2着を確保。持ち味を取り戻した。
大外12番枠を引き当てたが、コーナー入りまで900mあればさほどの不利にはならないはず。ここでも安定度を発揮する。
アドマイヤコメットは前走7着。いつもどおり逃げの手に出たが、久々の実戦がこたえた。今回はレース間隔が開いたが、乗り込み十分。同型がそろっても逃げの手は必至だし、ハイペースでも強じんな粘りを発揮するタイプ。アッサリ逃げ切りまで考えられる。
ワールドレーヴはひと叩きされた前走3着。しっかり変わり身を見せてくれた。そうなれば南関東A2の格からも侮れない存在。
◎⑤チェスターコート
〇⑦ニシノゲンキマル
▲⑫ワンダフルキングス
△⑨アドマイヤコメット
△①ワールドレーヴ
<お奨めの1頭>
2R フェルシュテルケン
転入初戦は久々のレースだったことも影響して痛恨の出遅れ。2着も仕方なしだった。態勢立て直して今度こそ首位を奪取する
今週17日(日)から舞台は新緑の盛岡=OROパーク。先週12日は荒れに荒れた一日となってショックが尾を引いているが、コース替わって気分一新。反撃に転じたい。
以下に記すのはみなさんはもちろんのこと、自分にも言い聞かせること。何度かお伝えしているが、水沢競馬場=右回り1周1200m平坦コース、盛岡競馬場=左回り1周1600mバンケットコースと真逆のコース形態。心して臨みたい。
まずは先週までの成績は一旦クリアーしたい。もちろん実力上位、好調度は継続して考えていいが、コース替われば話は別。水沢で好走していた馬が凡走するケースは結構多い。チェックしたいのは左回り成績。そしてコース成績。初も盛岡の場合はさらに慎重に考えなければならない。
これまで水沢開催は盛岡競馬場所属馬が馬運車で移動したが、今度は水沢競馬場所属馬が馬運車で移動する。必然的に馬体重が減るケースもあるし、輸送で入れ込むケースもある。
盛岡コースの直線は約300mあって、さらに上り坂。よく言われることだが、非力な先行馬には厳しいコース。惰性で押し切るのは基本難しい。
コース傾向も早めにつかみたい。内が有利か外が伸びるか。先行有利か、差し有利か。これは重要なファクターとなる。ただ開催替わり初日は馬だけではなくジョッキーも手探り状態。オーバーペースにならないように心がけるため、先行有利がこれまでのデータ。
2Rは◎④ファヴール、○⑦ウインラングロワの行った切りを本線とした。これで決まれば開催替わり初日はペース落ち着くと見ていいかもしれない。
17日メインは「ORO開幕特別」(3歳 盛岡ダート1800m)。この一戦は昨年で例えると東北優駿トライアル・やまびこ賞。昨年は水沢1900mで行われたが、今度は盛岡が舞台。6月7日に行われる「第28回東北優駿(岩手ダービー)」の実質トライアル競走。前哨戦と見て間違いない。
主軸にマイランコントルを抜てきする。昨年7月にデビュー予定だったが、左肩の跛行で出走取り消し。完全休養に入り、3月30日の3歳C2戦へ出走。スタートから後続を寄せ付けず、大差で圧勝。能力の違いを見せつけた。
2戦目も同様の競馬に持ち込んで逃げ切り圧勝。2戦とも2着に1秒9もつけてワンサイド決着を果たした。
今回は初の輸送競馬、初の左回り盛岡、さらには距離が一気に1800m延長と不確定要素がそろったが、2連勝の強さを信じる手。仮にここも突破なら東北優駿でも台風の目になるに違いない。
リュウノチョッパーは中央ダート1600m~1800mで3着1回2着3回から転入。いきなり重賞・ダイヤモンドカップへ挑戦。当日はプラス18キロと体が太い印象だったが、地力でグランコージー、フレッチャビアンカに続く3着を確保した。
ひと叩きされて体が絞れるのは確実だろうし、1800m延長は中央実績からも大歓迎。勝ち味の遅いタイプだが、今回勝って東北優駿へ弾みをつける。
シーサンプーターは2歳芝重賞・若鮎賞を優勝。ダートが課題だったが、奥州弥生賞2着でメドをつけた。前走はグランコージーが前半36秒4のハイラップで逃げ。追走に手こずったが、このメンバーなら置かれることはないはず。直線一気に台頭する。
トゥーナブロッサムは南関東で1勝2着2回3着2回。ここ2戦は入着止まりだが、成績的には間に合う。
ナーリーは再転入後は2戦着外だが、時計のかかる水沢が合わなかった印象。盛岡に替わって反撃に転じるか。
リュウノブルックはいい脚を長く使えるタイプ。前崩れの展開になれば浮上の可能性がある。
◎⑩マイランコントル
○⑨リュウノチョッパー
▲⑥シーサンプーター
△⑧トゥーナブロッサム
△③ナーリー
△②リュウノブルック
<お奨めの1頭>
7R コアレスクイーン
転入2戦2着は相手が強すぎたが、前回圧勝で吹っ切れた。ここも難なく突破する
5月10日に行われた古馬伝統の重賞『シアンモア記念』は、その伝統の重みにふさわしい激闘となりました。
赤松杯で衝撃の岩手デビューを飾ったランガディアが1番人気、復活を期すエンパイアペガサスが2番人気。そして昨季の年度代表馬ヤマショウブラックが3番人気。レースは中団に付けたランガディアとそれをマークするライバル二頭の形で進みます。
3コーナー手前で動いたランガディア、それに合わせて仕掛けたエンパイアペガサス。ここからはこの二頭の一騎打ちに。外から馬体を並べていったエンパイアペガサスの手応えが優っているように見えたものの、ランガディアも交わさせずに粘ります。直線いっぱい続いた叩き合い、追い比べはゴールの瞬間も首の上げ下げ。結果はランガディアがハナ差で凌ぎ切って重賞連勝を達成。鞍上の鈴木祐騎手・ランガディアを管理する板垣吉則調教師共にシアンモア記念初制覇となりました。
しかし最後まで追い詰めたエンパイアペガサスは確かに復活の手応えを感じさせました。ヤマショウブラックもこの2頭からは離されたとはいえコースへの対応力を着々とつけています。この3頭が三度相まみえるであろうみちのく大賞典が今から楽しみです。
5月12日・火曜のメインレースは第12Rの『スプリント特別』発走は18時10分。昨年12月から冬休みを挟んで続いた水沢開催も今日で一旦終了。来週からは半年ぶりのOROパーク盛岡競馬場での開催になります。自分は盛岡に住んでいるので盛岡開催の方が近くて良いのですが、ひとまず今日は、開催替わり前の水沢競馬を楽しみましょう。
このスプリント特別、本命は(3)ラブバレットです。ちょうど昨年の盛岡開催が終わった頃に南関東に移籍し、この春まで3戦を消化して岩手に戻ってきたラブバレット。その間の結果としてはもうひとつ・・・と言わざるを得ませんが、岩手に戻ってくれば話は別という事になるはず。
もちろん、そんな直前の戦績、9歳という年齢。気になる要素は無きにしもあらずです。今シーズンこの先の展望を開くためにもここはそんな不安を払拭する走りを期待したいもの。
対抗は転入初戦の(5)タイセイブラストを採りました。JRA-南関東と経てきてどちらかといえばマイル~1800mあたりでのキャリアですが、しばしば走っている1400mなどでも悪くない内容。ファスリエフ産駒ですから短距離適性は十分にあるはずです。課題はあまり経験がない小回りかもしれません。しかしそれも地元コースなら対応できるでしょう。
三番手は(1)キモンダッシュでどうでしょうか。前走の850mはさすがに短すぎたでしょう。1400mだった2走前くらい走れば、ですし、1300mも1400mよりずっと得意なはず。
最後に一頭(4)キングジャガーを。以前の岩手在籍時に短距離に転向したことがあるのですが、その時は"短距離のスペシャリストには敵わない"ということでマイル以上の路線に戻りました。ここはその"スペシャリスト"が相手に加え強力同型もいるのでは強気になれませんが、すんなり先行できたなら活路も見いだせるのではないでしょうか。
●12Rの買い目
馬単(3)=(5)、(3)→(1)、(3)→(4)
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本題に入る前に5月5日、船橋1600mで行われたJpnI・かしわ記念を振り返ってみたい。
アグネスデジタル、アドマイヤドンに続く史上3頭目の芝ダートGI、交流GI制覇を目指すモズアスコット、ジャパンダートダービー、南部杯、チャンピオンズカップを3歳で制しJRA最優秀ダートホースに選ばれたルヴァンスレーヴの戦列復帰など、話題の多い一戦だった。
一ファンとしてもかたずを飲んで見守っていたが、モズアスコットはスタートで躓いた上、3コーナーで失速6着。またルヴァンスレーヴは2番手につけたが、4コーナーで一杯。5着に沈んだ。
勝ったのはワイドファラオ。GII・ニュージーランドトロフィー、GIII・ユニコーンステークス、そして今回のJpnI・かしわ記念とオールマイティーぶりを発揮。後続がもたつくのを尻目に、まんまと逃げきった。
背景にあったのは昨年9月、JpnIII・オーバルスプリント2着で浦和だったが、地方ダートを経験していたこと。チャンピオンズカップ14着、フェブラリーステークス12着と大敗したが、今回は自分の競馬ができたことが最大の勝因だった。
2着のケイティブレイブも帝王賞、川崎記念とJpnI2勝。マイルは気持ち短い印象だったが、豊富な地方ダート経験を生かした。
一方、モズアスコットは6着。スタート直後に脚を滑らせ、初の地方ダートの洗礼を受けた。このケースは思った以上に多く、JRAと地方の砂が違うことを垣間見せた。そして3コーナーで戦意喪失。東京ダートで見せた強さの片りんすら見せることができなかった。地方ダートは慣れが必要なんだと改めて思った。
ルヴァンスレーヴはモズアスコットに先着したが、ワイドファラオとのタイム差は1秒6。
11日メインはA級馬による水沢1600m戦「皐月特別」。転入馬がカギを握る一戦となった。
本命は中央2勝クラスからの転入マイネルストラトス。中央未勝利から園田、大井でそれぞれ2勝。C1級も突破して中央へ再転入。勝ち味を覚えてダート1800m、1700mで2勝をマークした。
2勝クラスでは歯が立たなかったが、以上の実績があれば一線級はともかく手薄なA級メンバーなら当然通用。初戦から狙える。
イーグルカザンは岩手重賞の常連。昨年も赤松杯、シアンモア記念でロジストームの2着を確保した。
すずらん賞3着後、8ヵ月の休養を余儀なくされ、赤松杯で復帰。さすがに久々に加え、相手が強すぎて9着だったが、馬体印象は悪く映らなかった。
12歳馬ゆえ大きな変化はないだろうが、ひと叩き分の良化は確実。今回は強豪が前日のシアンモア記念にエントリーし、相手緩和。さらに絶好の1番枠を引き当て、うまく立ち回れるのは確実だ。
ヤマニンボアソルチは昨年終盤から調子をあげ、本来の先行力と粘りを取り戻した。今季も逃げて2、3着に好走。好調をアピールしている。ここも自分の競馬に徹するのみ。うまくマイペースに持ち込めば逃げ切りのシーンまで。
グランユニヴェールは前走5着。今季初戦を完勝したが、中団のままに終わった。おそらく距離1800mが敗因ではなく、気性的にムラな面が出たと解釈。レースに集中できれば反撃に転じて不思議はない。
サンドプラチナは南関東B1から転入。ここ4戦は着外だったが、5走前の大井1400m戦で3着。やはりマークは欠かせない。
ミスターシーバスは再転入戦、キングジャガーに離されたが、2着を死守した。これでA級でもメドが立ったか。
◎⑤マイネルストラトス
〇①イーグルカザン
▲⑧ヤマニンボアソルチ
△⑨グランユニヴェール
△④サンドプラチナ
△⑩ミスターシーバス
<お奨めの1頭>
6R マイネルエメ
南関東B3の実力を見せつけてあっさり転入2連勝。特に前走は2着に2秒3差をつけ、C2では能力が違いすぎる
10日メインは3月から始まった水沢競馬の区切りとなる春のマイル王決定戦「第45回シアンモア記念」(水沢1600m)。
まずはトライアル・赤松杯を振り返ってみたい。1番人気はヤマショウブラック、2番人気エンパイアペガサス、3番人気ロジストームが支持を集めた。
レースは内枠を利してスティンライクビーが逃げ、2番手にリュウノヴィグラス。離れた3番手外にロジストーム、ヤマショウブラックは内に入れ、4番手インを追走。ランガディアは7番手に待機し、スタートで躓いたエンパイアペガサスは最後方からの競馬を余儀なくされた。
レースが動いたのが2コーナー過ぎから。ランガディアが外を回ってGOサインを出すと鋭く反応。一気に先陣に接近して4角で逃げたスティンライクビーをアッサリ交わして先頭。
これでランガディアの勝利は間違いなかったが、そこから後続を突き放す一方。まさに中央オープンの底力を見せつけ、9馬身差で圧勝した。
思い出すのは2014年のナムラタイタン=赤松杯。中央ダート9勝、GIII・武蔵野ステークスを制し、鳴り物入りで転入。赤松杯に名乗りをあげ、スタートからエンジンの違いがマザマザ。一人旅を決め、2着に1秒9差をつけて圧勝。
強さは誰もが分かっていたが、それでも強烈なパフォーマンスに周囲は度肝を抜いた。
今回はナムラタイタン以来の衝撃だったが、事情がちょっと違った。
ランガディアの主戦場は芝。6勝をマークして重賞へも3度挑戦したが、ダート経験は転入直前の総武ステークス一度のみ。
いかに10月以来の実戦だったとはいえ、しんがり16着。初ダートは大敗に終わり、時計がかかる水沢が合うかどうか、半信半疑。6番人気の低評価もやむなしだった。
一つの例がダイワマッジョーレだった。阪急杯、京王杯スプリングカップと重賞2勝、GI・高松宮記念6着。当時は盛岡芝をにらんでの転入だったが、絶対能力でダートもこなせるかと思われていたが、かきつばた賞を取消後の盛岡ダート1600m戦5着。時計のかかるダートに手こずった。
ランガディアは父がキングカメハメハ。産駒に当時、ダートG(Jpn)Iを10勝の日本記録を打ち立てたホッコータルマエ、JpnI2勝チュウワウィザード、JCダートを優勝ベルシャワールなどダートでも活躍馬が多数。
ダートもこなせる血統だと分かっていたが、なにせ転入前の内容がひと息すぎた。
それをあざ笑うかのように赤松杯を圧勝し、一気に勢力図を変えてしまった。仮にシアンモア記念も圧勝なら一條記念みちのく大賞典、さらにはマーキュリーカップでも好勝負は必至。期待を込めてランガディアのレースぶりに注目してみたい。
ヤマショウブラックは赤松杯で好レースを見せたが、スティンライクビーを捕え切れず3着。これをどう評価するかだが、あくまでもシアンモア記念の叩き台。
加えてスタート直後に落鉄したそうで、走りづらかったのは事実。それを考えれば上々の滑り出しだったし、赤松杯が初めての休み明け戦。これまで敗戦を糧に力をつけてきた足跡があり、休み明け2戦目は心強い材料。
ベストは2000m以上だが、マイルでも2勝2着2回3着2回とすべて3着以上。ランガディアがもたつけばチャンスはあるはず。
エンパイアペガサスは桐花賞でヤマショウブラックの2着に敗れ、年度代表馬の座を譲ったが、マークされる競馬も敗因だった。
赤松杯は仕切り直しの一戦だったが、スタートでつまずくアクシデント。最後方からの競馬では5着も仕方なしだった。水沢1600mは過去、5戦4勝。凡走は前走・赤松杯のみと得意の条件。発馬互角なら巻き返しに転じて不思議はない。
ロジストームは赤松杯2連覇がかかったが、3コーナーから失速8着。大外枠と久々の実戦がこたえたか。叩かれた変わり身は確実で、水沢マイルがベストの舞台。有力馬はほぼ中団から後ろにつけ、マークが楽。展開の利を生かしたい。
アドマイヤメテオは昨年終盤、絆カップ、白嶺賞、桐花賞と3連続3着。メンバーが甘くなった今季初戦を快勝し、赤松杯4着。崩れないタイプで有力ラインがもたつけば馬券対象になる。
◎⑥ランガディア
〇③ヤマショウブラック
▲②エンパイアペガサス
△⑩ロジストーム
△⑧アドマイヤメテオ
△⑨センティグレード
<お奨めの1頭>
10R ノットオンリー
前走2着は逃げ馬苦戦の馬場に泣いた。気配落ちはなく、巻き返し必至。首位を奪回し、元B1の貫禄を見せつける