1月12日(日)から14日(火)の3日間で、年末年始の変則開催は終了。次回から土日月の通常日程に戻ります。
13日(祝・月)のメインには、明け4歳牝馬による準重賞・ばんえいプリンセス賞が組まれています。12月1日に行われた3歳女王決定戦・ばんえいオークスは、1着スマイルカナ、2着カフカ。12月30日の3歳三冠最終戦・ばんえいダービーでは、カフカが4着で、スマイルカナは5着。スマイルカナが同世代の牝馬に先着を許したのは2歳9月のいちい賞以来で、女王にライバルが出現したかたち。ともにその後1月7日に別々のレースを使われ、今季3度目の対戦を迎えます。
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【第21回開催1日目】
1月12日(日)のメイン第11レースには、ガーネット特別(B1級-1組・18:30発走予定)が行われます。
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全馬の前走がB1級の特別戦で、1組の初夢特別から8頭、2組のオリオン特別から2頭が参戦します。
1組の初夢特別2着◎ローランドに注目。9月28日のB1昇級初戦・ペルセウス特別で障害ひと腰から2着に入ると、その後同条件で4、2、1、2着と堅実な走り。ここは前走の勝ち馬は不在。勝ってA2昇級を決めそうです。
○ウルトラコタロウは、ばんえいダービーの3着馬で、続くオリオン特別では長くいい脚を使って2着。初のB1級の特別挑戦でも1番人気に推されていたように地力強化をうかがわせます。前走ではローランドの手綱を取っていた主戦の鈴木恵介騎手が騎乗するのもプラスでしょう。
▲コウシュハテンセイは、初夢特別では6着とはいえ、2着ローランドと3秒8差なら悲観材料なし。同条件で2着2回がありひと押しきけばチャンス。
△サクラジョージは、前走で中原蓮騎手に特別戦初勝利をプレゼントしました。1組へ条件は上がるかたちですが、12月のデビューから13勝を挙げているゴールデンルーキーの騎乗は追い風になります。
【第21回開催2日目】
1月13日(祝・月)のメイン第11レースには、準重賞・ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:30発走予定)が行われます。
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◎スマイルカナは、2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスと定量の牝馬重賞で2戦2勝。ばんえいオークスで逃げて2着だったカフカには、牡馬相手の定量戦・ばんえいダービーで逆転されましたが、今回は当時の710キロから20キロ軽い690キロで出走可能。スピードと末脚を生かせるはずで、女王の貫録を示すでしょう。
○カフカは、ばんえいダービーではスマイルカナよりあとに障害を越えながらしぶとく歩いて4着。スマイルカナはゴール前で一杯になり5着でした。このレースはクラス別定重量のため、ライバルより20キロ軽い670キロは有利ですが、710キロだったばんえいダービーと比べ、障害力や持久力を生かしにくい条件といえます。
ほかの8頭は、ばんえいオークスより10キロ軽い660キロでの出走。
▲オオネガイキンヒメは、ばんえいオークスでは5番人気で6着でしたが、強すぎた上位2頭を除けば力量差は感じません。3着だった黒ユリ賞で手綱を取っていた鈴木恵介騎手がそれ以来の騎乗で変わり身が期待できます。
△クリスタルイプセは、順調に使えない面がありキャリア27戦はメンバー最少。しかし2歳9月のいちい賞(2歳牝馬オープン)でスマイルカナに土をつけ、黒ユリ賞は2着と高い素質の持ち主。前走(1着)から間隔を詰めて使われるここは楽しみです。
【第21回開催3日目】
1月14日(火)のメイン第11レースには、睦月特別(オープン-2組・18:15発走予定)が行われます。
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◎ヘッチャラは、2走前(11月25日)のオープン・知床賞でゴールまでしぶとく歩いて悪くない3着。ここにも出走している4着ヤマカツエース、5着カイセドクターら5頭に先着しています。今回のメンバーでは番組賞金順トップ。年末年始は連続開催ですが、レース間隔が詰まっていない点も好感触です。
○センリョウボスは、前走が準重賞のばんえい十勝金杯で、障害を3番手で降りて4着。明け11歳のベテランながら、ゴール前の切れ味勝負に加わって状態の良さをうかがわせます。今週から走路のロータリーハローがけの範囲が広くなることでペースが緩くなれば好走確率は高まります。
▲ギンジは、定量500キロ戦・地吹雪賞2着を挟んでA1級を連勝しての昇級初戦です。とはいえ昨年の同時期には、ばんえい十勝金杯で連対と、格負けはありません。
△ブラックサファイアは、前走の地吹雪賞がオープン昇級後の初勝利。勢いに乗りたいところですが、ハローがけの影響が懸念されます。