今年度の能力検査は追加日程も含め、第10回(8月18日)で終了しました。しかし、2020年の最後の能力検査で不合格だったオーシャンロマンが、翌年3歳になり受検し合格して、通算5勝(現役)を挙げています。もし来季再起のチャンスがある馬がいれば注目したいところ。
9月3日(日)のマロニエ賞には、前開催の不知火特別に不在(登録なしまたは回避)だったアオノブラック、メムロボブサップの古馬二強が参戦予定となっています。
※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら
【第11回開催1日目】
9月2日(土)のメイン第11レースには、長月特別(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
前開催の中日スポーツ杯は、6番手までがほとんど差なく障害をクリアし、先行した馬たちによる決着。続けて8頭が参戦していますが勝ち馬は昇級したため、メンバー最先着は2着のフナノギムレットとなります。
注目は3着◎アサゾラ。勝ち馬オレノタイショウに食らいつき、ゴール前でやや脚いろが鈍ったところを、一旦は位置が下がったフナノギムレットの巻き返しに遭いました。条件問わず上位に入っており、引き続き期待できます。
○サカノハマナカは、近3開催のB1級-1組の特別戦で8、7、6着とひと息。ただ、ここ2走は障害をひと腰で越えています。コースの砂の入れ替えが行われたことで時計がかかる馬場になれば遅れず追走でき、しぶとさを発揮できるはず。
▲フナノギムレットは、同じ近3走が5、5、2着と大崩れなし。前走のような消耗戦になりバテる馬が多ければ決め手が生きるでしょう。
△ジェイヒーローは、今回が実質のB1昇級戦。自己条件では3戦連続連対と勢いがあり、3歳の20キロ減も有利です。
【第11回開催2日目】
9月3日(日)のメイン第11レースには、マロニエ賞(オープン-1組・20:05発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
次開催に重賞の岩見沢記念、銀河賞(4歳)を控えているためか、メムロボブサップ、インビクタ、ヘッチャラが回避しての7頭立て。
このメンバーなら◎アオノブラックが負けられません。前走ばんえいグランプリでは、障害で真っ先に仕掛けて苦戦し5着と不本意な結果でした。今回の賞金ハンデ10キロは実力からすればさほど不利ではなく、いい感触を持って岩見沢記念へ臨みたいところでしょう。
○オーシャンウイナーは、5歳馬でばんえいグランプリ不出走ですが2連勝中。2走前がオープン格付になって、世代限定戦以外での初勝利と力をつけています。アオノブラックと5キロ差では逆転まではどうかですが、ここは1組にしては楽な相手関係です。
▲メジロゴーリキは、開幕から4戦連続3着以内とスタートダッシュを決めましたが、出走取消後は9、6、9着とひと息。ただ、重賞ではなかった2走前は障害ひと腰と悪い走りではありませんでした。コースの砂の入れ替えが行われたことで時計がかかる馬場になれば大きく変わっても不思議ありません。
【第11回開催3日目】
9月4日(月)のメイン第11レースには、白露特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
8月14日のベガ特別を使われた馬が7頭います。
注目は5着だった3歳馬◎キタノミネ。ベガ特別が初の古馬相手の特別戦ながら2秒5差の惜敗。障害を降り4番手まで下がりましたが、ミヤビダイチに並ばれるとエンジンがかかり、先着されたとはいえ見どころがありました。1~5着馬のうち3頭は3歳でしたが、今回はこの馬のみ出走とメンバーにも恵まれています。
○キタノハナマメは、7歳ながらベガ特別が通算で初の特別戦で6着でした。B2級では平場戦で1勝、2着1回と通用のメドが立っており、2度目の特別戦で上積みがあれば逆転がありそうです。
▲ジェイスカイは、近3走が2組の平場戦で5、4、1着と成績が右肩上がり。B2昇級初戦だった5走前の特別戦で、ミヤビダイチ(ベガ特別4着)に先着しており力差は感じません。
△ミヤビダイチは、ベガ特別でメンバー最先着だけに侮れません。