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2023年1月12日 アーカイブ

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今週の見どころ(1/14~1/16)

2023年1月12日(木)

 1月14日(土)の地方競馬の開催は、ばんえい帯広競馬のみ。ぜひオッズパークでお楽しみください。
 15日(日)のメインには、4歳牝馬による準重賞・ばんえいプリンセス賞が組まれています。明け4歳馬にとって今季中に同世代の牝馬同士で戦えるラストチャンス。ここで好走できれば、次開催・1月29日に実施される4歳以上牝馬による重賞・ヒロインズカップも視野に入ってくるはずです。

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【第21回開催1日目】
 1月14日(土)のメイン第11レースには、ガーネット特別(B1級-1組・18:25発走予定)が行われます。

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 前開催の北海道競馬記者クラブ特別は、9番人気ワンポイント(今開催からA2へ昇級)が逃げ切り勝ちを収め、8番人気ロングビユウテイが3着に入り波乱に。
 1番人気で2着だった◎テンリュウフジに期待します。特別戦でも速い流れになりやすい昨今は、障害力はもちろん、決め手が勝負を左右します。前走でロングビユウテイを差し返したテンリュウフジの走りは、明け10歳という年齢を感じさせません。今季B1級-1組の特別戦では2、1、2着とすべて連対。このレースの当日は雪予報が出ていますが、どんな流れになっても崩れる懸念は少ないです。
 ○カツゲンが相手筆頭です。4走続けて2組の平場戦に出走し4、2、4、2着と安定。1月2日の前走では、明け5歳で平場戦の若馬減量がなくなったなか、素晴らしい切れ味を発揮しました。軽馬場なら過去5着2回の1組特別戦でも上位争いが見込めます。
 ▲ホクセイサクラコは、北海道競馬記者クラブ特別では4番人気で6着。ワンポイントとほぼ同時に障害を降りながら詰めを欠きましたが、2着テンリュウフジとは2秒5の僅差でした。2走前のB1昇級初戦で、カツゲンを差し切っているようにスピード能力は高く、こちらも降雪が味方になるはず。
 △ロングビユウテイは、馬場水分3.6%だった11月の1組特別戦で差して2着があります。ここも軽視できません。

【第21回開催2日目】
 1月15日(日)のメイン第11レースには、準重賞・ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:25発走予定)が行われます。

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 12月4日に実施されたばんえいオークス(定量670キロ)に参戦していなかったのはミノリヒメだけでほぼ再戦。障害2番手から突き抜けたダイヤカツヒメが、当時から10キロ増のトップハンデとなり、最大20キロ差つきます。
 ◎ピュアリーナナセは、ばんえいオークスでは1番人気で10着。もともとあまりテンに速くないなか、砂が重い10コースに入り、しかもハイペースで追走が厳しく、障害で苦戦と悪い材料が重なった印象でした。近2走も10着ですが、ともにこのところ砂が重いとされる1コースだったと説明がつきます。現に5コースだった3走前の自己条件ではしっかり4着まで伸びており、4コースの今回、黒ユリ賞馬の復活がありそうです。
 ○シンエイアロイも直線勝負タイプですが、ピュアリーナナセや、ホクセイサクランボより前で運べます。2番人気だったばんえいオークスは、勝ち馬にも劣らない末脚を使って4着。早めに先頭に立てれば、後続の追い上げを振り切れるかもしれません。
 ▲ホクセイサクランボは、障害10番手から3着。展開次第の面は否めませんが、ここも要警戒でしょう。
 △ダイヤカツヒメは、9番人気の低評価を覆しての勝利。ただ、赤塚健仁騎手の前半35秒という積極策がハマった感もあります。10キロ増とはいえトップハンデで、人気になるだろう今回も同じ競馬ができるかどうか。

【第21回開催3日目】
 1月16日(月)のメイン第11レースには、睦月特別(オープン-2組・18:20発走予定)が行われます。

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 帯広記念組が上位でしょう。なかでも注目は7着だった◎マツカゼウンカイ。10月には重量850キロの北見記念で追い上げて4着がありますが、障害では苦戦していたように、基本的には700キロ台後半までが活躍の舞台。9月以降に出走したオープン-1組の特別戦では2、8、4、2着。直近の射手座特別(馬場水分1.4%)では、ミノルシャープに一旦は突き放されたものの、終いは差を縮め1秒1差に食い下がっています。ここも好位で運んで上位を目指します。
 ○ミノルシャープは、帯広記念の4着馬。20年には旭川記念、ばんえいグランプリを制しているように、マツカゼウンカイより重量の融通は利きます。ただ、馬場水分3.5%でペースが速かった2走前のオープン-1組平場戦では730キロの軽量でも障害で苦戦し10着。特別戦とはいえ、雪の影響がありそうなここで、流れに乗れるかどうか。
 ▲オーシャンウイナーは明け5歳で、射手座特別は10着でしたがためて障害ひと腰から無理せずといった感じ。若い世代は三冠が目標となるだけに、自己条件では目いっぱいの競馬はしにくいはず。しかし天馬賞が終わり、2組に下がったここなら、大きく変わっても驚けません。
 △キタノユウジロウは、連覇を目指した帯広記念では6着と残念な結果でした。ただ今季はオープン-2組の特別戦で2勝。不得意な印象があるスピード競馬にも対応しており、軽馬場見込みの今回も軽視禁物です。


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