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2021年12月22日 アーカイブ

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今週の見どころ(12/24~12/26)

2021年12月22日(水)

帯広競馬場開場について

 年末は12月24日(金)からの8日のうち6日で開催がある、詰まったスケジュール。26日(日)までの3日間では、馬によっては最短中4日での出走となる場合もあり、体重など当日の気配に注意が必要でしょう。
 なおこの第19回開催のオープン-1組は24日第12レースに平場で実施。特別戦(今季の収得賞金110万円につき5キロ増)と比べハンデを課されにくい(120万円につき5キロ増)ため、近走より重量差の面で変化がある馬もいます。メイン後のレースでも注目です。

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【第19回開催1日目】
 12月24日(金)のメイン第11レースには、ノエル特別(A1級・19:25発走予定)が行われます。

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 前開催の射手座特別(A1級)は牡馬のみでしたが、4歳以上牝馬による準重賞・レディスーカップを使われた2頭が加わっています。
 注目は、射手座特別が1番人気で3着だった◎ハクタイホウです。逃げたコマサンエースにまずノエルブランが並びかけ、さらにゴール前では、この馬と、オーシャンウイナー、アオノゴッド、センリョウボス、カンシャノココロも加わっての大激戦の末、勝ったセンリョウボスとコンマ4秒差の惜敗でした。今回、センリョウボスの賞金ハンデが増えたぶん、5キロの重量差がつき、2着コマサンエースは不出走。松田道明騎手との初コンビで今度こそ人気にこたえてくれそうです。
 ○カンシャノココロは、2番人気で6着。2開催前の摩周湖特別(A1級)を障害ひと腰から抜け出し完勝していただけに残念な結果でしたが、センリョウボスとは1秒5の僅差。こちらも5キロ差つけば巻き返せるはず。
 ▲アフロディーテは、摩周湖特別3着から前開催ではレディースカップを使われ2着。逃げて、オープン馬シンエイボブにこそ交わされたものの後続は振り切っています。近2走ではハクタイホウに騎乗していた赤塚健仁騎手が今回、久々のコンビを組みます。他馬が前走から10~15キロ増なのに対し、5キロ増というのは買い材料といえます。
 △ノエルブランは、射手座特別では7頭による優勝争いからゴール前で唯一、脱落して9着。今回手綱を取る長澤幸太騎手は、直近の連対時に騎乗しており、変わり身が期待できそそうです。

【第19回開催2日目】
 12月25日(土)のメイン第11レースには、ホワイトクリスマス賞(A2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

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 ギンジが回避したとはいえ4歳が5頭と過半数。しかし若馬の10キロ減があってもほとんどの馬にとって初の負担重量でもあり、6歳◎ハマノダイマオーに注目します。前開催のおおいぬ座特別(A2級-1組)は、3歳、4歳各1頭と少なかったものの、鮮やかに逃げ切って勝利し、4着だった五稜郭特別(A2級-1組)から巻き返しています。その2走前も今回と同様に4歳が5頭おり、逃げたギンジが1着、障害を2番手で降りたアバシリルビーが2着でしたが、おおいぬ座特別から引き続きギンジが不在。ハマノダイマオーが逃げ切る確率が高そうです。
 4歳牝馬○アバシリルビーは、前開催は4歳以上牝馬による準重賞・レディースカップで9着。年長の格上馬もおり障害で苦戦しました。前走から5キロ増の705キロですが、自己条件の五稜郭特別では695キロをふた腰でまとめており、4歳では唯一、今回以上の重量を経験している強みもあります。ギンジが回避したのならチャンスは十分です。
 7歳▲ヤマトジャパンは、おおいぬ座特別が昇級初戦で5着でした。じつは昨季も12月にA2へ昇級すると、年度末までに特別戦で2、3着各2回、4、5、6着各1回と活躍していました。今年もこのクラスで暴れてみせるか。
 6歳△オレワチャンピオンは、五稜郭特別6着から、おおいぬ座特別では3着と前進。ここにも出走の4歳コウシュハボブとの争いを制しており、引き続き期待できます。

【第19回開催3日目】
 12月26日(日)のメイン第11レースには、カトレア特別(B1級-1組・19:25発走予定)が行われます。

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 前開催の冬月特別(B1級-1組)から1、2着馬を含む8頭が参戦していますが、単勝7→9→6番人気で入り3連単が26万円と荒れだけに、上位馬を信頼しにくい面はあります。
 ◎コウテイは、1番人気で8着でしたが、速い流れでやや遅れたのを障害で取り戻そうと、直行で仕掛けたぶん詰めが甘くなった格好でしょう。スタートから第1障害までの区間に砂が足されたため、テンから極端なペースにはならないはず。それまで北海道競馬記者クラブ特別2着、羊蹄山特別4着と同条件で安定していただけに巻き返しが期待できます。
 ○ゲッカビジンは、冬月特別がB2級初戦ながら4番人気で4秒3差の5着。今季B4級スタートでしたが、B3、B2昇級初戦でも馬券に絡んでおり、B2昇級でもクラスの壁を感じさせませんでした。いい意味で相手なりといえ、クラス2度目で慣れも見込め前進あるのみ。
 ▲リュウセイペガサスも2番人気で7着と人気に応えられず。先行してあとひと押し、というレースを続けていましたが、10コースに入った前走は行き脚がつかず。それでも終いに伸びて5秒1差にまとめたのは力の証でしょう。その前に掲示板に載れなかったのも10コースに入った9月12日の1組平場戦(8着)だっただけに、中の5コースは好材料といえます。
 △ジェイトップは7番人気で1着。ゲッカビジンと同様、B2昇級初戦での好走でした。今回は一転、目標にされる立場ですが、続いて馬券に絡むことができれば、先々が楽しみです。

 第19回開催の後半は、12月28日(火)からの3日間です。

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