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2020年5月15日 アーカイブ

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今週の見どころ(5/16~5/18)

2020年5月15日(金)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 前開催は重賞が2レース実施され、ばんえい十勝オッズパーク杯はコウシュハウンカイ、牝馬限定のカーネーションカップはナカゼンガキタと、ともに1番人気が勝利しました。そして両馬とも今週出走予定。17日(日)メインのさつき特別(オープン)にはコウシュハウンカイが登場します。ばんえい十勝オッズパーク杯2~5着馬や、カーネーションカップ2着ミスタカシマなど、対戦経験がある馬がほとんどですが、賞金ハンデ10キロを課されても強さをみせることができるか。しかし、もしローテーションなどを考慮しコウシュハウンカイが回避した場合には、一転、混戦になりそうです。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第3回開催1日目】
 5月16日(土)のメイン第10レースは、五月雨特別(A1級混合・20:10発走予定)。ホクショウマサルが出走を回避し、オープン馬4頭、A1級馬5頭の9頭立てで争われます。
 ◎ウンカイタイショウは、今季初戦の春駒特別(オープン・A1級混合)を逃げ切って勝利。障害をひと腰で越えてからは一人旅で2着に7秒1差をつける快勝でした。今回のオープン4頭は重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯の下位馬で、うち3頭には今季初戦で先着と、相手強化は感じられません。
 ○ナカゼンガキタは、今季初戦、続く重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)とともに障害2番手から楽に抜け出して連勝。今回はA1昇級でいきなりオープン混合戦ですが、メンバー中で今季勝利を挙げているのは、この馬とウンカイタイショウだけと足踏みしている馬が多い構成。昨季終盤のオープン格付では未勝利でしたが、連勝の勢いで突破を狙います。
 ▲コウシュハレガシーは重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯では6着でしたが、障害は2番手でクリアしていた巧者。後続を離して逃げられればチャンスはありそう。
 △カンシャノココロは、ハイペースでは追走に手こずる面がありますが、春駒特別ではスムーズにレースを運んで5着。ここも流れに乗れるかがポイントになりそうです。

【第3回開催2日目】
 5月17日(日)のメイン第10レースは、さつき特別(オープン・20:10発走予定)
 スプリングカップ(オープン)、ばんえい十勝オッズパーク杯と今季2連勝していたコウシュハウンカイが回避。両レースで敗れていた馬たちが有力です。
 ◎アアモンドグンシンは、ばんえい十勝オッズパーク杯では離れた5着とはいえ、スプリングカップ(9着)とは違い障害での腰入りがスムーズ。しかも前半から飛ばしていく戦法で、復調を感じさせました。今回は負担重量減の特別戦でもう一段、変わり身に期待できそうです。
 ○ミノルシャープは、前走アアモンドグンシンとほぼ同時に仕掛けた障害で時間を要したロスもあり4着。しかし2着だったスプリングカップと同じ680キロに戻れば巻き返せるはず。
 ▲オレノココロは、前走コウシュハウンカイにこそ敗れたものの、全馬同一重量の有利さもいかし2着は確保。ばんえい十勝オッズパーク杯の次のレースは3連勝中で、今年も当然注目。
 △センゴクエースは前走3着も、レース内容としては、障害をふた腰で越えていたスプリングカップ(5着)のほうが上でした。特別戦で上がり目がありそうです。

【第3回開催3日目】
 5月18日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:05発走予定)。昨季最終週に行われた牡馬の若草特別、牝馬の福寿草特別以来となる世代限定戦。出走馬8頭中、定量戦のイレネー記念から5頭が出走。A2級のキョウエイリュウが640キロのトップハンデで、最大70キロの重量差がつきます。
 ◎トワトラナノココロは、古馬B3格付での今季3戦とも障害をひと腰で越え3着以内と充実の近況。3月のイレネー記念は、単勝1.1倍・キョウエイリュウの競走中止があったとはいえ2着と世代上位の実力があります。勝ち馬コマサンダイヤには18秒2もの差をつけられていましたが、今回20キロのハンデ差をいかせば逆転が可能でしょう。
 ○コマサンダイヤは、イレネー記念を障害ひと腰先頭から2着トワトラナノココロに18秒2もの差をつけて勝利。世代の頂点に立つと、古馬B1格付となった今季初戦では障害ひと腰2番手から楽に抜け出して勝利しています。今回は630キロと厳しい条件ですが、連勝中の勢いもあることから突破も可能でしょう。
 ▲キョウエイリュウは、古馬A2格付となった今季初戦では4着でしたが、障害に重点を置いた走りと内容は悪くありませんでした。12戦し二冠を含め11勝を挙げた2歳シーズンの実績から、重量差を克服できれば勝ち負けになりそうです。
 牝馬△アバシリルビーは、最軽量570キロを生かしてどこまで。

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