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2019年11月22日 アーカイブ

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今週の見どころ(11/23~11/25)

2019年11月22日(金)

 12月1日付で、新人ジョッキーが誕生します。林康文騎手(小林長吉厩舎)は38歳で、地方の最年長新人騎手。ばんえいの新人は12年デビューの舘澤直央騎手以来となります。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。楽しみです。

 ※林康文騎手についてはこちら
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【第16回開催4日目】
 11月23日(祝・土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(A2級-1組・20:05発走予定)
 ◎オレノタイショウは、前走の能取湖特別(A1級-1組混合)で7着。勝ち馬ホクショウマサルとは差のある敗戦でしたが、障害に重点を置いた走りで、ひと腰でまとめています。今回の出走メンバー8頭中6頭が出走していた10月6日のA1級-1組混合で出走メンバー最先着の3着があることからこの組合せなら力量上位で通ります。720キロの重量は4走前の銀河賞で経験済み。前走から相手緩和で巻き返しに期待です。
 ○マツノタイガーは、前走端野峠特別(A2級-1組混合)を勝利。障害ひと腰3番手通過から楽に抜け出して押し切っており、完勝と言える内容でした。10月6日のA1級-1組混合では、同重量だったオレノタイショウに次ぐ4着と善戦。引き続きの特別戦になりますが、近走の好調ぶりから連勝も一考でしょう。
 ▲カクセンキングは、前走の能取湖特別(A1級-1組混合)で3着とオレノタイショウに先着。2走前のサンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝)では、障害2番手通過から4頭による叩き合いを制し、ハマノダイマオー、マツノタイガーをそれぞれ2、3着にしりぞけています。今回は730キロになりますが、条件緩和となるだけに好勝負が期待できます。
 △ハマノダイマオーは、前走の端野峠特別(A2級-1組混合)を3着。障害では登坂途中で止まってしまったものの、ふた腰でまとめています。10月6日のA1級-1組混合では7着に敗れましたが、3戦連続3着以内と好調ぶりがうかがえるだけに要警戒の存在です。

【第16回開催5日目】
 11月24日(日)のメイン第10レースは、オータムカップ(オープン-1組・20:10発走予定)
 北見記念上位3頭の決着になるとみます。その北見記念は、障害をひと腰先頭で通過した850キロのシンザンボーイが、2番手で通過した860キロのミノルシャープをゴール前で突き放して勝利。障害を5番手通過からじわじわと脚を伸ばした860キロのメジロゴーリキが3着を確保しています。
 ◎メジロゴーリキは、初の860キロで障害に苦戦し、1、2着馬からは離されましたが差し脚を見せています。今回は特別戦で755キロだけに障害をひと腰でまとめることが可能。加えて前走10キロ軽かったシンザンボーイとは同重量で臨めるのも歓迎。逆転に期待です。
 ○ミノルシャープは、一気の重量増のせいか障害に三腰要しましたが、2番手で通過すると、シンザンボーイに迫る末脚を見せています。終いの脚が甘くなる面があるのは課題ですが、メジロゴーリキと同じく、シンザンボーイとは同重量で臨めるのは好材料だけにここでも勝ち負けになるでしょう。
 ▲シンザンボーイは、北見記念で重賞初制覇。障害をスンナリひと腰通過から脚色衰えることなく歩き切る完勝といえる内容でした。上記2頭とは同重量での参戦になりますが、連勝中と勢いもあることからチャンスは十分にあります。
 4歳馬の△キタノユウジロウは、前走狩勝賞(オープン-1組)では、一線級を相手に4着と健闘しています。地力強化がうかがえるだけに警戒が必要でしょう。

【第16回開催6日目】
 11月25日(月)のメイン第10レースは、暑寒別岳特別(A1級-1・2組決勝・20:10発走予定)。11月16日(土)のA1級-1組、11月18日(月)のA1級-2組混合の両予選上位馬による決勝戦ですが、A1級-1組予選で3着のジェイコマンダーが出走を回避。9頭立てで行われます。
 メンバーが揃っていたA1級-1組予選組を上位視します。そのレースではナカゼンガキタが障害を先頭で通過して逃げ切りを図るところ、差のない3番手で通過したアアモンドヒューマが、脚を伸ばして差し切って勝利。1番人気のキンメダルが3秒7差の4着に入りました。
 ◎キンメダルは、A1級-1組予選では、勝ち馬と差のない4番手で障害を通過しましたが、決め手比べでは分が悪かったようです。4走前の神無月特別(オープン-2組混合)では、オープン馬と僅差の3着と善戦していることからA1級同士なら地力は上位。逆転に期待です。
 ○ナカゼンガキタは、近3走では出走取消を挟んで3、1、2着と安定しています。3走前の野分特別(オープン・A1級-1組混合)では、格上相手との混合戦にもかかわらず3着と健闘しています。前走から相手が強化されての特別戦ですが、近走の好調ぶりから好勝負が期待できます。
 ▲アアモンドヒューマは、近2走の能取湖特別(A1級-1組混合)2着、A1級-1組予選1着。ともに障害ひと腰で越え、安定した成績を残しています。今回は特別戦ですが、決め手は上位だけに障害さえスムーズなら前走の再現もありそうです。
 △タカラシップは、A1級-2組混合の予選を2着。障害をひと腰先頭で通過すると、勝ち馬シンエイボブには早々と交わされましたが、粘り強さを発揮してコンマ6秒差と好内容のレースでした。特別戦に替わりますが、前走のように先行できれば出番はありそうです。

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