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2016年7月31日 アーカイブ

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7/31ばんえい大賞典予想 山崎エリカ

2016年7月31日(日)

過去の傾向から、ムサシブラザーが有力

 今年のばんえい大賞典は、フウジンライデンやホクショウディープ、ブルーオーシャンなど2歳シーズンの重賞ウイナーが不在。確かにこのレースは、実績馬よりもカイシンゲキやシリウスのようなとかちダービーの勝ち馬や、コウシュハクィーンやシリウスのようなハンデが軽い牝馬の活躍が目立つレースです。しかし、重賞ウイナー不在となると、それらを狙っても何の配当妙味もないです(´・ω・`)。

 これまでの傾向を踏襲するならば、とかちダービーの勝ち馬か、牝馬ということになります。昨年のシリウスのように、とかちダービー勝ち馬が牝馬だったらかなり信頼できるのですが、今年は紅一点で、とかちダービーでは障害で崩れたグレースゴールドのみが出走。となればとかちダービーの勝ち馬を信頼するしかないでしょう。

 よって、◎には3連勝で今年のとかちダービーを制したムサシブラザーを推します。近2走では5着、4着に敗れていますが、障害で崩れたわけではないので、大きく割り引く必要もないでしょう。重賞を勝つには必要な先行力と障害力を兼ね備えているので、ここは連対確保は濃厚と見ました。

 ○は、とかちダービーの2着馬キタノリュウキ。同馬はヤングチャンピオンシップとイレネー記念でともに3着の実績馬。障害は全く問題はないのですが、ペースが速くなると後方に置かれて前を捉えるのが難しい位置になってしまうのがネック。ただ、容易にはバテない強さがあり、高重量戦では崩れないので対抗にしました。

 ▲は、とかちダービーでは端コースでスムーズな競馬が出来ずの5着でしたが、目下3連勝中で勢いはナンバー1のアラワシキング。同馬はイレネー記念2着の実績馬で、字面の成績だけならば本命に相応しいかもしれません。ただ、これまでの重賞やオープンでは先行して結果を出せていないことや、今回もまた端コースというのが不安要素です。とかちダービーの上位馬を相手に先行策で挑んだ場合にどうか? また、位置取りが後ろ過ぎれば、前の馬が捉えられなかったり、他の後方勢の決め手に屈する可能性があります。やってみなければわからないグレー要素があるので3番手評価までとしました。

 あとは△に初めての重賞挑戦になりますが、勢いは上位のマルミゴウカイ。スピードタイプなので、馬場が軽いほうがいいタイプ。ただ、障害も悪くありません。前走が圧勝でしたが、ダメージがなければ一発あっても不思議ないでしょう。

 他では前走で復調の兆しを見せたヤングチャンピオンシップの2着馬ツルイテンリュウ。同馬は先行するようになってから好結果が残せていませんが、今回は伏兵の立場。ヤングチャンピオンシップのようにムサシブラザーを先に行かせて切れ味を生かす競馬ならば面白そうです。

 ◎ (7)ムサシブラザー
 ○ (8)キタノリュウキ
 ▲ (10)アラワシキング
 △ (2)マルミゴウカイ
 △ (4)ツルイテンリュウ

 馬複
 7-8,10 2000円
 7-2,4 1000円 計6000円

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