2014年に地方競馬で活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ2014」が発表され、ばんえい最優秀馬に、ばんえい記念の勝ち馬インフィニティー(牡・金田勇厩舎)が選出されました。今季は11月のドリームエイジカップを制しており、ばんえい記念(3月22日)2連覇へ向けどのような臨戦過程を歩むのかにも注目です。また、特別賞には、昨年2月に、ばんえい史上3人目となる通算3000勝を達成した大河原和雄騎手が選ばれています。
オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。
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【第21回開催4日目】
1月17日(土)のメイン第10レースは、プロキオン特別(B1級-2・3組決勝混合・18:05発走予定)。B1級-2組(1月11日)、B1級-3組混合(12日)の両予選上位馬による一戦です。
注目はB1級-3組混合予選の勝ち馬ショウチシマシタ。2着タカラハヤヒメとコンマ8秒という着差だけ見ると辛勝ですが、スムーズな登坂から押し切った危なげのないレースでした。明け5歳馬は、年明けから平場戦(予選)での減量がなくなりますが、特別戦では引き続き10キロの減量が適用されるのが有利で、連勝が期待できそうです。
同予選3着スーパーオーサンは今季33戦して1勝、2着5回、3着9回(着外7回)という堅実タイプ。特別戦でも、B2格付時代の昨年9月にB1級混合の千樹橋特別3着や、B1昇級後も4、3着と善戦を続けています。ここも勝ち切るまではどうかですが、大崩れもないでしょう。
B1級-2組予選組では、3着レインボーライデンに注目。障害巧者ながら詰めに課題がありますが、前走は第2障害やや離れた4番手から差し脚を伸ばしてきました。ライデンロック、ジャングルソング、カツオーカンといったB1級の実績馬が先週の1組特別に出走して不在という相手関係を考えれば、引き続き上位争いできそうです。
同予選を含め2連勝中のライトアームは障害次第の面はあるので、特別戦では信頼の置きにくいタイプですが、近走のカカリならここでも好勝負必至といえます。
【第21回開催5日目】
1月18日(日)のメイン第10レースは、睦月特別(オープン-1組・18:05発走予定)。帯広記念(1月2日)が終わると、古馬重賞は、3月1日のチャンピオンカップまでありません。
直近のオープン特別は、帯広記念の前日に行われたニューイヤーカップ(オープン・A1級混合)。同レースで1番人気・2着のオイドンに注目します。収得賞金順では帯広記念への出走も可能でしたが、見送ったのは負担重量などを考慮してのことでしょう。トップハンデを課せられ、20キロ軽かったアサヒリュウセイの決め手に屈しましたが、コンマ3秒差であれば負けて強しといえます。今回はオープン馬の限定戦ですが、ハンデ面では有利な立場。3走前の師走特別、2走前のホワイトクリスマス賞の両オープン特別で、今回の出走全馬を破って連勝している実績を考えれば、主役は譲れません。
師走特別、ホワイトクリスマス賞とも2着だったニュータカラコマが相手筆頭。前走帯広記念は7着でしたが、実績ある重量に戻れば、決め手が生かせそうです。
師走特別、ホワイトクリスマス賞が連続3着だったインフィニティーや、師走特別4着などオープン特別で善戦を続けるコウシュハウンカイも争覇圏でしょう。
【第21回開催6日目】
1月19日(月)のメイン第10レースは、ガーネット特別(オープン・A1級決勝混合・18:05発走予定)。オープン-2組(1月11日)、A1級(10日)の両予選上位馬による一戦です。
A1級予選の勝ち馬スギノハリアーに注目。逃げ切りを狙う1番人気ハクタイホウを、第2障害3番手クリアから早々に捕えると6秒9突き放す完勝でした。今回はその2着馬ハクタイホウが回避。着差を考えると3着以下の馬にも先着されるシーンは想像しにくいものがあります。今回はオープン馬も相手ですが、オープン・A1級混合特別で、何度も好走している実績を考えれば中心として期待が持てそうです。
オープン-2組予選は、ホッカイヒカルが障害2番手から抜け出して完勝。障害を5番手で越えたアサヒリュウセイが2着に追い込んで、決め手ある馬同士の決着となりました。今回はA1級混合で流れも速くなりそうなので、逃げて4着だったトレジャーハンター、一旦は2番手に上がる場面を作って3着ホリセンショウの巻き返しもありそうです。