6月17日に行われた古馬重賞・旭川記念は、カネサブラックが制し、今年1月の帯広記念以来となる復活の勝ち星を挙げました。今週も24日(日)に、4歳世代三冠の初戦・柏林賞が行われます。お楽しみに。
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6月23日(土)のメイン第11レースは、拓成湖特別(A1・A2級-2組混合・20:00発走予定)。
前走6月18日のA1・A2級決勝混合で2着に健闘したアオノレクサスに期待。勝ち切るにはもうひと踏ん張りが必要でしょうが、安定した障害力を武器に大崩れの少ない近況が魅力です。
同じ前走で5着アグリミズキも勝ちみに遅いですが、障害力が生かせる特別なら前進が見込めるでしょう。
こちらも障害巧者で前走快勝のクロフネオーザン、障害次第の面はありますが末脚切れるジャングルソングらも侮れません。
6月24日(日)のメイン第11レースには、第6回柏林賞(4歳・20:00発走予定)が組まれています。過去5回はいずれも牡馬が制していますが、今年は牝馬にもチャンスがありそうです。
唯一のオープン馬オイドンが720キロのトップハンデで、下級条件の牝馬ブラックパール、アアモンドマツカゼ、アグリコトブキが670キロで最軽量。最大50キロのハンデ差がつきました。
6月3日に行われたライラック賞(4歳オープン)のほぼ再戦。そこで3着のブラックパールに期待します。好位で第2障害を越えると、怒涛の末脚を見せたオイドンに交わされ、第2障害先頭のヘイセイオトメ(今回は出走回避)もとらえることができませんでしたが、まずまずの内容だったといえます。黒ユリ賞、ばんえいオークスと3歳牝馬限定重賞2戦ではともに僅差2着に敗れており、ここは重賞初制覇のチャンスといえそう。別定重量で争われた過去4回の柏林賞では、08年を除き最軽量ハンデ馬が3着以内に入っているのは心強いデータです。
牡馬では、ライラック賞5着フナノコーネル(690キロ)に注目。すんなり追走できればという条件はつきますが、状態は悪くなさそうなだけに、流れが落ち着くであろうここなら一発があるかもしれません。
ライラック賞で4着だったアアモンドマツカゼ、同8着もばんえいオークスを制しているアグリコトブキにも注目でしょう。
実力では、最大60キロ差のトップハンデでライラック賞を完勝したオイドンですが、過去4回の柏林賞では、前哨戦の4歳オープン特別(08、09年すずらん賞・10、11年ライラック賞)の1着馬は4着が最高。トップハンデ馬も08年にライデンロックが勝った以外は4着が最高という結果だけに、半信半疑な面はあります。
6月25日(月)のメイン第11レースは、岩内仙峡特別(B1級-1組・20:00発走予定)。
6月16日に行われた置戸人間ばん馬記念(B1級-1組)のメンバー10頭中、6着馬以外の9頭がここにも出走。そのレースは1番人気カネミセンショーが8着、2番人気ニシキエースが9着に敗れる波乱となりました。
ここは置戸人間ばん馬記念で僅差4着だったベニインパクトに期待。まずまずの登坂から豪快に末脚を伸ばすと4頭がほぼ横一線の1着争いに加わりました。これで近5走が4、2、1、2、4着で、負けた4戦も勝ち馬とは3秒5以内の僅差。ここも勝ち切るかは微妙ですが連軸は堅そうです。
早めに障害を越えればしぶといヒロノドラゴン、キョウエイボーイも有力。前走は8着と敗れたカネミセンショーですが、障害はスムーズだっただけに、これだけでは見限れません。