12月4日(日)のメインには重賞・ドリームエイジカップが組まれています。昨年新設された重賞で、3歳・4歳・5歳・6歳・7歳以上の各世代の通算収得賞金順での上位2頭ずつを選抜して争われます(3歳馬2頭が回避したため8頭立て)。実績で勝る古馬か、成長力の若馬か、普段は見られない顔合わせが実現しました。ぜひご注目ください。
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12月3日(土)のメイン第11レースはターコイズ特別(B1・B2級決勝混合・17:10発走予定)。11月28日第12レース(B1級-2組)、同日第9レース(B2級-1組)の上位馬による一戦です。
28日第12レースで1番人気にこたえ快勝したカツタカラヒメに引き続き期待。抜群の登坂から後続に影をも踏ませぬ圧逃だっただけに、半数が格下のここも負けられません。
離れた2着争いは3頭による激戦でしたが、3着マツカゼキングが面白そう。追走に苦戦する傾向がありますが、前走は障害2番手から踏ん張ってみせました。久々の騎乗だったサウスポー・大口泰史騎手で刺激を受けたのかもしれません。引き続き同騎手が手綱の今回も要注意です。
ハヤテショウリキは今季すべて平場戦を使われ7勝を挙げています。しかし、流れが落ち着く特別のほうがさらにスムーズな競馬ができそう。ここは28日第12レースでの5着より上位が望めそうです。
28日第9レースからは、4着フェイに注目。近5走が2、2、6、3、4着と惜しいレースを続けており、展開次第では勝ち切るシーンも望めそう。3着オーゴンプリンセスは平場のほうが向く印象ですが、目下絶好調だけに特別でも侮れません。
12月4日(日)のメイン第11レースは重賞・第2回ドリームエイジカップ(3歳以上馬齢選抜・17:10発走予定)。各世代の代表による激突ですが、3歳馬2頭が回避して4~10歳までの8頭による争いです。
トップハンデが7歳以上代表のニシキダイジン(790キロ)、最軽量が4歳代表のトレジャーハンターと6歳代表の牝馬ニシキエース(740キロ)で、その差最大50キロとひらきました。
7歳以上代表のニシキダイジン、カネサブラック(770キロ)の一騎打ちといえそうです。
ニシキダイジンは今季重賞2勝を含めすべて5着以内と堅実な走りを披露。11月12日の前走丹頂特別(オープン)ではトップハンデが嫌われたか4番人気でしたが、逃げ切ってカネサブラックをしりぞけました。当時10キロだったカネサブラックとのハンデ差が今回は20キロに広がりますが、それでも勝ってしまいそうな目下の充実ぶりです。第1回の昨年は同じく790キロでトップハンデだったナリタボブサップが勝っているのも心強いです。
昨年のこのレースでは勝ち馬と同じ790キロで2着だったのがカネサブラック。今年は夏場に調子を落としましたが、休養を経て徐々に立て直され、11月20日の前走オープン・A1級決勝混合で5カ月ぶりの勝利を挙げました。ニシキダイジンとの20キロ差は有利だけに、復調したとなればこちらも勝機十分。昨年の雪辱の可能性もあります。
4~6歳の代表馬はいずれも740~770キロ。今季古馬重賞で2、3着がある5歳代表のフクドリも770キロでは、さほど恵まれたとはいえません。前述両馬のどちらかが崩れたときの押さえまででしょう。
12月5日(月)のメイン第11レースはシリウス特別(A2・B1級決勝混合・17:15発走予定)。11月26日第10レース(A2級-2組)、27日第10レース(B1級-1組)の上位馬による一戦です。
26日第10レースが圧巻の逃げ切りだったフジカチドキがここも負けられません。これで4戦連続3着以内と絶好調。7月にはA1・A2級決勝混合特別で僅差2着があることも考えれば、相手探しと考えるのが妥当でしょう。
同じ前走で4着のアローファイターは6月にA1・A2級決勝混合特別1着、10月にはA2級-1組特別で3着などがあります。障害巧者で慣らした馬だけに、特別の今回は変わり身が見込めるでしょう。
27日第10レースは、ホクショウシャネル、カネサローズが残り20メートル付近から一騎打ちを繰り広げました。ともにここでも差のない戦いが期待できそうです。