1月8日~10日の開催でデビューを飾った4名の新人ジョッキーのうち、島津新騎手が初勝利一番乗りを果たしました。しかも初騎乗(8日第1レース)での勝利という快挙。ばんえいで初騎乗・初勝利を果たしたのは、09年1月の長澤幸太騎手以来となります。なお島津騎手は、8日第9レース、9日第3レース、10日第7レースも勝ち、早くも4勝をマーク。今後の飛躍が期待されます。
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1月15日(土)のメイン第12レースは摩周湖特別(B1級-1・2組決勝・17:40発走予定)。1月9日第12レース(B1級-1組)と10日第12レース(B1級-2組)の上位馬による一戦ですが、10日第12レースの勝ち馬マックスセンプーが出走取消で9頭立てとなりました。
前走9日第12レースを含め2連勝中と勢いに乗るトレジャーハンターに期待します。B1級戦(B2混合戦含む)では、7戦4勝、2着1回の安定感を誇ります。
マックスセンプーが出走取消なら単騎逃げが叶いそうなギャンブラーキング、3戦連続して3着と近走崩れのないヒマワリカツヒメが相手でしょう。
1月16日(日)のメイン第11レースは睦月特別(オープン-1組・17:05発走予定)。今季、古馬重賞勝ちがある2頭カネサブラックが別定30キロ増、ニシキダイジンが同25キロ増と、重いハンデを課せられています。
それなら、別定10キロ増のマルミシュンキに勝機到来といえそう。オープン-1組に入ると勝ちきれませんが、目下4戦連続連対と地力強化が見てとれます。ハンデ的には有利なだけに、今度こその意気込みでしょう。
同じく別定10キロ増のギンガリュウセイも楽しみ。前走帯広記念では4着でしたが、基礎重量が軽くなってスピードが生かせそうです。
ホクトキングは、前走のオープン特別で勝ち馬マルミシュンキからコンマ4秒差の3着。前走は同重量だったのが、今回は5キロ差つくことで、逆転のチャンスもありそう。障害のカカリも好調期の水準にあります。
1月17日(月)のメイン第11レースは柏林馬事公苑特別(A1・A2級決勝混合・16:45発走予定)。1月9日第9レース(A2級-1組)と10日第10レース(A1級-1組)の上位馬による一戦です。
10日第10レースで4着だったシベチャタイガーの巻き返しに期待します。近7走では勝ち星こそないものの、勝ち馬から5秒差前後に健闘しています。10月から11月にかけてはオープン・A1級混合特別、A1級-1組特別と連勝するなど実績上位。9日第9レースを制したエメラルドが回避しただけに、逃げ切り濃厚といえます。
決め手勝負になれば同じ前走で2着トモエエーカンにも出番がありそうです。
9日第9レース組では3着スギノハリアーが筆頭格。障害巧者で、牡馬では最軽量なのが魅力です。
同2着ホクショウマドンナは牝馬らしい切れ味が武器。前走も離れた障害クリアからエメラルドをコンマ3秒差まで追い詰めるなど見どころ十分でした。