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2009年5月29日 アーカイブ

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5/31柏林賞プレビュー

2009年5月29日(金)

 5月31日(日)のメインは4歳三冠の初戦・第3回柏林賞。オープンから180万円条件までの10頭立て。負担重量はオープン710キロから1クラス下がるごとに10キロ減(牝馬はさらに20キロ減)で、上下40キロ差がつきました。
 メンバー的には5月4日のすずらん賞(4歳オープン・馬場水分2.6%)のほぼ再戦。そのレースは、逃げてゴール寸前で一杯になったライデンロック(トップハンデ690キロ)を、離れた3番手から差を詰めてきたマルモスペシャル(660キロ)が差し切って勝利。3、4着にキンセイモンフレイムスワロー(ともに最軽量650キロ)が追い込みました。
 惜しくも2着のライデンロックはトップハンデをものともしない走りを披露。続く前走シルバーカップ(オープン)ではナリタボブサップと一騎打ちを演じました。今回も最大40キロ差のトップハンデですが、総合力では一枚も二枚も上だけに、力勝負なら主役は譲れないところでしょう。
 しかし当日は雨予報が出ており、軽い馬場状態となるのは必至で、紛れる可能性も。そこで注目したいのがニシキエースです。すずらん賞(660キロ)では第2障害で再三再四ヒザをつき、まったく自分の競馬ができませんでした。しかし前走の牝馬重賞カーネーションカップでは690キロを課せられるも着実に良化を遂げ3着に健闘。さらに上積みが見込める今回は前走よりも軽い680キロでの出走です。ほとんどの馬が前走より負担重量が重くなっているなか、この10キロの減量はプラスにはたらきそう。3歳牝馬三冠に輝いた実力は折り紙つきだけに、得意の湿った馬場で好勝負に持ち込むでしょう。
 すずらん賞3着のキンセイモンも軽馬場は歓迎。引き続き最軽量(670キロ)で出走できるだけに、自慢の末脚がさく裂するかもしれません。
 世代限定戦では堅実に上位争いしているオレワスゴイ(700キロ)も押さえておきたい1頭。アカダケキング(680キロ)はすずらん賞では7着でしたが、目下の調子は悪くありません。スピードが生きる馬場での巻き返しに警戒が必要でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

12/14 ばんえいオークス(勝ち馬:ニシキエース)
12/28 ばんえいダービー(勝ち馬:ライデンロック)
 3/29 クリスタル特別(勝ち馬:ウメノタイショウ)
 5/ 4 すずらん賞(勝ち馬:マルモスペシャル)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(5/30〜6/1)

 5月31日(日)のメインは重賞第3回柏林賞。9月6日の銀河賞、来年1月3日の天馬賞へと続く4歳世代三冠の初戦です。今年も精鋭10頭が揃い好レースが期待できそうです。
 今週も薄暮開催で、発走予定時刻は第1レース12:30、メイン第11レースは、柏林賞が行われる31日のみ18:00、30日(土)、6月1日(月)は17:55となっております。ご注意ください。

 5月30日(土)のメイン第11レースに十勝川西長いも特別(350万円未満)が行われます。
 ここはニシキセンプートウリュウの対決に注目が集まりそう。前開催の450万円未満決勝混合でワンツーを決めたのをはじめ、今季開幕からの4戦すべてで対戦し、ほぼ互角の戦いを繰り広げています。切れ味のニシキセンプーか、障害力のトウリュウか、どちらに軍配が上がるでしょうか。
 キョウエイボーイは相変わらず最後の踏ん張りがきかないものの好調をキープ。メダマは昇級後も4、3着と手堅い走りをみせているだけにここも好勝負できそう。前がやり合えばホクショウドラゴンの末脚が届く場面も一考です。

 5月31日(日)のメイン第11レースは重賞・第3回柏林賞(18:00発走予定)です。このレースは別掲の柏林賞プレビューをご覧ください。

  6月1日(月)のメイン第11レースは八千代牧場特別(180万円未満)。平場戦では好走しても、荷物を積まれる特別戦では苦戦するやや非力なメンバーが多い組み合わせです。
 前開催の緑風特別(180万円未満)は9着だったワタシハスゴイの巻き返しに期待します。その前走は第2障害でヒザを折ってしまったのがすべて。堅実な末脚があるだけに、立て直してくれば上位争いに加わってきそう。このクラスの特別戦は前走に続き2度目で慣れも見込めるはずです。
 相手筆頭はダイエイヒーロー。昨季終盤は準オープンクラスの混合戦で勝ち負けしていた実績があります。
 障害には自信を持っているツジノオウカキタノイチオクがこれらに続く存在。軽馬場になればヨシノハヤトの出番もありそうです。

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