今年こそトカチプリティー
母の日にちなんで昨年から新設された牝馬重賞のカーネーションカップ。昨年も書いたような気がするけれど、私は母の日は「なぜカーネーションなのか?」と思ってしまうんです。なんせカーネーションはフラワーアレンジメントの練習用として使われるお花屋さんでもっとも安い花ですから、恋人に贈る花が最高級のバラならば、母は断然格下の存在ということになってしまいます。あくまでも価格上の話ですけど、私の場合は価格と愛情は比例するので、母になってもカーネーションよりバラの方が欲しいなぁ〜とヽ(^◇^;)ノ。
さて本題のカーネーションカップの予想ですが、今までの経験上、断然1番人気で前走から斤量増の逃げ馬を軸にすると、あまりにも強気のレースをしすぎてうまく障害が越えられず、悲惨な目に遭うことがけっこうあるので、今回はエンジュオウカン以外から馬券を買ってみたいと思います。
そこで今回軸馬候補に挙がったのは昨年の当該レースの覇者ニシキユウと2着のトカチプリティーです。ニシキユウは昨年同様、今季初戦の前走で準オープンと混合のオープン特別を勝ってここに挑みます。トカチプリティーも昨年同様、今季初戦でばんえい十勝オッズパーク杯を使った後にここへ挑みます。
ニシキユウとトカチプリティーは昨年と同じローテーションだけに、一見ニシキユウの方を軸にしたくなるのですが、昨年と比べると先行力が喪失していて、前が勝手に崩れる展開にならないと勝つまでは厳しいような気がするので、今回はある程度前で競馬ができるトカチプリティーを◎にしてみたいです。
もちろんトカチプリティーも死角がないわけではありません。前走のばんえい十勝オッズパーク杯では昨年は8着だったのに対し、今年は5着とそれなりに好走していますから、その反動が出てしまうことも十分考えられます。しかしながら同馬は牝馬限定戦では昨年のカーネーションカップ以外にヒロインズカップは過去5年連続で出走して3勝、3着1回、4着1回という実績がありますから、ここはその実績を信頼してみたいです。
○には前走の大雪賞を勝って更なる前進に期待のニシキユウ。▲には昨年10月に1年5カ月ぶりに復帰すると、混合500万からオープンまでいきなり4連勝し、その後もオープンで善戦を続けているエンジュオウカン。
あとは△に前走の春駒特別が鮮やかな逃げ切り勝ちでここも期待のギャンブラークイン。他ではメンバー強化になりますが、4走前の500万クラスで680kgの斤量を背負って抜群の障害力を見せているように、軽量戦の決め手比べよりも、重量戦のスタミナ比べでこそ持ち味が発揮できるアグリミズキ。
◎ (8)トカチプリティー
○ (6)ニシキユウ
▲ (10)エンジュオウカン
△ (3)ギャンブラークイン
△ (9)アグリミズキ