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2006年2月 5日 アーカイブ

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2/5黒ユリ賞回顧

2006年2月 5日(日)

キタノパワー重賞初制覇

 5日(日)に行われた黒ユリ賞(3歳牝馬)は、キタノパワーが優勝。重賞初制覇を果たしました。
 第2障害で最初に仕掛けたキタノパワーは、ふた腰であっさりとクリア。ゴールまで一度も止まることなく、後続を寄せつけず快勝しました。2番手で障害を越えたニシキユウは、ゴール前でホッカクヒメに詰め寄られたものの粘って2着を確保しました。
 2歳時に牝馬限定の特別、白菊賞、いちい賞を制した実績で1番人気に推されたエメラルドは、前走出走取消で順調さを欠いたか、見せ場をつくれず8着に敗れました。

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西弘美騎手
「調教師が、馬体減(マイナス9キロ)がやや気になったと言っていたが、このレースを想定した650キロ(レースは610キロ)で障害登坂調教を連日繰り返しやってきた結果で、反動だとか疲労ということではまったくないです。むしろ最高の状態だったと思うし、結果がすべてを物語っているのではないでしょうか。
 展開としては、本来は末脚を発揮させるタイプですが、牝馬のメンバーでは前のほうで競馬をするほうがいいと思っていたので、エメラルドをマークしながら折り合いをつけていきました。第2障害の上で勝利を確信しましたし、ゴール前少々バテ気味でも相手も同じ状態なので、差されることはないと思いました。調教師に初重賞をプレゼントできてうれしいですね」

大橋和則調教師
「10年目という節目の年に、やっと重賞を勝つことができて正直ホッとしています。前走から9キロの馬体減が気になっていましたが、体調は万全でした。前3走は牡馬相手に後方からの競馬になりましたが、牝馬だけなら抜けていると思っていました。
 エメラルド、サクラガサイタの2頭をマークしていましたが、騎手がうまく折り合いをつけてくれて、終始前のほうで競馬ができたのがポイントでしたね。
 馬体が小さく、5月デビューと遅いスタートでしたが、調教の時からすばらしい素質があると感じていたし、なによりまじめな馬だと思います。今年度はイレネー記念がありますが、大事に使いたいので休ませたいと思っていて、新年度はオークスの最大の目標にしようと思っています」

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