絶好枠の佐藤励は仕上がりも良好!
良走路では上がりタイム40を切る数字が当たり前になっている山陽ミッドナイトレース。優勝戦もかなりのスピードバトルが展開されそうだ。
0ハン単騎から逃げる松井大和は今節、上がりタイム374を出しており、簡単には捕まらないスピードが出ている。10線単騎から松井を直撃狙うのは山田真弘だが、準決では松井を交わせなかったように機力的にはもう一つか。20線4車は枠ナリに出て行きそうで、前の2車を追う一番手は佐藤励。佐藤励は準決で上がりタイム一番時計の343をマークしており、前の2車を交わせる機力がある。すんなりと攻めていければ後続の攻めも振り切れるだろう。
吉原恭佑が佐藤励の攻めについていくが、道中で平田雅崇や小林瑞季が仕掛けを見せてくるかも。この3者は競り合う可能性がある。となると松井や山田真が2~3着に残るケースも十分考えられるだろう。
◎ 3 佐藤励
○ 1 松井大和
△ 2 山田真弘
△ 4 吉原恭佑
▲ 5 平田雅崇
おすすめの買い目
3-124-1245
穴なら20線大外から小林瑞季のカマシ
6-123-123
森下輝 同期・浅倉樹良に並ぶV2
今回、浜松初参戦の浅倉樹良は初日の雨で敗れ一般戦回りとなったが、地元・森下輝は初日から負けなしの3連勝で優勝戦へ。雨走路を味方にダントツの1番人気となり、3連単は1-3-5。10mの石井大志はスタートで森下を叩けず、逆に差は拡がって行く。完全にペースを掴んだ森下は自分のリズムで独走態勢。後半は石井大志に代わり田辺誠が浮上し最後は佐藤大地が3番手へ。終わってみれば一番人気で決着。この勝利で森下は今節パーフェクトVとともに、同期の浅倉樹良と肩を並べる2度目の優勝。37期・三銃士の一角である森下輝を含め浅倉樹良・福岡鷹の快進撃はしばらく続きそうな感じ。
森下輝が2度目の完全優勝を狙う!
ここまで負けなしで優出したのは森下輝。上がりタイムも十分な数字をマークしており、エンジンの仕上がりの良さを感じさせる。準決では1級車の青嶋裕治に先行したように、スタートの切れも問題ない。優勝戦は0ハン単騎から10線の石井大志のスタートを残して出るだろう。一人で走ればペースは上がるし、準決と同じ12Rの時間帯で走れるのは大きな強み。当然の本命に推したい。
石井大志はスタートで森下輝を叩けそうにないが、展開を生かして終始2番手をキープする走りはできる。20線の田辺誠と広瀬勝光の粘りもありそうだが、30線から藤波直也と井村淳一が伸びてくる。レース後半には車券圏内に入ってくるかも。谷津圭治は捌きがあるものの、速い流れになると展開的に厳しくなりそう。
◎ 1 森下輝
○ 2 石井大志
△ 7 藤波直也
△ 6 井村淳一
▲ 3 田辺誠
おすすめの買い目
1-2367-2367
穴は井村の猛追
6-1237-1237
ノリに乗ってる金山周平が追い切る!
春のぬくもりが待ち遠しい昨今は雨の優勝戦ラッシュ。水ハケのいい伊勢崎走路は雨がやんでると錯覚するほどの試走タイムをたたき出したのは金山周平で3.48秒、続いて北渡瀬充の51秒。ハンデ差で一番人気は北渡瀬からの2-6-4だった。林稔哲をアウトから抜き去った北渡瀬に田中哲が付いて回るが、栗原俊介と高橋義徳のイン突っ込んだ金山周が林稔を差して田中哲の後ろへ。そして田中哲を捌いた金山周は終3コーナーで北渡瀬も捕える。今年に入って4度優出して優勝3回と荒稼ぎしてる金山周。「シュウヘイ」といえば青山周平なのだが、金山周平も忘れてはならない存在感を示してる。
0ハン両者が悠々と逃げそう!
重走路の準決で勝ち上がった優出メンバー。優勝戦の日も雨予報が出ているので、重走路を想定して優勝戦を展望したい。
0ハンから先行しそうなのは北渡瀬で、そこそこのペースで逃げそう。10線は枠ナリ発進か。20線も枠ナリに出て行きそう。展開的に断然有利なのは北渡瀬。後続の誰かが追ってきても、その間に大きなリードを作って逃げ粘るとみた。林はスタートで後手を踏んでも、後続を寄せ付けずにマイペースで走りそう。北渡瀬が少しでも失速するようなら、積極的に仕掛けていくかも。この両者が残っての前々が狙いとなる。
10線は互角の争いだが、攻めの強烈さから田中哲を重視したい。高橋義徳も食らい付いていきたいところだが、20線最内から栗原俊がインを突いていくか。金山はスタート先行なら上位争いに加わってこれる。
◎ 2 北渡瀬充
○ 1 林稔哲
△ 4 田中哲
△ 5 栗原俊介
▲ 6 金山周平
おすすめの買い目
2=1-456
穴なら田中哲の強攻
4-1256-1256