青山周平の100V阻止 鈴木圭一郎が抑え切る
濡れた走路で、試走終わった時点では一番タイム悪かった鈴木圭一郎。自ら1枠を選んだ青山周平がトップスタート切るとみて人気は1枠に集まった。有吉辰也と金子大輔が対抗人気に。ところが、スタート決めたのは鈴木圭一郎だった。
青山周平がピタリマークで迎撃態勢築く。じっくり我慢のレースになり鈴木圭はコースを守って、後続はやや混み合う。荒尾聡に金子大輔はブロックされ大外をピンクの勝負服・加賀谷建明が見え隠れする。1度滑って後退したが、再び巻き返して圏内うかがう。青山周はインのぞく姿勢を見せたが鈴木圭には入れず加賀谷は有吉、荒尾を捲って微差3着と大健闘。金星は逃したが、貴重な経験を積んだ。これで、鈴木圭はプレミアムカップ2つめの栄冠を手にし、今年1月の浜松スピード王以来の記念優勝に。
別府敬剛 早くも今年V3!
最近、雨の優勝戦が多く感じるのは気のせいだろうか。今回のミッドナイトは史上初の日またぎ開催で最終レースは24:30発走。人気は試走3.63秒で並んだ竹谷隆、辻大樹、別府敬剛、町田龍駿の4車。やや竹谷が優勢といったオッズだった。まず、0ハンから中村颯斗が逃げ態勢入ったが、田中正樹の仕掛けが早く序盤で捕えた。更に別府敬が好位に付けて田中正をインから攻めて先頭へ。竹谷はなすすべなく徐々に後退し、最後は町田に捲られてしまった。これで、別府敬は今年3つめの優勝で通算V17。もちろん地元の利もあるが、この好調の波はいつまで続くのか。
青山周平が主導権を守り抜く
2枠を有吉辰也から黒川京介に置き換え、荒尾聡と金子大輔の枠を入れ替えると、昨年おおみそかの『スーパースター王座決定戦』に近いメンバー構成となる。あのレースでは2枠選手に先行されてから道中で巻き返して優勝した青山周平が、今回は1周回1コーナーへトップ進入してそのまま8周回ライバルの追撃を断ち切る。
青山周との通算の対戦成績はやや分が悪いが最近は捌いて先着するケースもある鈴木圭一郎は、2番手発進して青山周を早い段階でくだして先頭に立てれば、ペース上げての独走も十分。
変わりなく仕上がり高い金子大輔が8周回の長丁場を生かして内枠勢に仕掛けを狙う。昼開催のグレード優勝から遠ざかっている有吉は枠が有利なだけに気合が入るところ。荒尾聡や高橋貢はスタートで先行集団に加われれば好走することも可能。
◎ 1 青山周平
○ 3 鈴木圭一郎
△ 5 金子大輔
▲ 2 有吉辰也
穴 4 荒尾聡
おすすめの買い目
1=3-5246
雨なら
5-1=438
文/鈴木
雨なら信頼の実績23期/晴れなら町田龍駿の速攻
最終日4日目も空模様は不安定で、決勝戦はブチなら今節に勝利を挙げている竹谷隆、しっかり濡れた重走路なら竹谷と別府敬剛の23期2車が過去の実績からも最有力。
良走路でおこなわれる場合は、20線の最内枠と位置が良くスタートも切れている町田龍駿の速攻に期待したい。しばらく不振だった雨が最近は上位着順を取れるようになってきたのはエンジンが上向いたからと判断できる、今節の良走路もなかなかに速いタイムで走れているので、スタート早くない中野政則を叩いて先に先頭へ立つ。
◎ 3 町田龍駿
○ 7 別府敬剛
△ 5 竹谷隆
▲ 4 田中正樹
穴 1 中村颯斗
おすすめの買い目
3=7-541
雨なら
5=7-3426
文/鈴木
9R...荒尾と黒川のスタート争いがポイント。どちらが先行してもペースが上がりそうで、3枠から外は厳しい展開になる。3番手争いはスタート力ある岩見、エンジン上昇ムードの高橋貢、ここ一番で決め手ある木村武あたりか。
◎ 2 黒川京介
○ 1 荒尾聡
△ 4 岩見貴史
△ 6 高橋貢
▲ 7 木村武之
おすすめの買い目
2=1-467
重走路なら
1=2-346
10R...有吉がセンターから飛び出して主導権を握る。内の3車はスタートで包まれて車速に乗れないか。3日目に若井がタイム出ており好勝負。金子と松尾啓の動きも上々なのでレース後半に圏内に入るか。当地と相性が良いのは新井恵。
◎ 4 有吉辰也
○ 7 若井友和
△ 8 金子大輔
△ 5 松尾啓史
▲ 6 新井恵匠
おすすめの買い目
4-578-5678
重走路なら
雨巧者が多く波乱十分。スタート決まれば野本が逃げ切る可能性も...。
3-全流し
11R...今節無敗の鈴木圭はかなりエンジン仕上がっている。スタートも行きそうで断然の中心。篠原は2番手に出そうだが道中の伸びはどうか。中村雅がレース途中で捌きそう。その流れに早川も乗っていく。松本康も動きは悪くない。
◎ 3 鈴木圭一郎
○ 5 中村雅人
△ 7 早川清太郎
△ 6 松本康
▲ 2 篠原睦
おすすめの買い目
3-567-2567
重走路なら
3-12-1245
12R...青山も今節は無敗。得意の1枠に入り、スタート先行から後続を引き離しにかかる。2番手発進の争いをするのは佐藤貴と佐藤摩。この両者が激しく競り合いそうで、4番手以下は動きづらくなる。一発があるなら加賀谷や中村杏か。
◎ 1 青山周平
○ 2 佐藤貴也
△ 5 佐藤摩弥
△ 3 加賀谷建明
▲ 7 中村杏亮
おすすめの買い目
1-25-2357
重走路なら
1-23-2358