ナイターGII・川口記念が開幕!
今年度の川口ナイターで記念レースは2つ。GII川口記念とGIキューポラ杯。そのひとつ川口記念が6月14日から5日間開催される。川口のナイターは消音マフラーを装着してのレース。これに合うセッティングを早く出した選手に活躍が期待できる。S級選手を中心に、注目の選手を挙げていく。
話題の中心は、なんと言っても永井大介。直前の地元で節目となる1000勝を、3節連続Vで達成した。浜松GIゴールデン、地元一般開催(ナイター)、地元一般開催(昼間)と、地元に関しては、ナイターでも昼間でもセッティングを合わせてきている。前走からレース間隔が空いておらず、勢いそのままに今回に臨める。4節連続Vを決めるべく、気力の面は最高潮だ。
その永井に待ったをかけたいのは鈴木圭一郎。ここ1年は、完全に鈴木圭がオート界の中心に君臨し、レース結果も話題も全てさらっているが、ここにきて永井の復活で更にオート界が盛り上がってきた。近況の動きはマズマズで、ここ川口は5月にSGオールスターを制して以来。川口では昨年の8月から6連続優出中。その内3回が優勝と、川口走路との相性は問題なく、ナイターの時間帯にどれだけ合わせられるかだけが焦点。
もう一人、調子が上がってるのは早川清太郎。前走の地元GIムーンライトチャンピオンカップを制しての参戦。地元以外の記念での実績にやや不安はあるが、今回は地元と同じナイターレース。しっかりとエンジンを仕上げれば、優勝争いにまで参加できる状態。
永井が優勝した前回の川口で、他に優出していたのが森且行、斎藤撤二、山田達也、加賀谷建明、篠原睦、若井友和とほぼ全ての選手が連続参戦。森は優勝戦で早めに抜け出し、優勝のチャンスあったが、永井に差されて準優勝。それでも近況の動きを考えれば、だいぶ状態は上向いてきている。同期の斎藤も状態は高位で推移しているし、若井も浜松ゴールデンの落車からはだいぶ立て直してきている。レース後半の動き良い山田、逆に序盤勝負の加賀谷、篠原も良い流れで今回に入れる。
山陽の人見剛志は好調をキープ。前走の浜松でも優出したし、その前の川口でも優出を決めている。飯塚の田中茂も連続優出中。2者とも力強い攻めが身上で、困難な状況でも打開できる底力を持っている。三浦康平も状態が上がってきている。前走の地元GIでは、3日目に試走26、優勝戦でも試走28を出しており、優勝戦ではスタート後のアクシデントがなければ、優勝争いを演じていたハズ。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-5(25期)〕
若井 友和〔川口 S-18(25期)〕
山田 達也〔川口 S-23(28期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-15(29期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
人見 剛志〔山陽 S-26(28期)〕