博多港から船に乗って、韓国に行って来ました♪
初めての船旅でしたが、そんなに揺れないし、酔うことなく2時間55分過ごせました。
釜山港に到着して、巡回バスで釜山駅へ。
今回も駅の隣にある東横インに泊まりました。
ここはフロント全員日本語を話せるし、場所的にもとても便利です。
最初の食事は、釜山駅の中にあるお店で、キムチチゲをチョイス☆
アツアツでけっこう辛くて、汗だくになりながらいただきました。
この日は木曜日で競馬がないため、夕方からナンポドンに繰り出して買い物タイム。
洋服や化粧品などを購入して、かなり満足でした♪
夕ご飯もナンポドンで。
サムギョプサルです。
野菜で巻いて食べるので、油っぽくないしヘルシーだし最高です。
2日目は釜山競馬場へ!
釜山駅から地下鉄でハダン駅まで行って、そこから無料バスが出ています。
天気も良くて、お客さんもたくさん入ってました!
初めて4コーナーからレースを見ましたが、「ウォー」とか「ウラー」とか声を出す騎手が多くて、けっこうびっくりしました。
内田利雄騎手は今期リーディング第1位☆
山本茜騎手もかなり高い連対率を誇って、大活躍しています。
この日は内田騎手が1勝、同じレースで山本騎手が3着に入り、馬券的にも嬉しい配当でした♪
レースの後は、茜ちゃんと一緒にジャンユでお食事。この日は茜ちゃんの誕生日☆
誕生日ディナーはテジクッパ。豚肉です。
すごく美味しかったし、かならず付いてくるおまけもいっぱいで幸せでした。
3日目はKTXに乗ってソウルに向かいます!!
今年の『霧島賞』は、1番人気【メモリアルイヤー】が勝利しました!
初のダート、初の荒尾という条件を克服し、見事逃げ切り勝ち☆
スタートをしっかり決めてハナに立つと、終始危なげない様子で進み、昨年の覇者【テイエムヨカドー】の猛追を凌いで九州産馬の頂点に立ちました。
川田将雅騎手
「荒尾での騎乗は初めてでしたが、返し馬で内が深いと感じたので内を開けて乗りました。初めてのダートでしたが上手にこなしてくれたし、最後まで頑張ってくれましたね。
僕自身、荒尾は子供の頃から来ていた競馬場で愛着もあるので、勝てて嬉しいです」
村山明調教師
「3コーナー辺りでは物見をしていたようで、川田騎手の手が動いていましたが、初めてのコースで力を見せてくれましたね。」
装鞍所では、村山調教師がつきっきりで自分の手で扇いで風を送っている姿がとても印象的でした。
「普段は大人しいんですけど、何かあると一気にテンションが上がってしまうんです。初めての場所だったし、装鞍所まで馬場の近くを通って来るので、少しテンションが上がってだいぶ汗をかいていました。
でも、しばらくしたら汗も引いて、落ち着きを取り戻してくれましたね。
まだ幼い面はありますが、今日でダートも距離も克服してくれたので、今後の選択肢が広がりました。
芝ももっと試したいし、少し夏休みをさせてから、次はどこを使うかじっくり考えます」
まだ3歳の牝馬ですから、これからどんな成長を見せてくれるか楽しみですね♪
2着は【テイエムヨカドー】。
森泰斗騎手
「理想は2,3番手だったんですけど、思ったより前に行けませんでした。
でも4頭くらい行っててペースが流れたんで、展開は悪くなかったです。
4コーナーは外を回りたくなかったので内から行きましたが、先行有利の馬場の中、よく追い込んでくれました。
今日は底力を見せてくれましたね」
3着は【ミゲール】。
7番人気と人気薄でしたが、川須騎手の積極的な騎乗に導かれて、3着に粘りこみました。
『霧島賞』で盛り上がった荒尾競馬場でしたが、次の日の朝、廃止報道がありました。
経営再建を断念し、今年度限りで廃止するという提案をする、というものです。
来月の議会で審議されるということですが、前向きな話し合いになることを期待しています。
これ以上、競馬場が無くなって欲しくないです。
『第1回 習志野きらっとスプリント』
笠松の快速娘、【ラブミーチャン】が制覇しました!!
いや~強かったです!
スタートして【ジーエスライカー】がハナに行った時は、「逃げられないのか...」と思ったけど。
勝負所では手応えが違いましたね。
濱口騎手もこの笑顔☆
「スタートして鐙外れちゃったんだけど...3コーナーで入ってよかった。
今日は逃げたい馬がいたら、2,3番手でもいいと思ってました。
なるべく追い出しを遅くして、最後まで頑張ってくれましたね!」
重責で胃が痛くなることもある...と言っていた柳江調教師は...
「これまでのなだれ込む逃げ馬ではなく、相手のペースに合わせて道中運んで、最後もうひと踏ん張り出来るようになりましたね。
ゴール前でもう一度動ける力を残してくれた、濱口騎手の騎乗もよかったです。
ここまでなかなか順調にこれなかったけど、前走の名古屋、そして今回と、ラブミーチャンの成長した走りをお見せすることが出来てホッとしています。
パドックで大人しくなったのも、精神的に成長した証ですね」
この後は、『クラスターカップ』目指して調整するそうです。
強い強い【ラブミーチャン】、完全復活!!
次走も楽しみです♪
大井競馬場で行われた、3歳ダート王決定戦『ジャパンダートダービー』。
今年は注目馬も多く、激戦が期待さた中、勝ったのは1番人気【グレープブランデー】でした。
【エーシンブラン】【ピュアオパール】【ベストマイヒーロー】の3頭が飛ばす展開の中、少し離れた4番手に付けて、勝負所では馬なりで上がって行きました。
直線に入ると早々に先頭に立って、追い上げる【ボレアス】【クラーベセクレタ】の猛追を凌いでの勝利!!
横山典弘騎手
「嬉しいですね。
この前はスタートが良くなかったので、そこだけ気をつけていました。今日は上手に出ることが出来て、本来のこの馬のレースが出来ましたね。
まだ若い馬だし、初めての場所ということで気をつけましたが、コースや距離はパワー型なんで心配してなかったです。
直線では接戦になりましたけど、1頭だとフワフワするところがあって、併せる形ならどこまでも伸びていく手応えがあったから、ヒヤヒヤしなかったです。
このまま無事に経験積んでくれれば、すごく楽しみですね」
安田隆行調教師
「勝てて興奮しています。全身で喜びを感じてますね。
前回の東京では、着いてからカイバを食べなかったので、今回は栗東である程度余裕を持って体を作って来ました。
レースは、前3頭が引っ張る形で理想的に流れて、最後ちょっとヒヤヒヤしたけど、脚色が違いましたね。
今後のことは、放牧してからじっくり考えます。
トランセンドのライバルになりそうですね」
世界の舞台で活躍する【トランセンド】のライバルとは...相当高いポテンシャルを持っているんですね。
今後が本当に楽しみです!!
2着は4番人気【ボレアス】。
武豊騎手
「惜しかった~。悔しいわ。上手くいったんだけどね。
あと一歩だったけど、乗り味がすごくいい馬。将来性あるわ」
と、悔しさを滲ませながらも褒めていました。
【グレープブランデー】をアタマ差まで追い詰めましたからね。
3着は、2番人気【クラーベセクレタ】。
単勝人気では、【グレープブランデー】と同じ2,3倍に支持されました。
牝馬ながら堂々のレースぶりでしたが、ちょっと届かず...
戸崎圭太騎手
「前走より気が入っていたし、状態は良かったです。
悔しい気持ちもあるけど...、馬も頑張ってくれたので。
もう少しパワーが付いてくれば、さらによくなりそうですね」
岩手から遠征して来た【ベストマイヒーロー】は13着。
1コーナーで少し掛かっていましたが、前に行けたことは収穫ではないでしょうか。
菅原勲騎手
「速いペースも初めてだったし、砂を被ったのも初めて。
今日は仕方ないよね。でも、この経験でもっと良くなりますよ」
と話してくれました。
昨年の【ロックハンドスター】も、南関東遠征を経てパワーアップしましたし、今後の成長に注目しています。
本日、7月11日に62回目の誕生日を迎えた、金沢の山中利夫騎手。
6月5日に、これまで福山の津曲照男騎手が保持していた国内最年長騎乗記録を塗り替え、現在も更新し続けています。
1967年のデビューから44年。
長く現役を続ける秘訣は、どこにあるのでしょうか。
:62歳のお誕生日、おめでとうございます。
「ありがとうございます。まぁ、この年になるとお祝いも何もないけどね」
:国内最年長騎乗記録を達成した時は、どんなお気持ちでした?
「嬉しかったね。この記録はしようと思って出来ることじゃないから。
1年1年積み重ねて来て、その先にあるからね。
実際、デビューした頃はこんなに長く乗ると思ってなかったし、最年長記録なんて想像もしてなかったよ」
:意識し始めたのは、いつ頃ですか?
「正直ね、55歳の時に1回調教師試験を受けたんですよ。落ちたけどね。
それで騎手を続けてたんだけど、59歳、60歳になった頃かな、津曲さんの記録を意識し始めたのは。
津曲さんは、もともと春木競馬場にいる時、同じ厩舎で兄弟子だったんです。春木が廃止になって、津曲さんは福山へ、私は紆余曲折あって金沢へ移籍さしてもらって。
そういう縁もあるから、津曲さんの記録を塗り替えることが出来て、余計嬉しかったです」
:金沢に移籍した当時は、どんなジョッキーだったんですか?
「もうね、本当にやんちゃでした(笑)。
でも、移籍して4鞍目で重賞乗せてもらって、1,0倍の1番人気馬を差し切ったんですよ。
そうしたら、次の開催からたくさんいい馬に乗せてもらえるようになって、それでドーンと人気出ましたね。
私は技術で乗るというよりも、ガッツが取り柄だったから、激しいアクションで追う姿に、お客さんも喜んでくれたんじゃないかな」
:長きに渡っての現役生活ですが、何か秘訣はありますか?
「これだけ長くやってて、何度も落馬はしているんだけど、骨折したことが1度もないの。そのお陰で、60過ぎても現役でいれると思います。
丈夫な体に生んでくれた両親に感謝ですよ。
あとは、お酒は一切飲まない。飲まないというか、体に合わないから飲めないの。
でもタバコはいっぱい吸うし、食べ物も特に気をつけてるわけじゃない。自然に任せてます」
:金沢も梅雨明けして、本格的に夏がやって来ますが、夏バテ防止策は何かありますか?
「私はね、夏大好きなの。まぁ昔は本当に好きだったけど、今は体がついていかないところもあるんだけどね。特に夏バテ対策はしてないです。寒い冬より夏が好きだから」
:今後の目標はなんですか?
「今はね、1日でも長く乗りたいです。1年ていうより、1日1日ですよ。
でもね、私は何度もリーディングも獲らせてもらってるしね、馬券の対象になれなくなったらもうダメなんですよ。
お客さんに対してもそうだし、自分自身もメゲてくるしね。
常に上を目指して成績上げないと、ジョッキーは続けていけないです。
馬には、馬主、調教師、厩務員はじめ、たくさんの人が関わってますから。乗せてもらってる以上、精一杯乗れるジョッキーじゃないとね」
:励みになってることってありますか?
「やっぱり家族ですね。
こういう記録を作って、いっぱい取材受けてるでしょ。子供たちが喜んでくれてね。
うちの奥さんなんか、まだ生まれてない孫に見せるんだっていって、記事を大切に取ってますよ。
それから、お客さんですね。
パドックなんかで声かけてくれる人がいっぱいいるから、後ろの方走ってたら申し訳なくてね。
そういう人のためにも、馬券に絡むよう精一杯乗りますよ」
レースに騎乗する時には、真剣な目つきでキリリと引き締まった表情を見せ、まさに勝負師...というオーラが漂っていますが、馬から下りた山中騎手は、穏やかで屈託なく笑う、とても優しい方でした。
1日でも長く現役を続けて、ファンを楽しませて欲しいです。