続いては競馬場での出来事です。
この日は『福永洋一記念』を盛り上げるために様々な出来事がありました!!
まず第3Rには中央交流戦が組まれ、JRAの武豊騎手が登場☆
パドックにはたっくさんのファンが集まっていました!
レースは、高知所属の【レーザーブレイド】が、2番手から抜け出して快勝。
鮮やかなレースぶりにさらなる可能性を感じたし、今年4月に開業したばかりの打越勇児調教師、大きな怪我を乗り越えて進化し続ける宮川実騎手と共に、高知を代表するような馬になって欲しいです。
騎乗を終えると、武豊騎手&福永祐一騎手がトークショーを行いました。
レースの時とは違った穏やかな表情で、仲良しのお2人ならではのエピソードを交えながらのお話はとても面白かったです。
さらにファンの方々が喜んでいたのが、福永祐一騎手による「カツオの叩きの振舞い」です!!
かなり煙そうですが...
武騎手と一緒に、美味しいカツオの叩きを作って下さいました♪
檀上でたくさんのファンに注目されているにも関わらず、お2人とも真剣にカツオを頬張る姿に、よっぽど美味しいんだろうな~と感じました笑
高知のカツオは最高ですよね☆
一人一人に手渡しで振る舞って、ファンの方々がみんな笑顔になっていましたよ!!
こういうファンとの交流は、見ている方も心が和みます。
そして、大きな注目を集めていたのが『花の15期生』たちの同窓会。
岡部幸雄さん、柴田政人調教師、伊藤正徳調教師、作田誠二調教師、武永祥さん、丸山雅夫さん、目黒正徳さん、星野信幸さん
という超豪華メンバーです。
もともとみんな仲が良く、今回が44回目の同窓会なんだそう。
福永洋一さんを囲んでの記者会見では、それぞれの方の洋一さんとのエピソードや想いを語って下さいました。
話ながら、少年のような笑顔になっているのがとても印象的。
いくつになっても、同期生が集まると昔に戻るんでしょうね。
今年も昨年と同じく、『福永洋一記念』に合わせて高知の旅を実行!
まずは、引退馬たちの養老牧場『土佐黒潮牧場』に行って来ました♪
高知空港から車で約40分。
山の中の林を切り開いて作られたこの牧場に来ると、本当に心が癒されます。
ニューフェイスの【ヘッドライナー】くんも、すっかり馴染んでいましたよ。
どうにもアゴが痒い様子の【アドマイヤスバル】くん☆
ラチにアゴをぐいぐい押しつけて遊んでました。
ちょっと斜に構えて上から目線している【チャンストウライ】氏!!
スーパーオンザまゆ毛な【ラガーチャンピオン】くん。
お部屋に戻ると、う~う~言いながら気持ち良さそうに寝転がってました。
こちらは【エイシンガイモン】氏。
まるで容疑者のように、常に目線を隠していました笑。
覗き込んで目を見ようとすると...
地団太踏んで怒られました。
ガイモン氏、邪魔してごめんね。
遊んでくれた【レガシークレスト】くん。
私の手の匂いをクンクンしていました笑
他にも愛らしくてのんびりした馬たちがいっぱい!!
現役時代とはまた違った、穏やかな生活を送っています。
競走馬の余生というのはなかなか難しい問題ですが、現役の競走馬たちを心から応援するためにも、引退馬たち、功労馬たちには穏やかな余生を過ごしていて欲しいです。
こういう養老牧場の存在は大きな心の拠り所になっていて、私にとって黒潮牧場はパラダイスのような場所。
滞在時間は2時間もありませんでしたが、吹き抜ける風も心地よくて、本当に癒されたしパワーをもらって来ました!!
4日の園田には、高知の別府真衣騎手が登場!!
7日に行われる『福永洋一記念』のタオルを掛けて、高知のPRやプライベートな話などなどで盛り上がりました♪
メインの『兵庫大賞典』では、真衣ちゃんがマコーリーに騎乗して誘導を担当!
普段とは全く違う騎乗姿を見せてくれました☆
もうね、持って帰りたいくらい可愛かったです♪
レースは【オオエライジン】VS【パーフェクトラン】の初対決に注目が集まりましたが、2番手からきっちりと抜け出した【オオエライジン】が快勝。
さすがの強さを見せつけてくれました。
先頭に立つと遊ぶ癖があるライジンくんですが、この日は最後まで真面目に走っていました。
今回の追い切りでは、遊ぶ癖を矯正するためにキムタケ騎手がかなり攻めたそうなんです。
ムチで叩かれて怒ったライジンくんは、背中から降りたキムタケ騎手を睨みつけ、噛みつこうとしたそうですが...
調教の甲斐あって、レースはばっちりでしたね。
レース後、カメラにガンを飛ばすライジンくん。
この気の強さが、レースでの強さに繋がってるんでしょうね。
大目標は大井の『帝王賞』ということで、この先の走りにも期待しています☆
【オオエライジン】の快勝と、真衣ちゃんの登場に、かなり盛り上がった4日の園田競馬場でした。
今年のGWも3日4日と園田競馬場に行って来ました♪
まずは3日のお話。
この日は吉本の芸人・浅越ゴエさんが初登場で、場内を盛り上げてくれました。
初めてお会いしましたが、気さくに話しかけてくれて、すごく素敵な方でした。
なんかいい匂いがしたし☆
今年の1月から関西テレビの『うまンchu』に出演中。
日々競馬を勉強しているそうですよ。
すでに万馬券を獲ったこともあるそうで...さすがですね!
今回、メインの『兵庫チャンピオンシップ』で、マコーリーおじいちゃんと共に誘導を務めさせていただきました。
御年27歳。
紅葉マークつけてますが笑
まだまだ元気一杯で、園田の顔として活躍しているマコーリーさんです♪
こちらは若葉マークのメイショウシャークくん。
ちょっと人見知りさんで、耳を伏せて警戒してますが...
ニンジンを差し出したらすぐに仲良くなれました笑
マコーリーさんと共に、末永く園田を盛り上げて欲しいですね。
『兵庫チャンピオンシップ』は、1番人気に支持された【オースミイチバン】が快勝しました☆
これで未勝利から3連勝。
完全に本格化しましたね。
レースは園田が生んだ天才・岩田騎手が逃げて、かなりのスローに。
向正面では、浜中騎手が内から先頭に立つなど、園田らしいトリッキーな展開になりました。
それでも【オースミイチバン】と川島騎手は、慌てず動じず構えて、直線力強く抜け出して快勝。
レースぶりも素晴らしかったし、さらなる飛躍が期待出来そうですね。
この後は『日本ダービー』に挑戦する可能性もあるということですから、注目したいです。
川島騎手は、【オースミイチバン】のお母さんである【オースミハルカ】ともコンビを組んでいましたから、これぞブラッドスポーツという熱いドラマを感じました。
川島信二騎手
「僕が乗せてもらった時にはすでに良くなっていたので、前とは比べられませんが、レースが上手だし本当にいい馬に成長してくれました。
お母さんにも乗せてもらいましたがGIを獲ることが出来なかったので、この馬で夢を叶えたいですね」
以前騎乗していた高橋亮騎手は、調教師試験に合格して今年騎手を引退。
荒川厩舎で技術調教師をしているため、この日も園田に来場して、愛馬の成長を喜んでいました。
レース直前から急に雨が降り出しましたが、【オースミイチバン】の活躍で、いろいろな方のドラマを見せてもらって、印象的な一日になりました!!
3月14日ホワイトデー当日に行われた『ダイオライト記念』。
天気も良く、船橋競馬場にはたくさんのファンが集まりました。
1番人気に支持されたのは【ワンダーアキュート】。
暮れの『東京大賞典』で【スマートファルコン】にハナ差まで迫り、『フェブラリーステークス』では強敵相手に3着。
ここでは堂々の主役です。
2番人気は地方の総大将【フリオーソ】。
足元と相談しながらの調整ですが、調子がいいということで出走して来ました。
レースは大外の【フリオーソ】が好スタートから押してハナ、【ワンダーアキュート】が2番手に続きます。
1周目のホームストレッチでは、好位にいた【ランフォルセ】がスッと上がって2番手へ、【ワンダーアキュート】はその内で3番手、4番手以降が少し離れて進みます。
勝負所の3,4コーナーでは、前3頭の勝負かと思われましたが、直線半ばで【フリオーソ】と【ワンダーアキュート】の脚色が鈍り、【ランフォルセ】が先頭でゴール。
外から【ピイラニハイウェイ】と【トーセンルーチェ】が鋭く伸びて、2着3着に入りました。
1着:【ランフォルセ】
横山典弘騎手
「今日はフリオーソをマークして、あとはワンダーアキュートがどう出るかというレースだったので、組み立てしやすかったですね。
思い描いた通りのレースが出来ました。
課題のスタートもまあまあだったし、この馬は距離というよりもコーナーが4つあるコースの方が楽に走れるのかな。
馬自身もよく頑張ってくれたけど、すごくいい時期を知ってるだけに、まだ本調子じゃないです。
もっとよくなりますよ」
逃げたのは【フリオーソ】でしたが、このレースのペースを作ったのは途中から2番手に行った【ランフォルセ】でした。
自分でレースを作って、直線で突き抜けるんですから、本当に強い競馬を見せてくれましたね。
馬の力を信じて積極的に動いた横山典弘騎手の手綱捌きも圧巻でした。
パドックでもだいぶ落ち着いていたし、ここ最近はゲートも上手にこなしています。
精神的に成長を見せてくれていますから、今後ダート路線での活躍が楽しみですね。
2着:【ピイラニハイウェイ】
吉田直弘調教師
「佐賀記念の時もそうですが、馬が良くなってきてますね。
距離も長い方がいいようです。今年7歳になりましたが、中年の星になれるよう頑張ります」
前走で『佐賀記念』を制して今回も2着。すっかり地方交流でお馴染みになりました。
今回は展開が合った感もありますが、小回りであれだけの末脚を使えるのはさすがです。
これからさらに地方交流を賑わせてくれそうですね。
3着:【トーセンルーチェ】
張田京騎手
「流れが速くて展開も向いたけど、よく頑張ってくれましたね。
前が壁になっていたけど、その分最後にいい脚を使ってくれました。
もっと上を目指せそうです」
【フリオーソ】の半弟【トーセンルーチェ】。兄越えの3着に健闘しました。
地方のダートグレード初出走でこれだけの走りを見せてくれましたから、兄に負けない活躍を期待したいです。
4着:【ワンダーアキュート】
残念ながら4着でしたが、今回はこの馬が一番展開に泣いた印象です。
【ランフォルセ】が途中から来た時、スッと下げて内3番手になったけど、結局2周目の3コーナー手前で一度下げて【ランフォルセ】の外に切り返すロスがあったし、3,4コーナーは前2頭の外を回ることになりました。
じゃあ【ランフォルセ】が来た時、2番手を死守すれば良かったのかと言えばそれもまた難しい選択。
今回はきっちりとレースを作った【ランフォルセ】が強かったということで、力負けとは思ってません。
またこの馬らしい末脚を期待しています。
4着:【フリオーソ】
終始後ろからプレッシャーをかけられる苦しい展開でしたが、その辺りは逃げ馬の宿命...
直線に向いてからも、【ランフォルセ】と競り合って根性を見せてくれましたが、抜かれてからがちょっと苦しそうでしたね。
今回の『ダイオライト記念』は、【ランフォルセ】の強さと横山典弘騎手の上手さに拍手でした☆