*30日(木)名古屋 第11R『若草賞土古記念』 1500m 17:00発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの第2戦。
今年から旧競馬場があった土古(どんこ)も名称に加わり、若草賞土古記念となりました。
ここは抜けた馬不在の混戦模様と見ています。
注目したのは船橋からの遠征馬ポーチュラカ。
前走は1番人気で5着に負けてしまったのですが、船橋のタフな馬場で、逃げて最後の最後は抜かれたものの、内容は悪くなかったと思います。
今回は他にも逃げたい馬が複数いるので、スタートからの先行争いがカギにはなりますが、逃げなくても競馬は出来る馬。
鞍上は東海の帝王・岡部誠騎手ですし、ここで重賞初制覇もあると思います。
対抗は兵庫のサラキャサリン。
前走は逃げて強い競馬をして見せました。人馬ともに初重賞制覇を果たし、自信にも繋がっているのではないでしょうか。
門別でデビューした時から10戦すべてで馬券圏内に来ている堅実派ですから、初めての名古屋でも自分の競馬をしてくれるのでは。
ただやはりこの馬も先行争いがカギ。
前走で逃げている馬が6頭もいるんですよね。
あまりに前がやり合うような展開になった場合、末脚のしっかりした馬の台頭もありそうで、地元で堅実に頑張っているトリマゴクイーンにも期待しています。
浦和からの遠征馬キューティロメラ、大外枠に入った兵庫のエイシンレゲンダ、前走強い勝ち方だった地元のティーズブライトまで。
◎3、ポーチュラカ
○4、サラキャサリン
▲6、トリマゴクイーン
△9、キューティロメラ
△12、エイシンレゲンダ
△5、ティーズブライト
*20日(月)帯広 第11R『ばんえい記念』 19:25発走*
今年こそ!メムロボブサップが初制覇することを期待しています。
初挑戦だった昨年は2着。
今シーズンは旭川記念とばんえいグランプリを勝ち、その後重賞での勝ち星はないのですが、常に重い重量を曳いて上位争いしていますから、1トンとはいえ同じ重量になるというのは、この馬にとっては大きいです。
対抗はメジロゴーリキ。昨年は見事なばんえい記念制覇でしたし、今シーズンになってからも、決して得意とは言えない条件だったドリームエイジカップを勝ち、チャンピオンカップでは接戦を制しました。
メムロボブサップの隣の枠に入ったので、ゴール前に2頭が並んで競い合う姿を想像しています。
アオノブラックは高重量戦の帯広記念を初制覇。
同世代のライバルであるメムロボブサップとともに、今やばんえい競馬をけん引する存在です。
チャンピオンカップでは大敗してしまいましたが、大一番での巻き返しに期待しています。
高重量戦に強いキタノユウジロウにも注目。
昨年は帯広記念を勝ち、いざばんえい記念!と気合が入りましたが、残念ながら競走除外...。
これが引退レースとなるそうですから、ぜひ力を出し切って欲しいです。
好調が続くコマサンブラック、実力馬ミノルシャープまで。
◎9、メムロボブサップ
〇8、メジロゴーリキ
▲4、アオノブラック
△5、キタノユウジロウ
△2、コマサンブラック
△7、ミノルシャープ
3連単フォーメーション
9-8,4,5-8,4,5,2,7 12点
*19日(日)帯広 第11R『イレネー記念』 19:25発走*
2歳シーズンの頂上決戦イレネー記念。
この世代はなんといってもキョウエイプラスが絶対的な存在でしょう。
ここまで15戦12勝2着2回、連対を外したのはたった1度だけという驚異的な強さを誇ります。
2歳最初の重賞ナナカマド賞はタカラキングダムの2着に敗れましたが、ヤングチャンピオンシップでは逆転成功で初タイトルをゲット。
さらに先月行われた翔雲賞では唯一の670kgを曳いて重賞連勝してみせました。
今回は牡馬690kg、牝馬670kgの定量戦。
同じ重量であれば、力通りの決着が見られるのではないかと思います。
対抗はタカラキングダム。
ここまで14戦してすべて馬券圏内という、ものすごい安定感がある馬です。
過去10年でナナカマド賞を勝った馬は5頭がイレネー記念も制していますし、早い段階で1トンを超える恵まれた体ということもあり、初の690kgもこなしてくれるのではないでしょうか。
3番手はマルホンリョウユウ。
この馬も17戦してすべて馬券圏内という安定株。
タカラキングダムとキョウエイプラスが2強という印象があるものの、この馬も力を付けているので1角崩しもあるかもしれません。
今年に入って成長著しいスーパーチヨコまで。
◎5、キョウエイプラス
〇1、タカラキングダム
▲3、マルホンリョウユウ
△4、スーパーチヨコ
3連単フォーメーション
5-1,3-1,3,4 4点
*9日(日)高知 第5R『土佐春花賞』 1300m 18:15発走*
ここは高知生え抜きのユメノホノオVS転入馬デステージョの初対戦がとても楽しみな一戦。
本命にしたのはデステージョで、前走は名古屋のスプリングカップで我らがセブンカラーズと対戦。
最後はすごい伸び脚で2着を確保しました。
2歳時には兵庫ジュニアグランプリで3着に来た実績がありますし、前々走は古馬B級に混じっての差し切り勝ち。
ここまで戦って来た相手を考えると、現状ではデステージョが上ではないかと考えました。
対抗のユメノホノオですが、レースを使うごとにどんどん強くなっている印象です。
砂を被ると嫌がるようで、序盤はダッシュが付かないのですが、途中で気持ちが入ると一気に突き抜けて圧勝するというレースが続いています。
距離はさらに長い方が良さそうですが、1300mでもしっかりした末脚を見せてくれるでしょう。
この2頭が抜けて強いと思いますが、どちらも序盤のダッシュがつかないタイプで中団後方から、となると、1300m戦ですから前に行く馬には有利なのではないでしょうか。
赤岡修次騎手騎乗のキタノソロモンは、スタートを決めてすんなり前に行ければ面白いのでは。
オブリビッグマミーとエムティドンも、先行してしぶとく粘る可能性はあると思います。
◎12、デステージョ
〇7、ユメノホノオ
▲9、キタノソロモン
△4、オブリビッグマミー
△5、エムティドン
*16日(木)名古屋 第11R『名古屋大賞典』 2000m 16:40発走*
今年の名古屋大賞典はどの馬を軸にするのか、かなり難しいメンバー構成ですね。
名古屋初となるハギノアレグリアスとニューモニュメントとバーデンヴァイラーで悩みましたが、川崎記念で3着に頑張ったニューモニュメントを本命にします。
今年初戦ポルックスステークスの勝ちっぷりが鮮やかでしたし、地方初参戦だった川崎記念は、ロスなく内々を回っての3着。
小回り対応もばっちりですし、名古屋2000mのコースも合いそうです。
鞍上の小崎綾也騎手とともにタイトルを獲って欲しいと思っています。
対抗はハギノアレグリアス。
前走は伸びていたところに空馬が来て、不運なレースになってしまいました。
それでも力は見せましたし、長期休養明けを使いつつどんどん良化していますね。
中央でも地方でも絶好調の川田将雅騎手鞍上というのも大きなポイントでしょう。
バーデンヴァイラーは佐賀記念強かったですね。
スタートを決めて2番手につける上手なレースぶりでした。
地方小回りコースではより強さが発揮される印象です。
ジンギはここ3戦勝ち切れていませんが、スタートさえ決まれば上位争いに食い込んでもおかしくありません。
ケイアイパープルは力のある馬ですが、序盤揉まれないことがカギでしょう。
◎7、ニューモニュメント
〇3、ハギノアレグリアス
▲6、バーデンヴァイラー
△9、ジンギ
△2、ケイアイパープル
3連単フォーメーション
7,3 -7,3,6 -7,3,6,9,2 12点