*22日(木)園田 第11R『第13回園田FCスプリント』 820m 17:55発走*
このコース大得意の高知ダノングッドが本命です。
2020年は2着でしたが、ものすごい末脚を披露して衝撃を受けました。
2021年は外々を回って直線先頭に立つと、後続を6馬身も千切る圧勝劇でこれまた衝撃を受けました。
2022年は好スタートを決めて3番手追走から、直線半ばで先頭に立つとそこから5馬身突き放すという、これまた衝撃的な強さを見せてくれました。
11歳馬ですが衰えはまったく感じません。
前走の佐賀ゴールドスプリントも強かったですし、ここは3連覇濃厚ではないでしょうか。
吉村智洋騎手騎乗のメイプルグレイトは、前走58kgを背負っての2着でした。
勝ったメイプルシスターとは9kg差があったわけで、それで0.3秒差であれば逆転は十分ありそうです。
しばらく58kgで走って来た分、57kgになるのも好材料でしょう。
地元兵庫のメイプルシスターは、1000m以下の距離ではすべて連対を果たしている超短距離馬で、この路線に変えて現在は4連勝中と花開きました。
前走はルーキーの山本屋騎手騎乗で49kgという軽斤量も大きかったと思いますが、今の勢いであれば重賞でも楽しみです。
高知のジョーロノも気になる存在。
2021年の優駿スプリントで3着だった馬で、溢れるスピードのある馬です。
この距離であれば、ダッシュ力を活かして上位争いに食い込んでくれるのではないかと期待します。
ダノングッドと同厩舎のダノンジャスティスは、一昨年3着昨年2着、昨年は園田チャレンジカップを勝っているように、この馬も園田のコースを得意としています。
今年も別府真司厩舎のワンツーもあるかもしれません。
◎11、ダノングッド
〇8、メイプルグレイト
▲3、メイプルシスター
△2、ジョーロノ
△4、ダノンジャスティス
*20日(火)水沢 第12R『第51回一條記念みちのく大賞典』 2000m 18:05発走*
伝統の一戦に相応しく、現在の岩手中距離戦線の猛者たちが集結しました。
その中でも本命にしたのは牝馬ゴールデンヒーラー。
前走のシアンモア記念も期待しましたが、残念ながら6着でした。
好スタートから逃げて直線突き放すかと思ったのですが、早々に失速する形。
ただマークして来たヴァケーションはもっと早く手ごたえがなくなっていましたし、不良馬場で早め早めの展開になって、前にいる馬たちには厳しい流れだったと感じます。
今回は水沢2000mに舞台がかわって、道中はある程度落ち着いた流れになると予想。
前走からの巻き返しに期待しています。
ノーブルサターンは岩手移籍後4戦3勝、休み明けだった赤松杯こそ4着でしたが、信頼できる末脚を持っている馬です。
シアンモア記念では楽に3番手を取り、安定した強さを見せてくれました。
2000mに距離が延びることは歓迎材料ですから、引き続き好勝負してくれるでしょう。
グローリーグローリもシアンモア記念では伸び切れずの5着でしたが、続くあすなろ賞では強い競馬であっさり巻き返し。
ここはメンバーも揃って楽ではないですが、高知の宮川実騎手が騎乗することも楽しみです。
ヴァケーションは桐花賞でノーブルサターンとの壮絶な追い比べの末2着、休み明けだった赤松杯も僅差2着と勝ち切れていませんが、どちらも見せ場十分な内容でした。
シアンモア記念では早めに失速してしまいましたが、見限るのは早計でしょう。
休み明けを一度使ったマイネルアストリアまで。
◎10、ゴールデンヒーラー
○8、ノーブルサターン
▲12、グローリーグローリ
△2、ヴァケーション
△6、マイネルアストリア
*18日(日)高知 第7R『第51回高知優駿』 1900m 18:15発走*
ここはもう、ユメノホノオでしょう。
デビュー当初は揉まれ弱いところがありましたが、今はしっかりと競馬を覚えて、加速していく脚が他の馬とはまったく違います。
黒潮皐月賞ではデステージョがかなり食い下がって来ましたが、追い比べを制して勝ったことは収穫。
距離が延びることもプラス材料ですから、連勝でダービー制覇を期待しています。
対抗はデステージョ。
兵庫ジュニアグランプリで3着に来た実績の持ち主です。
土佐春花賞ではユメノホノオにあっさり負けてしまいましたが、黒潮皐月賞では本当によく食い下がりました。
距離延長はカギですが、ここに来て状態が上がって来ている印象で、ユメノホノオ相手に今回も好勝負してくれるのではないでしょうか。
ポリゴンウェイヴの扱いをどうするかが、このレースのポイントになりそうですね。
能力的には相当強いですが、気性面でまだ難しいところのある馬ですから、初めての高知で集中力が続くかどうか。
クラウンカップでは逃げて押し切りましたから、こういう展開に持ち込めれば面白いと思います。
北海道時代に騎乗していた落合玄太騎手が騎乗するというのも楽しみです。
大井のタイガーチャージは門別で中距離戦を2勝しているので、タフな高知の馬場は合いそうです。
佐賀のネオシエルは前走逃げたくないのに逃げる形で戸惑っていた印象。力負けではないと思っています。
末脚確かな兵庫のブエラフェルテまで。
◎9、ユメノホノオ
○2、デステージョ
▲5、ポリゴンウェイヴ
△12、タイガーチャージ
△1、ネオシエル
△4、ブエラフェルテ
*15日(木)名古屋 第11R『第29回トリトン争覇』 1700m 16:25発走*
ここはナムラマホーホVSタニノタビトの戦いだと考えます。
本命はナムラマホーホの方にしました。
前走の湾岸スターカップは逃げ馬の内を追走から、途中動きがありましたがしっかり折り合って、直線力強く抜け出して快勝。
5番人気というのはちょっと人気がなさすぎましたね。
最近重賞では勝ち切ってはいませんが、ここに入れば力上位。
鞍上の加藤聡一騎手は9日の飛山農水杯を勝って勢いがありますし、ナムラマホーホにとっても久しぶりの重賞制覇のチャンスです。
対抗は昨年の東海ダービー馬タニノタビト。
岐阜金賞の後は勝ち切れていませんが、ダービーグランプリや名古屋大賞典など、強い相手と戦って揉まれて来ました。
前走の湾岸スターカップは勝負所で加速したナムラマホーホについていけず4着に敗れましたが、不良馬場で外々を回らされた分かなと。
本来はもっとやれていい馬です。
3番手はブリーザフレスカ。
JRA未勝利から名古屋に移籍して、11戦すべて馬券圏内。
前走の湾岸スターカップでもナムラマホーホに次ぐ2着で、オープンでも戦えることを示しました。
決め手がしっかりしている馬なので、前がやり合う展開になればよりチャンスは広がりそうです。
コンビーノも気になる存在。
前走休養明け初戦でしたが、残念ながら大雨の影響でレース取り止めとなってしまいました。
今回は仕切り直しの一戦。
堅実に頑張ってくれる馬で、レースも上手。
あと一歩で重賞制覇に届きそうなところまで来ています。
長期休養明けを一度使ったマイネルティプトンまで。
◎5、ナムラマホーホ
○6、タニノタビト
▲8、ブリーザフレスカ
△11、コンビーノ
△2、マイネルティプトン
*14日(水)園田 第11R『第24回兵庫ダービー』 1870m 17:55発走*
兵庫の3歳世代をけん引してきたベラジオソノダラブVSスマイルミーシャの2強対決でしょう。
ここは前走で兵庫チャンピオンシップに挑戦し、より厳しい環境で揉まれたベラジオソノダラブを本命にします。
園田ジュニアカップではスマイルミーシャに先着を許しましたが、最後までよく食い下がってクビ差2着。
一瞬でエンジンが掛かったスマイルミーシャに対して、ちょっと反応が遅れたかなという印象で、決して力負けではありませんでした。
菊水賞では2度目の対決で快勝。
ただこの時はスマイルミーシャが休み明けでマイナス20キロと万全とは言えない態勢でしたから、それでも2着に来たスマイルミーシャはさすがと言うべきレースでした。
今回は3度目の対決。
ベラジオソノダラブは前走でJRAの競合と戦い、その中で攻めのレースを展開して5着。
負けはしたものの、この先に繋がる経験だったと思います。
対してスマイルミーシャはのじぎく賞で地元馬&遠征馬の牝馬たちを圧倒。
菊水賞時の不安を払拭しました。
2頭共にとてもいい形でダービーに駒を進めて来ましたが、1870mの距離を経験し、そこで厳しい競馬をして来たベラジオソノダラブを上にしました。
この2頭がどのような位置取りで対戦するかが最大の見どころですが、前走の3歳AB特別を大差圧勝したビキニボーイの末脚は要注意。
もともと末脚のいい馬でしたが、この馬も兵庫チャンピオンシップに挑戦して揉まれ、さらに成長した印象です。
展開次第では、2強に割って入る可能性もありそうです。
オオエアクティブは初めての重賞で距離延長になりますが、連勝中と勢いがあり、この馬も末脚がしっかりしている馬。
カレーパンもここに来ての成長を感じる1頭です。
◎12、ベラジオソノダラブ
○6、スマイルミーシャ
▲8、ビキニボーイ
△10、オオエアクティブ
△5、カレーパン