平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*21日(日)佐賀 第9R『第65回花吹雪賞』 1800m 18:15発走*
絶対的な馬が不在でかなりの混戦模様でしょう。
その中で本命にしたのはフークファンタジー。
これまでは逃げてこそのイメージがありましたが、前走の佐賀若駒賞では2番手に控えて2着に粘りこみました。
前有利の流れだったとはいえ、序盤は掛気味で折り合いをつけるのが大変そうでしたし、そこからよく粘ったなと。
以前よりも成長を感じるので、今回のメンバーであれば初タイトルのチャンス大でしょう。
対抗はロトプレシャス。
その佐賀若駒賞では1番人気に支持されたものの、出遅れて後方追走からの5着となりました。
スタートダッシュがつかないところがあるので、そこは不安点ではありますが、流れが向かない中でもしっかりと末脚を使って追い上げたところはさすがです。
まだキャリア3戦で、負けたのは佐賀若駒賞だけですから、軽視は禁物でしょう。
3番手評価は高知からの遠征馬グラインドアウト。
前走はバウンティキャットを相手に3コーナーで動いて内から並んでいく積極策。
最後は離されましたが、強豪相手に勝ちに行く競馬をしたことは、今後の成長に繋がっていくのではないでしょうか。
初めての遠征、初めての1800mがこなせれば、上位争いしてくれるのでは。
ケンタッキーグレイは長くいい脚が使えるタイプ。
決め手には欠けるものの、展開一つでしょう。
スピードのあるビーアライブは距離延長がカギになりそうです。
◎6、フークファンタジー
〇5、ロトプレシャス
▲3、グラインドアウト
△1、ケンタッキーグレイ
△7、ビーアライブ