*20日(木)名古屋 第11R『第29回東海クイーンカップ』 1700m 16:55発走*
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの一員である、我らがセブンカラーズが圧倒的な存在でしょう。
ここまで6戦無敗、特に前走のスプリングカップは高知からデステージョが参戦して来ましたが、6馬身突き放して圧勝でした。
勝ってくれるだろうとは思っていましたが、想像以上に強い勝ち方をしてくれて、この馬のポテンシャルの高さと成長力を改めて実感することとなりました。
まだまだ成長途中のため、成長を促しながらじっくりじっくりと使って来ました。
ここを無事にクリアして、大目標である東海ダービーに駒を進めて欲しいです。
相手筆頭は川崎からの遠征馬ボルドーグリフォン。
まだ1勝馬ですが重賞経験もあるし、2走前のアネモネ特別では後方からのロングスパートで2着に追い上げました。
今回は初の長距離輸送で初の右回りとなりますが、前に行くであろうセブンカラーズが目標にされる展開になるでしょうから、この馬の末脚は怖い存在です。
浦和からの遠征馬ネメシスは、前走のJRA交流戦で12番人気ながら強い勝ち方をして見せました。
展開のアヤで勝った訳ではなく、好位から抜け出す王道の競馬でしたから、ここに来ての成長を感じます。
東海の帝王・岡部誠騎手が鞍上というのも心強いですね。
エイシンメヌエットは兵庫からの移籍初戦だった若草賞で3着。
常に堅実に走ってくれる馬ですから、今回も大崩れしないのでは。
◎8、セブンカラーズ
○7、ボルドーグリフォン
▲12、ネメシス
△2、エイシンメヌエット
*16日(日)佐賀 第6R『佐賀ヴィーナスカップ』 1400m 18:15発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンの第1戦。
全国各地から遠征馬が揃いましたが、昨年のダノンレジーナのような圧倒的存在が不在で、かなりの混戦模様と言えるのではないでしょうか。
本命にしたのは兵庫のクリノメガミエース。
昨年4月からの1年間、すべてのレースで馬券圏内に来ているという超堅実派ですから、混戦の軸にするにはもってこいでしょう。
しかも戦って来た相手も相当強く、園田金盃では大逃げを打って、ラッキードリームとジンギに続く3着に頑張りました。
逃げてよし、番手でもよしの馬ですから、大外枠のパールプレミアの動向次第で自在にレースができることも強みでしょう。
対抗は高知のアンティキティラ。
ここ最近勝ち切れないレースが続いていますが、地元以上に遠征で強さを発揮する馬です。
初めての佐賀遠征だった昨年の花吹雪賞は強い競馬でしたから、久しぶりの遠征で替わり身を見せてくれるかもしれません。
パールプレミアは兵庫ウインターカップでまんまと逃げ切り勝ち。
自分のペースで逃げて4コーナーでも並ばれなければ、相当しぶとい馬です。
大外枠に入ったことで、変に揉まれる心配がないことはプラス材料、スタート次第では逃げられない可能性があるのがマイナス材料。
ということで3番手評価にしました。
地元筆頭は昨年このレースで3着だったミスカゴシマ。
昨年末から中距離にシフトしていて、前走久しぶりの1400m戦でしたから、続けてこの距離となるのは好材料でしょう。
大井のジュランビルは兵庫の下原騎手、同じく大井のヒストリックノヴァは地元トップジョッキー山口勲騎手が手綱を取ります。
ジョッキーの共演も豪華ですから、どんな競馬が見られるか楽しみです。
◎2、クリノメガミエース
〇7、アンティキティラ
▲11、パールプレミア
△6、ミスカゴシマ
△3、ジュランビル
△8、ヒストリックノヴァ
*16日(日)水沢 第10R『留守杯日高賞』 1600m 17:45発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの第4戦。
5年連続で他地区の馬が勝利していて、今年も遠征馬が優勢と見ます。
本命にしたのは船橋からの遠征馬ラピスアダマンス。
ここまで4戦すべて船橋で走って3勝を挙げています。
唯一負けたのは2走前。昨年8月からの長期休養明けでマイナス22キロという状態でした。
マイルでの戦いでしたが、距離うんぬんではなく休み明けだったことが大きかったと思います。
叩き2戦目の前走アネモネ特別は、2番手から直線抜け出す王道の競馬で強い内容でした。
今回は初めての遠征、初めての左回りと初ものづくしではありますが、レースセンスの高い馬で、遠征経験豊富な和田譲治騎手騎乗ですから、上手くこなしてくれるのではないでしょうか。
対抗は同じく船橋のフークエンジェル。
浦和の桜花賞ではロスなく立ち回って、直線外に出すとよく伸びて3着。
メイドイットマムの決め手が鮮やかでしたが、この馬の末脚も見どころがありました。
先行有利の水沢ではありますが、前に行く馬が揃っている分、流れ次第では末脚が活きる展開になる可能性もありそうです。
今回は兵庫の廣瀬航騎手が鞍上。
管理する米谷康秀調教師とは地方競馬教養センター時代の同期という絆がありますから、ここで同期制覇ということになればドラマですね。
地元のトップジョッキー山本聡哉騎手を配して来たのがワイズゴールド。
浦和の桜花賞では先行馬に厳しい流れの中、2番手から踏ん張っての4着。
この馬も軽視できません。
この3頭が強いと思っていますが、一角崩しがあるならば、川崎からの遠征馬キャッツライズの自在性、地元岩手のダレカノカゼノアトの流れ込みに注目しています。
◎8、ラピスアダマンス
○3、フークエンジェル
▲5、ワイズゴールド
△6、キャッツライズ
△10、ダレカノカゼノアト
*9日(日)水沢 第12R『第48回赤松杯』 1600m 18:05発走*
今シーズンの岩手古馬戦線最初の重賞である赤松杯。
ここは桐花賞で熱い2頭のマッチレースを演じたノーブルサターンとヴァケーションが中心でしょう。
桐花賞ではどちらも一歩も引かず、3コーナーから馬体を併せた追い比べを僅差でノーブルサターンが制しました。
これで岩手移籍後重賞2連勝。
ヴァケーションに手こずったとはいえ、この馬のロングスパートは健在ですから、休み明けでも3連勝を期待しています。
対抗はヴァケーション。
桐花賞は負けて強しのレースで、もっと早くに抜かれるかと思いきや、本当にしぶとく粘ってくれました。
昨年の赤松杯は惜しくも2着でしたが、長期休養明けでもしっかりと結果を出しました。
今年は昨年よりも短い休養期間ですし、またノーブルサターンとの接戦を見せてくれるのではないでしょうか。
この2頭は実績的にも上位だと思いますが、怖い存在なのが移籍初戦を圧勝したグローリーグローリです。
JRA3勝クラスを勝ってオープン入りを果たした実力馬で、障害でも1勝を挙げています。
前走の勝ちっぷりを見ると、重賞でいきなり好勝負しても不思議はありません。
クロールキックは初の古馬対戦だった桐花賞では9着に負けてしまいましたが、臨戦過程を振り返ると、状態的な部分も大きかったと思います。
休み明けの前走で早め先頭から押し切るレースを展開、久しぶりの勝利を挙げました。
昨年、スプリングカップを勝った時点で、岩手の三冠戦線の中心になるだろうと感じた実力の持ち主ですから、4歳を迎えてさらなる飛躍を期待します。
◎6、ノーブルサターン
○1、ヴァケーション
▲2、グローリーグローリ
△4、クロールキック
*6日(木)園田 第10R『菊水賞』 1700m 16:15発走*
ここは園田ジュニアカップの再現でスマイルミーシャVSベラジオソノダラブと考えます。
スマイルミーシャはデビューから無傷の4連勝中。
園田ジュニアカップでは加速する時の脚が一頭際立っていて、先に動いていたベラジオソノダラブを一気に捉えると、追い比べでも引かずに僅差で勝利。
レースが上手で、勝負所での加速力が素晴らしい馬。
今回は休み明けですが、さらに成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか。
ベラジオソノダラブは1700mでまだ勝ち星がない、という部分はありますが、距離が問題なのではないように感じます。
園田ジュニアカップではスマイルミーシャに先着を許したものの、一気に抜かれてからも怯まず追い比べに持ち込みました。
休み明けの兵庫ユースカップは早め先頭の強気な競馬で快勝しましたし、一度使った効果も大きいと思います。
展開としては外目の枠に入ったベラジオソノダラブの方が前にいるのでは。
ポイントはスマイルミーシャがどこで動くか。休み明けで一気に動けるのか、というところでしょう。
この2頭は強いですが、割って入る可能性があるのはニシケンボブ。
門別で4勝を挙げて、早くから頭角を現しました。
笠松のゴールドジュニアを圧勝後、兵庫ユースカップでベラジオソノダラブに離されましたが、距離が1700mになるのはプラス材料でしょう。
休み明けを快勝したヒメツルイチモンジはデビュー戦以外中距離を使っていますから、この距離の重賞でどこまで戦えるか楽しみな存在です。
ビキニボーイは中央時代に中距離経験豊富。上位争いに絡んでも不思議はありません。
◎3、スマイルミーシャ
○9、ベラジオソノダラブ
▲1、ニシケンボブ
△5、ヒメツルイチモンジ
△6、ビキニボーイ