*9日(木)佐賀 第9R『佐賀記念』 2000m 17:20発走*
今年の佐賀記念は圧倒的な存在が不在の混戦模様と考えます。
JRA勢はもちろん強いですが、本命にしたのは兵庫のラッキードリームです。
2021年の北海道3冠馬。
一時期はリズムを崩した時もありましたが、兵庫移籍後は地元で3連勝と息を吹き返しました。
特にジンギと戦った姫山菊花賞、園田金盃の勝ちっぷりは圧巻でしたね。
長距離遠征だった東京大賞典も、内容の濃い7着。
今回のメンバーであれば、十分チャンスはあると思います。
対抗はJRAのバーデンヴァイラーですね。
マーキュリーカップはテリオスベルが早め先頭から粘り込むところをゴール前できっちり捉えきりました。
ここ2戦は強い馬と戦って自分の競馬が出来ていませんが、ここに入れば力上位の存在でしょう。
3番手評価はカフジオクタゴン。
芝ダートともにレベルの高い明け4歳世代の一頭です。
白山大賞典では初めての古馬対戦で、自分の形に持ち込んだケイアイパープルに食い下がって行きました。
最後はラーゴムに差されて3着でしたが、あれは勝負所で勝ちに行った分でしょう。
前走はJBCクラシックでさらに強い相手に揉まれていますし、混戦のメンバーなのでチャンスはあるでしょう。
地元代表のリュウノシンゲンは得意の距離でどこまで戦えるかでしょう。
先行するスピードがあるディパッセ、末脚確かなデルマルーヴルまで。
◎6、ラッキードリーム
〇2、バーデンヴァイラー
▲8、カフジオクタゴン
△3、リュウノシンゲン
△4、ディパッセ
△5、デルマルーヴル
3連単フォーメーション
6,2-6,2,8-6,2,8,3,4,5 16点
*2日(木)名古屋 第11R『梅見月杯』 2000m 20:10発走*
全国交流戦ということで面白いメンバーが集まりましたね。
本命にしたのは兵庫からの遠征馬アキュートガール。
昨年兵庫に移籍後5連勝で新春賞を勝ち、一気に重賞制覇を果たしました。
その新春賞のレースぶりは、好スタートから楽に2番手に付け、勝負所では内を突いて来たエイシンナセルにあおられたものの、直線の追い比べできっちりと勝ち切りました。
スピードがあって、競馬が上手で、勝負根性もある馬。
まだ明け4歳でどんどん強くなっていますから、連勝でタイトル奪取を期待しています。
対抗は古豪ウインユニファイド。
昨年のこのレースは名古屋への移籍初戦で4着という結果でしたが、それからもう一段階パワーアップして重賞3勝を挙げました。
今年11歳でも衰えるどころか充実期真っ只中。
馬自身のポテンシャルの高さと、それを支える沖田明子厩舎の厩舎力もさすがです。
好位から長くいい脚を使う馬で、前に行くアキュートガールを目標に出来る分、レースもしやすいのではないでしょうか。
3番手評価はこちらも明け4歳の新興勢力メルト。
名古屋記念では初めての重賞挑戦で1着といきなり力を見せてくれました。
今回は距離延長がカギですが、JRA時代には中距離で3着に来た実績があるのでこなしてくれると思います。
末脚が武器のブンブンマル、マイペースで逃げられれば怖いトミケンシャイリ、浦和からの遠征馬タカジョーまで、
◎6、アキュートガール
〇7、ウインユニファイド
▲2、メルト
△1、ブンブンマル
△3、トミケンシャイリ
△10、タカジョー
*2日(木)姫路 第11R『白鷺賞』 2000m 16:05発走*
ここは地元兵庫代表のジンギVS中央バリバリのオープンから佐賀移籍初戦を迎えたヒストリーメイカーの2強対決でしょう。
どっちが強いのか...どっちも強いので力の比較が難しいところですが、ジンギが2年連続で参戦した名古屋大賞典で2頭が戦うと想像したら、私はジンギを上の印にすると思います。
ということで本命はジンギ。地元で負けて欲しくないという気持ちもあり。
前走はまさかの出遅れで自分の形ではなかった中で、よく2着まで盛り返しました。
強敵ヒストリーメイカーに勝つにはスタートを決めて自分の形に持ち込むことが条件になると思いますが、決まればスタートは速い馬なので、ここは勝ち切ってくれると期待します。
対抗はヒストリーメイカー。
佐賀移籍初戦で長距離輸送と手探りな面はありますが、それでもヒストリーメイカーですからね。
地方実績は多いですし、タイトルはないとはいえダートグレードでも上位争いをしている馬。
今回のメンバーであればいい位置に付けられるでしょうし、戦って来た相手を考えるとあっさりの可能性もあると思います。
この2頭が他馬を引き離して実績があるため、3番手以降が難しいところですね。
新春賞で最内を一気に突いて2着に来たエイシンナセルは、11歳の今充実期に入りました。
今年も絶好調の吉村智洋騎手と共に、2強にどこまで迫れるか楽しみです。
もう1頭の佐賀からの遠征馬シャンパンクーペ、高知からの遠征馬グリードパルフェまで。
◎9、ジンギ
〇5、ヒストリーメイカー
▲4、エイシンナセル
△12、シャンパンクーペ
△10、グリードパルフェ
*29日(日)帯広 第11R『ヒロインズカップ』 直200m 18:20発走*
しばらく超スピード競馬が続いている今季のばんえい競馬ですが、今回は馬場の砂を増量したということで、このタイミングで馬場傾向がガラッと変わる可能性があります。
サクラヒメは能力、勢いともに圧倒的な存在ですが、さすがに820キロは厳しい気がします。
過去のヒロインズカップを振り返っても、フクイズミが800キロで勝ったのが最高で、他はすべて700キロ台。スピード馬場がどこまで続くかということにもよりますが、軽量で力のある馬を見つけたいと思います。
ということで本命にしたのはナカゼンガキタ。
昨年のヒロインズカップは大接戦の4着。今季は長期休養を挟んで10月に復帰し、好調を維持している印象です。
接戦になれば、重量差が活きるのではないでしょうか。
勢いのあるダイヤカツヒメとヒメトラマジックも気になる存在。
ヒメトラマジックはここに来て2連勝と上昇中。
ダイヤカツヒメは12月のオークスで初重賞制覇を果たしました。
明け4歳とはいえ770キロは魅力です。
ミソギホマレは今シーズンさらに力を付けて、牡馬相手に銀河賞を制覇、前走の天馬賞でも2着に頑張っています。
これまで一番重い重量は前走の740キロだったので、810キロというのは未知数にはなりますが、今の勢いならばこなしてくれるのではないかと期待します。
昨年2着のアーティウィングまで。
◎2、ナカゼンガキタ
〇5、ヒメトラマジック
▲8、ダイヤカツヒメ
△7、ミソギホマレ
△10、サクラヒメ
△4、アーティウィング
3連単フォーメーション
2,5-2,5,8,7-2,5,8,7,10,4 24点
*29日(日)高知 第6R『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:15発走*
ここはイグナイターで圧倒的でしょう。
昨年のこのレースでは、初めての高知、初めての57キロと不安な点があったものの、勝負所から楽に突き抜けての圧勝で、この馬の強さを証明したレースになりました。
その後はダートグレードを2連勝し、秋も南部杯やJBCスプリントで見せ場十分のレース。
見事年度代表馬に輝きました。
今年も始動戦は昨年と同じ。
前走久しぶりの地元戦で体がかなり増えていましたから、長距離輸送があることもマイナスには感じません。
強いレースでこの先に繋げて欲しいです。
対抗は昨年の2着馬イダペガサス。
8歳になりましたが大事に使われていて、衰えは感じません。
今年のメンバーは昨年以上にイグナイターが特出しており、その他のメンバーと比べると実績上位。
好位・中団から堅実な脚を使う馬で、今年も好走を期待します。
3番手評価はアメージングラン。
大高坂賞はモダスオペランディが強すぎましたが、この馬もロスなく立ち回って2着。
ダノングッドに勝ち切って重賞制覇したこともある実力馬ですから、自分の競馬が出来れば怖い存在です。
ここに来て2連勝と充実しているマイネルラック、赤岡修次騎手騎乗のアポロティアモまで。
◎7、イグナイター
〇2、イダペガサス
▲10、アメージングラン
△6、マイネルラック
△1、アポロティアモ