*8日(木)名古屋 第10R『名古屋グランプリ』 2100m 15:45発走*
本命は思い切って大井のセイカメテオポリスにしました。
白山大賞典ではスタートで出遅れながらも、最後は盛り返しての4着。
スタートさえ決まっていれば、2着3着争いにもう少し食い込んで行けたのではないかと感じます。
末脚が武器の馬ですが小回りコースでも上手に走れるので、初の名古屋も気になりません。
強敵が揃いましたが、渡邉和雄厩舎×吉原寛人騎手という名コンビ復活で、馬券圏内に食い込んで来てくれるのではないかと期待しています。
対抗はクリンチャー。
地方の2000m前後は本当に強い馬で、58キロで名古屋大賞典を連覇しているだけに、57キロというのもこの馬にとっては好材料でしょう。
力があることは分かっていますが対抗までにしたのは、前走内容を物足りなく感じてしまったから。
昨年も同じく帝王賞からの休み明けでしたが、好位から一時は先頭を伺うそぶりも見せ、最後は脚が上がって6着だったものの、見せ場は作ってくれました。
メンバーや状況が違うので単純比較は出来ませんが、この馬の力を持ってすれば、もう少し見せ場があっても良かったのではないかと。
休み明けを使ったことで今回の方が動きは良くなるでしょうから、もちろんあっさりもあるとは思っています。
3番手はケイアイパープル。
この馬は勝つ時は強い勝ち方をするんですが、揉まれると脆い面を見せるところがあって、買い時がなかなか難しいですね。
今回は内枠に入ったのでスタートで後れを取ると揉まれる危険性大。
しかし白山大賞典も内枠でスタートひと息でしたが、早めにリカバリーをして強い勝ち方をしましたから、どちらの可能性もありそうです。
ラーゴムは2戦続けて2着2着。まったく違うコースで、馬場状態も違う中で、安定感のある走りを見せています。
ロングスパートが出来る馬なので、小回り競馬も合っていますね。
ペイシャエスはJBCクラシックで好位から3着と力を見せました。今後のダート界を背負っていく馬として、さらなる成長が楽しみです。
北國王冠で早め先頭から押し切ったアンタンスルフレまで。
3連単1頭軸マルチ
3-12、1,2,9,7 60点
◎3、セイカメテオポリス
〇12、クリンチャー
▲1、ケイアイパープル
△2、ラーゴム
△9、ペイシャエス
△7、アンタンスルフレ
*5日(月)水沢 第11R『トウケイニセイ記念』 1600m 15:50発走*
今年のメンバーは特出した馬が不在で、どの馬にも上位のチャンスがある混戦模様という印象です。
これは...、相当難しいですねぇ。
ここは移籍初戦となるノーブルサターンの末脚に期待したいと思います。
昨年の梅見月杯を2番手から早め先頭で大差圧勝した馬です。
しばらく上位争いに絡んではいませんが、戦って来たメンバーを考えると、梅見月杯の時のように、いい位置につけてあっさりがあるのではないでしょうか。
対抗は岩手の実績馬グランコージー。
しばらく重賞勝ちからは遠ざかっているものの、休み明け2戦目の前走晩秋特別をきっちり逃げ切り勝ち。
実績のある水沢コースに替わるのもプラス材料ですし、このメンバーであれば先手を主張して自分の形に持ち込めるのではないかと思います。
3番手評価は3歳馬クロールキック。
スプリングカップの圧勝ぶりから、今年の岩手3歳戦線の中心に考えていましたが、長期休養を選択して、今回が休み明け初戦となります。
叩いた方がさらに良くなるとは思いますが、能力の高い馬なので、ここでどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
1200m戦を2連勝しているカミノコは、マイルも守備範囲。
安定感のあるリリーモントルーに、北上川大賞典2着のヴォウジラールまで。
◎8、ノーブルサターン
〇5、グランコージー
▲7、クロールキック
△10、カミノコ
△6、リリーモントルー
△3、ヴォウジラール
*4日(日)帯広 第11R『ばんえいオークス』 直200m 19:25発走*
3歳牝馬の頂上決戦、ばんえいオークス。
ここは2月の黒ユリ賞を勝ってこの世代の牝馬トップを走るピュアリーナナセが中心でしょう。
現在は古馬に混じってB級で戦い、前走もB2-1組で完勝。このレースには今回も強敵として名前が上がりそうなホクセイサクランボ、シンエイアロイ、ニシキマリンも出走していましたが、余裕のある勝利に見えました。
定量戦で同じ670キロを曳くという条件であれば、大外枠に入ったとはいえ危なげないレースで勝ってくれるのではないでしょうか。
対抗以下が難しいところですが、今年大きく成長した印象のサツキヤッテマレに期待します。
前走時964キロと決して大きな体ではないのですが、前向きな性格でいつも積極的なレースをしてくれる馬。
黒ユリ賞でも3着に頑張っていますし、この世代の牝馬トップクラスの1頭でしょう。
3番手評価はホクセイサクランボ。
ばんえい菊花賞で苦戦し、前走もその影響か勢いが止まってしまった印象がありますが、その前の秋の3連勝を見るととても力を付けています。
障害さえスムーズに越えられれば、上位争いに食い込む力はあると思っています。
こちらも成長著しいニシキマリン、前走2着に好走したシンエイアロイまで。
馬券は3連単ピュアリーナナセ頭固定で勝負します!
10-3,4,7,5-3,4,7,5 12点
◎10、ピュアリーナナセ
〇3、サツキヤッテマレ
▲4、ホクセイサクランボ
△7、ニシキマリン
△5、シンエイアロイ
*29日(火)笠松 第9R『笠松グランプリ』 1400m 15:35発走*
全国から強豪が集結した笠松グランプリですが、名古屋で行われたゴールド争覇でワンツーだったベストマッチョとダノングッドを中心に考えます。
ベストマッチョは久しぶりの勝利になったわけですが、早め先頭から着差以上に余裕を感じる勝ちっぷり。小回りのスピード戦にはもってこいの先行力があるし、9歳になってもここで勝つ力は十分あると思います。
対抗はダノングッド。ゴールド争覇ではかなり苦しい展開になりましたが、そこから差のない2着に盛り返したのはさすがの実力ですね。
2着が続いていますが、どこの競馬場でもしっかり走れるところが魅力。
昨年の笠松グランプリは強いレースでしたから、今年も上位争いを期待します。
3番手評価はスティールペガサス。今年は本当に力を付けましたね。
圧倒的なスピードを持つアザワクを相手に、楽に2番手に付けてあっさりと抜き去るんですから、相当な能力の持ち主です。
今回は久しぶりの1400mがカギですが、今の勢いならばまったく問題なさそう。
移籍初戦となるアポロビビはJRAでバリバリのオープン馬でした。
12月1日付けで調教師となる左海誠二騎手鞍上で、人馬共に軽視できない存在です。
競走中止から休養していたルーチェドーロは、復帰初戦ですから状態次第でしょう。
◎3、ベストマッチョ
〇9、ダノングッド
▲2、スティールペガサス
△5、アポロビビ
△6、ルーチェドーロ
*24日(木)園田 第7R『兵庫ジュニアグランプリ』 1400m 15:35発走*
今年も好メンバーが集まった兵庫ジュニアグランプリ。
北海道勢も気になるところですが、中心はJRA勢でしょう。
本命にしたのはエコロアイ。
トレドが圧倒的な人気なので、馬券的な妙味があるのはこちらかなと。
前走のエーデルワイス賞はタフな門別の馬場で、速い流れで先行して2着。
負けたとはいえ相当厳しいペースでしたから、トモジャミに抜かせず2着を守ったことは大きいです。
今回は門別よりも軽い園田の馬場になりますし、雨が降って不良のコンディションと、スピード競馬になりそうな要素を含んでいます。
昨日の浦和記念でも魅せてくれた武豊騎手とのコンビも心強いですし、小回りの園田ならば1400mもまったく問題ないと思っています。
対抗はトレド。
デビューから2戦2勝。しかも2戦ともに圧勝という逸材です。
先行出来るスピードがあるので小回りも上手に対応出来そうなイメージ。
ここも圧勝ならば将来的にはダート界を背負って立つ存在になりそうですね。
3番手評価はマルカラピッド。
未勝利戦を勝った時には台風の接近でかなりの強風が吹いていましたし、エーデルワイス賞はタフな馬場でのハイペースで1頭だけ突き抜けました。
能力が高いのはもちろんですが、厳しい環境でもへこたれないど根性の持ち主だと感じます。
4番手にしましたが、オマツリオトコも相当な能力の持ち主でしょう。
北海道勢からはスペシャルエックスを推します。
◎9、エコロアイ
〇11、トレド
▲7、マルカラピッド
△3、オマツリオトコ
△2、スペシャルエックス
3連単フォーメーション
9、11 → 9、11、7、3 → 9、11、7、3、2 計18点