*11日(日)盛岡 第11R『青藍賞』 1600m 18:15発走*
みちのく大賞典2着だったゴールデンヒーラー、今季岩手で重賞2勝しているマイネルアストリア、そしてトライアルのすずらん賞を勝ったセイヴァリアントの3頭で拮抗している印象ですが、その中でも本命にしたのはセイヴァリアントです。
岩手移籍後盛岡マイルの舞台で3戦2勝、唯一2着に負けた大暑特別を勝ったのはみちのく大賞典勝ちのステイオンザトップでしたし、最内をこじあけたステイオンザトップに対して、外々を回ったセイヴァリアント。半馬身差という着差は通った場所の差だったように思います。
ここは初重賞制覇のチャンスではないでしょうか。
対抗は4歳牝馬のゴールデンヒーラー。
古馬牡馬混合のみちのく大賞典で、ステイオンザトップ相手にクビ差2着に粘り込みました。
金沢の読売レディス杯でも3着と力を見せましたし、このメンバーに入ってもヒケは取りません。
しかも1枠1番に入りましたから、前に行って粘り強い脚を使ってくれるのではないかと期待しています。
マイネルアストリアは赤松杯とあすなろ賞で重賞2勝を挙げています。
ただしシアンモア記念とみちのく大賞典は5着ですから、ちょっとムラがあるタイプ。
実力があるのは証明済みで、前走で盛岡マイルも勝っていますから、あとは流れ次第というところでしょう。
トライアルのすずらん賞で3着だったバスカヴィル、再移籍初戦を勝ったホワイトパスまで。
◎8、セイヴァリアント
○1、ゴールデンヒーラー
▲7、マイネルアストリア
△6、バスカヴィル
△2、ホワイトパス
*4日(日)盛岡 第11R『不来方賞』 2000m 18:15発走*
東北優駿を10馬身差で圧勝したグットクレンジングの力を信じます。
初めての2000mでしたが、早めに先頭に立つと、あとは後続を突き放すだけという、圧倒的な力を見せてくれました。
今回は休み明けで初めての盛岡左回りという条件ではありますが、先行タイプで器用な走りをする馬ですし、前向きな姿勢は休み明けを苦にしないタイプだと想像しています。
初対戦の馬が複数いて、東北優駿とはメンバーがだいぶ違いますが、それでも力でねじ伏せて三冠達成して欲しいと願っています。
対抗は北海道からの移籍初戦となるマナホク。
今年初戦のひだかオープンを勝ち、北海優駿では見せ場十分の3着。
初の2000mだった北海優駿では、後方から追い上げて3着に入りました。
力関係が難しいところですが、2歳のレベルが高い北海道で早くから活躍していましたから、即通用の器でしょう。
さらに今回は先行馬が多く、グットクレンジングも先行することから、この馬の武器である末脚が活きる展開になるのではないかと考えています。
この2頭が抜けた強さで、3番手以降は混戦模様。
JRAからの移籍初戦となるシュティルに注目してみました。
デビュー戦こそダートを走ったものの、その後はずっと芝ですから、やってみないと分からないところはあると思いますが、左回りの中京で僅差2着という成績があるので、初戦から上位争いに食い込む可能性はあると思います。
2連勝中のリュウノファウラー、前走久しぶりの勝利を挙げたオンラインボス、大井で2連勝して来たノンロムまで。
◎1、グットクレンジング
〇9、マナホク
▲6、シュティル
△7、リュウノファウラー
△10、オンラインボス
△8、ノンロム
*2日(金)名古屋 第7R『秋桜賞』 1500m 17:25発走*
浦和のダノンレジーナVS大井のグランパラディーゾの2強対決でしょう。
現在グランダム・ジャパン古馬シーズンのポイント第1位を走るのが30ポイントのダノンレジーナ。
佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞と圧倒的な強さで2連勝中です。
長距離輸送もOKで、先行して器用なレースが出来る馬。
特に不安材料はないですが、やはり今回はここ2戦で戦って来た相手とは違うというところが一番のポイントでしょう。
脚質的に言えばダノンレジーナの方が前にいて、グランパラディーゾはそれをマークする形になりますから、競馬自体はグランパラディーゾの方がしやすそうと考えていますが、それでもダノンレジーナが先行して押し切る力があると想像しています。
対してグランパラディーゾはグランダムジャパン古馬シーズンで20ポイントを獲得して3位。
十分逆転の目を残しています。
移籍初戦のスパーキングレディーカップで5着に入り、前走は金沢へ遠征して読売レディス杯を快勝しました。
牝馬ダートグレード戦線でも戦える逸材で、ダノンレジーナとも互角に戦える力があるとは思っていますが、今の馬場傾向が掴みづらい名古屋では、器用さと対応力を重視して対抗評価にしました。
この2頭が抜けて強いと考えていて、3番手以降は流れ一つで変わって来そうです。
そういう場合は末脚がしっかりしている馬を選びたいので、兵庫のデンコウハピネスにしました。
兵庫サマークイーン賞ではダノンレジーナと0.7秒差の3着ですから、今回も上位争いを期待します。
ヒダカソウカップの勝ち馬クーファアチャラ、地元愛知からはネオトリニティーに注目しています。
◎10、ダノンレジーナ
〇12、グランパラディーゾ
▲9、デンコウハピネス
△8、クーファアチャラ
△5、ネオトリニティー
*28日(日)盛岡 第11R『ビューチフルドリーマーカップ』 2000m 18:05発走*
ここはもうサルサディオーネ1強でしょう。
今回のメンバーでは格が違いすぎる上に、斤量は55キロ。さらに1枠1番をゲットと、至れり尽くせりの条件です。
距離2000mになりますが、自分の競馬をしたら自然に後続を離しているのではないでしょうか。
JBCレディスクラシックを見据えての遠征ですから、無事に、ということと、次に繋がる競馬を期待しています。
難しいのは相手探し。
逃げ馬で強い馬がいる場合、追いかけざるを得ない先行勢には厳しい流れになると予想。
決め手のある馬を選びたいと考え、カイカセンゲンにしました。
昨年の秋にロジータ記念で素晴らしい決め脚を発揮。
その後はいまいちなレースが続いていますが、今回休養を挟んで立て直し。
4歳の夏を越えて、どんな風に成長しているか楽しみです。
3番手評価にしたのは地元岩手のマルケイマーヴェル。
フェアリーカップは道中じわじわ上がって来て、直線は力強く伸びて差し切り勝ち。
昨年に続く連覇を果たしました。
昨年のビューチフルドリーマーカップは7着。
今年のメンバーはサルサディオーネ以外にはなんとかなる可能性があると思うので、この馬の末脚にも注目しています。
川崎2000mを2連勝中のフワトロ。
この馬も昨年に続く挑戦であり、昨年の6着以上の走りをしてくれるのではないでしょうか。
展開がハマった時のロカマドール、実績馬コーラルツッキーまで。
◎1、サルサディオーネ
〇4、カイカセンゲン
▲8、マルケイマーヴェル
△3、フワトロ
△2、ロカマドール
△11、コーラルツッキー
*25日(木)佐賀 第10R『サマーチャンピオン』 1400m 18:00発走*
真夏のハンデ戦で、今年は例年以上に多彩なメンバーが集まりました。
本命にしたのはコンバスチョン。
古馬と初対戦にはなりますが、53キロというのは魅力でしょう。
兵庫ジュニアグランプリ2着、全日本2歳優駿2着と、勝ち切れていないものの地方経験もあります。
ここ2戦は苦戦していますが、3走前のヒヤシンスステークスでは、内々をグイグイ伸びて、着差以上に余裕を感じる勝ちっぷり。
しかも鞍上は佐賀競馬で生まれ育った川田将雅騎手ですから、どんな立ち回りを見せてくれるか楽しみです。
対抗はシャマル。
前走は初めての1400m戦で、しかもトリッキーな浦和コースでしたが、2番手から上手に立ち回って僅差3着でした。
4コーナーの勢いでは勝ちパターンかと思いましたが、勝ったサルサディオーネがしぶとすぎましたね。
今回は続けての1400m戦。
57キロも勝った経験のある斤量ですし、大外枠は変に揉まれる心配がない分、プラス材料でしょう。
3番手評価は地元佐賀で3連勝中のリュウノシンゲン。
一時期の不調を脱して、完全復活と言っていい状況ですし、地元&52キロの軽斤量を活かしてどこまで戦えるか注目です。
レディバグは末脚が武器の馬ですが、地方の交流重賞だといい位置に付けて来るので、この馬のロングスパートも要注意。
4連勝と勢いがあるコウエイアンカまで。
◎3、コンバスチョン
〇12、シャマル
▲5、リュウノシンゲン
△4、レディバグ
△11、コウエイアンカ