本日は船橋競馬場で『日本テレビ盃』が行われます!
*7日船橋 第11R『日本テレビ盃』 1800m 20:10発走*
ここはコパノリッキー VS クリソライトの戦いと考えていますが、本命はコパノリッキーの方にしました。
まず不安材料を先にあげると、前回の骨折休養明けはまったく走らなかった...というところ。
しかし、そこからフェブラリーステークスを2連覇する馬に成長したし、この馬は流れに乗って走れると本当に強いです!
強敵となるクリソライトのことをよく知っている武豊騎手が騎乗するというのも強みだし、条件は厳しいですが、いきなり王者の貫禄を見せつけて欲しいと思います。
対抗はクリソライト。
日本テレビ盃とダイオライト記念を勝っているように、船橋は相性のいいコース。
古馬になってからはあと一歩足りないイメージがあるのですが、昨年のJBCクラシックと今年の帝王賞で堂々の2着ですから、あと少しで古馬GIに手が届きそう。
この馬のウィークポイントは、なんといっても揉まれ弱いこと。
今回はメンバー的にも枠的にも好位の外辺りに付けられそうなので、強いクリソライトを見せてくれるのではないでしょうか。
地方を代表する馬に育ったサミットストーンですが、前走のアンタレスステークスの負け方は衝撃的でした...。
もともとゲート難があった馬で、ゲートの後ろで尾持ちをして落ち着かせていたわけですから、JRA遠征で尾持ちができなかったことが多少は影響したのかな?と思います。
ちなみに、尾持ちとは...
「ゲート内で駐立させるための補助として、閉まった扉の後ろから尾を持つこと。調教師の申告で発走委員が許可をし、調教師、厩務員、発走係が行う。細かいルールは主催者によって定められている」 NARより
最近ゲートに関することに注目が集まっているので注釈を入れてみました。ご参考にどうぞ。
JRAでは許可されていませんが、地方では許可されているのでこのお蔭でゲート難を克服して活躍できた馬もたくさんいます(ジャングルスマイルとか)。
ということで、ホームに戻る今回は不安はないと考えています。
相手は強いですが、この馬の持つ長くいい脚で上位に食い込むことを期待します!
今回初めての地方挑戦となるサウンドトゥルーは、前走でOP特別を勝っているように勢いのある馬です。
ただし、末脚の切れで勝負するだけに、小回りにどれだけ対応できるかは未知数。
ある程度の位置を取れるならば、3,4コーナーがスパイラルになっている船橋ならば差し切りも可能。
スタートしてどの辺りの位置に付けられるかがカギになりそうです。
◎3、コパノリッキー
〇6、クリソライト
▲2、サミットストーン
△7、サウンドトゥルー
△11、ラヴィアンクレール
本日は金沢競馬場にて『白山大賞典』が行われます!
*6日金沢 第10R『白山大賞典』 2100m 16:20発走*
今年のメンバーは軸になりそうな馬が不在でかなり難しい様相です。
その中で本命にしたのはソロル。
前走のエルムステークスは5着、その前のOP特別を勝っているので、ここ最近の勢いもあります。
ちょっとジリ脚っぽいというか、決め手に欠ける印象があるのですが、その分長くいい脚を使える馬。
マイルールとして、初の地方挑戦の馬はよっぽど成績が抜けていない限りは本命にしない、というポリシーがありますが、
ソロルは3歳時に兵庫チャンピオンシップに出走し、好位から3着の経験あり。
その時の1着がコパノリッキー、2着がベストウォーリアですから、離された3着とはいえ悲観する内容ではないでしょう。
今回は先行有利な金沢ですから、ポンといい位置に付けて長くいい脚で粘って欲しいです。
対抗はエーシンモアオバーにしました。
9歳という年齢、58キロのトップハンデを考えるとなかなかに厳しい条件な気もするのですが、このレース2連覇している実力はダテではありません!
特に昨年のこのレースは、近走がだいぶ低迷気味でさすがに「終わったかな?」という印象を持っていた中での粘り込み。恐れ入りました。
この馬は得意なコースがはっきりしていて、金沢と名古屋ではいつでも要注意です。
今年は前走のエルムステークスでも3着と粘り込みを見せているように、昨年の臨戦過程よりも勢いがあります。
展開次第では、3連覇も十分考えられるのではないでしょうか。
ソリタリーキングは実績十分なのですが、やっぱり左回りの方がより強いというイメージ。
昨年も差はなかったものの4着というのが気になります。
ただ、メンバー的に見たら圧勝もあっておかしくない馬なので、
小回りのコーナーでスムーズに加速出来れば、力を発揮できると思います。
マイネルバイカは休み明け2戦ともに冴えませんが、春にはOPでいい競馬をしていた馬。
スタートを決めれば好位から流れに乗れるし、前に行ければ残れる力はあると思います。
初の地方遠征でどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
◎5、ソロル
〇3、エーシンモアオバー
▲6、ソリタリーキング
△1、マイネルバイカ
△8、ジャングルスマイル
本日は大井競馬場にて、Road to JBC のレディスプレリュードが行われます!
*1日大井 第11R『レディスプレリュード』1800m 20:00発走*
ここは現在女王争いを繰り広げている3強、アムールブリエ、サンビスタ、トロワボヌールの3頭が顔を揃えました。
本命にしたのはアムールブリエ。
昨年末の1000万条件からここまで4連勝と、一気にその才能が開花しました。
エンプレス杯では、これまで女王の座にあったワイルドフラッパーを並ぶ間もなく交わし去り、世代交代を強く印象付けました。
そこから休みを挟んで挑んだブリーダーズゴールドカップでは、なんとプラス28キロという馬体重に...
まだ4歳ですから、もちろん成長分も大きかったとは思いますが、ちょっと太目残りの感は否めませんでした。
道中のエンジンの掛かりもいつも以上に遅くて、向正面でだいぶ気合をつけていましたが、エンジンが掛かってからはこの馬の本領発揮。
サンビスタの外から並びかけて結局差し切り勝ち。
若干太目だったことを考えても大きく評価できるレースでした。
新女王となるべく、ここは連勝でJBCへ向かって欲しいです。
対抗はサンビスタ。
昨年のJBCレディスクラシックを勝ったあとは、一線級の牡馬たちと戦って引けを取らない競馬をしてきました。
ただ、ここ最近は伸び方にキレがないというか勢いがないというか...
伸びてるんだけどジリジリという感じで、歯がゆく思っていました。
しかし、負けたとはいえブリーダーズゴールドカップでは差のない2着で復活の兆しが見えたし、ここまで58キロで踏ん張って来ただけに、57キロになるのは大きなアドバンテージです。
トロワボヌールはスパーキングレディーカップで初めてサンビスタに先着。
最内から伸びて鋭い決め手を見せつけました。
もちろん今回も注目の存在ですが、なぜ3番手にしたかといえば、「自分で動いて競馬を作るタイプではない」という印象から。
能力は高く評価していますが、特に右回りに関しては展開の助けが必要なのかなと思っています。
大井に移籍したブルーチッパーも侮れません!
前走はあのケイアイレオーネと一騎打ちを演じ、何度も抜かれながら食い下がって、最後はハナ差し返しました。
前に行けるスピードは一級品だし、並ばれてからの勝負根性もさすが。
昨年のJBCレディスクラシックでは強豪馬たちに歯が立たなかったけれど、経験を積み成長した今ならば十分戦えるのではないでしょうか。
特に人気になりそうな馬たちはスピードタイプではないので、展開によっては逃げ切り勝ちまであると思います。
移籍初戦となるソーミラキュラスは、大井再転入馬でコース経験も有り。
中央時代に挑んだTCK女王盃では、大きな馬体のためコーナーでの追走が若干苦しそうでしたが、長くいい脚を使って3着に入りました。
上位で戦える能力のある馬なので、これからは地方代表としてがんばって欲しいです!
◎5、アムールブリエ
〇12、サンビスタ
▲4、トロワボヌール
△6、ブルーチッパー
△13、ソーミラキュラス
☆10、ホワイトフーガ
いよいよ今年も、Road to JBC が始まります!
Road to JBC とは、11月3日(火)に大井競馬場で行われる"ダート競馬の祭典"JBCへの優先出走権を懸けた戦いで、
9月30日(水)東京盃 / 大井 (JBCスプリント)
10月 1日(木)レディスプレリュード / 大井 (JBCレディスクラシック)
10月 7日(水)日本テレビ盃 / 船橋 (JBCクラシック)
10月12日(月)南部杯 / 盛岡 (JBCクラシック or JBCスプリント)
という日程で行われます。
どのレースも毎年注目されますが、今年は本番のJBCが大井開催ということで、特に東京盃とレディスプレリュードは豪華メンバーが集結した印象です。
まずは東京盃。
*30日大井 第11R『東京盃』 1200m 20:10発走*
本命にしたのはダノンレジェンドです。
カペラステークスを圧勝した時にはかなり驚きましたが、続く黒船賞、東京スプリントと番手に控えて差し切る競馬を見せ、完全に本格化しました。
それまでも逃げれば強いという感じでしたが、番手からでもレースができるようになって、レースに幅ができたことがより強くなった要因だと思います。
北海道スプリントカップでは、珍しくスタートダッシュがつかずに後方からの競馬となりましたが
これまでだったら馬群に沈んでいた展開の中、外から猛然と追い込んで3着を確保。
1番人気だっただけに3着は残念でしたが、内容だけを見れば負けて強し。
続くクラスターカップではバッチリとスタートを決めて楽々の逃げ切り勝ちですから、北海道の負けはそれほど悲観することはないと思っています。
現状、スプリントチャンピオンに一番近い馬。
大外枠になりましたが、今ならば別に逃げなくてもいいし、好スタートが決まれば内の馬次第で逃げてもいいので、包まれない分いい枠だと思います。
ここを勝って勢いよくJBCへと挑んで欲しいです。
対抗はちょっと悩んだのですが、牝馬コーリンベリーにしました。
昨年のJBCレディスクラシックでは、一線級の牝馬たちに歯が立たなかったわけですが、距離も1800mとこの馬にとっては長かったことが響きました。
今年は牡馬相手でも短距離路線にシフト。
まず4月のコーラルステークスの強さが半端なく、さらにかきつばた記念でも並み居る牡馬を率いて逃げ切り勝ち。
この辺りで、これまでいっそう強くなったと感じていたのですが、プロキオンステークスで2着に粘ったのは立派です!
今回は久しぶりに1200mを走りますが、ダートの1200は2戦2勝と相性バツグン。
他にもハナっ速い馬がいるので先行争いは激しくなりそうですが、この馬のスピードと粘りに期待します。
地方勢からはタガノジンガロに注目。
前走のサマーチャンピオンはタガノトネールの2着でしたが、流れ込んでの2着ではなく、強気に攻めていって、自分から動いて行っての2着ですから、相当な価値があると思っています。
これまでの経験から1400がベストだと思いますが、昔と比べてだいぶ器用になったし、直線の長い大井の馬場ならば、初めての1200mもこなしてくれるのではないでしょうか。
JBCと同じこの舞台で、強豪が集る中で結果が出せれば、本番に向けて夢が広がります。
北海道スプリントカップを快勝したシゲルカガも怖い存在です。
ただ、前走のサマーチャンピオンのタレ方がちょっと早すぎたのでは?と感じているので少し評価を抑えました。
逃げたい馬の中では内側に入ったし、距離も1200mならば粘れるのでは。
◎15、ダノンレジェンド
〇10、コーリンベリー
▲4、タガノジンガロ
△7、シゲルカガ
△9、サトノタイガー
盛岡競馬場で行われる、芝の地方全国交流戦『OROカップ』。
*27日盛岡 第11R『岩手県知事杯 OROカップ』 芝1700m 17:00発走*
まず注目したのは、昨年の勝ち馬であるシルクアーネストです。
JRA6勝の実績を誇る実力馬で、昨年岩手に移籍。
その移籍初戦だったOROカップですが、2番手から渋太く伸びてカリバーンの追撃を制しました。
昨年は古馬勢が揃っていたのに対して、今年のメンバー構成は新興勢力である3歳勢に芝の実績馬が揃った印象。
ここは古馬の貫録を見せつけて、2連覇を期待しています。
対抗は、JRA7勝で南関東へ移籍してきたばかりのインプレスウィナー。
スタートがゆっくりな馬なのでどうしても後方からの競馬になりますが、東京と新潟で多くの勝ち星を挙げているように、左回りが得意な馬。
小回り適性には疑問符が付きますが、新潟は直線は長いけれどコーナーはキツイので、そこで結果を出せているならば盛岡もある程度こなせるのではないでしょうか。
勢いのある3歳勢では、地元のレジェンドロック、オパールカップでレジェンドロックを破ったロゾヴァドリナ、2着ウインバローラスに注目。
中でもロゾヴァドリナは前走54キロで勝っているので、古馬相手とはいえ53キロで出走できるのは大きなアドバンテージです。
地元期待のレジェンドロックはオパールカップで3着に屈したものの、続くせきれい賞では初の古馬相手にも関わらず圧巻の競馬ぶりで勝利しました。
岩手を背負って立つ1頭へと成長できる馬なので、このメンバー相手にどれくらい戦えるか楽しみです。
◎4、シルクアーネスト
〇1、インプレスウィナー
▲13、ロゾヴァドリナ
△5、レジェンドロック
△9、ウインバローラス