
9日は金沢競馬場にて、牝馬の戦い『読売レディス杯』が行われます!
*9日金沢 第11R『読売レディス杯』 1500m 16:55発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンの第4戦。
メンバー的にはトーコーヴィーナスが圧倒的な存在でしょう。
前走の『兵庫サマークイーン賞』では、好スタートから逃げて自分の形に持ち込みましたが、最後の最後で高知のディアマルコの決め手に屈しました。
ただ、2着とはいえ僅差だったし、最後までよく粘ってレース内容はとてもいいものでした。
ここまでの実績を考えても、今回のメンバーならば頭一つ抜けた存在です。
唯一の心配材料は、レース間隔がかなり少ないこと。
いつも一生懸命がんばる馬だけに、当日の気配と馬体重はチェックしたいです。
対抗は地元金沢のオープンベルト。
もともとは兵庫デビュー馬で、タイトルこそないものの重賞戦線でもがんばってきました。
その後南関東移籍を経て金沢所属になり、現在は2連勝中と勢いがあります。
前走は馬なりでハナに立つと、スピードが落ちることなくそのまま逃げ切り勝ち。
相手次第では逃げにこだわらない馬で、今回は外枠に入ったので内の動向を見ながら進めるのではないかと思います。
力の比較が難しいですが、今ならば重賞でも十分戦えるのではないでしょうか。
前走が案外だったケンブリッジナイスですが、約半年ぶりの実戦というのも大きかったと思います。
これまでの実績を考えると、走る態勢が整えば上位争い可能な馬。
一度使った効果も見込めるし、本来の走りを期待しています。
◎10、トーコーヴィーナス
〇12、オープンベルト
▲5、ケンブリッジナイス
△6、アルカナ
明日の盛岡競馬場は、芝の長距離重賞『せきれい賞』が行われます!
*31日盛岡 第10R『せきれい賞』 芝2400m 16:50発走*
まず注目しているのは、トライアル『かきつばた賞』を勝ったブレークビーツ。
JRA3勝から岩手に転厩し、初戦は1000mの短距離戦を使って10着という結果でした。
しかし、2戦目の『かきつばた賞』ではレースぶりが一変。
好スタートから楽にハナを奪うとマイペースな逃げに持ち込み、かなりのスローペースな流れを演出。
勝負所から圧倒的1番人気に支持されたブレイズアトレイルとの一騎打ちになりましたが、見事逃げ粘りました。
ブレークビーツの粘りはもちろんですが、騎乗した齋藤雄一騎手のペース配分も絶妙でした。
JRA5勝の実績があり、重賞でも上位争いをしていたブレイズアトレイルに競り勝ったのは大きな勲章。
今回は残念ながらブレイズアトレイルが取り消しとなれば当然主役でしょう。
3歳馬サンエイゴールドは、芝重賞3連勝中と勢いがあります。
前走の『オパールカップ』では全国から遠征馬を迎えましたが、じわりと中団につけて徐々に進出すると、馬なりで先頭に並びかけて直線きっちり交わす強い競馬で勝利。
一気に相手は強くなりますが、芝適性の高さは相当だし、古馬に混じってどこまで戦えるか楽しみです。
しばらく勝ち星からは遠ざかっているものの、JRAオープンで活躍したモンテエンが久しぶりの芝のレースでどう変わるかにも注目しています。
芝の戦いならばもう少し前で競馬出来ると思うし、前回のようにブレイクビーツを楽に逃がす展開にはならないと考えて、展開的にも向くのではないでしょうか。
◎5、ブレークビーツ
〇6、サンエイゴールド
▲11、モンテエン
△12、マイネルテンクウ
明日は園田競馬場で、グランダム・ジャパン古馬シーズン第3戦の『兵庫サマークイーン賞』が行われます!
*29日園田 第10R『兵庫サマークイーン賞』 1700m 20:00発走*
全国交流戦ということで、船橋から1頭、笠松から2頭、高知から2頭の遠征馬を迎え、11頭で争われます。
本命にしたのは、地元兵庫のタガノトリオンフ。
JRA未勝利から兵庫に移籍すると、なんとここまで破竹の10連勝とものすごい走りを見せています。
前走の10連勝目は好位3番手に控えての競馬でしたが、4コーナーで下原騎手が左右の後ろを確認する余裕があり、直線追い出したら力強く伸びての勝利。
A2の戦いでしたが、着差以上に強かった印象です。
今回は初めての重賞であり、一気にメンバーが強化されるところがカギ。
ただ、ここまでのレースぶりを見ていると逃げて競馬を作ってもいいし、相手や枠次第で好位に控えてもよしで、幅広い展開に対応できます。
このメンバーでも、即勝負になるのではないでしょうか。
対抗は兵庫を代表する名牝トーコーヴィーナス。
前走は地元で3着に負けはしましたが、外からハナに行こうとして競られる形になりました。
それでも直線で渋太く粘ってクビ・クビの3着ですから、まったく悲観する負けではありません。
すんなり逃げられれば相当渋太い馬。ここも上位争いをしてくれると思います。
船橋のケンブリッジナイスは昨年の2着馬です。
すでに全国で結果を出していて、実績的には申し分なし。
今回は約半年ぶりのレースとなるところがカギでしょう。
能力はここでも上位なので、当日の気配を注意したいと思います。
高知からの遠征馬ディアマルコは、3歳重賞の『のじぎく賞』を制しています。
古馬重賞は初めての挑戦になりますが、今は楽に好位に行けるようになってレースが本当に上手になりました。
園田遠征もすでに結果を出しているし、古馬と戦ってどこまでやれるか楽しみです。
◎6、タガノトリオンフ
〇5、トーコーヴィーナス
▲3、ケンブリッジナイス
△11、ディアマルコ
日曜日は佐賀競馬場で、『吉野ヶ里記念』が行われます!
*24日佐賀 第11R『吉野ヶ里記念』 1400m 18:05発走*
昨年辺りから佐賀の帝王として君臨しているキョウワカイザーが出走して来ますが、
ここ最近のレースぶり&取り消し明けということも考慮して、本命はテイエムチカラにしました。
JRA2勝から、昨年末佐賀へ移籍。
そこから10戦してすべて馬券圏内に来ているという驚異的な走りを見せています。
前走の『水無月賞』では、好スタートからすんなりとハナを奪って軽快な逃げに持ち込みました。
3~4コーナーでモエレジュンキンが並んで来たものの、直線で振り切って勝利。
3着以下は7馬身差ということで、やはり自分の形になれば相当強いと思います。
今回のメンバーは負かしている相手がほとんど。
逃げ馬にとって大外に入ったのは少し気になりますが、スタートダッシュも速いので問題ないでしょう。
対抗はコパノエクスプレス。
前走の『黒髪山賞』では、ジワッと先手を奪って引き付けた逃げに持ち込み、3~4コーナーで後続に並ばれながらも、最後の最後までよく粘りました。
久しぶりの逃げでしたが、あと一歩勝ち切れない最近のレースを一新してくれました。
テイエムチカラとの比較では分が良くないですが、このメンバーならば十分上位争い可能と考えます。
王者キョウワカイザーは、当日の状態がカギだと感じます。
『はがくれ大賞典』でまさかの大敗を喫し、続くレースは取り消しとなってしまいました。
状態さえ戻ってくれば確実に強い馬。
1400mはかなり久しぶりですが、この馬の力が発揮できればこなしてくれると思います。
もう1頭気になるのがカシノタロン。
佐賀での勝ち星はまだありませんが、重賞でも安定して走っています。
前走のA1・A2特別では、中団内の位置取りから3コーナーで先頭を捉えると、後続を9馬身ぶっちぎって勝利。
前が速くなるような展開ならば、この馬の決め手が活きると思います。
◎10、テイエムチカラ
〇8、コパノエクスプレス
▲5、キョウワカイザー
△1、カシノタロン
月曜日は盛岡競馬場で、中距離重賞『マーキュリーカップ』が行われます!
*18日盛岡 第9R『マーキュリーカップ』 2000m 16:10発走*
一長一短のメンバーが揃って比較が難しいですが、本命は昨年このレースを圧勝したユーロビートにします。
昨年のレースでは、後方から一気のマクリを決めてそのまま6馬身差の圧勝劇。
帝王賞4着で力はあると思っていましたが、自分のレースができればあそこまで強いとは...驚きと嬉しさが混じった結果となりました。
ただ。
その後のレースぶりがイマイチで、ダートグレードは仕方ないにしても、地方重賞は勝って欲しかったなと思うレースが続きました。
それでも、流れ次第ではJRA勢に匹敵する末脚を持っている馬ですから、去年の再現を期待しています。
対抗はケイアイレオーネ。
地方に移籍してからガッカリするようなレースが続いていましたが、前々走のブリリアントカップで覚醒すると、続く大井記念も完勝して地方初タイトルをゲットしました。
成績が出なかった時は、レース途中で自分からやめてしまっていたそうですが、ここに来てそれが解消され、本来の強い姿が戻って来ました。
これまでの実績を考えれば、ここでも十分勝負になる馬です。
再び輝きを取り戻した今、もうひと花咲かせて欲しいです。
JRA勢1番手にはマイネルバイカを推します。
ここ3戦はあと一歩のレースが続いていますが、好位から競馬ができて大きく崩れないのは魅力。
最近のレースを見ていると少しずぶい印象がありますが、長くいい脚を使える馬なので、盛岡の舞台も合いそうです。
9歳になったソリタリーキングは、さすがに全盛期のような勢いはありません。
ただ、左回りの盛岡の舞台は得意としていて、このレースでも結果を残しています。
今年も軽視するのは禁物と考えます。
◎8、ユーロビート
〇9、ケイアイレオーネ
▲10、マイネルバイカ
△6、ソリタリーキング
△13、ストロングサウザー