
*25日(水) 第11R『TCK女王盃』 1800m 16:15発送*
本命にしたのはホワイトフーガです。
JBCレディスクラシックでは、好位から自分で動いていき、強い競馬で連覇を達成。
前哨戦のレディスプレリュードで同着2着に負けたうっ憤を晴らしました。
このレースは昨年も圧倒的な力で勝利しており、ここも連覇を期待します。
ただし、懸念材料は2つ。
だんだんひどくなっているという喉なりの状態は、当日になって走ってみないとどのくらい影響があるのかわからないというのが実情。
そして58キロの斤量は、一度克服しているとはいえ、牝馬にとってはかなり過酷な重さです。
この2つのマイナス材料を克服し、連覇達成となるでしょうか。
2番手争いも混戦模様。
その中で注目したのがトーセンセラヴィです。
浦和移籍後破竹の勢いで勝ち進み、初めてのダートグレードだったJBCレディスクラシックでは、強豪相手に3着に食い込みました。
レース後森泰斗騎手は、「この馬ならもっとやれると思っていたので、正直がっかりです...」とコメント。
JpnIでこれだけの走りができたので喜んでいるのかと思いきや、もっと上の結果を目指していたとのことで、この馬の能力の高さを感じました。
前走の東京シンデレラマイルでは、初めての大井ということもあり先頭に立ってから物見をしてフラフラしていましたが、リンダリンダが迫ってきたらもう一度伸びてクビ差で勝利。
初めての重賞制覇を果たしました。
今回メンバーは強いですが、2度目のダートグレード戦ということで前回以上の走りを期待しています。
初めての地方ダートグレードに挑むワンミリオンスにも注目しています。
現在1000万条件、準オープンと差し切りで2連勝中。
準オープンを勝っていれば、牝馬のダートグレード戦線はいきなり勝負できることはこれまでの馬たちが証明済み。
初めての大井で初めての距離というのは気になるものの、
小回り対応として今までよりもいい位置で競馬ができれば、初戦から結果を出してくれると思います。
レディスプレリュードでホワイトフーガを破ったタマノブリュネット、クイーン賞でトロワボヌールの2着だったタイニーダンサー、東京シンデレラマイルでトーセンセラヴィを追い詰めたリンダリンダまで。
◎9、ホワイトフーガ
〇2、トーセンセラヴィ
▲7、ワンミリオンス
△12、タマノブリュネット
△3、タイニーダンサー
☆8、リンダリンダ
*19日園田 第11R『園田クイーンセレクション』 1400m 16:00発走*
ここはかなりの混戦模様と考えます。
展開一つでどの馬も上位争いが可能ですが、その中で本命にしたのは笠松のハリアーです。
年末のライデンリーダー記念では、後方からロングスパートで差のない3着に入りました。
前走の特別戦は勝ち馬には離されたものの、ジワジワと伸びて2着を確保。
前に行くスピードはないですが、小回りのコーナーで加速できる器用さと、長くいい脚を使えるのが武器です。
前の争いが激しくなれば、この馬の決め手が活きる展開になるのではないでしょうか。
対抗は園田のスターレーン。
門別から園田に移籍して、ここまで3戦すべて連対しています。
兵庫若駒賞では一番人気に推され、好位から渋太く伸びて「勝ったか?」と思ったのですが、ハナ差でナチュラリーに軍配が上がりました。
前走は今回も参戦するアナザードアに負けたものの、早めに先頭に押し出される厳しい展開だったので、負けて強しだったと思います。
ここは実績的にも兵庫代表としてがんばって欲しいです!
前走スターレーンを負かしているアナザードア。
4コーナーでエンジンが掛かると、直線は勢いよく伸びて勝利。
門別からの移籍初戦で、9番人気の低評価でしたが、新天地でこれまで以上に力を見せてくれましたね。
今回も十分上位争い可能でしょう。
馬券圏内を外したことのない堅実派のローランドアイ、2歳キングを連勝しているカツゲキマドンナまで。
◎8、ハリアー
〇12、スターレーン
▲3、アナザードア
△5、ローランドアイ
△6、カツゲキマドンナ
*12日笠松 第10R『白銀争覇』 1400m 15:45発走*
北陸・東海・近畿交流競走ということで、東海以外からの遠征馬が4頭。
本命は兵庫のランドクイーン。
昨年は園田FCスプリント、園田チャレンジカップと短距離重賞を2つ制覇しています。
今回のメンバーでは実績上位でしょう。
前々走で4着に負けているのは物足りないのですが、スワンSや兵庫GTといった強豪相手のレースで揉まれて来ました。
今回は実力を発揮できる舞台だと思います。
対抗も兵庫所属のエイシンアトロポス。
南関東でデビューし、兵庫に移籍してからは12戦10勝!
馬券圏内を外したのは1度のみという素晴らしい成績です。
現在はB級からA級にかけて4連勝中。
好位に行けるスピードがあるし、自分でハナを奪ってもよし。
レースセンス抜群で、初めての名古屋もまったく問題ないでしょう。
今回が初めての重賞挑戦になりますが、今の勢いならばいきなり通用しそうです。
名古屋のスリーネルソンは、再転入後7戦6勝とばく進中。
唯一負けたのは重賞のサマーカップで、ペースアップについて行けずいいところなしでしたが、
実力的には重賞でも十分通用する馬です。
ここ2戦のようにある程度いい位置を取って流れに乗れれば、上位争いは可能と考えます。
金沢からの遠征馬バニスターにも注目。
重賞は2015年のMRO金賞2着以来で、古馬重賞は初挑戦となります。
前走は金沢移籍初戦でしたが、2番手に付けての差し切り勝ち。
名古屋は初めてですが、小回り対応はバッチリです。
このメンバーでどんなレースができるか楽しみです。
◎3、ランドクイーン
〇1、エイシンアトロポス
▲6、スリーネルソン
△7、バニスター
△8、ヒカルカミヒコーキ
*9日水沢 第9R『トウケイニセイ記念』 1600m 15:15
有力馬の回避が相次ぎちょっと淋しいメンバー構成。
ここはアントニオピサに重賞初制覇の大きなチャンスがやってきました!
JRA4勝から南関東へ移籍し、その後岩手へ。
2戦共に2着ですが、北上川大賞典ではナリタポセイドンの2着、桐花賞はナムラタイタンの2着ですから胸を張っていいでしょう。
マイルは久しぶりになりますが、もともと適性は高いので問題なし。
前に行って渋太く粘るレースができるので、内枠に入ったのもプラスでしょう。
対抗は牝馬ミラクルフラワー。
昨年は牡馬相手のみちのく大賞典を制しました。
前走はコミュニティに半馬身差されての2着でしたが、今回のメンバーならば実績・力ともに上位でしょう。
アントニオピサとは初対決ですが、ナリタポセイドンとの着差で比較するとこちらの方が上。
少し間隔は開きましたが、好勝負できると思います。
JRA5勝の実績を引っ下げて岩手にやって来たナリタスーパーワン。
前走の桐花賞では早々に後退して6着...
見せ場はなかったし、かなりガッカリな結果となってしまいました。
それでも、力自体は持っている馬。
ここに入ってもまったく見劣りはしません。
岩手2戦目で替わり身を期待します。
安定感あるスフィンクス、初ダートがどうかだけれど実績からゴットフリートまで。
◎1、アントニオピサ
〇9、ミラクルフラワー
▲6、ナリタスーパーワン
△3、スフィンクス
△4、ゴットフリート
*8日佐賀 第11R『九州オールカマー』 2000m 17:00発走*
ここは長らく佐賀のトップホースとして君臨しているキョウワカイザーを本命にします。
なにげに九州オールカマー出走は初めてですが、重賞13勝を挙げている実績馬。
その中には今回と同じ佐賀2000mが舞台の中島記念を2連覇しており、距離はまったく問題なし。
現在3連勝中と勢いも一番だし、
前走の中島記念では中団からロングスパートで直線差し切り勝ち。
後ろも離しているし、完勝といっていいでしょう。
今回も引き続き好勝負必至と考えます。
対抗からが悩むところですが...
道営から久しぶりに佐賀に戻って来たウルトラカイザーにしました。
今回が移籍初戦とはいってももともと佐賀デビュー馬で、九州ジュニアグランプリや中島記念(2012年)を制覇。
今シーズンは開幕戦のコスモバルク記念を勝ったものの、その後の勢いがちょっと物足りないのです。
それでも、実績的にはかなり上位の存在。
前に行って渋太いレースができる馬だし、古巣復帰でリズムを取り戻して欲しいです。
JRA3勝から昨年移籍して来たヴィルトグラーフにも注目。
移籍後はなかなか勝ち切れませんでしたが、春頃から調子を上げて、10月の九州大賞典を制覇。
前走はダートグレードの名古屋大賞典に挑戦しての8着で、惨敗も仕方なしといったところ。
このメンバーならば、上位争いも十分可能でしょう。
安定感バツグンのトランザムスター、軽斤量を活かしてコスモガラサまで。
◎7、キョウワカイザー
〇8、ウルトラカイザー
▲3、ヴィルトグラーフ
△9、トランザムスター
△10、コスモガラサ