
*1日門別 第10R『北海道2歳優駿』 1800m 20:00発走*
本命にしたのはJRAのエピカリス。ここまで2戦2勝と負け知らずです。
新潟での新馬戦は内から先手を取って、最後まで勢いが落ちることなく逃げ切り勝ち。
いきなり能力の高さを示しました。
続くプラタナス賞ではスタートがイマイチになってしまいましたが、好位から直線で抜け出して7馬身差の圧勝劇。
時計も優秀だったし、ダートで相当なところまで戦えるのではないかと感じるレースでした。
今回は門別ということで、長距離輸送、初のナイターなど初めての条件もありますが、能力の高さを考えれば問題なさそうです。
スタートが決まれば先行もできるし、前走のレースぶりから前に行かなくても競馬ができる自在型。
この先に向けても、ここは強い勝ち方を期待しています。
対抗は門別のストーンリバーにしました。
新馬戦こそ崩れたものの、その後は6戦5勝2着1回とパーフェクト。
前走は初めての南関東への遠征競馬でしたが、重賞2勝目を挙げました。
スタートしてダッシュがつかなかったものの、向正面では先団に取り付いて、直線力強く伸びての勝利。
今回初めての1800mになりますが、前走ゴール過ぎにもまだ伸びているような感じだったので、距離延長は心配していません。
JRA勢相手にどこまでやれるか楽しみです。
同じく門別のヒガシウィルウィンにも注目しています。
デビューからこれまで7戦3勝2着4回と一度も崩れたことがありません。
前走サンライズカップは1番人気に支持されて、期待に応え初の重賞制覇を果たしました。
道中は中団内から進み、直線内を割って鋭く伸びての勝利。
着差はハナ差でしたが、立ち回りの上手さが際立つレースぶりでした。
今回も内枠に入ったし、ロスなく運べれば面白いと思います。
新馬戦を勝ったばかりのトミケンカリム。
好スタートを決めて持ったまま2番手につけると、勝負所では馬なりで先頭へ。
直線の立ち上がりにはまだ若さを見せていましたが、その後はしっかりと伸びて後続を突き放しました。
まだまだ成長の余地を見せながら、本当に強い内容だったと思います。
一度使ってさらに良化が見込めるし、このメンバー相手にどんな競馬をしてくれるでしょうか。
◎13、エピカリス
〇5、ストーンリバー
▲3、ヒガシウィルウィン
△4、トミケンカリム
△8、スウィフトハート
*27日園田 第10R『兵庫若駒賞』 1400m 16:00発走*
注目していたナンネッタ&ブレイヴコールの回避はとても残念ですが...
このメンバーならどれが勝ってもおかしくなくて、馬券的には面白いレースになりそう。
本命にしたのはスターレーン。
2歳のレベルが高い門別で2勝を挙げ、兵庫に移籍して来ました。
転厩初戦の前走のJRA認定競走では、好ダッシュで2番手につけると3コーナーで前に並んで行き、直線力強く伸びて勝利。
いきなり能力の高さを見せつけました。
今回は初めての1400mがカギですが、前走のゴール前を見ているとまだまだ余裕はありそうです。
楽に先行できるのは大きな強み。
ここは初重賞制覇へ向けてチャンスです。
対抗は迷った末にキョショウにしました。
門別では4戦未勝利に終わりましたが、前走の兵庫移籍初戦で初勝利。
馬なりでハナに行くと、勝負所も1頭楽な手応えで進み、直線も勢いは衰えませんでした。
2歳3組だったこともあり、今回一気のメンバー強化になりますが、ここでどんな競馬ができるか楽しみです。
キューティハーバーは1勝馬ながら3戦すべて馬券圏内の堅実派。
前に行くダッシュ力はないものの、長くいい脚を使って豪快なマクリができる馬です。
前走も後方からよく伸びて来たものの、早め先頭だったスターレーンに敗れました。
今回はそこから距離が延びるので、この馬にとってはプラスと考えます。
すんなり逃げることができればエピステーメの残り目にも注目。
ここ2戦は自分の競馬ができず大きく崩れてしまいましたが、カギは先行争いだと思います。
◎8、スターレーン
〇3、キョショウ
▲4、キューティハーバー
△12、エピステーメ
△11、セカンドインパクト
*23日高知 第7R『黒潮菊花賞』 1900m 18:10発走*
高知三冠のラストを飾るこのレース。
本命にしたのは高知優駿を制している牝馬ディアマルコ。
2歳の時からパートナーである佐原騎手が惚れ込んでいた馬で、この馬と共に上を目指したいと話していましたが、ここまで期待通りの活躍を見せてくれています。
初めての重賞制覇は園田ののじぎく賞。
楽に好位に付けて直線でも余裕のある強い内容で勝利しました。
高知優駿を挟んで挑んだ兵庫サマークイーン賞では、なんとあのトーコーヴィーナスを相手に差し切り勝ち。
初めての古馬重賞挑戦でしたが、いきなり結果を出して能力の高さを証明してくれましたね。
もともとはあまりダッシュがつかず、そこが解消されればもっと上でやれるというお話でしたが、思った以上にその課題クリアが早く、今は全国的に見てもトップクラスの牝馬に成長。
地元戦では、負けられない存在です。
対抗はブラックビューティ。
黒潮皐月賞を制し、満を持して挑もうとした高知優駿は体調が整わず残念ながら回避に...
陣営のお話では、出走すれば人気になる馬なので、万全でなければ出走させられない、という判断での回避だったそう。
幸いにも症状は重いものではなく、休養を挟んですでに復帰しています。
前走は古馬A級と混じって、後方からロングスパートで差し切り勝ち。
今回初めての1900m戦になりますが、レースぶりから十分対応可能と考えます。
現在4連勝中のセイエスパーニャにも注目。
黒潮皐月賞は2着、高知優駿は4着と重賞に手が届いていませんが、この夏体がグンと成長してレースぶりも安定してきました。
前走の4連勝目は古馬B級に混じって、早め先頭の強い内容で勝利。
一回り成長した今、ディアマルコやブラックビューティといったタイトルホルダーにどこまで迫れるか楽しみです。
ナスノフラッシュは高知移籍後9戦7勝2着2回とパーフェクト連対中。
今回一気にメンバーが強くなりますが、中団から長くいい脚を使える馬なので、前が速くなればこの馬向きの展開になると思います。
◎4、ディアマルコ
〇8、ブラックビューティ
▲3、セイエスパーニャ
△10、ナスノフラッシュ
△9、ボスキャラ
*20日名古屋 第11R『ゴールドウィング賞』 1600m 16:10発走*
本命にしたのはミトノリバーです。
名古屋移籍後は4戦2勝2着2回とパーフェクト連対中。
前走は楽にハナに立つと、3コーナーで後ろを離してそのまま押し切って勝利。
前々走のJRA認定競走は2着に敗れたものの、早め先頭から並ばれても渋太く食い下がっていました。
川西調教師のお話では、前向きな性格で常に一生懸命、とてもタフな馬なんだそう。
その分、まだレースにメリハリがないところがありますが、成長の余地は大きく、重賞でも十分勝負になると考えます。
対抗はハーバーフライト。
名古屋デビューの生え抜きで、すでに4勝を挙げています。
前走のJRA認定競走は、すんなり2番手に付けるとバツグンの手応えで4コーナー先頭、直線は突き放す余裕の勝利でした。
勝ち切るか大きく負けるかという極端なタイプなので、道中スムーズに運べれば面白いと思います。
前走ミトノリバーの2着にがんばったカツゲキマドンナにも注目。
好スタートから楽に3番手につけると、道中の手応えはバツグン。ゴール前はミトノリバーに迫る脚色でした。
まだまだ若い面を見せていましたが、レース運びはとても上手。
このメンバーでも上位争いは可能です。
マルヨアキトは6戦1勝ながら、すべて馬券圏内という堅実派。
前走は中団から徐々に進出すると、長くいい脚を使って接戦の2着争いを制しました。
末脚がしっかりしているので、前が速い展開になればこの馬の持ち味が活きるのではないでしょうか。
◎5、ミトノリバー
〇8、ハーバーフライト
▲2、カツゲキマドンナ
△7、マルヨアキト
*16日佐賀 第11R『九州大賞典』 2500m 17:15発走*
2500mの長距離戦。
本命にしたのはコウザンゴールドです。
昨年JRA未勝利から佐賀に移籍すると、20戦してすべて馬券圏内という素晴らしい成績を挙げています。
特に現在は12連勝中。勢い一番です。
今回は初めての2500mという距離になります。
前走が初の2000mでしたが、好スタートからすんなりハナに立つと道中はしっかりと折り合っていたし、勝負所では後ろを突き放し、最後も脚色が衰えることなく余裕の勝利。
このレースぶりを見ていると、距離が延びても十分対応可能と考えます。
対抗はキョウワカイザー。
佐賀移籍後は徐々に勝ち上がり、昨年の年末に中島記念を制覇。
名実ともに佐賀ナンバー1ホースに君臨しました。
今年に入ってからは崩れるレースが多く、ちょっと物足りない走りなのですが、、、
休み明けだった前走は、すんなり先手を奪うと終始馬体を併せられる展開になりましたが、直線の叩き合いで抜かせず、久しぶりの勝利を挙げました。
勝負所では一瞬抜かれたようにも見えましたが、やはり勝負根性がすごい馬。
一度使った効果も見込めるし、復活した今ならば上位争いでしょう。
コスモガラサは佐賀移籍後勝ち切れないレースが多かったものの、今年に入ってパワーアップ。
1400m戦で5連勝を飾るなど、一気に強くなった印象です。
前走の玄界灘賞では、3番手のイン追走から勝負所で最内を突いて先頭に立つと、直線で突き離して勝利。
向正面でエンジンが掛かるまで少し時間を要しましたが、エンジンが掛かってからは圧巻の強さでした。
レースぶりから、初めての2500mも十分こなしてくれるでしょう。
今年佐賀に移籍して来たヴィルトグラーフも怖い存在。
ここ2戦は勝ち切れずにいますが、JRA時代に2400m戦で5着に入ったこともあり、距離延長はプラスと考えます。
◎5、コウザンゴールド
〇6、キョウワカイザー
▲3、コスモガラサ
△7、ヴィルトグラーフ