本日は門別競馬のシーズンを締めくくる大一番、道営記念です!
*12日門別 第12R『道営記念』 2000m 20:35発走*
ここはウルトラカイザー、グランプリブラッド、オヤコダカの三つ巴と見ていますが、その中でもグランプリブラッドの安定感に期待します!
今年の春に門別に移籍して、5戦2勝2着2回3着1回とすべて馬券圏内に入っています。
勝った『星雲賞』と『瑞穂賞』では58キロを背負い、ウルトラカイザー57キロ、オヤコダカ55キロを負かしました。
前走の『瑞穂賞』では好位のインで我慢して、直線も馬の間を割って抜けて来ました。
競馬が上手だし、直線でしっかりと伸びる末脚を持っている馬。
JRA5勝の実力馬ですから、ここでもうひと花咲かせて欲しいです。
ウルトラカイザーは昨年の『道営記念』の勝ち馬で、今年は連覇を狙います。
ただし、4連勝で挑んだ昨年とは違い、今年は『星雲賞』『瑞穂賞』ともにグランプリブラッドに後塵を拝する結果となりました。
早めに動いた『星雲賞』では直線で内をすくわれ、『瑞穂賞』では外から伸びるも捉えきれず...。
大きく負けてはいないものの、対グランプリブラッドでは分が悪い印象です。
昨年の覇者としてどこまで巻き返せるでしょうか。
3歳馬オヤコダカは、圧倒的1番人気に支持された『北海優駿』で、まさかのスタート直後に落馬というアクシデントがありました。
その後、初めて古馬重賞にチャレンジした『星雲賞』では、レコード勝ちとなったグランプリブラッドにコンマ5秒差の4着。
古馬一線級とも十分戦えることを証明しました。
前走の『瑞穂賞』では、好位から渋太く粘って2着を確保。
3歳馬の軽量を活かして、今回も積極的なレースを期待しています。
◎12、グランプリブラッド
〇4、ウルトラカイザー
▲1、オヤコダカ
△7、サンバビーン
△3、ローレルベロボーグ
さぁいよいよ本日はJBCです!
枠順も発表されたところで、3競走を展望したいと思います。
*3日大井 第8R『JBCレディスクラシック』1800m 15:10発走*
本命にしたのはサンビスタ。
女王として君臨して来たワイルドフラッパーから世代交代を果たし、昨年から今年の頭にかけて絶対女王となりました。
春くらいからは勝ち切れないレースが続きましたが、牝馬同士では過酷な58キロを背負うこと、一線級の牡馬に混じって激しい戦いを演じて来た疲れも重なった印象です。
前走は、JBCと同じ大井1800m。
中団からキレのある伸び脚を見せて勝利を果たして完全復活。
メンバー的には前走と大きく変わらないので、ここは鉄板の本命と考えます。
対抗評価に推したいのが、トロワボヌールとアムールブリエ。
この2頭の比較が難しいところです。
スパーキングサマーカップでサンビスタを破ったトロワボヌールは、確実に末脚を使ってくれる馬。
崩れたのはTCK女王盃4着のみですが、同じ舞台のレディスプレリュードで2着に来ているように、コース自体に問題はなし。
使ってからの調教も順調で、ここも大きく崩れることは考えずらいです。
アムールブリエは前走の負け方が不可解でした。
本質的に1800mは短いのか?速い流れについていけないのか?と考えると、レディスプレリュードと同じ舞台のここは、少し抑えめの印にしておきます。
◎6、サンビスタ
〇16、トロワボヌール
▲7、アムールブリエ
△3、ホワイトフーガ
△10、ブルーチッパー
*3日大井 第9R『JBCスプリント』1200m 15:55発走*
ここはダノンレジェンドが圧倒的な人気になると思われますが、
本命にしたのはドリームバレンチノです!
昨年の勝ち馬であり、これまでも長く堅実に活躍してくれましたが、今年に入ってから上位に絡むことが少なくなっていました。
しかし。
前走の東京盃では、末脚に賭けるレースを展開して、この馬らしい切れ味を発揮。
8歳ですが衰えはまったく感じません。
前走はダノンレジェンドより2キロ重い58キロでしたが、定量戦により57キロになるのは大きなプラス。
前走の2馬身は覆せるのではと感じています。
ダノンレジェンドの唯一の不安材料はスタート。
北海道ではダッシュがつかないレースで久しぶりに土が付き、前走もいまいちのスタートで大外枠だったからこそ揉まれませんでした。
スタートさえ決めてしまえばこの馬の圧勝だと思いますが、こればっかりはやってみないとわからないので対抗に留めました。
◎14、ドリームバレンチノ
〇6、ダノンレジェンド
▲10、ベストウォーリア
△2、コーリンベリー
△15、ポアゾンブラック
*3日大井 第10R『JBCクラシック』2000m 16:40発走*
ここは何といってもホッコータルマエでしょう。
前走の帝王賞で、唯一の弱点だった休み明けでのレースを克服し、現在死角は見当たりません。
中間の乗り込みもしっかりと行われていて、ここは王者の走りを見せてくれると思います。
ホッコータルマエが抜けて強いとは思うのですが、2番手評価のグループも高いレベルで混戦模様。
コパノリッキー、クリソライト、サウンドトゥルーが気になりますが、その中でフェブラリーステークス連覇しているコパノリッキーを対抗にします。
前走の日本テレビ盃も悲観する内容ではないですが、一度使ってさらに良くなることを期待しています。
◎10、ホッコータルマエ
〇15、コパノリッキー
▲4、ユーロビート
△1、クリソライト
△14、サミットストーン
本日は佐賀競馬場で、2歳重賞『九州ジュニアチャンピオン』が行われます!
*25日佐賀 第11R『九州ジュニアチャンピオン』 1750m 17:15発走*
いよいよこの日がやって来ました。
というのも、オッズパーク地方競馬応援プロジェクトで、グリーンファーム愛馬会との共同企画で競走馬ファンドを始めた初年度の馬たちの中で、一番の出世頭ローカルロマンが出走するからです!
昨年のオータムセールで出会った頃は、線の細い女の子というイメージでしたが、
デビューしてここまで5戦3勝2着1回3着1回と、すべて馬券に絡む活躍を見せています。
最近の姿はこちら。
8月30日JRA認定競走
本当に逞しく育ってくれました。
東先生のお話では、使いながら精神的にも成長して、落ち着きがでてきたそうです。
距離は初めてですが、血統的には問題ないでしょう。
今回、唯一の不安は1枠。
スタートが決まらなかった時は揉まれること必至なので、それだけは避けたいところ。
好スタートを決めて、逃げ切りを期待しています。
対抗は、ビッグダディ。現在1番人気です。
新馬戦を勝ち、前走は一気に距離が延びて1750mに挑戦し、逃げ粘っての2着。
負けはしたものの、キャリア2戦目、一気の距離延長をものともせずに勝負できたことは、今回のレースに繋がった印象です。
鞍上はキングシャーク。
先週の九州大賞典ではハナ差で山口勲騎手を下しているので、2週連続の重賞制覇もあるかもしれません。
そのビッグダディに前走で勝っているのがオスズ。
デビュー戦でビッグダディの2着に負けたあと、なかなか初勝利が挙げられませんでしたが、距離が延びて安定感を増してきました。
前走は好位内でしっかりと我慢し、向正面で内からジワジワと進出すると、4コーナーでは馬と馬の間を割って進出し、ビッグダディをしっかりと捉えて勝利しました。
レースが上手だし、引き続き同じ距離での戦いですから、この馬も侮れません。
◎1、ローカルロマン
〇4、ビッグダディ
▲10、オスズ
△5、ソウダイショウ
本日は門別競馬場で、2歳牝馬のダートグレード『エーデルワイス賞』が行われます!
*15日門別 第11R『エーデルワイス賞』 1200m 20:00発走*
過去の勝ち馬を見ると、JRA勢と道営勢が互角の戦いを繰り広げているこのレース。
今年は道営勢の方が優勢と見ています。
昨日のハイセイコー記念も道営からの転入初戦だったトロヴァオが完勝しているし、今年のレベルも相当高そうです。
まず本命にしたのはモダンウーマン。
ここまで5戦3勝2着2回とパーフェクト連対中。
前走のリリーカップは好スタートからハナに行き、直線に入ってからも渋太く伸びていました。
スタートが上手だし、ダッシュ力もある馬。
先手が取れるので、ここも大きく崩れることはないと考えます。
対抗は同じく道営のタイニーダンサー。
1人気に支持されたリリーカップは、外々を回るロスもあってか伸びきれませんでしたが、
前走のフローラルカップでは持ったままで早め先頭に立ち、そのまま後続を突き放す強い競馬を見せてくれました。
どちらかというと、1200よりもマイルくらいの方が合いそうなので対抗にしましたが、
レベルの高い道営2歳勢の中でもトップレベルの実力の持ち主だと感じます。
JRA勢では、新馬戦を勝ったばかりのチェストケリリーに注目。
スタートはイマイチでしたが、スッと中団につけて、直線は外から豪快に伸びて差し切り勝ち。
ダートとは思えないような切れ味を見せてくれました。
スタートや道中などまだまだ粗削りな部分はありましたが、前半スムーズに運べるようになれば相当強いのではないかと思います。
リリーカップでモダンウーマンの2着だった、マックスガーデンも侮れません。
ここまで3戦2勝2着1回。
負けたのはリリーカップだけで、しかも半馬身差と惜しい内容でした。
モダンウーマンには勝ったこともあるので、この馬もトップレベルの実力があると思います。
◎12、モダンウーマン
〇3、タイニーダンサー
▲2、チェストケリリー
△5、マックスガーデン
明日は盛岡競馬場で、JpnI『マイルチャンピオンシップ南部杯』が行われます!
*12日盛岡 第11R『マイルチャンピオンシップ南部杯』 1600m 16:40発走*
本命にしたのはベストウォーリアです。
前走のプロキオンステークスは59キロという過酷な斤量を背負いながらも強いレースでした。
馬の後ろで我慢できるようになったし、狭いところを割って出てくる勝負根性もある馬です。
体はザ・ダート馬という感じのムキムキに成長し、今や王者の貫禄も感じるほどになりました。
昨年と同じローテで南部杯に挑むわけですが、56キロでプロキオンを勝ってきた昨年よりも勢いがあります。
メンバー的には昨年よりも揃った印象ですが、今のベストウォーリアならば、ここは連覇濃厚と考えます。
対抗は大井のハッピースプリント。
古馬と対戦し始めた時には、高い壁に跳ね返されてしまいましたが、強い相手と戦って揉まれたことで大きく成長してくれました。
特に、ここ2走はかなり強烈な末脚で伸びて来て、一線級の古馬に交じっても十分戦えることを証明しました。
本来ならばマイルは少し忙しい気もするのですが、かしわ記念のように早め早めの競馬ができれば対応可能です。
今後さらに活躍するためには、前半に自分からハミを取って行くくらいの前向きさが欲しいと言われていますが、4歳の秋を迎えて精神面での成長も期待しています。
昨年このレース2着だったポアゾンブラックは、今年も注目の存在でしょう。
門別に移籍してからも、北海道スプリントカップ2着、クラスターカップ2着とダートグレードで上位に食い込んで来ました。
スプリンターのイメージはありますが、昨年の南部杯で2着に来ているように、マイルも守備範囲内。
前に行って渋太く粘るので、大きく崩れないところも強みです。
いつ激走してもおかしくないのがワンダーアキュート。
ここ最近はこの馬の持ち味である安定感が失われた気がしていましたが、かしわ記念ではベストウォーリアを捉えての差し切り勝ち。
改めてこの馬の底力を見せつけました。
昨年のJBCクラシックでも3着にがんばっているし、状態が良ければ9歳とはいえまったく侮れない馬です。
◎12、ベストウォーリア
〇13、ハッピースプリント
▲6、ポアゾンブラック
△14、ワンダーアキュート
△3、エーシンビートロン