
本日は佐賀競馬場で、ダートグレード『佐賀記念』が行われます!
*11日佐賀 第10R『佐賀記念』 2000m 16:30発走*
ダートグレード戦線の新興勢力といっていいメンバーが集まって、比較検討が難しいながら面白い戦いになりそうです。
その中で、本命にしたのはマイネルバイカです。
白山大賞典、ベテルギウスステークスと連勝し、一気に株を上げました。
前走の川崎記念は4着ですが、スタート直後に隊列が決まる直前にパッションダンスに競り掛けられ、なかなか厳しい展開の中、よく踏ん張ったと思います。
楽にいい位置が取れれば、本当に渋太く粘るようになりました。
今年7歳になりましたが、ここにきて本格化と言っていいでしょう。
今回は先行有利な佐賀で、枠もバツグンのところに入りました。
先手を奪ってこの馬の流れで進むのではないでしょうか。
対抗は昨年の覇者マイネルクロップです。
昨年は接戦でこのレースを制し、続くマーチステークスも連勝して勢いに乗りました。
ただ、その後の成績が振るわず、レース内容もかなり物足りない状態が続いています。
夏場は体調がイマイチだったということで、寒くなってからの上がり目に期待していますが、前走まではその兆しなし...
初タイトルを掴んだ佐賀で、替わり身を期待しています。
三番手評価はクリノスターオー。
平安ステークス、シリウスステークス、アンタレスステークスを勝っており、このメンバーに入ったら実績的に一番でしょう。
ただ...
この馬も最近のレースぶりがちょっと物足りないのです。
前に行って渋太くいい脚を使うだけに、佐賀でもう一度きっかけを掴んでくれたらと思います。
前走で準オープン勝ちを果たしたマイネルバウンスにも注目しています。
中団から末脚勝負の馬ですが、地方交流ならばもう少しいい位置で競馬できるはず。
しかも、騎乗するのは佐賀競馬場で生まれ育った川田騎手。
JRAでも絶好調ですが、地元戦はとにかく強いので、ノーマークは危険です。
◎2、マイネルバイカ
〇8、マイネルクロップ
▲3、クリノスターオー
△9、マイネルバウンス
△11、ストロングサウザー
今日は高知競馬場で、黒船賞選定競走である『黒潮スプリンターズカップ』が行われます!
*31日高知 第7R『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:10発走*
本命にしたのはマウンテンダイヤです。
現在の高知ナンバー1はサクラシャイニーですが、この馬が2番手争いを制したと言っても過言ではないでしょう。
昨年の夏くらいまではエプソムアーロンに敵いませんでしたが、徐々に差が詰まって来てここ2戦は逆転。
特に、前走の『大高坂賞』では珍しく中団からとなりましたが、内から伸びてエプソムアーロンを捉えて2着を確保。
元来逃げ馬であるのに、差しの競馬ができたことはレースの幅が大きく広がったと感じました。
サクラシャイニーがいないここは、負けられない戦いです。
対抗はエプソムアーロン。
これまでならば文句なしに本命にしていた馬ですが、一時期の絶対王者という雰囲気が薄れてしまいました。
昨秋から地元重賞で負け続けていることがとても気になり...
さすがに12歳を迎えて、全盛期の強さを期待するのは酷かなとも思います。
しかし、高いレベルで勝負できることは証明済み。
『大高坂賞』ではサクラシャイニーを追いかけて脚を使ってしまった分、最後は差されてしまいましたから、自分のペースで動けるここは、この馬らしい強い競馬ができるかもしれません。
2頭が抜けた存在だと感じている分、3番手以降の評価が難しいのですが...
こちらも地元高知のスクワドロンにしました。
JRA2勝から高知に移籍。3戦してパーフェクト連対中です。
ここ2戦は本当に強い内容で連勝。前に行けるスピードがあるし、内からでも抜け出せる勝負根性の持ち主。
タイム的な比較でも十分通用するので、このメンバー相手にどこまで戦えるか楽しみです。
遠征馬の中では、兵庫のエーシングリズリーに注目しています。
兵庫に移籍してからの6戦はすべて馬券圏内で、安定して力を発揮することができる馬。
好位に行ける脚があるし、高知の馬場は合いそうです。
◎7、マウンテンダイヤ
〇5、エプソムアーロン
▲12、スクワドロン
△3、エーシングリズリー
△8、メイショウパーシー
本日は笠松競馬場で、3歳馬の戦い『ゴールドジュニア』が行われます!
*28日笠松 第10R『ゴールドジュニア』 1600m 15:55発走*
北陸・東海・近畿交流ということで、金沢から2頭、兵庫から2頭の遠征馬を迎えて戦います。
その中で本命にしたのは兵庫からの遠征馬メジャースピリット。
門別デビュー組で、兵庫に移籍して2勝を挙げ、今回初めての重賞に挑戦します。
特にここ4戦はものすごく成績が安定して、大きな成長が伺えます。
4戦2勝2着2回で、負けた相手は園田クイーンセレクションを制したスマイルプロバイドですから、胸を張れる内容です。
前走は3歳1組で、外2番手追走から、3,4コーナーでは逃げた馬との一騎打ちの様相でしたが、直線で力強く伸びて勝利。
レースが上手だし、本当に力を付けて来ましたね。
今回のメンバー相手にどのくらい戦えるか楽しみです。
対抗は地元笠松のハイジャ。
笠松では5戦4勝2着1回とパーフェクト連対中。
前走は押してハナに行き、最後は詰め寄られたもののよく踏ん張りました。
この時期の3歳馬ですから地元で戦えることは大きいし、ぜひとも地元の意地を見せて欲しいです。
金沢からの遠征馬ブライトエンプレスは、兼六園ジュニアカップをクビ差で制した馬です。
ここまで7戦5勝を誇り、レースぶりからも高い勝負根性が伺えます。
今回は初めての遠征で牡馬相手とハードルは高いですが、すんなりと先手が取れれば十分勝負できるのではないでしょうか。
兵庫のもう1頭エイシンシンタにも注目。
前走は外枠から中団に付けましたが、勝負所で前について行けずに9着と失速してしまいました...。
しかし、楽にいい位置に付けられればそこから渋太い脚を使ってくれる馬です。
スムーズに流れにのれれば面白いと思っています。
◎7、メジャースピリット
〇10、ハイジャ
▲3、ブライトエンプレス
△4、エイシンシンタ
今週(水)は今年最初の GI 川崎記念です!
*27日川崎 第11R『川崎記念』 2100m 16:10発走*
本命にしたのはホッコータルマエです。
昨秋は1勝もできず、GI 10勝達成まであと一歩のところで足踏みが続きました。
休み明けだったJBCクラシックは、勝負所での動きがいまいちで、コパノリッキーの逃げ切りに屈し、さらに後ろから来たサウンドトゥルーにも差されて3着という結果に。
続くチャンピオンズカップは超ハイペースの中、逃げたコパノリッキーを意識して早めに動き、最後は失速して5着。
東京大賞典でもコパノリッキーを意識して早めに動き、最後にサウンドトゥルーに差されて2着。
3戦ともに長年のライバル・コパノリッキーを意識し、早めに動いた結果サウンドトゥルーに差されて来ました。
今回、そのコパノリッキーがいないことは、ホッコータルマエのレースぶりに大きな影響を与えるでしょう。
相手は相当強いですが、自分のペースで動くことができれば、GI 10勝目に手が届くと思っています。
対抗はサウンドトゥルー。
昨秋は一気に強くなって、年末の東京大賞典ではついに GI 制覇を果たしました。
もちろん、この馬の力は本物だと感じていますが、日本テレビ盃ではコパノリッキーとクリソライトが、続く3戦はコパノリッキーとホッコータルマエが意識し合ったことが、展開に大きな影響を与えました。
今回はまた違った展開になると思われますが、やはりこの馬の末脚はかなりの驚異です。
ホッコータルマエとがちんこ勝負でどんなレースを見せてくれるか、とても楽しみな一戦です。
そして、牝馬アムールブリエも気になる存在。
レディスプレリュード、JBCレディスクラシックでは、勝負所で一度置かれて4着という結果でした。
それまでの競馬ぶりを考えるとかなり物足りない内容でしたが、前走名古屋グランプリで不安を一新。
牡馬相手にほとんど追うところなく快勝して見せました。
大井の1800では少し忙しかったようですが、前半ゆっくり流れる2000以上の距離ならば、牡馬相手でも十分勝負になると思います。
現在2連勝中のマイネルバイカも、ここに来て一気に強くなりました。
前走のベテルギウスステークスでは、逃げてそのまま突き放すかなり強い内容での勝利。
今回は他に行きたい馬もいないので、単騎で逃げる流れになりそう。
このメンバーでどこまで戦えるか、今後の試金石になる一戦です。
◎12、ホッコータルマエ
〇1、サウンドトゥルー
▲2、アムールブリエ
△7、マイネルバイカ
△5、サミットストーン
明日は名古屋競馬場で、3歳馬の戦い『新春ペガサスカップ』が行われます!
*20日名古屋 第9R『新春ペガサスカップ』 1600m 15:45*
本命にしたのはホウライマリーン。
ここまで8戦6勝3着2回とすべて馬券圏内に絡む活躍を見せています。
現在はJRA認定競走を2連勝中。
特に前走は圧巻の競馬で、スタートするとダッシュがものすごく速くてアッという間にハナを奪うと、後続は一度も並ぶことなくそのまま突き放しました。
楽に前に行けるのが大きな武器で、今回のメンバーならば実績上位。
唯一気になるのはマイル戦で勝っていないところですが、すんなり先手を奪えれば十分もってくれると思います。
対抗以下が悩むところですが...
安定した成績を誇るメモリージャーマンにしました。
まだ1勝馬ですが、11戦して着外が2回とかなりの堅実派。
前走の若鯱特別では、好位からしっかりと粘って2着を確保しました。
まだ比較が難しいこの時期の3歳戦ですから、安定感は大きな武器だと思います。
現在3連勝中の笠松セブンサムライも気になる存在。
前走は2歳1組の特別戦でしたが、好ダッシュからハナを切ると、半馬身差の引き付けた逃げで進み、3,4コーナーの勝負所で後続を突き放しました。
キャリアは浅いですが、まだまったく底を見せていません。
初めての名古屋、初めてのマイルなど課題はありますが、外枠に入ったので揉まれる心配も少ないし、どんなレースをしてくれるか楽しみです。
キミノマリアも安定感抜群の馬。
前走の若鯱特別ではチェンジイット、メモリージャーマンに敗れましたが、前々走ではその2頭を千切って1着。
前半楽にいい位置に付けられれば、この馬の末脚がさく裂すると思います。
◎6、ホウライマリーン
〇1、メモリージャーマン
▲10、セブンサムライ
△11、キミノマリア