
*7日船橋 第11R『クイーン賞』 1800m 20:10発走*
ここはかなり比較が難しいメンバー構成ですが...
トーコーヴィーナスとララベルという地方を代表する牝馬2頭を本命対抗にしました。
トーコーヴィーナスはなぜか地元では勝ち切れずに2着ということが多いのですが、
遠征ではかなりの強さを発揮しています。
特に、グランダム・ジャパン古馬シーズンの最終戦だったレディスプレリュードでは、
逃げて最後まで粘りに粘り、ホワイトフーガと同着の2着という成績。
見事古馬シーズン女王の座に輝きました。
とにかくスタートが上手く、ダッシュ力もある馬なので、安定して力を発揮してくれるところが魅力。
内目の枠に入ったし、53キロで走れるならばこのメンバーでも十分勝ち負けでしょう。
ララベルも能力的には相当いいものを持っている馬。
レディスプレリュードでは休み明けの上、初めての強豪メンバー相手に差のない4着にがんばりました。
JBCレディスクラシックでどんな走りをするかとかなり楽しみにしていたので、直前の回避は本当に残念でしたが...
大事を取っての回避だったということなので、ゆっくり休んだことがプラスへ出てくれるのではないでしょうか。
トーコーヴィーナスと同じく53キロは大きな魅力。
レース運びが上手な馬だし、自分の競馬に持ち込んで好勝負を期待します。
JRA勢の筆頭はヴィータアレグリアにしました。
スパーキングレディーカップでは最後の伸びがイマイチという感じでしたが、マリーンカップではブルーチッパーと一騎打ちを演じ、3着以下に大差をつけて勝利しました。
好位に行ける先行力のある馬で、小回りの船橋はピッタリ。
大崩れしずらいタイプなので、安定して力を発揮してくれるところも信頼しています。
初のダートグレード挑戦となるマイティティーは、初戦から走れる条件が揃っているのです。
牝馬のダートグレードは準オープンを勝っていれば力的には足りるし、先行するスピードがあるので小回り対応もバッチリでしょう。
あとは、初めてのナイター、初めての船橋ということで環境に戸惑わなければ勝負できると思います。
これまでの実績を考えるとトロワボヌールは相当怖い存在なのですが、
長期休養明けから2戦して、まだこの馬らしい走りが見られません。
復活にはもう少し時間が必要なのかなと考え、得意の船橋ですが抑えめの印にしました。
◎4、トーコーヴィーナス
〇9、ララベル
▲11、ヴィータアレグリア
△7、マイティティー
△12、トロワボヌール
今年から始まった、レディスヴィクトリーラウンド。
地方競馬の5名の女性騎手が各地を転戦してポイントで争います。
11月7日に行われた開幕戦の盛岡ラウンドでは、木之前葵騎手が第2戦を内からすくって豪快な差し切り勝ちを収め、第1ラウンド優勝を果たしました。
30日は宮下騎手、木之前騎手の地元名古屋開催。
第2ラウンドも盛り上がること間違いなしでしょう♪
*30日名古屋 第10R『LVR名古屋ラウンドONE』 1400m 15:05発走*
ここは比較が難しいのですが、本命にしたのは鈴木麻優騎手騎乗のキタノキャンパスにしました。
前走のマイル戦は中団から渋太く伸びて3着。
今回と同じ舞台の1400m戦は、16戦して馬券圏外に敗れたのは2回のみという堅実派です。
外目の枠に入ったので、内の馬たちの動向を見ながら運べそう。
鈴木麻優騎手は昨年のレディス&ヤングジョッキーズで優勝しているように、名古屋は相性のいいコース。
今年も好走を期待しています。
対抗は復活した女王・宮下瞳騎手騎乗のエンパイアルーラー。
B2特別でも4着にがんばっていて、ここでも差のない競馬をしてくれると思います。
鞍上の宮下騎手は5年のブランクを感じさせない騎乗ぶりで、すでに16勝を挙げています。
盛岡ラウンドは第3位でしたが、地元開催の今回はさらに気合が入るのではないでしょうか。
◎9、鈴木麻優騎手
〇10、宮下瞳騎手
▲7、別府真衣騎手
△3、木之前葵騎手
*30日名古屋 第12R『LVR名古屋ラウンドTWO』 1600m 16:15発走*
本命にしたのは宮下瞳騎手騎乗のスリーネルソン。
再移籍から4連勝して、前走は初の重賞挑戦でした。
さすがについて回るのがやっとという感じでしたが、ここに入れば戦ってきた相手が違います。
鞍上の宮下騎手に導かれ、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
対抗は別府真衣騎手騎乗のトーホウハンター。
前走は先手を主張したものの、早めに捉えられてしまいましたが、それでも4着にふんばっています。
今回のメンバーならば、楽に前に行ければ十分残る力を持っている馬です。
鞍上の別府騎手は、女王・宮下騎手に迫る勝ち星を挙げています。
2人のガチンコ対決にも注目です!
◎6、宮下瞳騎手
〇5、別府真衣騎手
▲9、下村瑠衣騎手
△7、木之前葵騎手
*23日園田 第10R『兵庫ジュニアグランプリ』 1400m 15:55発走*
今年のJRA勢はかなり強力なメンバーが集まったと思います。
その中でも本命にしたのはハングリーベン。
芝のデビュー戦こそ大きく崩れたものの、2戦目からダートに舞台を移すと4戦すべて馬券圏内という安定感を見せています。
前走は好スタートから楽にいい位置に付けると、終始手応えはバツグン。
直線追い出すとしっかりと伸びて2勝目を挙げました。
経験を重ねてどんどんレース運びが上手になっているし、末脚もしっかりしているのでどんな展開にも対応できると思います。
初めての園田も、今なら先行力を活かして対応してくれるでしょう。
対抗はネコワールド。
ダートは2戦2勝と負けなしで、ハングリーベンにも勝っています。
前走のヤマボウシ賞はトップスタートを決め、二の脚も速く持ったままハナへ。
道中は外からプレッシャーをかけられ引きつけた逃げになりましたが、直線もうひと伸びして押し切りました。
とにかくスタートからのダッシュが速いので、小回りの園田はもってこい。
ここも好勝負必至と考えます。
アズールムーンは芝で2連勝中。
前走は二の脚が速くハナを奪うと、直線もまったく危なげない走りで勝利しました。
能力は相当高そうですが、今回が初ダートということと、514キロの大きな体なので小回りがどうかということ。
ダートは血統的にもこなせるでしょうが、初めて砂を被って揉まれた時のことを考えて3番手までにしました。
前走ハングリーベンの2着だったゲキリンも差のないところ。
新馬戦は逃げ切り勝ちだったので、初めて控える形になりましたが、道中も上手に運んで2着を確保。
まだ底を見せていないし、スピードもあるので園田も上手に走ってくれそうです。
◎9、ハングリーベン
〇12、ネコワールド
▲7、アズールムーン
△5、ゲキリン
△1、リンクスゼロ
*22日浦和 第10R『浦和記念』 2000m
ここは3歳馬ケイティブレイブに期待します。
兵庫チャンピオンシップでは、早め早めに動く逃げで、当時無敗だったゴールドドリームに初めて土を付けました。
その後もジャパンダートダービー、レパードステークスと2着にがんばり、初の古馬対戦だったオープン戦ではかなり厳しい展開になりながらも2着にふんばりました。
勝ち切れなかったものの、3戦ともにいい内容だったと思います。
そして前走の白山大賞典では、楽にハナに立ったと思ったところで途中から抜かれるというトリッキーな展開になりながらも、終始落ち着いたレースぶりで圧倒。
まったく危なげないレース運びで完勝しました。
今回も同じく斤量55キロで戦えるのは大きなアドバンテージ。
浦和の小回りも左回りもまったく問題ないし、ここも強い内容で連勝してくれると思います。
対抗はクリソライト。
現状GIではちょっと厳しくなってきましたが、今回のメンバーでは明らかに格上。
ソウルに遠征したコリアカップでは、早め先頭で後ろを突き放す圧勝を見せてくれました。
カギは前半に揉まれないこと。
58キロと斤量は重いですが、揉まれずスムーズに運べれば好走してくれるのではないでしょうか。
ストロングサウザーは佐賀記念、マーキュリーカップとダートグレード2勝を挙げています。
どちらも勝負所で内を捌いてのもので、キレイに捌けた時の末脚は素晴らしいものを持っています。
今回はケイティブレイブ、クリソライトと有力馬が前で競馬をするので、おそらくは縦長の展開になると見ています。
小回りの3,4コーナーをいかにロスなく回れるかがカギでしょう。
昨年の勝ち馬ハッピースプリントにも注目。
本来はもっと上位の印を付けたかったのですが、ここ最近のレースぶりが物足りず...
状態さえ整ってくれば、ここでも上位に絡む力は十分。
昨年強い勝ち方をした舞台で、復活を期待します。
◎6、ケイティブレイブ
〇9、クリソライト
▲11、ストロングサウザー
△4、ハッピースプリント
△1、メイショウヒコボシ
*20日水沢 第11R『ダービーグランプリ』 2000m 15:50発走*
昨年は船橋のストゥディウムが、アッと驚く積極策で完勝。
ジェネラルグラント、ドラゴンエアルから続く南関東勢3年連続の勝利となりました。
今年も南関東から強力なメンバーが遠征して来ます。
特にバルダッサーレは、移籍初戦だった東京ダービーを後方から一気のマクリで圧勝。
その後勝ち星がないのは物足りないですが、ジャパンダートダービーでも4着に入っているように、世代上位は明らかです。
東京ダービーのようにロングスパートが利けば、小回りの水沢でも勝ち切れるのではないでしょうか。
対抗も同じく南関東のベルゼブブ。
戸塚記念ではバルダッサーレを破り重賞初制覇を果たしました。
前走の埼玉新聞栄冠賞は初めての古馬対戦で、押してハナを奪ったものの、早々に失速。
ハナに立つまで脚を使ったし、向正面で来られる厳しい展開だったことを考えると仕方のない面も。
1枠という絶好の枠に入ったし、楽に先手が取れれば巻き返してくれるでしょう。
岩手ダービーダイヤモンドカップ、不来方賞を制し、三冠に王手を懸けるエンパイアペガサスにも注目。
現在8連勝中で、地元同世代には敵なしの状態です。
前走の不来方賞は、2番手から早め先頭でまったく危なげないレースぶりで勝利しました。
このメンバー相手にどんな競馬ができるか楽しみです。
能力的には相当なものを持っているトロヴァオ。
今回低めの評価にしたのは、休み明けということと、先行有利な水沢競馬場という2点を考慮して。
それでもポテンシャルでカバーできる可能性もあるので、軽視は禁物です。
◎11、バルダッサーレ
〇1、ベルゼブブ
▲5、エンパイアペガサス
△2、トロヴァオ
△3、ジャストフォファン