31日(木)は、名古屋競馬場で『若草賞』が行われます!
浦和の桜花賞に続く、グランダム・ジャパン3歳シーズンの戦いで、女王奪取のためにも重要な一戦となります。
*31日名古屋 第11R 『若草賞』 1400m 16:15発走*
メンバー的にあまり対戦がなく、比較が難しいのですが、勢いのあるいいメンバーが揃いましたね。
その中で本命にしたのは兵庫のスマイルプロバイドです!
3連勝で園田クイーンセレクションを制覇しました。
すんなりと2番手に付けると、3,4コーナーで外からランランランが厳しく迫ってきましたが、直線でもうひと伸びしてよく凌ぎました。
前に行けるスピードがあって、最後まで渋太い脚が使える馬。
レース運びが上手なので、初めての名古屋でも結果を出してくれると思います。
鞍上は、昨年大きく飛躍した杉浦健太騎手。
重賞で人気馬に乗り始めた昨年は、まだ慌てることもあったようですが、このスマイルプロバイドやマイタイザン(兵庫若駒賞制覇)などで経験を積み、層の厚い兵庫でトップ10に食い込んできました。
人馬ともに、名古屋でどんなレースをしてくれるか楽しみです。
対抗は浦和のハッチャンハッピー。
浦和に移籍してから3戦2勝2着1回と、着実に強さを増しています。
前走大井の『たんぽぽ特別』では、馬なりで好位に付けると、いい手応えで外から上がって行って、直線の叩き合いで2着に負けたものの、王道の競馬ができました。
もともとは門別デビュー馬で、これまでいろいろな競馬場で経験を積んでいる分、初めての名古屋も大きな不安はありません。
そして、地元名古屋のホウライマリーン。
スタートが速いので、持ったままハナに行けるという大きな武器を持った馬です。
前走の『新春ペガサスカップ』では、勝ち馬には離されたものの、3着以下はかなり差がありました。
間違いなくこの世代の東海を代表する1頭ですから、遠征馬を迎えて意地を見せて欲しいです。
他には、船橋からの遠征馬クラトイトイトイ、地元名古屋の超堅実派チェンジイットに注目しています。
◎7、スマイルプロバイド
〇1、ハッチャンハッピー
▲12、ホウライマリーン
△6、クラトイトイトイ
△3、チェンジイット
いよいよ一年一度の大一番、『ばんえい記念』です!!!
この日を絶好調で迎えるために、一年を通してがんばってきた陣営が多く、このレースに懸ける想いは本当に熱いものがあります。
現地で応援できないのは残念ですが、ネット中継で声援を送りたいと思います。
*20日帯広 第9R『ばんえい記念』 17:15発走*
ここはずっと応援しているキタノタイショウからいきます。
昨年は悲願のばんえい記念制覇を達成し、大きな感動をくれました。
その後はなかなか勝てないレースが続き、北見記念を勝ったものの、その後も低迷が続きました。
しかし、やはりというか、この時期に合わせて状態アップ。
お正月の帯広記念で久しぶりに連対し、高重量戦に強いところを見せつけました。
今年も連覇を期待しています。
管理する服部義幸調教師のコメント
「目標は勿論2連覇です。
ばんえい記念に向けて調整してきましたが、障害のカカリも良くなってきて調子は上向き。あとは騎手といつも通り折り合いがつくかですね」
大河原和雄騎手のコメント
「馬の調子は年明けから変わらずキープし続けています天気は晴れの中でできればいいですね。
第二障害の一腰目でどこまで行けるかが勝負だと思います。
初出走の馬も実力馬ばかり。気を引き締めていきます」
対抗は昨年2着で涙を飲んだニュータカラコマ。
この馬の末脚はばんえいとは思えない切れ味で、ハマった時には目の覚めるような勝ち方をしてくれていました。
そこから脚質転換し、今は障害を早めに越えて前で競馬する馬に。
帯広記念では人気を裏切ってしまいましたが、昨年の結果からも高重量が曳けないわけではありません。
連勝が難しいばんえいで、現在3連勝とノリに乗っています。
昨年のリベンジがあってもおかしくありません。
村上慎一調教師のコメント
「近走の連勝の波に乗ってばんえい記念に臨むことができます。
仕上がりも調子も申し分ないので自信を持って出走できます。
障害が真面目になった分、ゴール際に甘さがでてしまうときがありますが、今は差していくタイプではないので上手く逃げきりたいですね。
昨年は2着だったので、もちろん今年はもう一つ上を狙っていきます」
藤野俊一騎手のコメント
「自分自身で毎日調教を付けています。「帯広記念」時の調子が好調とまで言えなかったので、きっちりとした調教が出来ていませんでした。
ここにきて体重も増えたし馬の調子が非常に良いです。昨年よりいい感じで仕上がっているかな。
レースでは一番先に障害を越したいね。その為にも、1回目上がり方が重要。
7割、いや8割くらいまで一気に上げたいです」
3番手評価はフジダイビクトリー。
今期は北斗賞とばんえいグランプリを制し勢いに乗りましたが、その後は勝ち切れずにいます。
ただ、大きく崩れることなく安定して走れているのは信頼できます。
底力はここでも通用する器なので、上位に絡んでくれば。
金山明彦調教師のコメント
「まじめな性格で毎回一生懸命走る馬だから、大きなレースを勝たせてやりたいです。
第二障害後は切れるタイプではないので、先行してレースを引っ張っていければと思っています」
松田道明騎手のコメント
「このレースを目指して1年間やってきました。ゴール際の事がいつも頭の中にありました。
レースではいつも勝負をかけてきましたが、ハンデ面で悔しい思いもしてきました。
「ばんえい記念」は1トン定量。重たいけどどの馬も同じ。チャンスはあります。
昨年よりは持久力もついていると思うし、登坂力もある。流れは自分で作って障害を1番手か2番手で越したいですね。
馬の行きたい気持ちを押さえつけないように折り合いを付けながら流れを作っていきたいです」
その他の陣営のコメントを馬番順にご紹介します。
1枠1番【フクドリ】
大友栄人調教師のコメント
「調子は良いです。
高重量戦の「帯広記念」でも障害を降りてから力強い脚をみせてくれました。
1トンは重たいですが、障害次第で面白いレースをしてくれると思います」
安部憲二騎手のコメント
「今季に入って1着を獲れておらず、近走の走りも今一つかもしれません。
ピーク時の力と言えるわけではないですが、このレースに向けて調整してきました。
実績のある馬だし、前回の「帯広記念」でも良いところが見えました。能力を引き出せるよう騎乗したいです」
2枠2番【ホクショウユウキ】
岡田定一調教師のコメント
「重量を積んだ調教ができています。
初めてだし、今回は挑戦者の気持ちでレースに挑みます」
鈴木恵介騎手のコメント
「調教ではこのレースに向けて重たい荷物で練習しているし、その荷物に慣れてきています。
初めての1トンなので不安な気持ちもあります。本番でこの馬がどこまでこたえてくれるか。レースでは早め早めに行ければいいと考えています」
3枠3番【オイドン】
鈴木邦哉調教師のコメント
「パワータイプというよりスピードタイプのこの馬にとって1トンは未知の領域ですが、障害次第では良い勝負ができると思います。一生懸命走ってほしいですね」
大口泰史騎手のコメント
「初めての「ばんえい記念」挑戦です。このレースに向けた重たい荷物で調教は重ねて来ていますが、正直な話、1トン初挑戦はゲートが開いてみないとわからない部分があります。
練習と本番は違いますからね。
通常のレースの障害は2回くらいで上げているので、1トン曳かせて何回で上がるかがポイントでしょう。
あとはしっかりと馬と呼吸をあわせて折り合いをつけて騎乗したいです」
5枠5番【トレジャーハンター】
金田勇調教師のコメント
「ばんえい記念は2回目の挑戦です。
兄貴(インフィニティー)がラストランなので、ライバルというよりはお互い良い刺激を与えつつ最後まであきらめないでゴールを目指したいです」
阿部武臣騎手のコメント
「高重量でも止まってからバイキ(後ろに下げること)ができ、ドンと当たることができます。
第二障害では4回から5回で上げたいですね。1回目で7割くらいまで上げたいです。
「帯広記念」では障害を降りてすぐに止まってしまったから、どこまで持たせるかがポイントですね」
7枠7番【ホリセンショウ】
岩本利春調教師のコメント
「年齢が11歳なだけに、調子を維持することに専念しています。近走の走りは安定しているので、高望みは難しいけど電光掲示板には乗りたいですね」
島津新騎手のコメント
「調子は上がって来ています。1トンを曳くこの「ばんえい記念」がラストランなので、無事ゴールしたいという気持ちですが、お客さんの声援に応えて一つでも上を目指して頑張ります」
8枠9番【コウシュハウンカイ】
松井浩文調教師のコメント
「自身で調教を付けています。仕上がりはまあまあかな。初挑戦です。まずは1トンの荷物との戦いだから、今回はチャレンジャーの気持ちで挑みます」
藤本匠騎手のコメント
「手ごたえも良く、確実にいい時の状態に戻ってきています。
今回の出走馬で一番若く、まっすぐな気持ちの馬なので、前に行こう行こうという気持ちが強いです。
その気持ちを生かしながらも息をいれたり下げたり折り合いを付けて進めたいですね。
初挑戦の1トンはわからない部分が多いです。1回目は布石になりますね。
将来のために挑戦者として走ります」
8枠10番【インフィニティー】
金田勇調教師のコメント
「昨年の様に自分がペースメーカーでレースを引っ張っていくというより、レースの流れを見ながらの展開になると思います。
障害で膝さえつかなければ何とかなるでしょう。そして早目に障害を降りてセーフティーリードがどれだけ保てるかが鍵ですね。
このレースがラストラン。派手さはない馬かもしれないが、調子の変動が少なく安定した走りをしてくれました。
仕上がりもいいしこの馬にとって最高のレースをしてほしいです」
尾ヶ瀬馨騎手のコメント
「年齢的にも絶好調の時に比べて落ちてきている感は否めないですが、先行力や登坂力は 一級品。
どのレースでも波がなく力を出してくれるから騎乗する側としてはありがたいですね。
「ばんえい記念」は特殊なレースでごまかしは利かない。差すタイプではないので先行でレースがどこまでできるかになります。もちろん狙っていきますよ」
◎8、キタノタイショウ
〇4、ニュータカラコマ
▲6、フジダイビクトリー
△10、インフィニティー
△3、オイドン
本日は名古屋競馬場にて『名古屋大賞典』が行われます!
*17日名古屋 第10R『名古屋大賞典』 1900m 16:20発走*
ここはダートグレード戦線の新興勢力が集まって、面白い戦いになりそうです♪
本命はアウォーディー。
ダートに転向していきなり頭角を現すと、前走はシリウスステークスで完勝!
メンバー的にかなり強かったのに、アッサリと勝ってしまいました。
好位から中団の内目で我慢しつつ、勝負所の3,4コーナーでいつの間にか外に出している辺り、小回りの名古屋でも器用に立ち回れると思います。
このメンバーでは実力が一枚上。
もっと上を目指して欲しい器です。
対抗からが迷うところですが、レースぶりを評価してダブルスターにしました。
昨年まではオープンで勝ち切れませんでしたが、前走は快勝!
すんなり2番手を奪うと4コーナー先頭で力強く押し切りました。
今年7歳になりましたが、ここに来てもう一段階強くなった印象です。
地方経験は南部杯での4着があるし、前で競馬できる強みもあります。
同じく力があると思っているのがモズライジン。
ただ、なんせ脚質が後ろから行く馬だけに、超小回りの名古屋をどう攻略するかがポイントになりそう。
オープンでも好勝負している馬なので、小回り対応さえできれば上位争いに食い込んでくると思います。
兵庫から遠征にやって来たアクロマティックにも注目しています。
現在4連勝中であり、新春賞、梅見月杯と重賞を連勝中。
馬の後ろで我慢できるし、間を割って来る勝負根性もあり。
今回のメンバー相手にどこまでやれるか楽しみです。
◎2、アウォーディー
〇1、ダブルスター
▲6、モズライジン
△12、アクロマティック
△10、バンズーム
今週土曜日は、地方競馬の女性騎手が集結する『レディス&ヤングジョッキーズシリーズ佐賀』が行われます!
(昨年の名古屋ステージ)
先週行われた名古屋ステージでは、高知の別府真衣騎手が優勝しました!!
佐賀ステージの出場女性騎手は、
岩手・鈴木麻優騎手
名古屋・木之前葵騎手
高知・別府真衣騎手
高知・下村瑠衣騎手
地元佐賀所属の岩永千明騎手は、日曜日の落馬事故により欠場となりました。
ここに姿がないのは本当に残念ですが、一日も早い回復を願っています。
そして、参加するヤングジョッキーは、
石川慎将騎手
山下裕貴騎手
竹吉徹騎手
南谷圭哉騎手
小松丈二騎手
ヤングというか中堅な方も混じっていますが...(^_^;)
この9名でどんな戦いを見せてくれるか楽しみですね♪
まず第1戦は第8R。
*12日佐賀 第8R『なでしこチャレンジカップ第1戦』 1400m 15:55発走*
近走成績を見てみると、ヤングジョッキーズが騎乗する馬たちの方が優勢に感じます。
本命は小松騎手騎乗のチェルシーダンス。
前走は好位から2着に粘り込みました。
前々走こそ大敗したものの、このメンバーに入ったら信頼度は一番高いでしょう。
対抗は南谷騎手騎乗のレッドシャローム。
他の騎手が初騎乗の馬たちなのに対して、自身のお手馬を引き当てたことは大きいと思います。
好位に行けるスピードもあるし、自分から動いてレースの流れを引っ張れる馬。
ここでも好勝負できると考えます。
木之前騎手騎乗のコンゴウサクラにも注目。
レッドシャロームとはクビ差の勝負を演じているし、上位馬とは差のないところ。
先行馬得意の木之前騎手が、どんな騎乗を見せてくれるか楽しみです!
◎7、チェルシーダンス / 小松騎手
〇6、レッドシャローム / 南谷騎手
▲3、コンゴウサクラ / 木之前騎手
△8、スピリットチャイム / 竹吉騎手
*12日佐賀 第9R『なでしこチャレンジカップ第2戦』 1400m 16:30発走*
ここは別府騎手騎乗のハクユウデイジーを本命にします。
今年に入ってからは、4戦すべて2着という堅実ぶり。
あと一歩で勝てないでいるのは、やはりマクリ型なので展開の助けも必要なところでしょうか。
現役女性騎手ナンバー1の実績を誇る別府騎手ならば、あと一押しプラスして勝ち星に繋げてくれると思います。
対抗は山下騎手騎乗、こちらも安定感抜群のエンジェルヴォイス。
逃げて渋太く粘るタイプなので、絶好の内枠でしょう。
このメンバーなら好スタートを決めてすんなり先手を取れるのでは。
木之前騎手騎乗のタピスドフルールにも注目。
勝つ時と負ける時がハッキリしている馬で、楽に好位に行ければ強いのです。
スムーズに流れに乗れれば上位争いも可能ではないでしょうか。
◎8、ハクユウデイジー / 別府騎手
〇2、エンジェルヴォイス / 山下騎手
▲6、タピスドフルール / 木之前騎手
△4、コスモケリア / 下村騎手
当日は佐賀競馬に参戦して、騎手紹介式と表彰式の司会進行を担当します。
レディスとヤングの熱い戦い、ぜひ注目して下さい!
本日船橋競馬場にて、長距離重賞『ダイオライト記念』が行われます!
*9日船橋 第11R『ダイオライト記念』 2400m 16:15発走*
本命にしたのはクリソライトです。
昨年のこのレースでは、2番手からしっかり折り合って、3コーナーから早め先頭でそのまま押し切りました。
その時以来勝ち星はありませんが、高いレベルで勝負して崩れていないし、ここに入ったら格上の存在でしょう。
唯一の懸念材料は、内目の枠に入ったこと。
砂を被ったり揉まれたりすると脆いところがあるので、昨年のように好スタートを決めて、早めに外に切り返すことができれば。
対抗はストロングサウザー。
前走の佐賀記念では、地方場所初挑戦だったにも関わらず、とても上手に立ち回って勝利。
馬の後ろですんなりと折り合っていたし、勝負所は馬群をぬって上がって来る器用さも見せてくれました。
超先行有利の佐賀競馬で差し切れたことは大きな武器。
地方のダートは合っているし、今回も好勝負を期待しています。
同じく佐賀記念に出走して3着だったクリノスターオーは、まだ本来の力が出し切れていない印象です。
道中は好位に付けていたのに、勝負所でなかなかエンジンがかからず、最後の最後は一番いい脚で追い込んでの3着。
何かリズムが合わないというか、チグハグな競馬になってしまいました。
これまでの実績を考えれば、もっとやれる馬です。
どこかでキッカケを掴んで復活してくれることを願っています。
地方勢からはユーロビートに注目。
昨年のマーキュリーカップを勝って、これからはダートグレードでも勝負できる!と思っていたところ、その後の成績がかなりイマイチ...
それでも、前走の金盃では久しぶりにこの馬らしい競馬を見せてくれて、2番手から長くいい脚を使って粘りました。
ゆったり流れる長距離戦はもってこいだし、復調した今ならばJRA勢相手でも踏ん張ってくれるのでは。
◎3、クリソライト
〇4、ストロングサウザー
▲11、クリノスターオー
△10、ユーロビート
△8、マイネルバイカ