*22日㈰佐賀 第12R『西日本ダービー』 2000m 17:10発走*
昨年から持ち回りで開催されている西日本ダービー。
今年も豪華なメンバーが集まりました。
台風を心配していましたが、佐賀は曇りで昨日から良馬場。
基本的には先行有利ですが、本州のように超雨馬場というわけではなくて安心しました。
というのも、前々から本命にしたいと思っていたのが高知のフリビオンだから。
現在8連勝中。
前走は古馬相手の『珊瑚冠賞』でしたが、中団追走から4コーナーで動いて突き抜けました。
道中は後方・中団から進み、ロングスパートで差し切るというのがこの馬のパターン。
前有利の佐賀コースがどうかですが、力を出し切れば上位争いは確実でしょう。
カギは初遠征。
これまで手綱を取っていた中西達也氏が騎手から調教師となり、この馬で初出走初勝利初重賞制覇というびっくりなことを成し遂げました。
今回は人馬ともに初遠征で、当日の気配は気になるところですが、中間は順調に過ごせたということなので、いい状態でレースを迎えることを願っています。
対抗は兵庫ダービー馬ブレイヴコール。
兵庫ダービーではハナを奪い、最後は追い詰められましたがアタマ差で勝利。
馬ももちろんがんばりましたし、川原マジックさく裂といった印象でした。
前々走は古馬のA級相手に思うような競馬ができませんでしたが、前走名古屋遠征で挑んだ『秋の鞍』では半馬身差の2着。
やはり3歳勢に入ると力上位と考えます。
遠征も今回が3度目だし、前に行ける脚質で佐賀も合うはずです。
金沢のムーンファーストはここに来て力を付けている印象。
MRO金賞はけっこう押してハナを主張。行き切ってしまえば渋太く粘れる馬で、そのまま押し切りました。
しかし前走は好位からヤマミダンスを差し切り勝ち。
レースの幅が広がって、競馬ぶりにも成長を感じます。
地元佐賀勢は九州ダービー馬スーパーマックスがいないのが残念ですが、そのスーパーマックスを苦しめたオヒナサマが筆頭でしょう。
地元の利を活かしてどこまで戦えるか楽しみです。
◎4、フリビオン
〇10、ブレイヴコール
▲9、ムーンファースト
△1、オヒナサマ