明日は金沢競馬場で、3歳重賞『MRO金賞』が行われます!
東海・近畿交流戦ということで、東海から4頭、兵庫から1頭の遠征馬が参戦。
迎え撃つ地元勢は7頭で、全12頭で争われます。
*5日金沢 第11R『MRO金賞』 1900m 17:50発走*
本命にしたのは兵庫からの遠征馬エイシンニシパ。
門別デビューから兵庫に移籍して、着実に力を付けて来ました。
3連勝で挑んだ『菊水賞』こそ3着に敗れたものの、続く『兵庫チャンピオンシップ』では、JRAの強豪相手に攻めの競馬を貫き、2番手から最後まで踏ん張って6着に健闘しました。
このレースは相当苦しい戦いでしたが、着順以上に評価できる内容だったと思います。
前走の『兵庫ダービー』はノブタイザンの決め手に屈しましたが、このままの勢いで行けばタイトル奪取は時間の問題です。
今回はいかにもメンバーに恵まれました。
レースが上手なので初の金沢も問題なし。ここは初タイトル濃厚と考えます。
対抗以下が悩むところで...
これまでの実績的に、地元金沢のザウアーにしました。
初めての重賞挑戦だった『北日本新聞杯』では、中団外から徐々に進出し、3コーナーで先頭集団に取り付くと、ロングスパートで2着に追い込みました。
続く『東海ダービー』では先団を見る形で折り合いをつけ、2週目の3コーナーから強気に動いて3着に健闘。
『北日本新聞杯』で届かなかったバーバリライオンに先着しました。
前走は地元のレースで3着に負けてしまいましたが、スタートダッシュからあまり進まない感じで位置取りもイマイチ。
終始気合をつけているところを見ると、もう少し距離が長く、前半ゆっくり行ける方が合うのかなと思います。
今回は1900mに延びるので、巻き返しを期待します。
スマイリーキュートは前走でザウアーを破っている馬です。
牝馬ですが、馬の後ろで砂を被ってもひるまない根性の持ち主。
ここに来て急激に力をつけています。
レース運びも上手だし、このメンバーなら十分上位争い可能です。
笠松からの遠征馬のリックカグラとハードルソングまで。
◎5、エイシンニシパ
〇8、ザウアー
▲2、スマイリーキュート
△6、リックカグラ
△12、ハードルソング
30日はスーパースプリントシリーズの第5戦、『園田FCスプリント』が行われます!
*30日園田 第11R『園田FCスプリント』 820m 16:00発走*
ここ3年の勝ち馬は、サクラシャイニー(高知)、エスワンプリンス(佐賀)、エプソムアーロン(高知)と強力な遠征馬たちが勝利を飾って来ました。
しかし今年は地元馬にも十分チャンスありのメンバー構成と考えて、本命はエイシンホクトセイにします。
門別デビューから、南関東、JRA、兵庫と移籍してきました。
まだ重賞制覇はないものの、使いながら順調に力をつけて、今年に入ってからはA1クラスを2勝。
いよいよ重賞獲りへ駒を進めて来ました。
前走のオープン特別では、好位内追走から、直線は外に切り返してキッチリと前を捉えました。
初の820mということで多少の不安はありますが、スタートが上手だし最後の脚もしっかりしているので、十分勝負になると思います。
対抗は高知からの遠征馬カッサイ。
高知に移籍してから8戦7勝とものすごい勢いで勝って来た馬です。
まだオープンではないので重賞でどこまで通用するかわかりませんが、勢いは一番と言っていいでしょう。
前走は好ダッシュから2番手外につけ、3コーナー手前で先頭に立つと、そこから後続を突き放して6馬身差の圧勝劇。
この日行われたオープン特別で2着だったエプソムアーロンと同タイムでした。
単純に比較はできませんが、上のクラスに入っても戦える器だと期待しています。
同じく高知からの遠征馬スクワドロンは、上記に書いたオープン特別で5着だった馬。
昨年末高知に移籍して、1月の『黒潮スプリンターズカップ』を制しました。
これまでの実績からも、距離短縮はプラスでしょう。
園田のキムタケさんが手綱を取るというのも心強いです!
短い距離で結果を出して来たエイシンアクロン、安定株のエーシングリズリーまで。
◎11、エイシンホクトセイ
〇10、カッサイ
▲7、スクワドロン
△1、エイシンアクロン
△2、エーシングリズリー
かなりの豪華メンバーが集まった今年の『帝王賞』。
まさに上半期を締めくくる頂上決戦に相応しい顔ぶれになりましたね。
*29日大井 第11R『帝王賞』 2000m 20:10*
ホッコータルマエ、コパノリッキー、サウンドトゥルー、アスカノロマン...現在のダート界をけん引する面々が揃った中で、本命にしたのはノンコノユメです。
前走の『かしわ記念』では、パドックから馬っけを出して相当入れ込んでいました。
それに、小回りのマイル戦ではちょっと忙しかった様子。
直線で伸びてくるも、4着までが精いっぱいでした。
レース後は力を出し切っていないせいか、疲れもなくケロっとしていたそう。
管理する加藤征弘調教師は、「次は広いコースになるし、直線も長くなる。この馬に向いた舞台になるので巻き返したい」と仰っていました。
昨年の『JDD』では、不良馬場を物ともせずに豪快な差し切り勝ち。
古馬と混じってからも、58キロを背負って『武蔵野S』を勝ち、『チャンピオンズカップ』『フェブラリーS』の両GIでも2着と力のあるところを見せました。
今回のメンバーに入っても、能力的にはまったくヒケを取りません。
さらに今回は、コパノリッキー、ホッコータルマエ、アスカノロマンと前に行く脚質が揃いました。
展開もこの馬向きになるのではないかと考えます。
対抗はホッコータルマエ。
ドバイでは今年も力を発揮することができませんでしたが、無事に帰国して態勢を整えて来ました。
これまでは休み明けはどうしても力を出し切れない面があったものの、昨年のこのレースでそのマイナスポイントを払拭。
好位から自分で動く積極的な競馬で、帝王賞2勝目を挙げました。
今年は昨年以上のメンバーなので簡単ではないですが、大きく崩れることはないと信じています。
3番手評価はクリソライト。
この馬のパターンはわかりやすく、内枠で揉まれると失速、揉まれずにスムーズに流れに乗れると好走してくれます。
今回は外枠に入ったし、前に行きたい馬たちが意識し合えば、内を見ながら好位のいいところを進めるはず。
昨年と同じように好勝負を期待しています。
コパノリッキーは前走でGI6勝目を挙げました。
この馬の強さは重々承知しているものの、
夏の暑さが苦手ということで状態面がどうかということと、やはり大井の2000mは少し長いという印象から薄めの印にしました。
◎2、ノンコノユメ
〇10、ホッコータルマエ
▲12、クリソライト
△3、コパノリッキー
△1、アスカノロマン
☆7、サウンドトゥルー
明日は門別競馬場にて、スーパースプリントシリーズ第4戦、『グランシャリオ門別スプリント』が行われます!
*23日門別 第12R『グランシャリオ門別スプリント』 1000m 20:35発走*
本命にしたのはクリーンエコロジーです。
JRA5勝の実績を引っ下げて昨年門別へ移籍。
去年のこのレースは7着に負けてしまいましたが、スプリント戦の『エトワール賞』を制覇しているように、やはり短距離にはめっぽう強い馬です。
前走はダートグレードの『北海道スプリントカップ』で、中団からよく追い込んで地方馬最先着の4着に健闘。
JRAのレーザーバレットや、門別最強の短距離馬アウヤンテプイを差し切ったのは立派です。
今回のメンバーは対戦比較では分が悪いですが、展開次第で一発あると思ってます。
対抗はシセイカイカ。
門別生え抜き馬で、レースを重ねて少しずつ強くなって来ました。
重賞勝ちはないですが、ここ最近はA1クラスで上位争いをしていたし、前走でついにオープンを制覇しました。
レースは好位の外を追走して、直線では後ろから伸びて来たレッドペリグリンと体を併せた叩き合いをハナ差で制しました。
並んでから抜かせない勝負根性はさすがで、十分重賞を勝てる器だと感じます。
その時2着だったレッドペリグリンにも注目。
シセイカイカには先着したこともあるし、実力的にはヒケを取りません。
前走の『北海道スプリントカップ』はさすがに相手が強すぎましたが、前からでも中団からでも競馬ができるので、どんな展開でも対応できるのは強い武器。
今回のメンバーならば上位争い可能でしょう。
◎8、クリーンエコロジー
〇9、シセイカイカ
▲7、レッドペリグリン
△3、サクラインザスカイ
本日はスーパースプリントシリーズ第3戦『名古屋でら馬スプリント』です!
*21日名古屋 第11R『名古屋でら馬スプリント』 800m 16:15発走*
本命にしたのは4歳牝馬ハナノパレード。
昨年は『スプリングカップ』『駿蹄賞』を勝ち、『東海ダービー』で1番人気に推された馬です。
結果的には12着でしたが、この馬はとにかくスタートダッシュが速くてどんな相手がいても楽に先手を奪える脚質。
そういう意味で、これまでは少し距離が長かった印象です。
前走は好スタートからハナを奪うと、最後の最後でヴェリテに競り負けたものの、本当によく粘っていました。
ここ最近は一時期の不振を脱したと思います。
それに、今回はあっという間の800m。
この馬のスタートダッシュが活きる展開になるのではないでしょうか。
対抗はJRAからの転厩初戦となるゴールドブラザー。
もともとは門別デビューから笠松へ移籍し、2013年の『駿蹄賞』を勝っている馬だし、昨年500万条件を勝った時には好位から早めに動いて勝ち切っているように、久しぶりの名古屋コースでもまったく問題ないでしょう。
今回のメンバー構成ならば、あっさりもあると思っています。
7歳牝馬のイワクラギンガは、昨年のこのレースで3着にがんばった馬です。
名古屋生え抜きで、使いながら徐々に力をつけてきました。
昨年辺りはまだ重賞では頼りない感じでしたが、今年に入って『名古屋記念』で2着に健闘。
A1クラスでも上位争いを繰り広げられるようになりました。
前走は好スタートから2番手外に切り返すと、直線半ばで止まってしまい5着という結果に。
ただ、レースぶりを見ていると、800mへの距離短縮は確実にプラスでしょう。
メンバー的にちょっと比較が難しいですが、昨年以上の走りを期待しています。
◎10、ハナノパレード
〇6、ゴールドブラザー
▲1、イワクラギンガ
△9、トゥルーカラーズ