
*1日川崎 第11R『エンプレス杯』 2100m 16:30発走*
ここは前走『TCK女王盃』の1,2着馬が再度好走してくれると思っています。
まずワンミリオンスですが、初めてのダートグレード、初めての地方場所、初めての1800mと初めてずくしでしたが、コーナーをロスなく立ち回って、直線内から力強く伸びて勝利しました。
一番心配していたのは距離でしたが、まったく問題なかったですね。
牝馬の割に堂々としていて物おじしない性格で、輸送などもあまり気にならないそうです。
レースが上手だし、調整もしやすいタイプということで、これから長く牝馬のダートグレード戦線を引っ張って行ってくれるでしょう。
リンダリンダは2着に負けはしたものの、レースVTRを見れば見るほど強い内容だったな~と感心します。
スローだったとはいえ、終始バツグンの手ごたえだったし、4コーナーでは押し出される形で早め先頭になりました。
最後はワンミリオンスとともに伸びて来たホワイトフーガに飲まれるかと思いきや、そこから踏ん張って2着を確保。
ダートグレードでも十分戦える力を見せてくれましたね。
ワンミリオンスは強敵ですが、2100mのこの舞台ならば逆転も夢ではないと思います。
今回はメンバー的に2強と考えていますが、ワンミリオンス以外の中央勢は一長一短で読みが難しい感じ...
その中から3番手評価にしたのはヴィータアレグリアです。
ここ2戦の走りを見るとちょっと狙いずらいのですが、マリーンカップを勝っているように力はある馬です。
昨年のエンプレス杯では、最後アムールブリエに迫る末脚を見せて2着に健闘しました。
鞍上は地方断トツリーディングの森泰斗騎手だし、この舞台で巻き返しを期待します。
前走で1000万条件を勝ったブランシェクール、レディスプレリュードで大金星を挙げたタマノブリュネット、関東オークスを圧勝しているタイニーダンサーまで。
◎9、ワンミリオンス
〇11、リンダリンダ
▲4、ヴィータアレグリア
△1、ブランシェクール
△2、タマノブリュネット
☆12、タイニーダンサー
*28日名古屋 第10R『スプリングカップ』 1600m 16:20発走*
ここは圧倒的な存在が見当たらず混戦模様。
悩んだ末、本命にしたのはフリオーソ産駒のクインザドリームです。
300キロ台の小柄な馬ですが、名古屋移籍後は5戦3勝、新春ペガサスカップで重賞初勝利を挙げました。
スタートダッシュはいまいちで中団後方からになりましたが、勝負所の3,4コーナーでは外からグイグイ上がってきて、直線は大外から一気に差し切り勝ち。
着差は半馬身でしたが、最後は押さえる余裕もあり、着差以上に強い内容だったと思います。
前走の梅桜賞は4着に負けてしまいましたが、上位馬は金沢・兵庫からの遠征馬で、今回は3頭ともに不在。
前が速く流れるような展開になれば、この馬のロングスパートがさく裂すると思います。
対抗はJRA未勝利から笠松移籍後3連勝中のセレニティフレア。
前走のゴールドジュニアでは、ゲートのタイミングが合わず最後方からになりましたが、内から徐々に上がっていくと、4コーナーで外に出して差し切りました。
いつもとは違う形の競馬になりましたが、ゴール前で東川騎手がガッツポーズをしていたように、余裕の勝利だったと思います。
今回ポイントは初名古屋ですが、移籍初戦からきっちりと勝っているので初めての環境でも問題ないでしょう。
本来はいい位置から競馬ができる馬なので、スタートを決めて好位で流れに乗れればここでも好勝負してくれるのでは。
前走で3歳1組を勝ち切ったヤコウレッシャにも注目。
移籍初戦の新春ペガサスカップでは早々に後退してしまいましたが、JRA遠征を挟んで挑んだ前走は、
上手に3番手外につけると、終始いい手ごたえで直線きっちり伸びて勝利。
マイルで勝ち星がないのは気になりますが、今ならば持ってくれるのではないかと思います。
園田クイーンセレクションを制しているカツゲキマドンナ、笠松生え抜きのグレイトデピュティまで。
◎5、クインザドリーム
〇7、セレニティフレア
▲3、ヤコウレッシャ
△1、カツゲキマドンナ
△12、グレイトデピュティ
ばんえい記念に向けたラスト重賞『チャンピオンカップ』。
ここは来月の大一番に向けて、ぜひとも押さえておきたいレースです!
*26日帯広 第10R『チャンピオンカップ』 18:05発走
積載重量は760キロ~840キロとかなり幅があります。
最軽量のアスリートは5歳牝馬で、昨年11月の『クインカップ』で初重賞制覇しました。
しかし、牡馬と混じっての重賞ではさすがに荷が重く、最軽量とはいえ自身初めての760キロということで、ここは無印に。
最高重量は840キロのオレノココロ。
今シーズンは開幕戦の『ばんえい十勝オッズパーク杯』を勝ち、夏の『ばんえいグランプリ』を勝ち、前走年初めの『帯広記念』で連覇を果たしました。
まだ明け7歳ですが、完全に才能が開花しましたね。
フジダイビクトリー、ニュータカラコマといった歴戦の猛者たちより20キロ重いというのは厳しいですが、昨年はトップハンデの830キロで勝ち切っているので今年もいいレースをしてくれるのでは。
で、本命ですが、ここはニュータカラコマにしました。
今シーズンの重賞勝ちは7月の『北斗賞』のみですが、シーズン初めの『ばんえい十勝オッズパーク杯』の4着以外はすべて馬券圏内という安定した成績を残しています。
820キロもこの馬にとっては余裕の斤量でしょう。
2年連続で2着だった『ばんえい記念』に向けて、ここは好勝負を期待しています。
昨年の『ばんえい記念』の覇者であり、NARグランプリばんえい最優秀馬に選ばれたフジダイビクトリーにも注目。
今シーズンは『岩見沢記念』『北見記念』を勝っています。
『帯広記念』からのローテーションも昨年と同じような形だし、最高の状態で『ばんえい記念』に挑むたにもここは外せないレースでしょう。
『旭川記念』を制したコウシュハウンカイは、『北見記念』『帯広記念』で崩れていることがちょっと気になり4番手評価に抑えました。
◎3、ニュータカラコマ
〇7、オレノココロ
▲2、フジダイビクトリー
△1、コウシュハウンカイ
*19日高知 第7R『だるま夕日賞』 1600m 18:10発走*
黒船賞出走への先行レースということで好メンバーが集まりましたが、
その中でもカッサイとディアマルコのどちらを本命にするか迷いました...
迷いに迷って、カッサイの方を本命にしたのです。
一番の理由は前走負かしたメンバー。
兵庫ダービー馬のインディウムや重賞3勝馬のランドクイーンといった強豪を倒し1着。初タイトルを勝ち取りました。
唯一の懸念材料は距離。
レースぶりからも成績からも、ベストは1200~1400mくらいなので、マイルは若干長い印象です。
そこさえクリアしてくれれば、能力は全国級と考えます。
対抗はディアマルコ。
昨年は一気に強くなって、重賞5勝を挙げる活躍を見せました。
その中でも兵庫サマークイーン賞のインパクトは強烈で、初の古馬牝馬重賞への挑戦ながら、あのトーコーヴィーナスを差し切りました。
地元での古馬対戦は3走前のディセンバー特別ですが、ここはメイショウツチヤマの半馬身差2着。
古馬牡馬でも十分戦える力を示しました。
ここも上位争いしてくれると思っています。
高知県知事賞で久しぶりの勝利を挙げたリワードレブロン。
ここ最近は地元でもなかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、長距離戦で改めて力を見せてくれましたね。
能力的にも実績的にも高知トップクラス。
気になるのはマイルの距離で、若干忙しい気がするので3番手評価にしました。
高知移籍後9戦8勝のイッツガナハプン、安定感のあるサトノキングリーまで。
◎3、カッサイ
〇9、ディアマルコ
▲1、リワードレブロン
△5、イッツガナハプン
△4、サトノキングリー
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの2世代目ホース、シュダイカが佐賀の飛燕賞に登場します!
東眞市調教師に現在の様子を伺ったところ、
「前走でちょっと重いかなという感じだったので、今回は絞りました。
デキはいいですね。あとはもう距離がどうかというところです。
あと一つ気になるのが、馬房の中でテンションが高くなって暴れるようになっていることです。
外に出せば大丈夫なんですけど、これまでそんなことなかったので、それがいい方にでるか悪い方にでるか、やってみないとわからない感じです。
ただ、体自体のデキはいいですし、メンバー的にもどの馬が勝ってもおかしくないくらい激戦なんでね、思い切って前に行かせようと思っています」
ということでした。
この世代はシュダイカを含め、プロジェクトの3頭すべてが新馬勝ち。
さらに兵庫のマジックカーペットは3戦全勝で園田ジュニアカップを制しているので、ぜひとも後に続いて欲しいです!!
*19日佐賀 第12R『飛燕賞』 1800m 17:35発送*
ここは圧倒的な存在がなく、一長一短のメンバー構成。
シュダイカが逃げてコパノレイミー、ホワイトウィングスと東厩舎3頭で好位を固められれば落ち着いたペースで流れそう。
そこにダダッコ、ロトスキャンダル辺りがどう絡んで来るかで展開が変わってきそうです。
悩んだ末に本命にしたのはコパノレイミー。
シュダイカじゃないんかーい!
という声が聞こえてきそうですが、やっぱり距離がだいぶ気になります。。
コパノレイミーは南関東から移籍してきて、花吹雪賞を使うために急仕上げで初戦を使うことになりました。
それに比べて今回はしっかり仕上げられたとのこと。
シュダイカが思い切って前に行く流れになれば好位も取りやすいだろうし、鞍上はMrほとんどパーフェクトですから激戦を制してくれるのでは。
対抗はロトスキャンダル。
重賞勝ちはないものの、強い馬たちと戦って上位争いをして来ました。
今回は約3か月ぶりの実戦というところがカギだと思います。
3番手評価にしたのが我らがシュダイカ。
すんなり逃げることができて、さらに2,3番手を同厩舎勢で固めることができれば、道中かなり可愛がってもらえるのでは。
今回は体を絞って動きも軽くなっているということなので、どこまで粘ってくれるか楽しみです!
筑紫野賞を勝ったダダッコ、キングシャーク騎乗のアニメートまで。
◎4、コパノレイミー
〇10、ロトスキャンダル
▲5、シュダイカ
△2、ダダッコ
△9、アニメート