15日は浦和競馬場で、『オーバルスプリント』が行われます!
*15日浦和 第11R『オーバルスプリント』 1400m 16:35発走*
ここは地方最強馬ソルテの連勝を期待します。
昨年春から積極的なレースを展開するようになり、一気に本格化。
怒涛の7連勝を飾り、満を持して挑んだダートグレード『かしわ記念』では、強敵相手に2着と逃げ粘って見せ、JRAの一流馬とも戦えることを示しました。
前走の『さきたま杯』では、先行争いを制してハナを主張し、3,4コーナーで迫って来たベストウォーリアを直線で突き離す強い内容で勝利。
終始危なげない走りで初のダートグレードタイトルを手にしました。
今回はその時と同じ浦和1400m。
逃げて結果を出しているものの、必ず逃げなければいけない馬ではないので、スタートなり相手なりに番手でもこなせるはずです。
秋の大一番に向けて、好勝負を期待しています。
対抗はグレイスフルリープ。
前走の『サマーチャンピオン』は初の地方小回りでしたが、好スタートからハナを奪うと、タガノトネールに競り掛けられながらも4コーナーで振り切り、そのまま押し切って勝利しました。
この馬の先行力は小回りにピッタリだし、東京でも結果を出しているように左回りも問題なし。
いい枠を引いたので、先行馬が揃った中でもハナに行きやすいのもプラス材料。
ここでどんなレースをしてくれるのか、試金石の一戦です。
オープンで安定して結果を出しているニシケンモノノフ。
昨秋はちょっと崩れた感がありましたが、今年に入ってもう一段階強くなった印象です。
前走のプロキオンステークスでは、好スタートからいったん控え、直線は長くいい脚で伸びて2着を確保。
地方小回りはまったく問題なく、力量的にも上位争いでしょう。
オープンで2勝を挙げているスーサンジョイが、初の地方ダートに参戦して来ました。
先行力のある馬で、いきなり怖い存在です。
ただ今回は、初めての条件が多い上に長期休み明けということで、薄めの印に留めておきます。
◎10、ソルテ
〇2、グレイスフルリープ
▲9、ニシケンモノノフ
△8、スーサンジョイ
△5、レーザーバレット
日曜日は金沢競馬場で、3歳重賞『サラブレッド大賞典』が行われます!
*11日金沢 第11R『サラブレッド大賞典』 2000m 17:15発走*
まず本命にしたのはザウアーです。金沢移籍後はほぼ崩れず上位をキープする堅実派。
重賞タイトルこそないものの、『北日本新聞杯』2着、初遠征の『東海ダービー』3着、『MRO金賞』2着と世代トップクラスの実力を示しています。
先行力はないものの、中団からジワジワ追い上げて渋太く伸びてくる馬。
距離ももってこいだし、最後の末脚は確実。
どんな展開になっても上位争いに絡んでくれると思います。
対抗は牝馬ケイティマーヤです。
金沢移籍後、最初の重賞挑戦では歯が立たなかったけれど、前々走の『加賀友禅賞』で初の重賞制覇。
好スタートから楽にハナを奪うと、軽快な逃げで後続を引き離してそのまま押し切りました。
現在3連勝中と勢いがあるし、楽に先手が取れれば渋太く粘ってくれる馬。
カギは2000mの距離でしょう。
短いところしか経験していないので、どのくらいやれるかわかりませんが、
スローに落とせればなんとか粘り込めるのでは。
『MRO金賞』3着だったスマイリーキュートにも注目。
トップスタートから控えて好位集団の後ろにつけると、道中しっかりと折り合って追走。
勝負所からじわじわと上がって来ると、3着まで追い込みました。
初めての1900m戦であのレースができたことは、距離適性を感じます。
前走はスタート直後にバランスを崩して落馬競走中止と残念な結果でした。
もともとスタートは速いので、前走は参考外でいいでしょう。
金沢移籍後大崩れがないハーモニーエールまで。
◎8、ザウアー
〇6、ケイティマーヤ
▲9、スマイリーキュート
△5、ハーモニーエール
日曜日は水沢競馬場で、『青藍賞』が行われます!
*11日水沢 第10R『青藍賞』 1600m 16:50発走*
現在の岩手の短距離戦線ナンバー1ホースと言っていいラブバレットが圧倒的とみます。
前走はJRA勢相手の『クラスターカップ』で3着に健闘しました。
大外から好スタートで2番手に付けると、3~4コーナーでは逃げるダノンレジェンドより頭ひとつ出るくらいの勢い。
直線では突き放されたものの、全国級の力は十分に示してくれました。
今回は久しぶりのマイル戦になりますが、今年も『トウケイニセイ記念』を圧勝、『赤松杯』ではナムラタイタンの2着と結果を出しています。
メンバー的にも勝負付けが済んでいる顔ぶれで、ここでは負けないで欲しい存在です。
対抗はライズライン。
この夏は2連勝中で、前走『すずらん賞』を制覇。
4番手追走から、勝負所では馬なりで前を捉え直線しっかりと伸びて勝利しました。
ナムラタイタンとラブバレットという2強には敵わないものの、他の馬たちとの比較では能力的に上。
レースも上手だし、どんな展開にも対応できる馬なので、ここでも大きく崩れることはないと思います。
『赤松杯』ではラブバレットに半馬身差まで迫ったコミュニティ。
中団外の位置取りから徐々に進出し、長くいい脚を使って追い込みました。
ラブバレットがナムラタイタンに対して攻めのレースをしたというのもありますが、改めてこの馬の強さを見せてくれましたね。
展開一つでは、十分勝ち負けでしょう。
シークロムは再転入初戦の『岩鷲賞』で6着とイマイチでした。
好スタートから2番手に付けたものの、勝負所から手応えが怪しくなって、ゴール前では止まってしまいました。
1200mは少し忙しかったようで、もともとの能力を考えればもっとやれていい馬です。
前走は1800m戦で、逃げてきっちり勝利しました。
叩き3走目、マイル戦ということで侮れない存在です。
◎7、ラブバレット
〇1、ライズライン
▲4、コミュニティ
△9、シークロム
△2、ツクバコガネオー
明日は園田競馬場で、『園田チャレンジカップ』が行われます!
*2日園田 第10R『園田チャレンジカップ』 1400m 20:00発走*
本命はタガノギャラクシー。
今年園田に移籍してから、6戦5勝2着1回とパーフェクト連対中。
特に前走は初の重賞挑戦でしたが、押して2番手につけると、勝負所からは逃げるドリームコンサートと馬体を併せた一騎打ちに。
直線半ばで突き放して勝利しました。
唯一負けた前々走もハナ差の2着ということで、まだ底を見せていません。
これからまだまだ上を目指せる馬だと思うので、兵庫を代表する1頭に成長して欲しいです。
対抗にしたのはトウショウセレクトです。
園田に移籍してから16戦して、馬券圏外になったのはたった1度だけ。
前走は約11か月という長期休養明けでしたが、好スタートからハナを奪って逃げる展開に。
直線で後続を突き放すか...と思ったところで、勝った馬の決め手に屈しましたが、長期休養初戦であれだけの競馬ができたのはさすがです。
9歳という年齢的に大きな上積みはどうかなと思いますが、休養前の走りができれば十分通用でしょう。
前走の『金沢スプリントカップ』でタガノギャラクシーの2着だったドリームコンサート。
道中は逃げて終始目標にされる立場だったし、厳しい流れになりました。
その中で2着に踏ん張ったのは評価できると思います。
『東海桜花賞』でもクビ差の2着に来ているように、重賞獲りまであと一歩のところまで来ている馬。
先行力があって競馬の上手い馬だし、今回も上位争いを期待します。
『園田FCスプリント』を勝ったランドクイーン、決め手が光るトリニティチャーチまで。
◎7、タガノギャラクシー
〇8、トウショウセレクト
▲6、ドリームコンサート
△3、ランドクイーン
△2、トリニティチャーチ
1日(木)は名古屋競馬場で、グランダム・ジャパン古馬シーズンの第7戦『秋桜賞』が行われます!
*1日名古屋 第11R『秋桜賞』 1400m 16:15発走*
ここは『兵庫サマークイーン賞』の上位馬に注目しています。
特に1着2着だったディアマルコとトーコーヴィーナス、どちらを本命にするかが悩みどころ。
レースは2頭とも好スタートを切り、内のトーコーヴィーナスがハナ、ディアマルコが2番手につける展開。
直線ではタガノトリオンフとの3頭の叩き合いかと思われましたが、タガノトリオンフが一歩置かれて2頭の戦いに。
ゴール前鋭く伸びたディアマルコが勝利しました。
2頭ともに全国的な力があるのは明らかで、どちらが勝ってもおかしくないと思います。
トーコーヴィーナスは今回の距離1400mになるのはプラス。
ディアマルコは斤量2キロマイナス(前回は1キロマイナス)で挑めることがプラス。
総合的に考えて、小回り名古屋の1400mで、トーコーヴィーナスのスピードが上回るのではと考えています。
今回は相当前に行きたい馬が多く、先行争いが激化しそうですが、トーコーヴィーナスは相手次第で番手もこなせる馬。
自分で行ってもいいし、前走のように番手から早め先頭の競馬でもいいので、ここも自分の力をしっかりと発揮してくれるでしょう。
対するディアマルコは、もともとは差すことを得意とする馬でした。
佐原騎手が、「もう少し楽に前に行けたらもっと上で勝負できる」と言っていたように、遠征で経験を積んで好位で競馬ができるようになりました。
前走の『兵庫サマークイーン賞』は初の古馬重賞でしたが、きっちりと勝ち切って見せました。
今回はさらにスピードが求められる舞台になりますが、2キロの恩恵もあるし、上位争いは確実だと思います。
3番手はタガノトリオンフ。
10連勝から前走『兵庫サマークイーン賞』に挑戦し、連勝こそ途絶えたものの、直線ではディアマルコとトーコーヴィーナスに迫る走りを見せて3着に入りました。
まだまだ力をつけている馬で、上位2頭に割って入る可能性は十分。
2度目の重賞挑戦で、さらなる進化を見せて欲しいです。
地元名古屋のハナノパレード、先行争いが激しくなると考えて決め手のあるアルカナまで。
◎6、トーコーヴィーナス
〇2、ディアマルコ
▲1、タガノトリオンフ
△11、ハナノパレード
△4、アルカナ