本日は水沢競馬場で、2歳牝馬の全国交流戦『プリンセスカップ』が行われます!
*30日水沢 第10R『プリンセスカップ』 1400m 15:15発走*
北海道から3頭、東海から3頭の参戦があり、なかなかに比較が難しいですが...
ここは前走『ラブミーチャン記念』を差し切ったミスミランダーに期待しています。
その『ラブミーチャン記念』はあまりダッシュが付かずに後方集団の外という位置取り。
向正面から動き出して先団に取り付き、3,4コーナーで一気にエンジンが掛かって先頭へ、直線もそのまま押し切りました。
これまでのレースを見ていると、逃げたり中団から行ったり、今回のように後方からマクったり。
まだ脚質が定まっていないのですが、その分、幅広いレースができることは大きな武器です。
水沢の小回りということで、先手が取れることが理想ですが、同じく小回りの笠松でマクリの競馬ができているので、特に心配はないでしょう。
そして今回、笠松・尾島徹厩舎に移籍してからの初戦となります。
笠松のリーディングジョッキーとして君臨していた尾島騎手が、31歳の若さで調教師に転身したことは、大きな話題になりました。
ここは初重賞制覇のチャンスだと考えます!
対抗は北海道のラプレシオーサ。
『サンライズカップ』に出走予定でしたが、10月8日は台風の接近によって延期、13日は出走取り消しとなってしまいましたが、そこからもう一度立て直しを図ってここに挑んで来ました。
2歳馬のレベルが高い門別で、デビュー戦から2連勝を果たした馬です。
その後のJRAでの2戦は力を発揮することが出来ませんでしたが、この時期は強い馬と揉まれて揉まれて成長するもの。
とてもいい経験になっているはずです。
今回取り消し明けは気になりますが、そこは田中淳司厩舎ですから仕上げは万全と考えます。
久しぶり、初の水沢遠征と難しい条件ですが、どんな走りを見せてくれるか楽しみです。
笠松のシャイニーネームは、1勝馬ながら高いレベルで安定して結果を残しています。
特にここ2戦は、『ラブミーチャン記念』3着、川崎の『ローレル賞』4着と、重賞でも上位に食い込むレースをしています。
スタートが上手で前に行けることは、小回りの地方では大きなアドバンテージ。
ちょっと日程が詰まっているところは気になりますが、状態さえ良ければここも上位争い必至とみています。
◎7、ミスミランダー
〇6、ラプレシオーサ
▲5、シャイニーネーム
△2、サプライズハッピー
△1、マラドーナスピン
日曜日は金沢競馬場で、2歳重賞『金沢ヤングチャンピオン』が行われます!
*29日金沢 第10R 『金沢ヤングチャンピオン』 1700m 15:10発走*
本命にしたのはグランスーリールです。
初の重賞挑戦となった『金沢プリンセスカップ』では、外枠から好スタートを切って持ったままハナを奪い、3~4コーナーでは後続を突き放してそのまま押し切りました。
スタートが上手でダッシュ力もあり、競馬センス抜群の馬です。
前走の笠松『ラブミーチャン記念』では、かなり追っていく形になって、5頭での先行争いに巻き込まれてしまいました。
結局3番手外を進みましたが、向正面でペースが上がった時について行けずに10着という結果に...。
苦い初遠征となりましたが、果敢に先行して積極的なレースをしたことは、必ず今後に生きてくると思います。
今回は地元勢同士に戻るので、『金沢プリンセスカップ』のような競馬を期待しています。
対抗はブライトエンプレス。
ここまで5戦4勝、唯一負けたのは『金沢プリンセスカップ』の4着のみ。
前走の『兼六園ジュニアカップ』では、好ダッシュからハナを奪って逃げる形になりました。
2番手に居たビューティ(3着)が掛かり気味に並んで来たので決して楽な競馬ではなかったですが、直線でもよく粘ってクビ差の勝利!
安定感があるし、今回のメンバーならば好勝負必至と考えます。
3番手評価はヤマノカミ。
『兼六園ジュニアカップ』で、ブライトエンプレスをクビ差まで追い詰めた馬です。
門別デビュー組で、ここまで1勝とはいえすべて馬券圏内に絡む活躍を見せています。
前走は移籍後初のレースで高いパフォーマンスを見せてくれたので、2回目の今回はさらなる前進を期待しています。
ジャスティスは門別デビューで、今回が移籍初戦になります。
1勝馬ですが好位から競馬ができる馬だし、2歳のレベルが高い門別デビュー組ということで、いきなりでも侮れません。
ワンダーローズは門別で勝利を挙げることはできませんでしたが、金沢に移籍して4戦3勝3着1回という成績。
前走は2歳1組で、好位から差し切り勝ちを決めていて、ここに来ての成長を感じます。
初の重賞で、どこまで上位に食い込めるでしょうか。
◎4、グランスーリール
〇10、ブライトエンプレス
▲8、ヤマノカミ
△7、ジャスティス
△11、ワンダーローズ
明日は園田競馬場で、2歳馬の戦い『兵庫ジュニアグランプリ』が行われます!
*25日園田 第10R 『兵庫ジュニアグランプリ』 1400m 15:50発走*
まず注目したのはサウンドスカイ。
ダートに替えて2連勝中です。
前走は中団内に付けて、4コーナーでスッと外へ出し、直線はものすごい勢いで差し切りました。
砂を被ってもまったく怯まない根性はさすがです。
レースぶりから、初の小回りがどうかなという印象もありますが、鞍上は戸崎騎手だし今回のメンバーならばある程度の位置は取れそうです。
デビューしてから減っていた馬体重も前走で戻ったし、まだまだ上を目指せる器だと思います。
対抗は地元のマイタイザン。
現在無傷の4連勝中です。
デビュー戦からレースセンス抜群で、スタートは上手いしダッシュは付くし。
最後までしっかりと走る前向きさがあるし、現状兵庫の2歳ナンバー1です。
この時期の2歳にとって、前に行けるスピードは大きな武器。
逃げて良し、番手でも良しの馬なので、JRA勢相手にどのくらい戦えるのか本当に楽しみです。
サウンドスカイ以外のJRA勢が初ダートというのが悩ましいところ。
その中ではコウエイテンマに注目しました。
血統的にはダートはバッチリなので、走り自体は問題ないと思っています。
ただ、初ダートで一番怖いのは初めて砂を被った時。
これまで経験のないことですから、怯む可能性が高いです。
でもコウエイテンマのレースを見ると、前走は好スタートから他の馬が行くのを見て下げた形。
あれだけスピードがあれば今回はいい位置に付けられそう。
すんなりと好位外辺りが取れれば、初のダートも難なくこなしてくれるのではないでしょうか。
◎4、サウンドスカイ
〇10、マイタイザン
▲7、コウエイテンマ
△6、ナイスヴィグラス
△1、オデュッセウス
本日は水沢競馬場で、3歳馬の全国交流戦『ダービーグランプリ』が行われます!
*23日水沢 第10R 『ダービーグランプリ』 2000m 15:15発走*
今年の『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』を勝った、無敗の帝王ロールボヌールが休養中のため、地元勢は手薄な印象...
ここは南関東勢の上位争いとみています。
本命にしたのはラッキープリンス。
『東京ダービー』では好位から押し切る強い内容で、9番人気の低評価を覆しました。
続く『JDD』でも、ノンコノユメ、クロスクリーガーの3着に突っ込み、東京ダービーがフロックではなかったことを証明。
世代トップの実力を見せてくれました。
前走の『埼玉新聞栄冠賞』は、久しぶりの影響からか、スローペースもあり前半かなり掛かってしまいました。
早めに失速して9着という結果は残念でしたが、本来の実力ではないためここは度外視。
一度使ってガス抜きもできているし、東京ダービー馬の底力を期待しています。
対抗はオウマタイム。
『京浜盃』では度胆を抜く圧勝を演じ、南関東クラシック戦線を沸かせてくれた馬。
とにかく引っ掛かることが特徴で、溢れんばかりのスピードを持っています。
気性的に2000mを乗りこなすのは難しそうですが、小回りの水沢ならば最後の踏ん張りがききそう。
『東京ダービー』以来のレースになりますが、前向き過ぎる気性からも鉄砲は利くタイプ。
初めての水沢でどんな走りを見せてくれるか楽しみです。
デビュー以来まったく崩れていないのがヴェスヴィオ。
8戦してすべて掲示板、馬券圏内は6度を誇ります。
その分勝ち味に遅く、未だに1勝馬というのが不思議な感じがしますが...
好位からソツなく競馬できるので、今回も大きく崩れることは考えにくいです。
◎6、ラッキープリンス
〇11、オウマタイム
▲3、ヴェスヴィオ
△4、ストゥディウム
△12、ダイワエクシード
明日は水沢競馬場にて、2歳の地方全国交流戦『南部駒賞』が行われます!
*15日水沢 第10R『南部駒賞』 1600m 15:15発走*
本命にしたのはメジャーリーガーです。
毎年岩手には強い2歳が現れますが、今年の目玉といえる馬。
ここまで5戦4勝で、唯一負けたのは芝重賞の『ジュニアグランプリ』のみ。
前走の2歳一冠目『若駒賞』では、3番手からしっかりと折り合って、直線力強く伸びて完勝。
ゴール前には遊ぶ余裕もあったほどでした。
まだまだ成長の余地を残した上でこの強さですから、全国交流となる今回も注目の存在です。
対抗は、やはり道営勢が気になるところ。
ギガビームとアンビリーバボーの比較が難しいところですが、今回はアンビリーバボーを上に見ました。
これまで1200mの経験しかないというのは若干心もとないですが、血統的に見るとマイルは余裕でこなせると思います。
兄キスミープリンスは南関東の重賞馬であり、奥の深さも感じます。
初の長距離遠征、初距離という難しい条件ですが、どこまで戦えるか楽しみです。
現在2連勝中のソロフライト。
2戦目ではメージャーリーガーを下しての重賞勝ちで、相当なレベルで戦える馬です。
ただ、今回は初めてのダート戦。
小柄な牝馬だけにそこが少し気になるので、3番手評価に留めました。
ギガビームは初勝利を挙げるまでに5戦を要しましたが、大きく崩れたのは一度だけで、2歳のレベルの高い門別で揉まれて来た経験があります。
距離経験もあるし、やはり道営勢は侮れない存在です。
◎1、メジャーリーガー
〇5、アンビリーバボー
▲3、ソロフライト
△4、ギガビーム