
皆さま、あけましておめでとうございます。
2016年はどんな一年でしたか?
わたしは出産・育児にバタバタとしつつも、けっこう馬券を買った年でした。
そしてもちろんハズレました...
例年、ダートグレードは回収率がいいのですが
昨年後半はマイナス収支となってしまいました。
今年こそは、プラス収支になるようがんばります!
2017年も引き続きよろしくお願い致します。
毎年恒例、初馬券は帯広記念から。
*2日帯広 第9R『帯広記念』 16:10発走*
本命にしたのはキタノタイショウです。
2015年のばんえい記念の勝ち馬ですが、今シーズンはちょっといいところなし...
重賞勝ちが一つもないということで、今回は890キロでの出走となります。
もともと、寒くなって来ると調子を上げてくるタイプで、この時期は例年好調。
今シーズンで引退が決まったということで、今回が最後の帯広記念になります。
昨年も2着に好走しているし、地力のある馬なので、久しぶりのいいレースを期待しています。
服部義幸調教師コメント
「獲りに行きたいレースです。ポイントは障害に重点をおいたレースをしたいです」
大河原和雄騎手コメント
「3月末で種牡馬になることが決まりました。レースは今まで通り、負担をかけることなく馬のペースで進めていきたいです」
対抗はニュータカラコマ。
今シーズンは北斗賞を制していますが、旭川記念、ばんえいグランプリ、北見記念と2着続き。
勝ち切れないものの、シーズン初戦のばんえい十勝オッズパーク杯4着以外は連対を外していなく、安定感はバツグンです。
12月はお休みして、ここに照準を絞った印象。
ばんえい記念は2年連続2着しており、大一番に向けても好走して欲しいところです。
村上慎一調教師コメント
「レースは前方で仕掛けて、どこまで辛抱強く逃げ切りができるかですね」
藤野俊一騎手コメント
「調子や様子を見て1か月ほど休ませてきました。力のある馬なので良いレースができるよう頑張ります」
2016年のばんえい記念を制覇し、今シーズンは岩見沢記念、北見記念を制覇しているフジダイビクトリー。
ここ3戦はちょっといいレースができていませんが、トップクラスの実力の持ち主なのでいつでも巻き返しは可能です。
金山明彦調教師コメント
「このレースに向けてひと開催休ませ調整してきました。障害を早めにクリアして逃げ切るか、またはレース展開がゆっくりなら後ろから差し切るか。後半の脚を生かしたい」
松田道明騎手コメント
「馬は元気ですよ。頑張ります」
旭川記念を制したコウシュハウンカイ、昨年の勝ち馬で、ばんえい十勝オッズパーク杯&ばんえいグランプリを制したオレノココロまで。
【コウシュハウンカイ】
松井浩文調教師コメント
「近走で障害を降りてから歩けない悔しいレースがありますが、現在の調子は良いです。910kgでも障害で苦戦することはないと思います」
藤本匠騎手コメント
「馬場は軽い方がいい。馬のコンディションは悪くはないのですが、910kgの重量なので障害をどうこなすかでレースが大きく変わってきます」
【オレノココロ】
槻舘重人調教師コメント
「仕上がりはいつも通り順調に来ています。高重量戦なので流れは早くないとは思いますが、雪が降って馬場が軽くならなければいいです。トップハンデですし障害で膝を折らないためにも、流れはゆっくりがいいです」
鈴木恵介騎手コメント
「まずは前方の位置取りと、トップハンデですが障害で膝を折らない騎乗をしたいです」
その他の関係者コメント
【ホクショウユウキ】
平田義弘調教師コメント
「実績のあるメンバーに30kgのハンデをもらっても簡単なレースにはならないでしょう。挑戦者の気持ちで挑みます」
西謙一騎手コメント
「調子は上向きで、トップとは30kgのハンデをもらっていますが相手は格上。少しでも上を目指したレースをしたいです」
【カイシンゲキ】
槻舘重人調教師コメント
「古馬重賞戦でも崩れずにいいレースができていると思います。6歳の伸びしろのある時期です。今回は初めて900kgの重量を曳くので頑張りたい」
浅田達矢騎手コメント
「初めての高重量戦。どうなるかわからないけれど、順調に仕上げてきているし900kgの荷物を曳いてどう走るか自分自身もとても楽しみにしています。メンバーの中で1番若い馬ですが、若さの勢いで頑張りたい」
【サクラリュウ】
金山明彦調教師コメント
「8月の「ばんえいグランプリ」以来、高重量では曳かせていません。今回初の荷物なので今までにない力を発揮できれば。ただ、馬の力はあるので890kgは問題なく曳けるでしょう」
菊池一樹騎手コメント
「初めての重賞「ばんえいグランプリ」では結果を残せなかったけど、今の馬の状態は結果も伴っているし本当にいいです。この勢いで帯広記念に臨みたい」
【オイドン】
鈴木邦哉調教師コメント
「ここを目標に調教を付けています。荷物も重たいし、それを得意とするメンバーもいるので少しでも良い結果が残せたらいいです。ここ2~3走、障害をすんなりとあげているので、今回もうまくいけば期待したい」
工藤篤騎手コメント
「調子が上がっていて良い結果につながっていますが、高重量戦なのでまずは自分のレースができるようにしたいです。ハンデがあるので末脚を生かせるような騎乗ができれば」
【フクドリ】
平田義弘調教師コメント
「ゴールまでしっかりと歩ける馬です。障害さえうまくまとめて、レースをおもしろくさせたいですね」
西将太騎手コメント
「障害を降りてからは脚がある馬なので、障害だけです。前走は軽量戦でしたので、切り替えを大切にしたい」
◎7、キタノタイショウ
〇4、ニュータカラコマ
▲1、フジダイビクトリー
△2、コウシュハウンカイ
△8、オレノココロ
*29日大井 第10R『東京大賞典』 2000m 16:30発走*
いよいよ東京大賞典です!
チャンピオンズカップのサウンドトゥルーは確かに強かったけれど...
ここはもう一度アウォーディーを本命にします。
ダート転向から6連勝でJBCクラシックを制覇。
チャンピオンズカップもそのままの勢いで連勝かと思いきや、先頭に立つとソラを使って逆噴射。
外から鋭い脚で伸びて来たサウンドトゥルーに差し切られました。
唯一の懸念材料だった「先頭に立つと気を抜く」というマイナスの癖を存分に発揮してしまったのが敗因でしょう。
それでも力で押し切ってくれるかなと思っていましたが、サウンドトゥルーの末脚は甘くなかったです。
今回はどの辺りで先頭に立つかがポイント。
今までは以前武豊騎手が騎乗していたコパノリッキーをマークしている感じでしたが、これからは後ろの追撃を考え、リッキーマークが緩みそう。
そうなるとリッキーにとってはもってこいの展開。
この馬はとにかく展開次第で着順が大きく変わり、前に行って強いだけに、ホッコータルマエ、アウォーディーといった馬たちに徹底マークされてきました。
ただ今回は、上記のように向く展開になりそう。
そうなれば今年の帝王賞の再現もあると思います。
チャンピオンズカップの勝ち馬サウンドトゥルー。
3番手評価にしましたが、この馬の強さはよーくわかっています。
ハマった時の末脚はすばらしく、特に前半速くなった時の破壊力は相当なものがあります。
さらに、体調の波が少なく、大きく崩れないのも魅力。
今回はペースがどうかですが、上位争いは必至でしょう。
去勢手術後、まだ自分の競馬ができていないノンコノユメ。
大きく減ってしまった体重が前走はだいぶ戻っていたので、復調は間近でしょう。
状態さえ戻れば、このメンバーでも十分戦える馬。
休み明け3戦目でそろそろ上昇して来るのでは。
◎8、アウォーディー
〇2、コパノリッキー
▲14、サウンドトゥルー
△5、ノンコノユメ
△11、アポロケンタッキー
*28日園田 第10R『兵庫ゴールドトロフィー』 1400m 15:55発走*
本命にしたのはノボバカラ。JBCスプリントに出ていても重い印をつけたと思います。
今年は距離を短縮して一気に才能が開花。
決め手を活かす競馬もできるし、前に行ってもいいし、レースの幅も広がりました。
武蔵野ステークスの負けはちょっと不可解ですが、現状揉まれるともろい面があるのかなと思います。
今回は大外枠に入ったので揉まれる心配はないし、メンバー的にも強敵は見当たらなく、力を出せるのでは。
唯一気になるのは初めての58キロでしょう。
ただ、今は500キロを超える体をしているので、これもこなしてくれると思っています。
対抗はニシケンモノノフ。
重賞では勝ち切れない印象があるものの、安定感はバツグンです!
小回りでもいい位置につけられるようになったし、ロングスパートも使えるのでレースの展開に左右されないのが強み。
ノボバカラとは態勢が決している気もしますが、もしも初の58キロで伸びを欠くことがあれば、逆転まであるかもしれません。
この2頭が抜けて強いと感じる一方、3番手以下は混戦模様。
その中で注目したのはラブバレットです。
前走の笠松グランプリは、楽に先手を取って直線も突き放す圧勝劇。
ここでは力が違いました。
今回は一気に相手が強くなりますが、クラスターカップで2年連続3着に入っている実力の持ち主。
1枠に入ったのでポジション取りが難しいところですが、スムーズに流れに乗れれば十分上位に食い込めると信じています。
古豪ドリームバレンチノの侮れない存在ですが、今回は59.5キロ...
さすがに重い気がします。
この斤量でどこまで戦えるのか、底力に期待です。
◎12、ノボバカラ
〇11、ニシケンモノノフ
▲1、ラブバレット
△9、ドリームバレンチノ
△2、グレープブランデー
*15日名古屋 第11R『名古屋グランプリ』 2500m 16:20発走*
本命はケイティブレイブ。
ジャパンダートダービーから3戦連続2着だったものの、すべて違う舞台で戦い、内容も濃いものでした。
初めての古馬ダートグレードだった白山大賞典では、圧倒的なスピードで完勝し、前走浦和記念でも全く危なげない走りで快勝。
小回りで先行できて最後まで止まらない...となれば、現状死角は見当たりません。
メンバー的にも負かしている馬が多く、ここも前に行ったら捕まえられないと思います。
対抗はアムールブリエ。
昨年はこのレースで牡馬相手に完勝して見せました。
3番手から早め早めの競馬で、距離は長ければ長いほどいいと言われていた長所を活かしたレースを展開。
牡馬相手でも、この距離ならば勝負になる馬です。
ケイティブレイブとの対戦は、白山大賞典で完敗しているものの、その時は57キロとケイティブレイブより2キロ重い斤量を背負ってのもの。
今回は同斤量の55キロになるので、1馬身あった差がどれくらい詰まるか楽しみです。
3番手評価はユーロビートにしました。
昨年盛岡でマーキュリーカップを制して以来、勝ち星から遠ざかっていましたが、前々走の東京記念では、ストゥディウム、ケイアイレオーネを寄せ付けず、久しぶりの勝利を挙げました。
勝ち星がなかったとはいえ、ダートグレードでも好走していたし、前走は強豪揃いのJBCクラシックに挑戦して6着としました。
地力は相当高い馬で、今回の距離もプラスに働きそう。
2度目のダートグレード制覇なるか、注目です。
繰り上がりで出走叶ったモズライジン。
なかなか勝ち切れない印象があるものの、その分安定感はバツグンです。
小回りでは昔よりいい位置につけられるようになったし、ロングスパートがさく裂すれば上位争い可能でしょう。
地元名古屋の星カツゲキキトキトは大外枠に入りました。
白山大賞典を見ていると、ダートグレードで戦うにはもう一段階の成長が必要だと感じますが、今回は地元戦。
揉まれることのない枠だし、今の力でどこまでやれるか楽しみです。
◎3、ケイティブレイブ
〇6、アムールブリエ
▲4、ユーロビート
△8、モズライジン
△12、カツゲキキトキト
☆1、ストロングサウザー
*14日川崎 第11R『全日本2歳優駿』 1600m 20:10発走*
JpnIに相応しく豪華メンバーが揃いました!
その中で本命にしたのはローズジュレップ。
前走の兵庫ジュニアグランプリは本当に強いレースぶりでした!!
ハナに行けるほどの好スタートでしたが、ネコワールドを行かせて外に切り返すと、道中もバツグンの手応えで、早め先頭から押し切りました。
JRA勢相手でしたが、展開のあややフロックではなく、自分で競馬を作って勝ち切ったことは、本当に強かったと思います。
これまでは逃げて勝って来たけれど、番手の競馬ができたことも今後に繋がりました。
初めての左回りになりますが、器用な馬なので心配していません。
すでに遠征で結果を出しているので、川崎でも力を発揮してくれるでしょう。
前走初めてのダート戦ながら圧勝だったリエノテソーロ。
好位外から外々を回っての快勝で、1頭力が違いました。
芝2連勝からの挑戦で、これで3戦無敗。相当な能力を感じます。
唯一の懸念材料は、今回1枠に入ったため、初めて砂を被る可能性があるということ。
外から逃げたい馬もいるし、最内枠というのはさばきが難しいところです。
前半のポジション取りがカギになりそう。
園田ジュニアグランプリで2着だったハングリーベンは、好位から上手な競馬で渋太く粘り、バリスコアとの2着争いをハナ差で制しました。
レースが上手な馬で、安定感もバツグン。ここも好勝負を期待します。
サッポロクラシックカップでローズジュレップを下しているフライングショットにも注目。
中団から長くいい脚でしっかりと前を捉えたレースぶりは、距離が延びてさらに活きそうです。
◎4、ローズジュレップ
〇1、リエノテソーロ
▲13、ハングリーベン
△11、フライングショット
△12、メイソンジュニア