明日は門別競馬場で、牝馬のダートグレード戦『ブリーダーズゴールドカップ』が行われます。
*11日門別 第11R『ブリーダーズゴールドカップ』 2000m 19:55発走*
ここは実績馬アムールブリエに期待しています。
昨年はこのレースでサンビスタを破って価値ある勝利を挙げました。今年は挑戦者の立場ではなくマークされる立場になりましたが、牝馬同士ならば力は上でしょう。
長距離戦ならば牡馬と戦ってもヒケを取らない実力の持ち主で、切れる脚はないものの、息の長い脚を使えるのが強みです。
ここ2戦は惨敗していますが、相手は牡馬の一線級。
外枠に入ったので、内の馬たちの動向をみながらいい位置につけられると思うし、2連覇を期待しています。
対抗は凱旋レースとなるタイニーダンサー。
門別時代はJRA勢に負けない強さを誇っていた馬です。中央移籍後はなかなか本来の走りが見られなくてガッカリしていたのですが、関東オークスで再び覚醒。
好位から早め先頭で押し切る圧勝劇を見せてくれました。
古馬初対戦となった前走のスパーキングレディーカップでは、ホワイトフーガとブルーチッパーには離されたものの、渋太く伸びて3着を確保。古馬と混じっても即勝負できるところを見せてくれました。
久しぶりの門別で、さらに成長した姿を見せて欲しいです。
ビービーバーレルは前走初のダートでしたが、好位から上手に競馬をして2着に入り、ダート適性の高さを示しました。
50kgと軽量だったとはいえ、オープンに入ってこのレースぶりは立派です。
牝馬のダートグレード戦線は、準オープンで上位争いができれば即勝負になるというセオリーがわたしの中であるので、オープンであれだけのレースができるこの馬は、いきなり上位争いに食い込んで来ると思います。
ティンバレスは、初めてのダートグレード挑戦だったエンプレス杯で、逃げ粘って3着を確保。
いきなり上位争いに顔を出しました。
ここ2戦は惨敗しているのですが、前走は珍しくダッシュがつかずに自分の競馬ができなかったことが大きかったと思います。
スタートを決めて先手を取れれば、ここでも十分戦える器です。
◎10、アムールブリエ
〇5、タイニーダンサー
▲4、ビービーバーレル
△8、ティンバレス