北海道は日高町富川にある、ブリーダーズスタリオンステーションに行って来ました!!
ここに来たのは初です☆
名馬名種牡馬たちがたくさんいて、大興奮してしまいました。
まずは今シーズンからお父さんデビューした、【ナカヤマフェスタ】。
現役時代よりも、ボリュームが増している感じです。
大人しく草を食んでいるかと思いきや、突然走り出したりとヤンチャな面も健在!
広い放牧場を気持ち良さそうに駈けていました。
今シーズンから種付けを開始したわけですが、若い種牡馬にありがちな猪突猛進型ではなく、慎重に紳士的に運ぶタイプなんだそうですよ。
父【ステイゴールド】よりも大人しいというお話でした。
来年誕生する産駒たちが本当に楽しみですね♪
こちらは種牡馬としても大活躍の【グラスワンダー】。
なんと...あかんべーしてます(笑)。さすがです。
隣の放牧場で、どんなに【ナカヤマフェスタ】が走り回ってても、全く動じず気にしないそぶり。
デンと構えていて、まさにボスの存在感でした!
態度も存在感がありましたが、体の存在感もものすごかったです!
代表産駒は、種牡馬デビューを果たした【スクリーンヒーロー】、『宝塚記念』を制した【アーネストリー】、2歳チャンピオンに輝いた【セイウンワンダー】など。
父譲りのガッチリした体をした馬たちが多いですよね。
【ナカヤマフェスタ】と同じく、今シーズン種牡馬デビューしたのが【アンライバルド】。
近くに来てくれたのかと思いきや、真剣に草を食んでいました。。
現役時代からものすごい体をしていましたが、種牡馬になってさらにスケールアップ!!
父【ネオユニヴァース】の初年度産駒として活躍した【アンライバルド】。
種牡馬としても早くからの活躍が期待出来そうですね。
こちらはすでに種牡馬デビューしている【アサクサデンエン】。
さらに、【アサクサデンエン】の半弟【スウィフトカレント】。
さらにさらに、【アサクサデンエン】と【スウィフトカレント】の半弟が【ヴィクトワールピサ】なんですから、お母さんの【ホワイトウォーターアフェア】は偉大な馬ですね!!
一面の緑に、真っ白な体が映えていたのが【スウェプトオーヴァーボード】。
草を食む姿は、美しいというか神々しい感じでした!
先日の『アイビスサマーダッシュ』を【パドトロワ】が制して、さらに評価が上がりそうです。
他にも懐かしい名馬や初めて生で見る種牡馬もいて、本当に感動しました!
ブリーダーズスタリオンは一般見学も行っていますので、案内にしたがって見学してみてはいかがでしょうか♪
ブリーダーズスタリオン見学案内
門別競馬場にて、怪我で休養中の笹木美典騎手に会って来ました!!
大きな怪我により、かなり長い休養になっていますが、今は元気に調教を再開しているそうなんです。
ただ、レースの時のようにアブミを短くして乗ると、今でも膝が痛むそう。
今は調教と、レースの時に他のジョッキーたちの鞍掃除を手伝っているそうです。
久しぶりに会えたし、元気な笑顔が見れて安心しました☆
荒尾から移籍して来た、宮平鷹志騎手と♪
九州から北海道に移籍して来た宮平騎手、新天地で頑張っていました!
「すごく新鮮ですね。新人の頃の想い出が蘇ってきますよ(笑)。
コースが広いので、今までと競馬が全然違うんです。
前はいかに楽させながら前に行くかが勝負だったんですけど、ここは道中いかに走る気を失くさせないかが勝負。毎日勉強です」
荒尾時代の仲間たちとも連絡を取り合ったりするそうで、
「すごく応援してくれてます。
騎手を引退してしまった人が多くて、「お前の選んだ道が一番良かったんじゃないか」って言ってくれるんです。
一から騎手を始めるのはなかなか難しいことも多いですが、そういう言葉をかけてもらうと励みになりますね。
移籍して良かったし、受け入れてくれた道営競馬や厩舎関係者の方々には感謝しています」
新たな舞台で一から騎手生活をスタートさせた宮平騎手。
これからの活躍を期待しています!!
こちらはレースを終えた下村瑠衣騎手。
昨年のデビューから、2シーズン目に突入しました!
取材した前日の15日には、今年初勝利をマーク☆
「1つ勝ってホッとしました。やっぱり勝利は嬉しいですね。
これからも、日々の努力はもちろんですが、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいです!」
と目を輝かせていました。
どんなチャレンジを見せてくれるか、楽しみですね♪
昨日の『ブリーダーズゴールドカップ』、1番人気の【シビルウォー】が完勝しました!
昨年に続いて、強いレースを見せてくれましたね。
レースは、好スタートから武豊騎手&【メイショウタメトモ】がハナを切るのかと思いきや、1周目のゴール板付近で【テスタマッタ】が押し出されるように先頭へ行く展開に。
【シビルウォー】は4番手を進みますが、3コーナー手前から内田博幸騎手のゴーサインが出て動き始めます。
直線を向いて逃げる【テスタマッタ】に馬体を併せると、あとは突き放すという圧倒的な競馬でした!
内田博幸騎手
「今回は初めて乗せていただきましたが、いや~本当に強いですね!
スムーズに位置を取れたし、スピードに乗ったら止まらないからと聞いていたので、早めに行きました。
前半のレースを見ていたら、前が残る馬場状態だったので、直線でよーいドンだと分が悪いなと思ってたけど、ゴーサインを出したらいい感じに反応してくれましたね。
直線は一生懸命追ってたんですけど、ビジョンを見たら後ろとけっこう離れてて。
人間のほうが気合が入ってましたね(笑)」
戸田博文調教師
「本当に強い競馬をしてくれましたね。
この馬は7歳ですが、今になってすごく良くなっているんです。
2歳3歳の頃は弱いところがあって、なかなか力を出せなかったんですけど、今になってさらに良くなりました。晩生ですよね。
昨年もこのレースをきっかけに秋も頑張ってくれたので、同じようなローテーションを考えています。
この後は馬の状態を見てオーナーと相談して決めますが、【白山大賞典】あたりを考えています。
今年のJBCは川崎開催なんですよね。この馬はまだ川崎で走ったことないんですよ。
その辺りも含めて、馬の状態を見ながらローテーションを考えます」
【テスタマッタ】が逃げるというアッと驚く展開でしたが、早めに動いた【シビルウォー】が危なげなく交わして連覇達成☆
2000m、さらに少頭数でペースが上がらなかったこともあり、1周目のゴール板でハナに立った【テスタマッタ】は、その後はそれ以上行くことなく納まりました。
「押し出されるような形になっちゃいましたね。それでも、最後まで粘って2着を確保出来たことは良かったです」
と、村山明調教師。
頭数は6頭と少なかったですが、注目馬多数で見ごたえのあるレースでした!!
今回のダートグレード3連戦。
ここまでは、『クラスターカップ』の【タイセイレジェンド】、『サマーチャンピオン』の【テイクアベット】と、逃げ切りで強いレースが続いています。
明日は3戦目の、門別【ブリーダーズゴールドカップ】。
かなりいいメンバーが集まっただけに、どんなレースが展開されるか楽しみです!
*16日門別 10R『ブリーダーズゴールドカップ』 2000m 20:05発走*
【エイシンブイダンス】の出走取り消しにより、地元北海道の馬の参戦なしで6頭立てという淋しい頭数になってしまいましたが...
その6頭のメンバーが強豪揃いなのです。
まずは【シビルウォー】。
前走の『マーキュリーカップ』では、好位から早め先頭で圧勝のレースを見せてくれました。
夏場の方がいい成績が出ているのは、調教で絞れることが大きいようです。
この馬は最後の脚がしっかりしていますから、前半楽にいい位置が取れれば、今回も強いレースを見せてくれそう。
昨年よりもメンバーは揃った感じですが、連覇に期待してます。
対抗には【テスタマッタ】。
前走の『帝王賞』では3着でしたが、少し体が立派に映りました。
4コーナーからの立ち上がりで一瞬速い脚を使えたのに、その脚が維持できなかったのはその辺りが影響したのかなと感じます。
常に脚元と相談しながらなので、調教だけできっちりというのは難しいのかもしれませんが、ここ最近のレースぶりを見ていると、以前と比べてもう一段階進化した印象。
距離も2000だし、地方の中では比較的大きい門別コース。
この馬らしさが十分発揮できる舞台だと思います。
【メイショウタメトモ】は、これまで4度地方場所のダートグレードに挑戦していますが、2着3回3着1回と堅実な走りを見せています。
勝ち切るまではいきませんが、どこのコースでも安定して力を発揮できるところが最大の魅力。
さらに前走の中山『マーチステークス』では、中団内でしっかりと折り合い、4コーナーを回って外に出すとものすごい脚で伸びて2着。
【サイレントメロディ】の決め手には屈しましたが、素晴らしいレースを見せてくれました。
地方場所では前に行くことが多いですが、前走のような脚があるのなら、初タイトルも近いのではないでしょうか。
◎1、シビルウォー
〇4、テスタマッタ
▲6、メイショウタメトモ
△7、ピイラニハイウェイ
明日のグリーンチャンネルは、
19:30~地方競馬中継@門別
21:00~iちゃんねる@岩手
という地方コンテンツがラインナップ!
さらに2つの番組の間には、『砂の名馬伝・ヴァ―ミリアン』が放送されます♪
【ヴァーミリアン】の強さ、そして【カネヒキリ】との対決、さらにメンコの下の可愛らしいお顔...
まさに伝説の名馬です☆
今年は初年度産駒たちが誕生しましたし、お父さん生活も板についてきたようですね。
お家でお楽しみの方は、ぜひこちらもチェックしてみて下さいね。
明日は佐賀競馬場で、交流重賞『サマーチャンピオン』、さらに荒尾から移って来た九州産馬の頂上決戦『霧島賞』が行われます!!
*15日佐賀 10R『霧島賞』 1400m 16:00発走*
今年から舞台を佐賀に移した『霧島賞』。
ここはこのレースで、③③②①②とバツグンの成績を上げている【テイエムヨカドー】から。
勝った2010年の勢いは確かにないけれど、それでもこのメンバーに入ったら戦って来た相手が違います。
昨年末の『東京シンデレラマイル』を制して、『霧島賞』以来久しぶりの重賞制覇を果たしたし、8歳になった今もその力は健在。
佐賀競馬場は初めてですが、毎年荒尾に遠征して結果を出しているし、今回は地元の名手を配して来ました。
好位から流れに乗る形に持って行ければ、強いレースを見せてくれるのでは。
対抗は【テイエムハエンカゼ】。
芝の新馬戦を快勝すると、続くOPでも3着に入って地力の高いところを見せつけました。
重賞では頭打ちでしたが、舞台をダートに移しました。
特に目立ったのは1000万条件の『鷹取特別』で、トップスタートから好位内につけると、最後まで粘り込んでの3着。
この馬の持ち味を発揮したレースでしたね。
佐賀はなんといっても先行有利。この馬のスピードは大きな武器です。
◎9、テイエムヨカドー
〇8、テイエムハエンカゼ
▲2、カシノエルフ
△1、マサシ
*15日佐賀 11R『サマーチャンピオン』 1400m 16:40発走*
ここは『習志野きらっとスプリント』を連覇した【ラブミーチャン】から!!
前走はさすがにスタートが速い馬が多く、5番手からのレースになりました。
しかも勝負所の3,4コーナーでは、内から間を縫って上がりながら外に出すという、今までの競馬では見れなかったシーンも!!
持ったまま先頭に立つと、粘る【ジーエスライカー】を振り切っての勝利☆
昨年の『きらっと』でも、番手につけて我慢するという成長を見せてくれましたが、今年はさらに進化したレースぶりを見せてくれましたね。
レースの幅が広がると、どんな展開でも対応出来るようになるし、騎乗する濱口騎手にとってもさらなる自信になりそうです。
逆に、相手のジョッキーにとっては大きなプレッシャーになりますから、まさにいいことづくめ!!
あと一歩のところで届かないでいた、古馬になってからのダートグレード制覇へ向けて...
ここはチャンスだと思います!!
対抗は【エーブダッチマン】。
兵庫移籍初戦となった前走は、1番人気4着という成績でしたが、長い休養を考えたら一度使った効果は大きいでしょう。
レースぶりを見ていても、追い込みが利く展開に、自身は後半息切れした印象。
今回はさらに上昇していると考えています。
このメンバーに入っても負けないスピードがあるし、先行有利の佐賀もプラス。
初のダートグレードになりますが、どのくらいの力を見せてくれるか楽しみです!
実力的には一番格上の【スーニ】は、ただいま何度目かのスランプ中。
この馬は本当に強い時は強いし、負ける時は負けるという...
それでも、昨年はこのレースで完全復活しているように、ここは相性のいいレース。
でも一昨年はここで負けてスランプに突入していることもあるので、ちょっと判断が難しいのですが。
これまでの傾向から行くと、完全復活まではもう少し時間が掛かるのかな、という印象です。
◎11、ラブミーチャン
〇10、エーブダッチマン
▲5、トシキャンディ
△4、スーニ
☆3、アドマイヤダンク
今回は、荒尾から佐賀に移籍した岩永千明騎手が、初めてのダートグレードに挑戦します!
しかも手綱を取るのは、前走『吉野ヶ里記念』を制している【アドマイヤダンク】!!
52キロの軽ハンデを生かして、ぜひ頑張って欲しいです☆
明日明後日は、オッズパークにてサマーチャンピオンキャンペーンをやってますので、レースと併せてお楽しみ下さい♪