今日は水沢競馬場で、南部杯トライアル『青藍賞』が行われます!
メンバーはこちら↓
*17日水沢 10R『青藍賞』 1600m 16:20発走*
まず注目したのは、レースを引っ張るであろう【スーパーヴィグラス】。
『岩鷲賞』『すずらん賞』と2連勝中で、勢いがある馬です。
『岩鷲賞』では外枠スタートからすんなりハナへ行くと、道中は常に1馬身差をつけて逃げる展開に。そのまま気持ちよく逃げて粘り込みを果たしました。
続く『すずらん賞』では、間からスッとハナに行くと、半馬身差で逃げる展開。3コーナー手前で気合いを付けると、後続を1馬身離して勝負所へ。
最後は【トーホクキング】にかなり詰め寄られましたが、並んでから渋太く勝負根性を発揮。半馬身差で逃げ切りました。
この2戦、水沢と盛岡という違いはありますが、さらに同じ逃げといっても逃げ方が微妙に違っています。
スピードを生かして気持ちよく逃げた『岩鷲賞』、ハナに立ってから前半抑えめにした『すずらん賞』。
鞍上の思い通りにコントロールが出来ているし、これならどんな展開になっても対応可能です。
ここは逃げて3連勝を期待しています。
『すずらん賞』では【スーパーヴィグラス】に届かなかった【トーホクキング】ですが、今年の『みちのく大賞典』の勝ち馬。
前走は58キロを背負って、2キロ軽いダイワマックワンをハナ差まで追い詰めましたから、2着といっても負けて強しの印象です。
今回は57キロ、マイルも許容範囲であり、力強い追い込みを見せてくれるのでは。
南関東から移籍して来た【エニフェアー】も注目の存在。
移籍初戦は、中団後ろ目を追走から勝負所でスーっと上がって行くと、直線では前を捉えて突き抜けました。
久しぶりもあったのか、内にもたれるそぶりも見せていましたが、ゴール前は余裕さえ感じる強い内容。
今回このメンバーに入ってどこまでやれるのか、試金石になる一戦です。
◎7、スーパーヴィグラス
〇6、トーホクキング
▲4、エニフェアー
△2、カミノヌヴォー
ダートで最強のレースを見せてくれた【ブルーコンコルド】に会いに行って来ました!!
2009年に現役を引退し、今は北海道はハントバレートレーニングファームにて、穏やかに余生を過ごしています。
現役時代はG17勝を挙げ、砂の帝王として君臨していたブルーコンコルド。
特に、盛岡で行われる『南部杯』では圧倒的な強さで3連覇を達成☆
今でもあの強さは脳裏に焼き付いています。
久しぶりに会ったブルーコンコルドは、本当に穏やかな瞳をしていました。
現在のコンちゃんのお仕事は、『厩舎の総監督』。
1歳馬や2歳馬たちだけだど、厩舎の雰囲気が子供っぽくなってしまうのに対して、コンちゃんがいるとピリっと空気が締まるそうなんです。
若馬たちが調教へ行ったり戻ってくるときに、厩舎の窓から見つめているそうで、コンちゃんの存在感に触れて自然に若馬たちが落ち着いて来るんですって。
確かに、馬は群れる生き物であり、その中でボスに従う習性があります。
ボスがどっしりと構えていれば、他の馬たちも安心してリラックスできるもの。
若馬たちにとって、頼れる大先輩ですからね!
さらに、人間にも教えることがあるそう。
コンちゃんは本当に素直で扱いやすいそうで、そんな名馬に触れることで、
「馬たちはみんな同じ。成績のいい馬もそうではない馬も、等しく一生懸命に接して成長するチャンスを作る」
という理念を感じてもらうそうです。
確かに、G17勝馬に毎日接する機会はなかなかないですから、とても貴重な経験ですよね。
若馬たちにとっても、働く人たちにとっても、コンちゃんはなくてはならない存在なのです!!
現役を引退したあと、種馬や繁殖になるのが今の競馬界の花道かもしれません。
でもコンちゃんのように、必要としている馬や人たちに囲まれて過ごす余生もまた、とても素敵な時間ではないでしょうか。
なにより、コンちゃん自身の表情が物語っているように感じました☆
今日は浦和競馬場で、交流重賞『オーバルスプリント』が行われます!
メンバーはこちら↓
*13日浦和 11R『オーバルスプリント』 1400m 16:45*
まず注目しているのは、昨年の覇者【ダイショウジェット】の状態。
メンバー的にもここでは格上の存在ながら、今回は挫石による『サマーチャンピオン』回避で、約3か月半の休み明け。
かなりの大型馬なだけに、久しぶりというのはやっぱり不安材料です。
ただ、大型の追い込み馬な割にとても器用に小回りに対応するし、さらに浦和は結果を出しているコース。
メンバー的にもダートグレードで上位争いをしている馬は見当たらないし、軽視は禁物です!!
本命にしたのは【アースサウンド】。
初の浦和になりますが、地方場所はいくつも経験済み。
あまりはっきりといい結果が出ているわけではないけれど、地方のダートが全くこなせないという印象もありません。
前走の『BSN賞』で久しぶりに逃げて粘る競馬を見せてくれました。
復調気配だし、暑い時期が合っている印象。
引き続き好気配で、初タイトル奪取へ大きなチャンスです。
【スエズ】は距離短縮がどう出るかがカギ。
浦和の1400mということで、先行争いは激しくなりそうですが、そこを楽に追走出来るようならアッサリも考えられます。
『マーキュリーカップ』では上位馬に力の違いを見せつけられましたが、ここに入れば差はないと思います。
◎9、アースサウンド
〇10、ダイショウジェット
▲4、トーセンピングス
△1、スエズ
☆3、デュアルスウォード
今回の北海道の旅では、美味しいグルメを堪能して来ました!!
まずは初日、門別競馬場で食べた夕食です。
新スタンド内『ハナマル』の牛丼。
びらとり牛をたっぷりと使っていて、柔らかくてとってもジューシーでした!
『ブリーダーズゴールドカップ』が終わってから駆け込んだらラスト一個でした...
食べられてよかった~☆
続いては、新冠にある洋食レストラン『ベンチタイム』。
一番人気のオムカレーを注文☆
オムレツの卵がとにかくふわっふわでとろけます。
かなりボリュームがありますが、カレーのスパイシーな香りと相まって食欲をそそられるんです!
洋食メニューだけでなく、カフェメニューも充実しているし、手作りパンも並んでいましたよ。
駐車場の隣には、新冠の看板・巨大壁画もあります。
初めてこの壁画を見たときは、あまりの大きさにびびりましたが。
馬を愛する街を象徴する壁画ですね。
続いては、千歳市に泊まる時には必ず伺う、『日の出寿司』。
大好きなつぶ貝のお刺身☆
コリッコリした歯ごたえがあって、全然臭みもなくて最高です!!!
このお店は大将と奥さんとお2人で切り盛りしているのですが、一人で行ってもあれやこれやと世話を焼いてくれて、美味しいおつまみを出してくれるんです。
これは奥さん手作りの、とうもろこしとウニの炒め物。
ウニの塩辛さがいいアクセントになっていて、とうもろこしがびっくりするくらい甘いんです!
新鮮なとうもろこしがある時にしか作らないメニューなんだそうですよ。
珍しいハスカップ酒。
大将と奥さんが手摘みで採って来たハスカップをブランデーに漬けたもの。
独特のフルーティーな味でどんどんいけちゃうんですが、いくら飲んでも悪酔いしない優れものです(笑)。
同じく千歳市で食べたジンギスカン。
ジンギスカン特有のにおいが全くなくて、お肉が柔らかくて美味しかったです!!!
でも、お店の名前を忘れてしまいました...
こちらは門別の超有名店・『いずみ食堂』。
古民家を使ってお店をしているのですが、お昼時は家じゅう一杯にお客さんが入ります。
定番のせいろ蕎麦を注文☆
お蕎麦の香りがしっかりしていて、昔ながらのシンプルな美味しさです!
このお店に行きたいがために浦河に泊まるほど大好きな、お寿司屋さんの『食道楽』。
ジョッキーだった頃から毎年通ってます。
一年一度の山盛りウニ!
お刺身の盛り合わせ!!
脂ノリノリの焼きさんま!!!
はぁ~ため息が出るほど美味しいです。
毎年行くたびにものすごく混んでいる人気店。
浦河まで行ったらぜひ寄ってみて下さい♪
ということで、かなり食べ過ぎでしたが...毎日歩きまくっていたのでなんとか現状キープの体重で生還いたしました!
北海道は最高です☆
日高軽種馬育成公社の並びにある、ホロシリ乗馬クラブでトレッキングをして来ました!!
こんな本格的な森の中を馬に乗って走るのです。
ちなみに、左上に見えているのが育成公社の屋根付き馬場です。
わたしのパートナーは、オウガくん☆
大きくてがガッチリしているので、思わず「サラブレッドですか?」と聞いてしまいましたが。。
【スワヤマナイスガイ】という競走名で、中央1勝してました!!
オウガくん、疑ってごめんなさい。
彼は本当にナイスガイで、けっこう急な坂道もなんのその、ガツガツ登ってくれました。
深い緑の中、小鳥のさえずりや虫の声、小川のせせらぎが聞こえたり。
木の枝が横たわってて、即席の障害(かなり小さいけど)なんかもあったりして、まるで探検してるみたいでした。
でも、オウガくんは毎日通っている道なので、私が「うわっ」とか「なんだあれは」とかって上で騒いでいても涼しい顔。
初のトレッキング、オウガくんがパートナーでよかったです♪
ホロシリ乗馬クラブには、元種牡馬元競走馬たちがいっぱいいるんです!!
帝王賞・東京大賞典を勝った伝説の名馬アブクマポーロ☆
日向ぼっこしながらうたた寝してました!
オールカマー・中山記念などを制している、ダイワテキサス☆
こちらは初めて馬に乗る方にレッスンをつけているエイシンキャメロン。
初めて乗る馬がエイシンキャメロンて...
ここの馬たちは、びっくりするくらい大人しくて従順なので、初めての方でもすぐに曳く人なしで歩けるようになるのです。
少し慣れたら、近くの森をみんなで散策に行くんですよ。
アブクマポーロ、ダイワテキサス、エイシンキャメロンが!!!
なんだかすごい光景ですね。
この日はお休みしていましたが、普段はライブリマウントも初心者コースに登場するそうです。
本当に豪華なメンバーですね。
ここの馬たちがなぜここまで大人しいかというと...夕方から朝にかけて、集団放牧しているから。
左から、エイシンキャメロン・アブクマポーロ。
右にいるのは、おそらくマイネルボウノット。
集団放牧というのは、馬本来の過ごし方でストレスが溜まらないそうなんです。
馬の性質として、集団で離すと必ず群れのボスが出来るんですが、ここホロシリ乗馬クラブではエイシンキャメロンがみんなのボス☆
ボスといっても、馬のボスというのはちょっと特殊で。
猿山のボスやライオンのボスのように、「外敵から仲間を守る!」みたいな気持ちは全くないのです。
「一番最初に放牧地を出てご飯を食べる!」というのが主な役割。
その点、アブクマポーロはけっこう弱いと聞いてショックを受けたのですが...
1頭だけ大好きな馬がいて、その馬に他の馬たちがチョッカイを出してくると、本気で怒って戦うんだそう。
やっぱりアブクマポーロはかっこいいです☆
もうすぐここに、ナリタセンチュリーも混じる予定。
放牧地は2か所あって、まだエイシンキャメロン率いる強い組とは一緒に放牧してないそうなんですが、乗馬の方はだいぶ慣れて、そろそろ強い組に混じる段階。
この試練をクリアしないと、一緒にレッスンしたり森を散策したり出来ませんからね。
ちなみに、前はライブリマウントがボスだったのが、下剋上で後から来たエイシンキャメロンが天下を取ったそうなんです。
馬の世界も大変だ...
ナリタセンチュリーの登場で、エイシンキャメロンはどうでるのか、ボスが代わるのか...
また取材に行きたくなりました!!