金沢所属の金田一昌調教師が、通算1000勝を達成しました!
1999年6月の初出走から、約13年という短期間に成し遂げられた快挙☆
高崎が廃止になった後も希望を捨てず、金沢に移籍してからさらにパワーアップして勝利を量産しました。
現在はすでに1006勝と勝利を重ねているんですが、なかなか喜びのお写真が届かなかったため、記事を書くのが遅くなってしまいました...
1000勝達成記念のお写真はこちら↓
1000の文字をどう表現するか、かなり迷ったということですが...
さすが金田一先生!という傑作になりましたね☆
相変わらずお茶目な方です。
45歳という若さで1000勝達成という快挙を成し遂げたわけですが、次なる目標をお聞きしたところ、
『やっぱり、牧場で馬主さんと一緒に馬を見て、金沢でデビューした馬を全国に通用するように育てるのが夢ですね。
生え抜きがスターになれば地元のファンも喜んでくれるし、地方も盛り上がりますから。
今の現状は厳しいですが、常に目標はそこにあります!』
と話してくれました。
現在の地方競馬では、やはり中央未勝利からやって来た馬たちに席巻されるのが現実です。
もちろん、中央で力を発揮しきれなかった馬たちが、新たな活路を見い出す姿にも感動しますが、地元デビューというのもファンの心を大きくくすぐりますよね。
ここまで破竹の勢いで勝利を積み重ねてきた方ですから、次なる夢の実現もそう遠くないのではないでしょうか。
さぁ、明日は金田厩舎の二枚看板馬【ジャングルスマイル】&【タートルベイ】も出走する、金沢唯一のダートグレード『白山大賞典』です!!
*2日金沢 第10R『白山大賞典』 2100m 16:15発走*
まず最初の注目所は、【ジャングルスマイル】と【エーシンモアオバー】のハナ争い。
【ジャングルスマイル】は前走久しぶりを使って3着。まだ最高の状態までは戻ってないそうですが、それでも一時の夏負けからは脱したそう。
2010年には逃げて2着に粘っているだけに、金田調教師も「出来れば逃げたい」と仰っていました。
対する【エーシンモアオバー】は、抜群のスピードを生かして逃げの姿勢で結果を残して来た馬です。
今回、【ジャングルスマイル】の方が内枠に入ったことでプレッシャーはあるでしょうが、ゲートの出方次第ではスッと先手を獲れる可能性も。
この2頭がやり合ったらかなり速い展開になりそうですが、とにかくスタート次第、どんな戦いになるのか楽しみです。
本命は、この2頭を見ながら進める【ニホンピロアワーズ】。
勝ち切れない時でも常に善戦しているし、レースぶりの安定感はバツグン。
圧倒的な存在がいないこのレースでは、一番信頼できると思ってます。
◎12、ニホンピロアワーズ
〇1、ナムラダイキチ
▲8、ジャングルスマイル
△11、クリールパッション
☆7、ピイラニハイウェイ
続いて3日は大井で『東京盃』が行われますが、この日はわたしが原作を担当している漫画『優駿の門アスミ』の即売サイン会をやらせていただきます。
無事に4巻まで出すことが出来て、本当に嬉しいです♪
当日は18:15~トゥインクルステージにてトークショー、18:45~やまさき拓味先生の『優駿の門チャンプ』とともにサイン会開始です!!
お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。
大井競馬イベント情報
以上、お知らせでした。
明日は秋のGIシリーズ第1弾『スプリンターズステークス』、さらに地方競馬ではばんえい『岩見沢記念』&盛岡『OROカップ』が行われます!!
発走時間が早い『OROカップ』から見て行きましょう。
*盛岡30日 10R『岩手県知事杯OROカップ』 芝1700m 16:25*
地方競馬の芝王者決定戦ともいえる『OROカップ』には、今年も強力な遠征馬がやって来ました。
その筆頭は【リュウノボーイ】。
もともと岩手でデビューして、伝説の名馬【ロックハンドスター】と共に2歳戦を戦い、3歳で船橋に移籍しました。
移籍後も何度も岩手に遠征して結果を出しており、前走水沢で行われた『シアンモア記念』を快勝☆
改めて、高い存在感を示しました。
今回のポイントは久しぶりの芝コース。
2年前の『OROカップ』以来となります。
この時は1番人気に支持されましたが、好位からジワッと上がって3着という成績でした。
勝負所で持ったまま上がって行った割に、追い出してから甘くなった印象ですが...あれから2年。
さらに経験を積んだ今なら、芝でも十分戦えると思います。
対抗は地元岩手の【ワタリドラゴン】。
まだ3歳馬で、古馬との対戦は2度目。キャリアの面での不安はありますが、芝で走って来た実績は見逃せません。
前走は長丁場の2400m戦でしたが、好位からしっかりと折り合っての勝利☆
渋太い脚を見せてくれましたね。
このメンバーに入って、どのくらいやれるか楽しみです!
◎7、リュウノボーイ
〇6、ワタリドラゴン
▲10、ダイワマックワン
△4、ナターレ
*帯広30日 11R『岩見沢記念』 200m 20:05発走*
ここは別定戦で、800キロ~830キロを曳く戦いです。
注目は【キタノタイショウ】。
9月に入ってから2戦2勝と絶好調。
今回のポイントは、一気に斤量が重くなるところ。
830キロは一度しか曳いたことがなく、その時は2人気4着に負けているのが気になりますが...。
現在の勢いに乗って、重量も克服して欲しいです。
一時は無敵を誇った【カネサブラック】は、今年に入ってどうも陰りが見えています。
それでも、斤量が重くなっていくこの時期には一番信頼出来るのでは。
王者復活を期待しています。
◎3、キタノタイショウ
〇4、カネサブラック
▲7、ホクショウダイヤ
△6、ナリタボブサップ
地方競馬最大の祭典JBCへと続く、『日本テレビ盃』。
今年のメンバーを見てみると、王者降臨というよりは、ここから新たな王者が生まれるといった印象です。
*26日船橋 10R『日本テレビ盃』 1800m 16:15発走*
注目はやはり、2連勝中の【ソリタリーキング】。
あの【ヴァーミリアン】の弟ということで早くから注目されていましたが、前走で初タイトルを奪取して、いよいよダートの頂点へ向けて階段を上り出しました。
その前走『東海ステークス』では、好位につけて勝負所は間を割る形で伸びて来ました。
すでにダートグレードで活躍している【ニホンピロアワーズ】を捉えての勝利というのも、力を計る上で大きいですね。
ただひとつ気になるのが、地方場所初挑戦ということ。
前走もそうですが、けっこう押して行かないと前に行けないし、勝負所でグイっと伸びるというよりは、直線で前を捉えるレースぶり。
小回りの船橋の場合、向正面から気合いをつけて、3,4コーナーはトップスピードで入って行けないとちょっと厳しいのです。
能力的には十分ですが、小回り経験という一点を考慮して対抗にします。
本命は船橋で勝った経験もある【ランフォルセ】。
ものすごく入れ込むと力を出し切るのが難しいので、当日の気配は重要ですが。
昔に比べるとだいぶ落ち着いてきたし、とにかくスタートが上手になったことが大きなポイント。
『かしわ記念』や『帝王賞』では上位の馬に離されましたが、自分の競馬が出来れば強い馬です。
今回、ペース的にはそこまで速くならないだろうし、人気馬の中ではこの馬が一番前にいて展開を引っ張る存在になりそう。
『ダイオライト記念』のようなレースを期待しています。
もう1頭、初の地方登場なのが【サイレントメロディ】。
目の覚めるような末脚で、『マーチステークス』を制した実力馬です。
ただやっぱり、後ろから行くのがかなり気になる...。
鞍上戸崎騎手ですから、早め早めの競馬は見せてくれるでしょうが、それでもやっぱり気になるところです。
『オーバルスプリント』では4着に負けた【ダイショウジェット】は、超大型馬だけに一度使った効果は大きいでしょう。
安定して力を発揮してくれるし、このメンバーに入っても上位争いをしてくれそうです。
◎8、ランフォルセ
〇9、ソリタリーキング
▲3、サイレントメロディ
△7、ダイショウジェット
☆11、マグニフィカ
先日行われた、SJT出場枠を賭けたワイルドカード。
優勝したのは、福山の岡田祥嗣騎手でした!!
左から、3位の藤田弘治騎手、岡田騎手、2位の永森大智騎手。
すごくいい笑顔ですねー☆
全国からリーディング2位(南関東5位)&委員会選定騎手の12名が集まった今回のワイルドカード。
SJT本選に負けず劣らず豪華なメンバーで、熱いレースを見せてくれました!
まず第1レースは、1番人気【ニシノアンブレ】騎乗の吉原騎手が逃げて、外から岩橋騎手、田中騎手が迫り速い流れで進みます。
勝負所の3,4コーナーでは、好位にいた岡田騎手【シーチャパラル】が馬なりで先頭に並びかけ、そのまま突き抜けて7馬身もの差をつけて圧勝☆
2着は岩手・齋藤騎手騎乗の【インヴァネス】、3着は愛知・柿原騎手騎乗の【リュウノクラウン】が追い込む結果となりました。
1着:岡田祥嗣騎手・福山
2着:齋藤雄一騎手・岩手
3着:柿原 翔騎手・愛知
4着:永森大智騎手・高知
5着:吉原寛人騎手・金沢
続く第2戦は、1番人気・永森騎手【キュートアイ】が好ダッシュを決めてハナ、藤田騎手【マイニングゴールド】が2番手へ。
3,4コーナーは前2頭が馬体を併せて一騎打ちの様相。
直線で藤田騎手が前に出ると、渋太く粘る永森騎手を振り切って1着でゴール☆
2着は粘った永森騎手【キュートアイ】、3着は大井・坂井騎手【ボーマタン】が追い上げました。
1着:藤田弘治騎手・金沢
2着:永森大智騎手・高知
3着:坂井英光騎手・大井
4着:岡田祥嗣騎手・福山
5着:柿原 翔騎手・愛知
ということで、総合上位はこちら↓
1位: 岡田祥嗣騎手 福山 1着 20P 4着 11P 31P
2位:永森大智騎手 高知 4着 11P 2着 15P 26P
3位:藤田弘治騎手 金沢 7着 5P 1着 20P 25P
4位:柿原 翔騎手 愛知 3着 13P 5着 10P 23P
5位:齋藤雄一騎手 岩手 2着 15P 7着 5P 20P
第1戦目、岡田騎手はかなり強いレースでインパクトが大きかったけれど、それよりも印象に残ったのは第2戦目の騎乗ぶりです。
向正面早々から手が動いていて、とにかくずっと追っていました。
SJTに出場するために、1頭でも前に行きたいという気持ちが現れているようだったし、馬も頑張ってくれて4着に踏ん張り、見事総合優勝を果たしました!
これでSJT最後の1席が埋まって、今年の出場騎手が決定しました。
・五十嵐冬樹(北海道)
・村上 忍(岩手)
・戸崎圭太(大井)
・的場文男(大井)
・森 泰斗(船橋)
・真島大輔(大井)
・吉田晃浩(金沢)
・尾島 徹(笠松)
・戸部尚実(愛知)
・木村 健(兵庫)
・三村展久(福山)
・赤岡修次(高知)
・山口 勲(佐賀)
・岡田祥嗣(福山)
という超豪華14名で、ワールドスーパージョッキーズシリーズ出場権を賭けて戦います。
第1ステージは10月5日(金)、大井競馬場で行われ、ここで上位12名のみが第2ステージへ。
最終決戦の第2ステージは10月19日(金)、佐賀競馬場で行われます!
今年は誰がWSJSへの切符を手に入れるでしょうか♪
明日はいよいよ、高知競馬場でSJTへの出場権を賭けたワイルドカードが行われます!!
昨年残念ながら荒尾が廃止になってしまったことで、SJT出場枠が1つ空くことに。
その1つの切符を巡って戦うワイルドカードは、SJT出場が叶わなかった、各地のリーディング2位(南関東5位)や委員会選定騎手というメンバーですが、その顔触れはかなり豪華☆
・岩井勇二(北海道)
・齋藤雄一(岩手)
・坂井英光(大井)
・今野忠成(川崎)
・藤田弘治(金沢)
・吉原寛人(金沢)
・向山牧(笠松)
・柿原翔(愛知)
・田中学(兵庫)
・岡田祥嗣(福山)
・永森大智(高知)
・鮫島克也(佐賀)
SJTに出場してても全然おかしくないメンバーたちです。
*21日高知 第8R『ブロンズサドル賞』 1300m 19:00発走*
ジョッキーレースはただでさえ判断が難しいですが、登録馬のメンバー構成を見るとさらに難しい...
本命にしたのは、鮫島克也騎手騎乗の【ソシアルセンプー】。
牝馬とは思えないような超大型馬。
好位から競馬が出来るし、安定して走れているのも魅力です。
スタートがバツグンに上手い鮫島騎手なら、逃げもあるんじゃないかなと思います。
高知はやはり前に行った方が有利ですから、ここは積極的なレースを期待しています。
対抗は、吉原寛人騎手騎乗の【ニシノアンブレ】。
高知に移籍して来て2戦目となった前走はレースぶりが一変。
逃げて強い内容で押し切りました。
逃げて良し、番手に控えても良しとレースに幅があるし、このメンバーに入っても十分戦えると思ってます。
◎9、ソシアルセンプー
〇5、ニシノアンブレ
▲1、ミドリノオトメ
△4、インヴァネス
*21日高知 第9R『ブロンズホイップ賞』 1400m 19:30発走*
ここも見方が難しいですが...
本命は向山牧騎手騎乗の【ジド】にしました。
実力的にはB級の上位に位置。前走は2番手から粘って2着を確保しました。
メンバー的にも先着した馬が多く、道中の追走も楽なのでは。
新潟の名手の底力に期待しています!
対抗は、田中学騎手騎乗の【オラクルメサイア】。
中団から差して来る馬なので、出来れば前がやり合ってくれた方がいいですが、大崩なく安定して結果を出してくれるところが信頼出来ます。
剛腕・田中騎手に追われてどんな末脚を見せてくれるか楽しみです。
◎9、ジド
〇4、オラクルメサイア
▲6、キュートアイ
△1、ボーマタン
ジョッキーレースはなかなか人気通りに決まらないのが面白いところ。
どのジョッキーが出場権を手にするのか...結果が楽しみですね♪